近藤史恵のレビュー一覧

  • 風待荘へようこそ

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    自分のことより家族第一でずっと頑張ってきた主婦が心無い言葉で夫から離婚を切り出されて、行くところがなかったが、知り合いのゲストハウスを住み込みで手伝うことから始まる物語。

    ゲストハウスで手伝いをしながら、家族への思いや友人達との向き合い方も変化していく。

    ある程度の年齢になるとどうしても自分の思う常識が固まってしまいがち。自分はこう思うけど、他人は違うのが当たり前。それを受け止めて鷹揚に対応する方が絶対人生楽しいなと改めて思う。

    美味しそうな食べ物がいっぱい出てくるので、読む時間に注意です。

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    2026年05月13日
  • ヴァン・ショーをあなたに

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    前作がすごく良かったので、読む前から楽しみでした。
    表題のヴァン・ショーをあなたにも好きですし、マドモワゼル・ブイヤベースも面白かったです。
    御舟シェフのフランスでの修行時代のことも書かれていて楽しく読めました。
    3冊目も早速読み始めます。

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    2026年05月12日
  • スーツケースの半分は

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    人生の『旅』をテーマにした連作短編集。
    誰もが何気なく抱えてしまっている孤独や些細な葛藤が、知らない土地の景色や出会いや出来事を通じて少しずつ整理されていく。

    『あなたの旅に幸多かれ。』

    自分の抱える荷物を少し軽くしたくなるような読後感のある作品。



    誤植かな?と思われるところがありました。これまでで発見は2冊目。ちょっと嬉しい。新しく刷られているものは直っているのかな。

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    2026年05月11日
  • スティグマータ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    毎回なのだけれど、どれか読むとサクリファイスからもう一度一気読みしたくなってしまうシリーズ
    読みやすくもなく(自分が自転車に詳しくないからだし、2作目からチカの拠点が海外になって、カタカナ苦手には混乱が多い)、情景が浮かびやすいわけでもないのだけど、それでも惹き込まれるし一度開くとやめられないくらい面白い
    チカの距離感がとにかく好き
    軽々しくモノを言わないし、マイナスなことでも本人に言うべきところはしっかり言う
    ザ日本人気質なのにそのバランスが良いから信頼される
    伊庭はまたべつの魅力がある選手だから、そのバランスも良い
    どこかで1週間くらいここに浸れる時間が欲しい
    何度でも

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    2026年05月10日
  • タルト・タタンの夢

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    三舟シェフの料理と推理に酔いしれました。
    心温まる短編集で、それぞれの話が全て良かったです。
    自分は「ガレット・デ・ロワの秘密」、「割り切れないチョコレート」が特に好きでした。
    三舟シェフの料理を想像しながら、ミステリーを堪能でき、更にはホッコリさせられてしまう小説なので、オススメです。
    続編も早く読みたいです。

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    2026年05月09日
  • たまごの旅人

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    ネタバレ

    表紙から、美味しいご飯が出てくる作品かな?と思ってたら全くでした(笑)
    最近グルメ系?の小説を多く読んでたのもあり。
    タイトルの通り、新米の添乗員さんのお話。最後に急にコロナが出てきて、あッこれ今どきの子の話だったんだ!?となってしまったところが星マイナス1ポイント。

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    2026年05月08日
  • タルト・タタンの夢

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    料理を通してシェフの三船さんがお客さんの周りで起こった事件や出来事を解決する物語。一編一編が短く完結にまとまっている料理ミステリなので気軽に美味しいフレンチとミステリを同時に楽しめて満足度の高い一冊。続編も読んでみたいと思う。

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    2026年05月07日
  • 風待荘へようこそ

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    離婚によって実家にも戻れず、新たなる土地で新たなる人たちと関わることにより、世界が広がっていくお話。

    離婚の時に子どもに将来のお金のことを片一方が持ちかけるのはダメだろ〜クソ男やなと思いながら読んでいたが、最後対応にスカッとした笑

    やはりある程度環境を変えるとか必要な時もあるんだろうな。

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    2026年05月06日
  • 間の悪いスフレ

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    好きだなあ。
    バランス感覚みたいなものがいいんだと思う。
    読みやすいのに安易じゃない感じがいいです。

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    2026年05月05日
  • スーツケースの半分は

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    フリマで見つけた青いスーツケース。一目ぼれで買ったそれは一人旅の勇気をくれた。真美が買ったそれは友達に貸し出され、世界を巡り、友達や周りに変化をもたらす。
    面白かった!あ、そこに繋がるんだ、とある連作集。

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    2026年05月04日
  • おはようおかえり

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    ネタバレ

    女系が強目の和菓子屋を営んでいる家族の話。主人公は長女。
    曽祖母が妹に乗り移り、心残りがあると言う。
    家族が抱えるちょっとした日々のこと、家族という関係への甘えや羨み、似たような性格だから出てくるやっかいごと。ずっと抱え続けているわだかまり。
    そんな毎日の日々が曽祖母の出現により見直すきっかけとなっていく。
    甘いあんこに包まれて過ごす和菓子屋で。古き良き製法を護りつつ、新しい和菓子に挑戦しようかなという主人公の気持ちの変化が読んでいて嬉しい。
    家族とは、自分とは、血筋とは、自由とは。
    ジュンさんに出会えてよかったね、小梅。
    つぐみのおねーちゃんでよかったね。

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    2026年05月03日
  • それでも旅に出るカフェ

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    いろんな国のスイーツがいっぱい出てきて読んでいて楽しい小説でした^ ^ ただ短編集やから続きが気になる章もありました( ; ; )

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    2026年04月30日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    このシリーズが好きなので読んでみた。

    旅をテーマにしたアンソロジー。旅に出たくなる。

    いろんな年齢のいろんな立場の人が出てくるけど、一番共感したのは最後の話。アイスランドで偶然出会った2人の女性。いろいろ苦労したり、悔しいことがあってもまだまだ人生はこれから。いいタイミングで遠い異国に旅立ったなぁと思う。私もいつか行ってみたい。

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    2026年04月29日
  • 風待荘へようこそ

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    離婚を機にこの先どうなるんだろうっていう不安な気持ちから、出会う物や人、ことで少しずつ変わっていく姿が読んでて心地よかった。

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    2026年04月26日
  • 風待荘へようこそ

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    安定の読み易さ。
    人物や場所がスッと入ってくる。
    空気の温度や匂いまでしてきそうな
    描写の巧さ。

    読後感もよし。

    ただどうしても
    どうしても元旦那が許せなくて、
    ひどい目にあえーっと思ってしまった。
    主人公のようには思えないな

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    2026年04月24日
  • 山の上の家事学校

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    家事への向き合い方がポジティブになるかも…な1冊。
    何より主人公が、よい方向に変わっていくのが気持ち良い。実際は、そうは問屋が卸さない…のかもしれないけれど、そこはフィクションなのでいい。

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    2026年04月23日
  • それでも旅に出るカフェ

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    この著者の方の作品は、悪意を悪としてだけで描かないところがいいなと思う。
    ネガテイブ感情や他責について、そんな風に思うのは理由がある、あなただけのせいじゃない、と繰り返し伝えてくれる。
    なにか悩みがある人にとっては、性別、結婚、社会、家族…さまざまな価値観に触れて、深めて、少し楽になれる本ではないかな。

    コロナ禍を中心に描かれた物語なので、尚更、鬱屈した思いが楽になるような話になっているように感じた。

    作品中に出てくる食べ物がどれも本当に素敵。食べてみたいなぁ、こんなお店に行ってみたいなぁと思いながら読んだ。

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    2026年04月20日
  • ヴァン・ショーをあなたに

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    途中から語り手の視点が店側から
    お客様視点に変わったが
    その変化も違和感なかった。

    個人的には毎話ラストに物足りなさを
    少し感じるが
    毎話出てくる料理をとても食べたくなるのは
    変わらない。
    特にここにでてくる「ヴァン・ショー」を
    どこか実在の店舗で再現してくれたら
    どんなに遠くても訪問する!

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    2026年04月20日
  • それでも旅に出るカフェ

    購入済み

    旅に出たくなる

    コロナ禍のお話。
    あの時の大変だったことを色々思い出した。
    不安だった毎日とか。
    ほんの少し前のことなのに、忘れかけている。
    いや、忘れようとしているのか。

    外食ができるようになったり、旅行に行けるようになった時は、嬉しかったな。

    行きつけだったお店は、それでなくてもホッとする場所で…

    物語のなかに出てくる、特にスイーツはどれも食べたくなる。
    こんなコンセプトのお店が、家の近くにあったら本当にいいのに。

    旅は自分を縛り付けているものから、一度リセットさせてくれる。
    しょっちゅうは行けないから、食べ物や音楽、五感で旅できる感じは大切にしたい。

    今夜は何を食べようかな。
    その土地のことを

    #共感する #切ない

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    2026年04月19日
  • インフルエンス

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    ネタバレ

    子どもたちの世界は、狭い。

    あんなに仲良くしていたのに、クラス替えで違うクラスになった途端に、距離ができたりする。物理的に自分で移動できる範囲が狭いという問題もあるけれども、意識できる社会が大人が思っている以上に狭い。

    自分が子どもだった時と比べて、スマホを持つのも早くなったし、物理的に離れても連絡をとって遊べばいいのに、と思ったりするけれども、それはあくまで大人の理屈で、彼ら・彼女らにしてみれば、すぐ近くにいる人だけが、自分の社会なんだろう。
    この小説の主人公たちは、1980年代に子ども時代を過ごしていて、なおさらだ。

    その狭い世界のなかで、大人は圧倒的に正しい存在になる。
    大人だって

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    2026年04月19日