千早茜のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
高橋源一郎さんのラジオで紹介されているのを聞いて読んでみた。
同じ状況でも「気づいてしまう人」と「気づかずスルーする人」がいると思うが、
「女であること」で少なからず嫌な思いをした経験は誰にでもあると思う。
痴漢について、本筋からはずれるかもしれないが、これだけ多くの女性が被害に遭ってる、ということはそれだけ痴漢をやったヤツがたくさんいる、ということよね?
もしかしたらそこにいる善良そうなおぢさん、爽やかそうなお兄さん、しょぼくれたおじいさんだって!
それでもみんな知らんぷりして普通の生活をしているんだろう、と思うとものすごく腹立たしい。
またまた話がズレるが最近読んだ大谷晶さんが自分をすごく -
Posted by ブクログ
女の子なのに。子供なのに。
あいつの子供だから。これだから女は。
勝手に偏見を持たれて、勝手にいなげな子(変な子)と噂され仲間外れにされる。
みんなとは違うから。みんなと違うってなんだろう。
違うってことが当たり前であるはずなのに、人は自分の常識とちょっとズレた人を見れば「変な人」と距離を置く。
他人は分かり合えるはずがないと子供ながらに理解し、
船が通った跡、「ひきなみ」のように自分たちで自分の生きる道を作って進んでいかなければならない境遇にある
真以と葉はとても強い子だし、私にはカッコよくさえ見えた
「なんで」という言葉についてすごい考えさせられた。
なんでって口にしてる時点でそれ -
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Posted by ブクログ
ネタバレ三角関係未満の女、男、女のお話。高村さん、伊東くん、華の話が順番に書かれて繰り返されている!
伊東くんの彼女さん(なんだよね?)のお話は最初何だか難しいしちょっとグロい気がして半分適当に読んでしまったけど:( ;´꒳`;)汗
各章のタイトルにもあるように食べ物のお話がたくさん詰まった1冊でした。どのご飯も美味しそうだなぁ、私も食べてみたい(*ˊ˘ˋ*)
食の好みが合うって大事だと思う今日この頃。
とはいえ、彼女がいるのに別の人と同居を始める伊東くんは意味が分からないけど。まあ高村さんも確認はしてないんだが…。お互いに責任がない関係だから楽ってのはあったんだろうけど、、。あと伊東くんあんなに