千早茜のレビュー一覧

  • 人形たちの白昼夢

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    御伽噺のような不思議な世界観。戦う人形たちは何を思って戦ったのか。戦う人形を作り出した人形師は何を思ったのか。青いリボンは何を象徴しているのか。人形に宝石と無機質なモチーフは硬く、ひんやりとしていて、鷹の目で見るような俯瞰的な物語。その硬さや冷たさを補うように差し込まれる「人」の物語は時に残酷で無神経で、時に慰め、癒す。世の中にはこんなにも色が溢れているんだと感心する。

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    2022年03月01日
  • 明日町こんぺいとう商店街 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

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    明日街こんぺいとう商店街という架空の商店街を舞台に7人の異なる作家さんからなる短編集。

    人情くさくて、温かい〜。
    行ってみたいと思わせる商店街。
    特に千早茜さんの「チンドン屋」が良かった。短い中に希望と哀しみのドラマがあった。

    こういう人情物は好き。読んでいてあったかい気持ちになれるし、人に優しくなりたいと思う。

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    2022年02月28日
  • 眠りの庭

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    本読み仲間に人気の千早さん、初読み!

    耽美……ですな。
    わりと好きかも。

    オススメあれば教えて下さい〜♪

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    2022年01月20日
  • 女ともだち

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    このアンソロジー、構成がうまい!!!!

    最初は女友達という独特の
    ヒリヒリ感、もやもやしたもの、
    縛り縛られる逃げられない女の友情の話しで
    グッと掴まれる
    ここまでは無いものの、やっぱり時には
    面倒くさい、共感できる部分についつい入り込む

    そこからだんだんと
    でもやっぱり女の友情っていいよなぁというお話しが
    特に最後の森絵都さんのお話がすごく好きだった

    女友達は脆くて危ういけど
    どうしようもなく男にはわからない無敵なものだ、ともおもった

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    2021年11月16日
  • 眠りの庭

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    「アカイツタ」と「イヌガン」という2つのお話かと思っていたら、つながっていて驚いたが、「さなみ」という少女を中心に彼女を愛する男の話が前者で、彼女がおとなになった「澪」をめぐるお話が後者。なんというか、深いところはよくわからなかった。

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    2021年10月09日
  • 夜に啼く鳥は

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    「からまる」を読んで気になったので。
    その本とこれしか読んでないので、全然毛色の違う本でびっくりした。これは、不老不死で治癒能力を持つ一族の話。それぞれが、一族や血と折り合いをつけながら関わっていく。
    プロットが和製ファンタジーで、でも現代で、なんか子供を作る力とか一族が生き延びるかとか、時代に負けてしまいそうな予感がしている。続編もあったら怖いものみたさで読みたい。

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    2021年08月28日
  • 女ともだち

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    ネタバレ

    女友達ってこんな感じーと、うなづける物もあって楽しめました。

    とくに一話目、二話目のは怖かった〜 

    思い当たる節ある。

    女の人って友達にも依存する人結構いるよね。
    友達の取り合いとか。
    私だけの◯◯ちゃんみたいな。
    ヤキモチ妬かれたり。

    恋愛時と似てるのかもね。

    女の私で面倒くさいと感じる子は、やはり振られたり離婚したりしてるもんな。


    男女限らず依存する人って、魅力ないのよ。
    気をつけないとね。

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    2021年08月25日
  • しつこく わるい食べもの

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    読む順番を間違えてこちらから読んでしまった、、
    作者の食へのこだわり、愛がすごく伝わってきて
    これ読んだら美味しいものを食べたくなった。
    パフェの話や悪党飯の話が特に好きだった。

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    2021年08月19日
  • 夜に啼く鳥は

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    ふわふわしていないファンタジー。
    シラの話が昔話みたいで特に好きでした。

    蟲キラキラしてて綺麗なんだろうな...

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    2021年08月06日
  • 女ともだち

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    女同士の様々な"友情"の形。"友情"の枠から外れたようなネジ曲がった想いが描かれた作品もあり、それが、あまりに自然で少しゾッとした。苦手な話もそこそこ。でも女同士の友情って独特だから多くの人が歪んだ想いの1つや2つ持ってるんじゃ無いですかね。卵の殻、こっちを向いて、獣の夜が良かった。

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    2021年07月30日
  • しつこく わるい食べもの

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    祝・わるたべ2巻!北澤平祐さんによる異国の童話に迷い込んだかのようなやわらかで可愛らしい不思議な魅力の絵の数々にうっとり。
    千早さんのツイートを日々読んでいる私にとって、この偏屈かつ貪欲な食へのアプローチは「おっ今日もやってるね!」って行きつけの繁盛してる飲み屋の暖簾をくぐる感覚に近いな。
    千早さんはただ食べるだけじゃなく料理もするし、配偶者も料理人とのことで、美味のためなら骨身を惜しまない感じが素敵。
    「セリ科がいい」では、執筆に煮詰まったら包丁を握って野菜を刻んでいるときが一番頭がスッキリすると書かれてあった。料理を手を動かしてると五感が刺激され、執筆の一環ですらあるかもしれないと。なるほ

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    2026年04月07日
  • ガーデン

    ネタバレ

    こういう人いそう

    主人公は女性からモテるが、面倒だから相手にしていない。
    しかし、そのうちに女性にも相手にされなくなっていることに気づく。

    主人公はどのように変わっていくのだろうか。

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    2020年09月27日
  • 眠りの庭

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    普段読まないようなジャンルの本で軽く精神的に打ちのめされました。誰にもひた隠しにする秘密はすくなからずあってそれを無理に暴こうとしてはならないこと、人はわかりあうことなんてできないことを改めて痛感しました。

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    2020年04月05日
  • 眠りの庭

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    雰囲気に引き込まれて、なかなか夢中になって読んだけど、余韻を残したままはっきりせずに終わってしまった。

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    2020年01月17日
  • 偏愛小説集 あなたを奪うの。

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    短編で、5人の作家。
    彩瀬まるさんの、かわいいごっこの、話が、好きでした。
    文鳥が、出てくるお話。小さい頃、祖母が、飼っていて、手のひらにのせて、ふわふわの、毛の感触が、懐かしかったなあ。

    本は、色んな事を、思い出させてくれますね^_^

    それと、表紙が、とても、気に入っています!

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    2020年01月15日
  • 偏愛小説集 あなたを奪うの。

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    ネタバレ

    窪美澄「朧月夜のスーヴェニア」

    戦地に赴いた許嫁を待つ真智子の許されない恋。
    お婆さんになった主人公の回想という形。

    宮木あや子「蛇瓜とルチル」

    芸能向けの衣装屋に勤める女性とアイドルの話。
    この主人公、ショタなのかな。
    完全にヤバい人だと思う。

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    2019年09月28日
  • あやかし草子

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    6編から紡がれる、人とあやかしの物語。
    人の世界は残酷で、あやかしの世界は純粋で。
    昔話のような教訓的な何かではない、人としての在り方、考え方を振り返る。
    互いに学ぶことはできても、共に在ることは幸福とは言えないと感じたのは、自分があやかしと交わった事がないからなのか否か。

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    2019年07月22日
  • 夜に啼く鳥は

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    ネタバレ

     久しぶりに一気読みというものをした。
     不死/不老という、ともすればあこがれや羨望の対象になるものと、それが伴う『生めない』という側面を切り取っているように感じられる。切り口は血のぬるりとしたにおいと、海に削られた陶器か何かのような滑らかな硬質さを併せ持つ。
     個人的には連作の――物語の起点となる『かのじょ』が不死となった(だろう)きっかけのシーンに強く惹かれる。が、きっと登場者たちは各々の与える/受け取る物語によって残酷な現実を生きなおす機会を手に入れ、また私たち読者はその授受にカタルシスや救いを得るのかもしれない。
     さながら、清らかに白い骨で作られたメスに病巣を切り取られたような快さが

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    2019年06月06日
  • 桜の首飾り

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    面白かったです。
    身近で桜が見られる季節は過ぎましたが、作中で咲き誇り舞い散る桜がありありと思い起こされます。
    お話は苦いものが多かったですが、「エリクシール」「花荒れ」が好きでした。
    人が完全にわかり合うことはできない。でも、綺麗なもの素敵なもの、心が動いたときは伝えていきたいなと思います。

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    2019年05月08日
  • 明日町こんぺいとう商店街 招きうさぎと七軒の物語【電子限定特典付】

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    スカイツリー近くにある架空の商店街、明日町こんぺいとう商店街。昭和の香りの商店街のお店を舞台に、それぞれの作家が一話づつ書き下ろす。
    それぞれの話に、他のお店が登場したり…。続編3まで刊行中。

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    2019年03月22日