近藤史恵のレビュー一覧

  • スーツケースの半分は

    Posted by ブクログ

    旅が好きなので、日本にいながらワクワクしたくこの本を手に取りました

    旅を基準にスーツケースと共に人間の気持ちが表現されていて見ていて面白かったです。

    短編集なので様々な人の生き方を感じることができたのも良かったポイントです

    0
    2026年06月02日
  • タルト・タタンの夢

    Posted by ブクログ

    日常の謎系ミステリはいいですね。
    登場人物のキャラもしっかり立っていて、とても魅力的な作品でした。
    自分にはフランス料理はきっと合わないと思いますが、でもこんなレストランがあったら行ってみたいなと思います。

    殺伐としたミステリに疲れた方に、特にオススメしたい作品です。

    0
    2026年06月02日
  • それでも旅に出るカフェ

    Posted by ブクログ

    コロナ禍がばっちり描かれている。貴重な時代の空気をしっかり背景にして描かれているのは、なかなか貴重だなと思う。
    美味しそうなお菓子や料理にまたこの本で出会えた。そして、あんまり意識しなかったこと…女性の1人での運営は危険が孕んでいることとか、そういうことも教えてくれるのも、本筋ではないけど良い。
    旅をドンピシャでは描いてないけど、旅っていいよねって思わせてくれるとこも、また良い!

    0
    2026年06月01日
  • スーツケースの半分は

    Posted by ブクログ

    旅の友であるスーツケース、かといって海外旅行等の大きな試みである旅の友が題材の小説で、
    それぞれの旅の経験が、スーツケースの傷となって受け継がれていっていた。

    身近にあるものを、モノではなく、旅の友等、
    擬人化できると色々な経験や気付きを
    より得られるのだろうと感じた。

    0
    2026年05月31日
  • スーツケースの半分は

    Posted by ブクログ

    旅に出たくなる本。異なる主人公が1つのスーツケースを片手に様々な葛藤を繰り返しながら自分なりの答えを見つけ出す。ある話で出てきた登場人物が他の話の主人公だったり。自分から見えている人にもそれぞれの背景があると改めて考えさせられる作品。

    0
    2026年05月31日
  • さいごの毛布

    Posted by ブクログ

    老犬ホームで働くこととなった、内気で心に傷を持つ主人公の物語。犬好きの作者が描く犬たちの感情、仕草は犬がそばにいない自分には新鮮でその表情豊かさ、賢さ、健気さには驚きを感じる。後半で語られる、犬たちは感情をあらわにしなければ生きられないし、人間は心を閉ざす事で生きにくくなるといったフレーズは犬と人との関わりの重要性や学びを感じる。犬はいずれは自分より早く亡くなるか若しくは犬をおいて自分が逝くことを考えると到底飼えないと感じてしまうが、犬を持つ人の犬は支えになるといった感情もより理解できる。
    前半は老犬ホームのお仕事もの、後半はミステリーと終始飽きない構成でした。

    0
    2026年05月30日
  • オーロラが見られなくても

    Posted by ブクログ

    モヤモヤしてた人たちが旅とご飯を通して少しだけ前向きになる話たち
    旅(というより経験?)は心を豊かにしますね
    ホットドックとミントティーいただいてみたいです

    0
    2026年05月30日
  • ヴァン・ショーをあなたに

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シリーズ一作目のタルト・タタンの夢が面白かったため、二作目を読んでみた。
    変わらず短編でとても読みやすく、フランス料理を通したシェフの推理が面白く魅力的である。特に「ブーランジュリーのメロンパン」における親子の愛に心が温められ、「天空の泉」と「ヴァン•ショーをあなたに」ではフランスでの修行時代のシェフの推理を楽しむことができた。中でも、表題作の「ヴァン•ショーをあなたに」では、普段お酒をあまり飲まない私でもヴァン•ショーを無性に飲んでみたくなった。三作目も楽しみだ。

    0
    2026年05月27日
  • ヴァン・ショーをあなたに

    Posted by ブクログ

    《ビストロ・パ・マル》シリーズの2作目。
    前作は店内を中心に謎解きする話だったが、今回は店内だけでなく店外にも展開し、謎解きも料理だけではなく人との関わりの中で解明していくパターンがあった。

    個人的に「氷姫」「天空の泉」が料理といい、終わり方といい、最後まで夢中で読むことができて好きだった。

    前作に比べると、私の知識不足も一因となり料理の吸引力が減った気はするが、やはり読んでいると食べたくなる。特にトリュフのオムレツ。運ばれるだけで漂ってくるトリュフの香りだなんて…想像しただけでくらくらしてしまった。

    0
    2026年05月27日
  • マカロンはマカロン

    Posted by ブクログ

    シリーズの3冊目です。
    短編8ストーリーで構成されていますが、どれも味があって良かったです。
    少し重いテーマや、後味がそこまで良くない話もあるのですが、読み手の感情をしっかり引き出しながら話に没頭させてくれる文章は素敵でした。
    個人的には表題の「マカロンはマカロン」、「ムッシュ・パピヨンに伝言を」が特に好きでした。

    0
    2026年05月27日
  • それでも旅に出るカフェ

    Posted by ブクログ

    前作の続きの世界線だが、コロナ禍最中のお話。
    飲食店も大変な時期だったなー。
    自由にいるために旅をしている円にとっては辛い時期。
    そんな中でも色々な出来事は起こり、瑛子も円も不安を抱えながらどう毎日を生きるかという日々が描かれる。
    女性の生きづらさや不安は尽きぬもの。
    それに共感してもらえるようなこの作品。
    元気をもらってスッキリする!ということはないけれど、なんとか過ごしていきましょうかね、と感じれる1冊。

    0
    2026年05月26日
  • スーツケースの半分は

    Posted by ブクログ

    フリーマーケットで一目惚れして買った青いスーツケース、30歳目前の真美は憧れのニューヨークに
    そのスーツケースを持ってひとり旅に出ます。
    ずっと行きたかったニューヨークだけど夫は何かと理由をつけて重い腰をあげません。
    定年後に一緒に行こうという始末。(あ〜こんなの絶対イヤ)
    ニューヨークひとり旅の背中を押してくれたスーツケース。
    真美の友だちもこのスーツケースを使って旅をします。
    友だちもそれぞれ悩みがありますが、背中を押してもらったり、自分に大切なものを気づくきっかけになる旅行になります。
    色々あってフリーマーケットで売ってくれた人の
    手元に戻り、最後はこのスーツケースを最初に買った人のお話。
    物語がうまく繋がっていて、素敵な1冊でした。

    0
    2026年05月25日
  • インフルエンス

    Posted by ブクログ

    予想外の展開が続き、続きが気になって一気に読み終わってしまった。それぞれが抱える苦しさや孤独によって3人の関係が少しずつ歪み、複雑に絡み合っていく感じが印象に残った。友達を守るための行動や、自己犠牲のような感情、そして互いに依存し合うような危うい関係。この3人は、単なる「友情」という言葉だけでは説明できないもので強く結ばれているように感じた。全体的に理不尽な現実や人間関係の歪さが生々しく描かれていて、読後もしばらくモヤモヤが残った。

    0
    2026年05月25日
  • ねむりねずみ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    殺人はおきるしミステリーではあるけれど、恋愛小説だなあと思う。近藤さんの作品はどれも、登場人物の心模様が丁寧に描かれていて、自分とは全く違う価値観の恋愛をしているキャラクターの心情もスッと自分の中に入ってくる不思議さがある。
    言葉選びが素敵で、読んでいて、今にも役者のおしろいの香りが漂ってきそうだった。
    古畑任三郎の堺正章さんの回を思い出した。殺人の動機として堺さんの語った内容と、ある登場人物が語った事が似ている。

    0
    2026年05月23日
  • みかんとひよどり

    Posted by ブクログ

    自然に感謝したくなる美味しい本だった。随分前にジビエが流行った時、新宿の専門店で食べたことがある。その時は、美味いけど硬いなという感想しか持たなかった。流行りで出来たパっと出の店だったからかもしれないけど。いま、大好きな人たちと一緒に食べたらまた違う感じ方をするかもしれない。フランス料理はジビエが珍しいものではないのかな?いつかまた、食べてみたい。
    登場人物が皆んなあったかくていい感じ。

    0
    2026年05月23日
  • タルト・タタンの夢

    Posted by ブクログ

    事件というほどのことでもないような些細なことをシェフが推理。恋の事件多め。ガレット・デ・ロワの話が好き。ほっこり美味しそう

    0
    2026年05月23日
  • スーツケースの半分は

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ザクロに例えられた言葉が印象的でした。

    最初のひとくちはおいしくて、なんで素晴らしい体験なのだと思う。それが大好きになる。だが、その次からは感動が薄れ、反対に種の厄介さだけが主張しはじめる。もうそうなると、最初の幸福感は戻ってこない。種を取り除くのも面倒で、そのまま呑み込むのも喉に詰まる。四苦八苦しているうちに、最初の感動など消えてしまうのだ。
    理屈で幸せ、恵まれているとわかっていたとしても、それに感謝し続けることは簡単ではない。恵まれた環境も、すぐに日常に変わってしまう。

    自分ごととして捉えると、わかってはいてもお金や時間があればあるほど幸せの基準値が上がってしまっている。生活レベルが上がることは幸せなのだろうか...簡単ではないと思いますが幸せの基準値を下げて生きていきたい。

    0
    2026年05月16日
  • 眠れぬ夜のご褒美

    Posted by ブクログ

    どの話も良かったです!

    「バター多めチーズ入りふわふわスクランブルエッグ」標野凪
    「ひめくり小鍋」冬森灯
    「深夜に二人で背脂ラーメンを」友井羊
    「ペンション・ワケアッテの夜食」八木沢里志
    「夜の言い分。」大沼紀子
    「正しくないラーメン」近藤史恵

    ひめくり小鍋とペンション・ワケアッテが特に好き。
    冬森さんは初読み作家さんなので追いかけてみます。

    0
    2026年05月15日
  • ホテル・ピーベリー<新装版>

    Posted by ブクログ

    ハワイにあるリピートお断りの長期滞在向けのホテルに滞在する「ぼく」は、立て続けに起きる宿泊客の不可解な死亡事件に見舞われる。
    -----------------
    近藤さんの旅行ミステリものです。先が読めなくてドキドキしながら読みました。今回はちょっとエロさもあって普段の近藤さんの本と違った面白さもありました。
    ミステリそのものも面白かったのですが、いつも筋を通しているなあ、と思うのは、やはり男性社会優位の世の中で、それに抗って生きる女性の生きづらさを強く意識してお話をつくっている点です。
    しかし主人公の「ぼく」がペドフィリア的な愛をひきずっているというキモい設定というのも近藤さんには珍しいのではないかと思いました。それも含めてですが、面白かったです。ハワイ島行ってみたい。

    0
    2026年05月14日
  • 風待荘へようこそ

    Posted by ブクログ

    自分のことより家族第一でずっと頑張ってきた主婦が心無い言葉で夫から離婚を切り出されて、行くところがなかったが、知り合いのゲストハウスを住み込みで手伝うことから始まる物語。

    ゲストハウスで手伝いをしながら、家族への思いや友人達との向き合い方も変化していく。

    ある程度の年齢になるとどうしても自分の思う常識が固まってしまいがち。自分はこう思うけど、他人は違うのが当たり前。それを受け止めて鷹揚に対応する方が絶対人生楽しいなと改めて思う。

    美味しそうな食べ物がいっぱい出てくるので、読む時間に注意です。

    0
    2026年05月13日