千早茜のレビュー一覧

  • しろとくろの偏愛

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    餅とチョコレート愛が詰まった話
    餅…和菓子って日本人の心、季節感が伝わる食べ物
    季節ごとに色や型や味までも変化し、それを楽しむ事が出来る
    チョコレート…季節感というよりもイベント感が強い食べ物だと思う
    甘いものを一口味わうだけで笑顔になり幸せを感じさせてくれる

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    2026年10月11日
  • 燻る骨の香り

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    千早茜さんの「香り」シリーズ!
    『燻る骨の香り』って凄いタイトル…
    装丁と相まって読む前から冷んやりとした美しさに魅せられてしまった。

    物語の舞台は、京都の香老舗 瑞雲堂。
    香の才能に恵まれた妹の丹穂が亡くなり、姉の真奈は丹穂の死後、引きこもってしまった父の代わりに、社長代理をつとめていた。そこへ丹穂との約束を果たすため、天才調香師 小川朔が現れる。

    仄暗い空気感と、絶妙なミステリー要素が絶えず続く物語。繊細な香りの描写も、今回は人間の醜い部分を暴いたり、利用されたりする内容が多く、眩暈で酔いそうになった。

    ラスト数頁で少し救われたものの、全3部作のなかでは一番暗く鬱々とした内容かもしれない。

    唯一、小川朔と新城のコンビに癒された。

    香りシリーズは感性に訴えかけてくる作品で、香りと匂いの描写と、心情の細やかな機微がとても丁寧に描かれた作品だと思う。
    この空気感が好みの方には余韻まで愉しめそう。

    ただ、私だけかも知れないが、前作までと同様に所々場面切替に戸惑う箇所があり、読みづらさを感じたのが少し残念だった。

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    2026年10月10日
  • 犬も食わない(新潮文庫)

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    千早茜さんの名前が目に止まり、手に取った。
    千早作品らしいなんだか煮え切らないけれど憎みきれない男女関係を、男性目線女性目線で書き手が異なるという作品の形がキャラクターをリアルにしていて、魅力的だった。

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    2026年10月10日
  • 眠れない夜のために

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    綺麗で比喩がある言葉であまり深く考えずとも感じれる本。
    眠れない夜がテーマだからなのか、少し物悲しい内容もあったけどほんのり悲しくてほんのりあったかくなるような話

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    2026年10月07日
  • 透明な夜の香り

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    この香りシリーズはずっと読みたかったもの。
    まず第一に丁寧で美しい表現にうっとり。
    洋館での暮らしぶりや、作る料理、感じること全て。
    また、朔さんと一香の繊細な距離感がなんとも言えずいじらしい。脇をかためる新城、源さんとの関係性もいい。最後のシーンはとても素敵でお気に入り♪
    上手く言葉にできない”香り”をテーマにした作品だが、とても心に響く作品だった。
    続きが非常にたのしみ。

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    2026年10月07日
  • しろとくろの偏愛

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    千早さんが好きな『餅』と『チョコレート』について綴ったエッセイ。私はどちらも好きだけど、著者の熱量が凄すぎて私なんて好きと言っていいのかと思うレベルだった。
    一つのタイトルが短いのでサクサク読めて、挿絵も素敵。個人的には餅って家で食べるものなのでお雑煮専門店とか気になるお店もたくさんあった。
    チョコレートは毎年のサロンデュショコラに行くこともあるので食べたことのあるお店もあれば、名前くらいは聞いたことのある…というお店など様々。読んでいるとなんだかお餅かチョコレートが食べたくなって来ちゃいます。

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    2026年10月05日
  • さんかく

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    お料理の描写がたっぷり味わえます。京都の町屋の感じもよい。登場人物が三人。だから『さんかく』なのかな。三人とも、個性強め。

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    2026年10月05日
  • 透明な夜の香り 赤い月の香り

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    透明な夜の香りの続編。前作を読んだのが2、3年前だったため、もう一度読み直してから本作を読んだ。
    やはりこのシリーズの作品は、香りの描写はもちろんだが、洋館の周りの自然描写がとても細かく丁寧で、四季の移ろいに伴う自然の変遷がありありと感じることができ、またこの作品の中に戻ってこられたことに嬉しさを感じた。
    主人公は前作の一香から満にかわっているが、小川朔をはじめ、一香や新城、源さんといった登場人物は引き続き物語に関わってくるので前作を読んだ方は懐かしい気持ちになれると思う。
    個人的に満の怒りっぽく神経質な性格があまり合わなかったため、序盤は少し読みづらかったが物語が進むにつれ、満の過去が明かされ、その性格に納得感を感じるようになった。再び読み返すと、だから他人の事情にあそこまで怒りを感じるのかと気づくことができた。
    前作の静かに落ち着いた世界観が好きだったため、今作はそれよりも怒りや色気の描写が加わっており、個人的には前作の方が好みだったが、それでもやはりこの香りに関する描写はこの作品でしか感じ取れないなと思った。この作品の続編があると聞いたので、それも読んでみたいと思う。

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    2026年10月05日
  • 神様の暇つぶし

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    自分だけは特別。好きな人のことになるとなぜかそう思ってしまう。不安な一方で、自意識過剰にまで思ってしまうこの自信はどこからくるのだろう。
    一度は経験したことがある感情に共感すると思う。

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    2026年10月05日
  • 神様の暇つぶし

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    うーん、たしかに良いんだけど。良いんだけど。
    面白いんだけど、たぶん愛とか恋とかセックスとか、そうなるよね…そうだよね…って感じになってしまった!
    たぶん、テーマが、わたしの得意ではなかっただけ。

    リアルだし、心のザラザラした部分を感じ取れるしすごいんだけど、直接的なシーンやことばがなくても情景的な文章がとても素敵につくりだせる方だと思っているから。表面的にしか感じ取れなくて、ちょっと悔しいのかも?今回は私にはあまり合わなかったかも!

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    2026年10月04日
  • あとかた

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    「逃げたかったら逃げ続けたらいいさ。逃げられる場所も時間も限られてるってことには、とことん逃げてみなければ気付かないもんだ。」

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    2026年10月04日
  • 夜に啼く鳥は

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    身体の傷も老いも治してしまう「蟲」をまとい、祖先の記憶を持ちながら不老不死の人生を歩み続けている「御先(みさき)」。同じ不老不死の力を持つ「四(よん)」と出会い、物語は2人がバディとなって進んでいく。
    本作において不老不死の力を持つことは途方もなく孤独に描かれていて、実際終わりがない人生というのはかなり辛いものなのではないかと思わされた。
    人は当たり前のように傷ついて、老いて、それぞれに与えられた有限な時間を全うすることしかできないから、自分や周囲を愛し大切に思えるのではないだろうか。
    「神話」のような要素、
    「特別な能力」を持った登場人物、 
    「バディを組んで他者と対峙し、自分自身とも対峙していく」物語の構成など、
    千早茜さんの得意とする物語の描き方を詰め込んだ作品だった。

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    2026年10月03日
  • 西洋菓子店プティ・フール

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    途中まで良かったし主人公以外はみんな好きだったけどどう頑張っても主人公が苦手だった。他の登場人物はみんな好きだった、忘れないようにメモ

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    2026年10月03日
  • 神様の暇つぶし

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    最初の10ページを読むのに何故か凄く時間がかかった。
    各々いろんな形の恋愛をしていて、それが標準で、自分とは違う人は変だと思って。さとみさんみたいな冷静で肯定も否定もしないような優しいお友達ほしいな。

    全さんもフジさんも、どちらも、「神様」だと思っていてどちらも心の支えだったんだよなーみたいな薄い感想しか出てこない。
    でも私は全さんにのめり込む理由がわからなかった。お父さんを無くしたばかりだから?暇だった(のめり込めるほどのものがなかった)から?
    それしか見えない!みたいな恋愛がしたいとおもった。

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    2026年10月02日
  • 神様の暇つぶし

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    星3.8

    主人公の女子大生は、恋愛経験が無く。
    父親が亡くなった事が切っ掛けで、父親より上の男性と出会い、惹かれるようになっていき……。

    人によって、評価が別れるかな?
    それは、今までの恋愛経験だったりで、どこまで共感できるか。

    ウブな私(オッサンだけど)には深すぎたかな。

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    2026年10月02日
  • 透明な夜の香り 赤い月の香り

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    体臭を求めるってことがどういう執着かわかるだろう。唯一無二の欲望だ。人はね、いや、ほとんどの動物は、匂いには加えないんだ。秘密にするっていうことは、それだけ強い。そして、秘めれば秘めるほど強く心を縛るんだ。彼だって本望だろう

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    2026年10月02日
  • あとかた

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    短編集が苦手だけど、全ての短編で人物と世界線が交差した作品なので読みやすかった。
    様々な視点から、生き方や恋愛に対する感覚が繊細に激しく描かれている。

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    2026年10月01日
  • 燻る骨の香り

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    嘘の香り、執着の香りってどんななんだろう。家族には嘘をつきたくないけれど、嘘をつかないとやっていけないのかもしれない。
    シリーズ1.2作目を改めて読みたくなった。

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    2026年10月01日
  • 透明な夜の香り 赤い月の香り

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    前作の方がワクワクしたというか、匂いのイメージがしやすかったなと個人的に感じました。

    千早茜さんのこの香りシリーズは
    本当に物語が繊細だなと思いました。

    登場人物がどうしてその香りが欲しいのか、主人公がなぜそれから逃げるのか、読めば読むほどに謎が解けて、読み終わった後にちょっとだけ切なくなってしまいました。

    小川朔と前作の主人公との関係性ももどかしい!
    恋愛、好きそんな簡単な言葉で表せないですね。
    登場人物たちが今後どんなふうに変化し、どんな生活を送るのか見てみたい。

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    2026年09月30日
  • 男ともだち

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    男女というだけで「付き合ってるの?」と考える人は一定数いるし自分もそう思ってしまうことが時々ある。
    関係性に名前をつけたがるのは良くない癖。
    みんな屑だけどハセオ可愛かった。

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    2026年09月29日