千早茜のレビュー一覧

  • こりずに わるい食べもの

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    やっぱりどれも美味しそう…( *ºρº)
    と、思いながら読んでいました。
    この「わるたべ」は大抵、食べ物のお話なのですが、たまに千早さんの作品にまつわることも書いてあったりします。
    「しろがねの葉」「マリエ」なんかは千早さんのエッセイで知り、読んで見事にハマりました。
    この「こりずにわるい食べもの」もなにか本を書くための旅行の話とか食べものの話とかあるかな〜、と期待していましたが、今回はそれはありませんでした。

    でも、海老の頭の話や、コロナの予防接種後の食欲の話など、面白くて笑ってしまう話もあって、個人的には満足です。

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    2026年02月18日
  • 透明な夜の香り

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    ネタバレ

    風景や料理の描写が綺麗だった。
    香りにまつわる人間関係の話がメインだったので、香料についての描写がもっと欲しかった。
    新城が良いキャラだったので幸せになってほしい。

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    2026年02月18日
  • 正しい女たち

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    この本を読んで色んな女、男、人間がいると感じた。それとともに、私はこの本のどの人間にも属さないと感じた。それが自分の幸せだし、周囲に関心を持たない人間の特権だと思った。改めて人と比べて生きていくことは容易で苦しい。そう感じた一冊だった。

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    2026年02月18日
  • 私の身体を生きる

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    ネタバレ

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    アンソロジー、あまり読んだことがなかったので読めるか少し心配でしたが、

    いろいろと、それぞれに、自分の身体に関する記憶や経験が書かれていて、

    無事読めました。

    ワンテーマを通して、こんなに豊かなアンソロジーができるんだなーと、やっぱ一流の作家さんたちだからかと思いますが、読者としても自分自身の経験について振り返る機会になったり、他者について少し想像する機会になる、とても良い本だったと思います。

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    2026年02月18日
  • 正しい女たち

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    読みやすい文章でサラッと読めたものの、内容は心がざらつくものが多かった。女性について細かく描写してるのは流石だったものの、良くも悪くもそこまでで終わってしまってるので、もう一歩踏み込んだ話があれば心動かされたかも。

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    2026年02月15日
  • 神様の暇つぶし

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    「みんな自分の恋愛がきれいなんだよ。
    自分たちの恋愛だけが正しくて、
    あとは汚くて、気持ちが悪い。」

    その通りだと思います。
    終始、気持ち悪かった。
    でも自分が絡んだらって考えると、
    きっと勝手に綺麗に染めるんだろうと思う。
    溺れさせられたっていつかは色褪せます。

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    2026年02月15日
  • 正しい女たち

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    この作者さんの既刊をボチボチと読んでいく、の7冊目。
    なんとなく話題にしにく、でも誰かと話したいことをテーマに描かれた6つの短編集。
    前の話に出ていた人物が登場したりするが、さり気なさ過ぎて気が付かなかったり…。

    ここで言う「正しさ」は「常識」「ノーマル」「まとも」「建前」「正統」で、「正しくない」はその反対語という感じかな。
    誰にも言わないが心の中で思っている本音や欲望に対して、何が正しくて何が正しくないのか突きつけてくるお話は何気に複雑。

    生々しくて妖めかしくてアブノーマルでちょっぴりホラーな「偽物のセックス」が面白い。
    これだけでなく、『若い女は可愛げがある』とか『女はみんなこの「バ

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    2026年02月16日
  • なみまの わるい食べもの

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    わる食べシリーズ

    転居、再婚、直木賞受賞と怒涛な日々に翻弄されながらも
    「好きな時に好きなものを好きなだけ食べる」
    を貫く。

    姪っ子愛も感じられる楽しい1冊

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    2026年02月15日
  • 赤い月の香り

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    続編から読んでしまった(⊙⊙)

    ・朔がとても魅力的な人だなと思った
    ・美しい世界を描きたいという気持ちは伝わってきた

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    2026年02月14日
  • マリエ

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    2/14

    至る所に香りがででくる。
    繊細な文章でとても読みやすい。

    様々な選択肢がある世の中だけど、私は自分の結婚生活を大切にしたいと思えた。

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    2026年02月14日
  • 私の身体を生きる

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    リレーエッセイ方式で17人の書き手が
    『私の身体を生きる』という性をテーマに綴った作品。

    想像していた感じと、かなり違っていた。
    同じテーマでも書き手によって随分とみえる世界が変わるものだ。編集者から依頼された形で綴っているためか、何となく及び腰に感じる作品も少なくない。

    女性しばりでリレーエッセイ集にした意味する所も、問いたいが、赤裸々告白をするものから、トラウマ的な内容を飄々と語ったものまで、多種多様・・・

    トップバッターの島本理生さんの作品だけは、眠っていたような共感が呼び起こされる様な感覚があった。
    恋愛ものがお得意な作家さんだけに、性の役割にも飄々と鋭い着眼点をお持ちだ。

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    2026年02月13日
  • マリエ

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    結婚生活で恋愛要素がなくなるのは、ステージが変わったからで。また恋愛がしたいって別れを切り出されるなんて胸糞。でもちゃんと前に進むのが良かった。進んでいく婚活の盛り上がらない感じに、年下の子に惹かれていく感じ、わかるわかる。でもまあ、年下彼氏との恋愛は、結婚がチラつきだすまでは楽しいしかない。同時期に出会っているからこそ選ぶことはないが、後に、一緒に山を登れる人の方が良かったりするのかなぁと思ったりもする。今はゆいくんが可愛い。今が良ければ、の段階で終わった。

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    2026年02月13日
  • マリエ

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    自分と境遇が似てる主人公に興味が湧き文庫になったタイミングで購入。

    恋愛において感覚が大事だったり、理屈じゃないよねっていうところに共感した。
    年下男子との出会いも素敵だった。
    マリエみたいな大人な考えの女性でも恋愛に振り回される瞬間ってあるんだな、と安堵した。

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    2026年02月12日
  • 雷と走る

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    ネタバレ

    異国(アフリカ)に一家で住んでいる時に飼っていた番犬の虎は、犬の中でも獰猛な犬だったが、当時10歳のまどかは不思議と心から愛情をもっていた。その犬を愛しい、そして日本に連れて来られなかった気持ちは分かるが、虎にとってもその方が絶対良かったし、主人公が何故そこまで想うのかが分からない。どんなに思っても、そこは獣、野性味が強い虎の方は、まどかをそこまで愛していたのだろうか、と思ってしまった。

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    2026年02月10日
  • 眠れない夜のために

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    西淑さんの精巧な絵を楽しみながら千早茜の小説を楽しめる素敵な本
    短い物語がたくさん詰まっていて、寝る前の「(明日に支障が出ない程度に)ちょっと読みたい」を満たしてくれる

    全部夜がテーマの小説で、静かで透明なイメージ

    木守柿の話が印象的だった…
    これから私は葉のない木に残った柿を見るたびに、このことを毎回思い出す
    生活に変化を与えてくれる読書ができたの嬉しいな!

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    2026年02月02日
  • ひきなみ

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    千早茜さん。
    気になっていたけれど、今回はじめましてかな?と思っていたら、かなり前に『西洋菓子店プティ・フール』を読んだことがあった。
    なるほど、そういう感じの作風なのね。
    と腑に落ちた。

    女性の生きづらさを重めのエピソードで描いた作品。
    第一部は少女時代。
    心の病気で不安定な父親がいるから(?)島に預けられる。
    完全なる男尊女卑の前時代的な閉鎖空間で、主人公の思いも及ばない理由で追い詰められていた少女と出会う。
    強い彼女に憧れるけど、彼女はイマイチ自分に心を開いていないように感じて不安になる矢先、脱獄犯と一緒にいなくなってしまう。
    第二部は大人になってから。
    女性であることが理由で受ける、

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    2026年02月02日
  • 私の身体を生きる

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    「私の身体を生きる」というテーマのエッセイ集。
    びっくりした内容もあった。自分の性を語るのは難しい、

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    2026年02月01日
  • 男ともだち

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    ・私は誰を受け入れても同じ味だ。精液と同じで、おいしくもまずくもない。愛していれば違う味なのか、とは思ったりする。
     特別に想う男がいればこんな夜は罪悪感の苦しみくらいは味わえるのかもしれない。
     P.73

    ・誰を責めるでも、恨み言をはくわけでもなく、原爆ドームはその悲惨な姿をひっそりと晒していた
     この慎ましい静けさは何だろう。これこそが、祈りだ。そう思った。本当の祈りとは、このように慎ましくて強く確かに在るものものなのだ。
     P.292

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    2026年01月31日
  • 赤い月の香り

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    前作を読んでいなかったからか、ちゃんと言葉にしようとすると、するっと逃げていく感じの読後感。

    登場人物が掴みきれない感覚のまま、それでも美しい文章に惹かれて一気読みでした。
    朔と一香の関係が気になるので、透明な夜の香りも読んでみようっと。

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    2026年01月30日
  • 男ともだち

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    恋人同士じゃない男女が、一緒の時間を過ごす理由はお互いが楽で気兼ねなく過ごせるから。寂しくなれば、その時いつ連絡しても大丈夫な相手だから。

    主人公と男友達のハセオの2人はとても似たもの同士です。しかし男女とはいえ、それぞれの屑っぷりがすごい。また、それを互いにわかっていながら本気で非難しません。

    ありのままを受け入れてくれて、まともな大人へ軌道調整してくれる、でも男女間の付き合いはなし。一定の距離を保ちつつ友人関係を保っています。

    応援されるのも、することにも疲れる場合ありますよね。だまってこっちが呼ぶまではほっといてくれる、そんな男ともだちが理想かも。

    主人公が、途中から仕事に真摯に

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    2026年01月25日