近藤史恵のレビュー一覧

  • 南方署強行犯係 狼の寓話 〈新装版〉

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    お母さん、とか呼ばれたらね。なんか、きちんと毎日、あんたらのそばにいて、おやつと晩ごはん作って、きちんとアイロンかけたシャツ着せて……って全部やらなあかんような気分になったの。それが全部できへん自分が、母親失格みたいに思えたのよ。たぶん、肩肘張ってたんやろうね。『美紀ちゃん』って呼ばれてたら、不思議にそんなこと気にしなくても、自分でできることを頑張ったらええような気になった

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    こっちがシリーズの最初だったのね。
    こっちの方が好みかも。
    近藤史恵にしては珍しく犬が出てこない。笑

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    2025年09月18日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    バイト帰りに読んで、コンビニに吸い込まれました。お腹空いちゃう短編集怖い。暗号を知る人だけが神社でひっそりいただくお鍋、冬森 灯「ひめくり小鍋」がお気に入り。ラーメン話が多いけれど、ラーメン食べないので深夜ファミレスの大沼紀子「夜の言い分。」方が分かる!

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    2025年09月17日
  • サクリファイス

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    サイクルロードレースの醍醐味がわかる小説だ。
    主人公がレース事故に遭うのかと思わせる入りだが、終盤でしっかり掴まれていることを実感した。
    サイクルロードレースのルールや考え方が、他のスポーツとは異なることを、この小説を通しても学んだ気がするが、物語の展開の面白さもそうだが、レースそのものの面白さを押し図ることができたように感じる。東の展開は衝撃的だが、現実にはあり得そうもないようなことなので、フィクションとしての面白みを感じた。本の題名だあるサクリファイス(献身的なアシスト)が、世界の舞台と駆け上がらせる根幹となっている。

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    2025年09月16日
  • マカロンはマカロン

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    好きなシリーズ再読。今回ちょーっとトゲのあるというか、人の暗い部分にフォーカスした短編が多かった気がする。もちろんそれだけではなくて、いい話もあり。でも優しいけど辛辣な三舟シェフにはどっちかというとブラックな感じが似合うかも。

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    2025年09月15日
  • 怪と幽 vol.009 2022年1月

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    テーマと、澤村伊智さん松原タニシさんの対談に惹かれて、過去号をお迎えしました。
    タニシさんの事故物件が13件目の時に対談されたらしく、先日聞いたラジオでの状況(その時は27件目とか言ってた、うろ覚え)との違いに感慨深くもなったり。
    タニシさんをいくつかの媒体で追っていても、全然知らなかったことがこの対談でいくつも明かされていて、お迎えしてほんとに良かったなぁってなってます(事故物件価格設定とその裏事情とか)
    あと、タニシさん、お話を引き出すのが相変わらず上手いですよね~ 澤村さんの黒い部分(笑)が引き出されてて、興味深く読ませてもらいました(笑)
    そして、2025年現在、ピンピンしておられます

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    2025年09月14日
  • 歌舞伎座の怪紳士

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    舞台ものが読みたくて購入。
    本書を通して、歌舞伎のいろはを学べた。歌舞伎は格式高いと思っていたが、どうやらそうでもないらしい。一度歌舞伎を観に行きたくなった。

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    2025年09月13日
  • 風待荘へようこそ

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    最初は「はぁ!?」ってなって。
    自分もそうかもと怖くなって。
    でも、案外即戦力になるし、
    たよりにしていたものは小さいのかもしれない。
    いつだって
    なんだって
    できるんだ
    って思うことができる本。

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    2025年09月12日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    旅先で偶然出会った人と食べ物を通して、人生観が変わり、前向きになれる話を集めたアンソロジー。トラブルと偶然は旅につきもの。毎回すぐに「禍転じて~」になるとは限らないが、ターニングポイントとして意識されている。
    全7話の中で、私は「夢よりも甘く」が最も気に入った。育ててくれた亡き祖母の思い出話。少女はそれが作り話であると薄々気づくのだろうが、大人になっても大事に温め続けている様子(例えば身近な人に指摘されてムキになる場面)が胸に刺さる。現実を知ってしまい、旅行中はコレといった良い出来事もなく、疲れ果て打ちひしがれて、旅が終わりに近づく。このまま静かに物語が終わるのかと諦めかけたところで、帰国後に

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    2025年09月09日
  • 南方署強行犯係 黄泉路の犬 〈新装版〉

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    動物を飼う、命への責任を感じさせるお話でした。物語の中でもユウヤくんがそれを現していて、本質は繋がってるんだなと。ソウジお兄ちゃんが好きです。

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    2025年09月09日
  • 南方署強行犯係 狼の寓話 〈新装版〉

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    近藤さんの刑事物ということで読んでみました。読みやすい文体なのも良かったですが、圭司刑事の兄弟や母親のキャラクターも好きでした。

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    2025年09月07日
  • ヴァン・ショーをあなたに

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    この本の魅力については、あとがきに完全同意です。
    前作「タルトタタンの夢」から、謎も、視点も、さらに広がっています。

    ビストロ・パ・マル・シリーズの魅力は、1話1話がちょっと一息つきたいときに読める分量と重さであることと、フランス料理にちょっと詳しくなった気分になれることです笑
    ちょっと癒されたいなという気分のときに、ヴァン・ショーがわりに、この本を手に取ってみることをお勧めします。

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    2025年09月06日
  • 間の悪いスフレ

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    コロナやウクライナ侵攻などの昨今の情勢が反映されてる〜と思っていたら3作目を飛び越していたみたい。ヴァンショーは今作でも出てきていて、ほっとする味なんだろうなと思わず飲んでみたくなる。料理教室のイライラした男性や、スタッフが定着しないレストランのシェフなど、今までよりもなんだか辛口な話も多かったかな。

    モンドールのチーズ、初めて知ったので今年の解禁を楽しみにしていよう。

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    2025年09月06日
  • 山の上の家事学校

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    面白かった!
    家事は、愛情からするものではない。
    本当にそう思う。自分の体や感情を守るためにするもの。
    ぜひたくさんの人に読んでほしい。

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    2025年09月05日
  • ホテル・ピーベリー<新装版>

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    ミステリとしてはトリックは単純ですんなり入ってくるのに、明かされるまでしっかり考えてしまいます。
    主人公の過去や恋愛観的なものには若干気持ち悪さを覚えるものの、筆致自体にいやらしさがなく、落ち着いて読めました。ミステリとしても、物語としてもとても楽しかったです。
    ハワイ行ってみたいな…。

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    2025年09月03日
  • ホテル・ピーベリー<新装版>

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    面白くて最後まで読んだ。こんなホテルに泊まりたい!と思いきや、殺人事件が起こり、、どんでん返し結末でした。

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    2025年09月02日
  • みかんとひよどり

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    ___ヒヨドリの有名な料理に、みかんと一緒にローストするというものがある。みかんをソースにしたり半割にした果実を添えたり。

    この一文が私の空腹をますます刺激する。
    しかし、ひよどりの姿がピンと来なかったためにYouTubeでみかんを啄む動画を検索し、すこし複雑な気持ちになった。

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    2025年09月01日
  • 迷 まよう

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    色々な迷うがありますね、良い短編集でした。
    好きな作家さんが参加しているという理由で読みましたが、読んだことのない作家さんの作品を読める良い機会でした。

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    2025年09月01日
  • ときどき旅に出るカフェ

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    ネタバレ

    いいなあ、私も近所にこんなカフェが欲しい。

    自分の選んだもの、選ばなかったこと、その選択で自分の人生はできていて、選ばなかったことだってずっと付きまとう。主人公と同い年だからこそ、胸に響いた。

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    2025年08月29日
  • ふたつめの月

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    賢者シリーズ第二弾。なお、第一弾は読んでおりません。

    謎の老人赤坂と、人生迷子の20代くりこ。
    片想い相手の男性はイタリアにシェフ修行へ行ってしまい、仕事は解雇され、それを家族にも言えない。

    後半は、赤坂を追う警察官も登場。
    赤坂は何者なのか?一作目読めばわかるのかな?
    読まなければ。

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    2025年08月28日
  • ヴァン・ショーをあなたに

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    "「春の野菜は、たいして手を加える必要はないんです。生命の息吹にあふれていますからね。その味を引き出してやるだけでいいんですよ」アスパラガス、グリンピース、春キャベツ、そらまめ。そんな春にしか食べられない野菜を、絶妙の火加減で甘みが出るように火を通して、ワインビネガーを入れて煮込む。"

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    2025年08月28日