千早茜のレビュー一覧

  • 神様の暇つぶし

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    恋をすることって日常のコントラストが上がって日々を生きる活力を与えてくれる素敵なものだけれど、それと同時に一生残る傷を負うことでもあると思い知らされた。
    どれだけ傷ついても幸せだった日々が確かに存在した事実は消えないし「もう好きでいるのをやめよう」と頭で分かっていても、理屈じゃどうにもならないのが恋愛だよなぁ。
    美しくて残酷でそれでも否定できない。
    そんな恋の本質を静かに突きつけてくる一冊でした!

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    2026年01月19日
  • ガーデン

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    主人公はとてもジェントルマンなのだろう、と思う。清潔感があり穏やかな雰囲気で下品さがなく、アイロン掛けもうまい。周りの女性からも好感を持たれやすい感じも、たしかによく分かる。ただ、しっかりと一線を引いて深くは交わらないというか、交わってはくれないというのか。
    ラスト…は余韻を残した終わり方で、果たしてどうなるのかしら?といった感じ。

    表紙のお花は、南アフリカ原産のプロテアのよう。となると、あの庭の世界は南アフリカなのかも。花言葉は「自由自在」「華やかな期待」「王者の風格」「甘い恋」。赤い花が理沙子を表しているのかどうか。

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    2026年01月18日
  • 赤い月の香り

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    ネタバレ

    透明な夜の香りがとても良かったのでこちらも読んでみたのだけど、個人的には前作の方が好き。
    一香さんが出てくるたびに一香さん!!と叫びたい衝動に駆られた。二人、いい関係だな。私はこの二人の名前のつけられない関係性に惹かれているのだと思う。
    今回は主人公が男性だったのでいまいち入り込めなかったのが残念。

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    2026年01月18日
  • マリエ

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    ネタバレ

    主人公の気持ちに感情移入することが難しかった。

    私の経験が浅はかだからかな、もう少し歳を重ねて、色んな経験をして再読したいなあ

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    2026年01月18日
  • 赤い月の香り

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    前作の読後に残った香りの余韻が忘れられず本書に。
    そう、もうこの本の香りが記憶されてしまった訳です。
    次回作はあるのでしょうか。
    一香の登場には旧友に会った感覚に(笑)
    朔よ、正直になりなさい(笑)
    源さんも良かったね。
    私にとってもう一つの魅力は洋館と庭。
    浄化というか整いそうというか。

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    2026年01月17日
  • 雷と走る

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    主人公の女性は、10歳の頃には家族でアフリカに住んで居た。一家の広い庭には、一度も首輪をつけられる事もなく庭に放し飼いにされ、野性味に溢れ、ただ家族にだけ従順なガーディアンドックが居た。その中の一匹「虎」が彼女のお気に入りだった。
    恋人と暮らす32歳の今も、帰国時に置いて行く決断をした「虎」の事を思い出しては・・・。
    犬にまつわる千早さんらしい至極まっとうな話。
    決して出来が悪い訳じゃ無いと思うのだけれど、何故か突き刺さってこない。不思議です。どうも、読み手の私の方に問題がありそう。
    千早さん、子供のころアフリカ・ザンビアで過ごされたようで、その経験がもとになっているのでしょうね。

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    2026年01月15日
  • 雷と走る

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    幼い頃に「虎」と名付けた大型犬(ローデシアン・リッジバック)との忘れられない絆と別れを描き、30歳を過ぎてもその記憶に囚われる主人公まどかの姿を通して、犬と人間、そして「所有」や「責任」といったテーマを深く掘り下げる千早茜の物語です。不安定な海外生活の中でまどかを守った虎との日々、そして帰国と共に訪れた無情な別れが、まどかの人生に深く刻み込まれ、成長後もその「唯一の愛」の記憶を抱え続ける姿が描かれます

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    2026年01月14日
  • マリエ

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    正直主人公のマリエには共感ができませんでした。
    自業自得なんじゃないかなって思いましたし、ちょっと考えが幼いのかななんて気がしてしまいました。

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    2026年01月11日
  • ひきなみ

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    千早茜 凪良ゆう 町田そのこ
    このあたり読者層が被っていると思うのですが、本作は特にそのエッセンスを強く感じました。特に「流浪の月」「汝、星のごとく」と似ている気がします。

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    2026年01月10日
  • 私の身体を生きる

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    藤原麻里菜さんのが印象的だった。
    知らずに読んでいたけど藤原麻里菜さんって、無駄づくりの彼女だったのか!
    それに気づいてからより面白く読めたし、女とか関係なしに能力を認められたい気持ちは、理系入試女子枠アンチのわたしの気持ちを代弁してくれた。
    男性に女としてのフィルターを通して見られたくない気持ちでありながら、女である自分(の身体)が好きだというまとめ方も好きだった。

    痴漢被害にあった人が多く驚いた。私は痴漢にあったことはない。こんな言い方だめなんだけど、共感、理解のために痴漢の経験があればよかったなとか思った。

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    2026年01月14日
  • しつこく わるい食べもの

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    わるい食べものシリーズ2

    好きなものはとことん食べ
    嫌いなものは、何がなんでも嫌!

    偏屈なまでの食への愛がつまったエッセー

    最後の方はコロナ騒ぎにいやおうなく巻き込まれ
    「あぁ、あの頃か・・・」と。

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    2026年01月06日
  • なみまの わるい食べもの

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    ウェブ連載を読んでいたので半分位は再読ですが、やっぱりあとかた姫をディズニーに連れて行く話が最高に面白い!
    もはや「叔母バカ」エピソードだけのエッセイ本を読みたいくらいです。笑

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    2025年12月29日
  • グリフィスの傷

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    傷をめぐる10の物語。

    1 竜舌蘭
    2 結露
    3 この世のすべて
    4 林檎のしるし
    5 指の記憶
    6 グリフィスの傷
    7 からたちの
    8 慈雨
    9 あおたん
    10 まぶたの光

    脳内配役は
    1、10は上白石萌歌
    2、3、4、6、7は宇垣美里
    6の表題グリフィスの傷には、あの、も出演してもらいました。

    どれも千早茜作品らしい、静かで、生々しい情緒が描かれていて、その上こんなに同じ人に出てもらっていたのに、被ることなく違う物語の景色があり“傷”がありました。
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    『傷痕が消えますように。もう傷を負いませんように。雨音の中、そう祈っていたのだろうか。
    傷なくして生きていくことが不

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    2025年12月27日
  • 眠れない夜のために

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    眠れない夜をテーマにした短編集。
    それぞれに綺麗なイラストページが入ってて、大人の絵本って感じでした!

    眠れない夜はバケモノになるっていう表現好きだなぁ(´-`).。oO
    物欲止まらなくなってネットショッピングが止まらないバケモノや、食欲が止まらないバケモノ、承認欲求が止まらないバケモノ、、、全部経験したことあるバケモノだった(´-`).。oO

    本のタイトル通り、眠れない夜にスマホ触る手を止めて、サクッと読むのに良さそう(´-`).。oO

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    2025年12月26日
  • 眠れない夜のために

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    あんまりハマらなかったですが、物語の終盤になるとそういうことか!っと思える場面がありそこは、とても楽しく読むことが出来ました。

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    2025年12月23日
  • 赤い月の香り

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    【綺麗な文章を読みたいときに開く本】

    ーー感想ーー

    透明な夜の香りの続編。前作と同様に文章の美しさが際立つ作品だった。(読むテンポが自分にはちょうど良く、おそらく一文ごとの文章量が影響しているのではないかと推測している)

    前作の主人公・一香の朔への関わりが、最も心を打たれた。自分が立ち入れない距離感を理解する。その割り切りができることの崇高さを目の当たりにした。もしさらに続編が発刊されるのであれば、ぜひ朔と一香の距離を描いて欲しいと思った。

    洋館の庭師、源さんの過去の深掘り描写があるのも、ドラマの奥行きを感じられて良かった。満月のジャスミン畑での最終幕、朔と満の記憶を蘇らせる場面も描写

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    2025年12月23日
  • 雷と走る

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    とても読みやすいです。
    犬って本来はこういう生き物かなと思います。
    犬の生きにくい世界にしてしまったのは人間のほう。
    虎の幸せを願うのならこの決断が一番だったかと思います。

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    2025年12月22日
  • あとかた

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    ネタバレ

    どことなくほの暗い雰囲気を感じる恋愛の連作短編集でした。不倫関係等描写されている関係性が個人的に受け付けないものが多くもやっとした気持ちになりましたが、受け入れられないはずの描写が何故か心に迫ってくるような気がします。夫と子供がいるのに年下の男と関係性を持ち、薬指にマジックで指輪を描かれる「ゆびわ」が印象的でした。

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    2025年12月22日
  • あとかた

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    目に見えないものは怖い。さびしい。
    痛くても、辛くても、あたしは目に見える
    愛のかたちが欲しい。求められている証が欲しい。
    もし、千影さんが望むならあたしは
    片目だってあげられるのに。

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    2025年12月21日
  • 男ともだち

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    彼氏も愛人もいる。そして男ともだちもいる。うーん。どのシーンにも共感はなかったな〜
    男女の友情が成立するんだね…でもハセオは神名のことが好きだと思うな〜神名もハセオに求められたら答えたと思うけどな〜

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    2025年12月21日