千早茜のレビュー一覧

  • 女ともだち

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    読書の幅を広げるアンソロジー
    女性作家8人8作品収録されている
    読み始めると表題のタイトルから発展するドラマは、あぁこうなるのかと遅れて思い至る
    この辺りは読者の性差で大まかに分かれるのではなかろうか
    物語的には男女関係がメインとなる
    好きな話は、阿川佐和子さんの『ブータンの歌』、森絵都さんの『獣の夜』でした
    本の構成が、どろどろ→人生→奔放という感じだったので、読後感は悪く無かった

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    2026年03月08日
  • あとかた

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    連作短編集。
    淡々としているようで内側ではグツグツとした熱さを持ったような話。

    変わらないもの、終わらないこと、
    欲しくなって探したくなる時あるよね、分かる。
    自分だって日々変化していくのに矛盾しているなと思うけど。

    自分の中にそんなものを見つけて、
    置いておけたら最強だよな。

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    2026年03月07日
  • マリエ

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    ネタバレ

     読みやすかった。でも、本当の意味で、この話を理解できていないような気がする。もう少し年齢を重ねて読んだら今より気付くこともあるのかな。

     「離婚」も幸せになるための選択肢の一つ。どんな風に捉えるのかは人それぞれですけど、私はそう思いたい。「離婚ゼクシィ」できたらいいな。

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    2026年03月06日
  • 人形たちの白昼夢

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    Xでフォローしてる好きな雑貨屋の店主の過去の呟きで見て気になっていた短編集。電子書籍にて購入。読み終わって他の方の感想見てからどの話にも人形と青いリボンが出てくることを知った。意識してもう一回読みたい。話の中ではモンデンキントが一番好きだった。親しくしていたらクラスメイトに関係を茶化されて噂だけ大きくなって結果一緒にいられなくなる…って学生の間で普通によくありそうで想像しやすかったから感情移入して苦しくなった。この短編集の中でこの話だけ現実的で異質だった気がする。他の話はおとぎ話や昔話っぽい。他印象に残ったのは、食事と共に過去の記憶が紐解かれていく話のスヴニール。罪人達が文字を知り心の光と闇が

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    2026年03月06日
  • しろがねの葉(新潮文庫)

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    山の描写がいい。

    本当に山んなか走り回ってる気になる。
    走り回ったりなんかはできないのに。
    ウメになりきる。
    本当気持ちよくって、なのに、こうもどかしい。
    ウメの気持ちが痛いほどよくわかる。

    そんなことが一番で、あとはー
    面白いんだけんどもな。
    ↑ウメになる

    あらすじでは、
    生きることの苦悩と官能を描く直木賞。
    と、なってるでな。

    ま、そだわな。

    ウメの一生が走馬灯のように駆け巡る一冊でごんす。

    なんだかな。
    なんだろ、ウメ。無駄にモテる。笑

    あとはーなんだろ。んーなんだろー

    解説が北方謙三で大興奮!
    すごいよなぁープロが解説したらこんな紹介になんだなぁーって、思って読んだが、

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    2026年03月05日
  • マリエ

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    ネタバレ

    千原さんの作品は2冊目ですが、今回はそんなに生々しくなくまずまずついていけました笑。
    小さな目次が各パートごとに3つの言葉がありとても好感が持てる目次でした。でもまりえさんはどうもずるい女性のような気がして苦手です。共感できる部分は感じられませんでしたが、少し胸を打つ言葉が数個あり、思わず付箋の出番になりました。もしかしたらまた続編があるような終わり方でしたが、どうでしょうか。

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    2026年03月05日
  • 犬も食わない(新潮文庫)

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    ネタバレ

    得をしない小説。まさにそう。

    あ〜そんな時もあったな、とか人の恋愛はイライラする、とかあのヒステリックになられて逆に冷める感じ、とか

    食を楽しめない人とはその部分において一生わかりえないのだろうな

    セブンルールという番組が大好きだったんだけどあのVTRにあのスタジオの自由気ままなタレントたちの空気感が絶妙だった
    そこでちゃんと人として知った尾崎世界観を見たくなって手に取った一冊

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    2026年03月04日
  • 西洋菓子店プティ・フール

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    同じ人物が主役になったり助演になったりする連作短編。群像劇というには登場人物が固まってて読書体験が少ない人でもわかりやすい。

    お菓子という見た目がかわいくて、みんなが大好きな物を共通点としながら、それを囲む自分と相手(他人)は違う人なんだよ、ということが共通したテーマになっていた気がする。

    そしてそれは、誰かと共に生きている人なら共感する人が多いのではないかと思う。

    いろんな人物が出てくるが、スイーツ巡りを一緒にしているパティシエ志望の男友達のことが好きなネイリストのミナの話が一番好きでした。

    ミナには仕事も恋も頑張って欲しいと思うし、女性ばかりの職場で、聞かれてもわからない絶妙なあだ

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    2026年03月04日
  • 神様の暇つぶし

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    父親より歳上の人との恋とはどんなものなのかと気になり読み始めると、帯にも書いてあったが苦くて重いなと思った。

    様々な描写も生々しかった。
    「みんな自分の恋愛がきれいなんだよ」の一節がその通りかもしれないと思った。

    里見の関わり方もいいなと。
    優しいのかそうでないのかどちらともとれるやり取りがよかった。

    他の作品も読んでみたいと。

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    2026年03月03日
  • さんかく

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    3人の食と生活と恋愛のお話。

    高村さんと暮らす伊東くんは
    居心地が良かったんだろうな、
    食が合うのって大切。
    恋愛では無く寂しいを埋めるとも
    違うような距離感で面白い。

    誰かと食べる、1人で食べる、外で食べる
    家で作って食べる。
    毎日何年も繰り返しているとその一回を
    深く考えることって無い。

    これから少しの期間ご飯の時に
    こんな事思いながら食べるのかな。

    バインセオー

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    2026年03月04日
  • 眠れない夜のために

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    不思議と眠れない日はあるけど、それぞれの眠れない夜の過ごし方があって、ほっこりする。
    交通事故で寝たきりになってしまった妻を見つめる旦那さんは、切ないけどいいなと思った。

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    2026年03月02日
  • さんかく

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    食べ物のお話やきちんとした生活の話が好きで、内容的にはハマる本。ただ、高村さんにあまり温度感を感じず、思ってたより食べ物のおいしそうさが響かずすこしだけ残念。

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    2026年02月27日
  • マリエ

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    綺麗な文章、表現の小説だなと思った。
    香りや食べ物、飲み物の表現が素敵で、丁寧な暮らししたくなる。

    登場人物に共感できる部分はあまりなかったけど、やっぱり結婚に固執しない、一人で生きていける力や趣味は必要だなと改めて思った。

    そして由井くんが沼。まりえと由井くんが穏やかな時間を築いていけますように…。

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    2026年02月27日
  • ガーデン

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    人と深く関わらない淡白な男性の一人称と、濃密な植物の描写が印象的。主人公の人との距離感に共感するのと同時に、離れていく女性達の気持ちも理解できてしまいます。読んでいて空気感や匂いを感じる作品でした

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    2026年02月26日
  • ひきなみ

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    ネタバレ

    桑田葉→松戸葉
    小学六年から母の育った香口島で祖父母と暮らす。両親が離婚し、松戸姓になる。働きはじめてから演劇やダンスの公演の感想を書くSNSをはじめた。

    洋子
    葉の母。

    祖母

    桐生真以
    高速船で出会った。隣の亀島に祖父と暮らしている。脱獄犯と一緒に島から逃げた。
    『Wake』というアクセサリーブランドの製作・販売をしている。

    葉の祖父
    みかんやレモンを育てている。

    携帯電話を取った男の子。

    桐生平蔵
    亀島の別荘の管理人をしている。

    ヒロミ
    葉と同じ学年の女の子。

    木村
    葉の担任。二年前に島に来た。

    葉の父
    えらい先生になりそこねたらしい。大学で居場所がなくなった。

    葵れも

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    2026年02月25日
  • 眠れない夜のために

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    ああ、わかる。そんな夜があるよね。
    尖った感情は、やわらかい言葉で包んで、優しく美しく語られるから、心のさざ波もおだやかなものになっていく。
    眠れない夜は、こんな物語が傍にあるといい。

    文庫化はしないらしい。
    絵本のような単行本。

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    2026年02月24日
  • マリエ

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    一章が短くて、読みやすい一冊
    個人的には、すごく面白い!というわけではないけれど、同性としては沁みる部分も多かったな。
    主人公の心情の風景で表していて、綺麗な表現だなと。
    春雨とか秋雨とか、ちょっとしっぽりした日にちょうど良さそうな本でした。あとは、少しずつ読み進めたいときとか、寝る前とか。

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    2026年02月21日
  • さんかく

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    とにかくご飯の描写が美味しそうで食べたくなる。
    うーんこんな三角関係になる未来は自分にないと思いますが、選択肢があると迷うのはそうだなーと思ったり居心地の良さ、生活みたいなのと、好き・心動くは別なんだというところもあまり自分にはない部分ではあった。

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    2026年02月21日
  • こりずに わるい食べもの

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    やっぱりどれも美味しそう…( *ºρº)
    と、思いながら読んでいました。
    この「わるたべ」は大抵、食べ物のお話なのですが、たまに千早さんの作品にまつわることも書いてあったりします。
    「しろがねの葉」「マリエ」なんかは千早さんのエッセイで知り、読んで見事にハマりました。
    この「こりずにわるい食べもの」もなにか本を書くための旅行の話とか食べものの話とかあるかな〜、と期待していましたが、今回はそれはありませんでした。

    でも、海老の頭の話や、コロナの予防接種後の食欲の話など、面白くて笑ってしまう話もあって、個人的には満足です。

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    2026年02月18日
  • 正しい女たち

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    この本を読んで色んな女、男、人間がいると感じた。それとともに、私はこの本のどの人間にも属さないと感じた。それが自分の幸せだし、周囲に関心を持たない人間の特権だと思った。改めて人と比べて生きていくことは容易で苦しい。そう感じた一冊だった。

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    2026年02月18日