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南天の木の植わった坪庭がある、京都の小さなゲストハウス「風待荘」。家族を失い東京からやってきた眞夏は、ここでしばらくオーナーの仕事を手伝うことになった。泣きたい毎日を変えるきっかけをくれたのは、料理。古い台所で作る九条葱と厚揚げの衣笠丼や、すぐきの焼きめし、近所で出会ったふわふわのだし巻き卵のサンド、レトロな喫茶店のゼリーポンチフロート。同居する四人の女性やお客さんと食卓を囲む時間に心を癒されていくなか、まさかの人物が眞夏を訪ねてやってくる……。
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Posted by ブクログ
すてきな人生再開の物語✨ キャリアも自分も捨て、家族のことを最優先して生きてきた45歳の眞夏 夫から離婚されたことで、戸惑ったり哀しんだりしながらもシェアハウス兼ゲストハウス『風待荘』で働き、ひととふれあうことで自分を少しずつもつことができるようになる姿が…いい✨ シェアハウスで暮らすひとたち、...続きを読む京都という街、すてきな食事がほんとうに丁寧に描かれていて、眞夏といっしょに癒されました♡ フォローさせていただいている方も読まれている方が多くて、みなさんのレビューにも楽しませていただきました♡ ありがとうございます
食べて、寝て、誰かと関わって、そんな生活が人を癒していく。そのことを実感できる話だった。状況はたいして変わらなくても、立ち直ることで向き合い方が変わってくる。今の自分に必要な話だったと思う。
世界は、ちょっとしたことでこんなにも変わって見える 眞夏は自分と向き合いながら、生活を立て直している。少し離れるだけで、見えるものが違ってくるのだと思った。
眞夏と共感できる場面や心境が、たくさんあった。 特に、娘の自立を応援しつつ、頭では子離れしようと思っても感情が追いつかない内面の描写が、お見事。自分の感情を代弁してくれてるようで、泣きそうになった。 読後感はとてもいい。自分も頑張ろうと思えるし、娘とも良い関係性を築いていけそうな予感。
やはりシェアハウスはいいですね。 前にもシェアハウスが題材の本は読みましたが、一人でも周りに誰かがいるから支え合って生きていけるのもいいなと思います。 また、言語の壁もしっかり乗り越える姿勢であったりも見えていて素晴らしいなと思い見習いたいなと思いました。 お料理は相変わらず美味しそうでお料理でも色...続きを読むんな国の人や周囲の人達とも関わり合える一つの道具になるのは武器にもなるなと感じました。
久しぶりに近藤さんの作品を読みました。私はこの方の小説が好きです。 今回は離婚してしまった主人公の話。 正直最後まで主人公の旦那にはイライラしましたが、主人公は折り合いをつけたようです。 年齢を重ねても一歩踏み出せる、そう思わせてくれる作品でした。
突然夫からも娘からも解放された女性が、ゆっくりと自立して再生していくお話。 自分は職業が職業だし、夫も同業で理解もあれば、子供も同業なので、働く女性としても働く場じゃなくても性別特有のストレスも感じないから、(せいぜい車購入の際にディーラーさんが私の顔じゃなくて夫の顔を見て喋るのが気になる程度だ)い...続きを読むろいろわかんないけど、みんな頑張っているんだなぁと思う。 夫に「もう愛していない」と告げられた真夏は、離婚を受け入れたが、娘は夫と新しいお母さんについていくという。どうしていいかわからなかった。SNSに書き込んだところ、京都で一緒にゲストハウス運営をやらないかという誘いが舞い込み、それに飛びつく。 土曜日にゲストハウスとの交流パーティーがあり、料理の腕をふるう。ベジタリアンメニューなども考えなければならず、なかなか気をつかう。仲良し家族を見ると胸が痛んでしまう。どうしてこういう家族になれなかったのだろう。 結婚前に一緒にホテルで働いていた同僚にあう。むこうはホテルを辞めてしまったらしい。今は中国語と英語でガイドをしているという。 芹さんが倒れて入院した。彼女は再生不良性貧血なので、輸血が必要だったりちょいちょい入院する。土曜日の交流パーティーが迫っていた。真夏はパーティーを執り仕切る決意をする。 しばらくして芹さんは骨髄移植を決意したようだった。もし何かあったらシェアハウスを相続して欲しいと相談を受ける。少し考えさせてもらうことになった。移植は1月に決まった。芹さんは両親や妹と不仲だったが、妹がおしかけてくる。芹さんが入院する前に娘に会いにいく。 芹さん入院。夫の再婚相手に赤ちゃんができた。でも真夏は前を向いて生きていく。
自分のことより家族第一でずっと頑張ってきた主婦が心無い言葉で夫から離婚を切り出されて、行くところがなかったが、知り合いのゲストハウスを住み込みで手伝うことから始まる物語。 ゲストハウスで手伝いをしながら、家族への思いや友人達との向き合い方も変化していく。 ある程度の年齢になるとどうしても自分の思...続きを読むう常識が固まってしまいがち。自分はこう思うけど、他人は違うのが当たり前。それを受け止めて鷹揚に対応する方が絶対人生楽しいなと改めて思う。 美味しそうな食べ物がいっぱい出てくるので、読む時間に注意です。
離婚によって実家にも戻れず、新たなる土地で新たなる人たちと関わることにより、世界が広がっていくお話。 離婚の時に子どもに将来のお金のことを片一方が持ちかけるのはダメだろ〜クソ男やなと思いながら読んでいたが、最後対応にスカッとした笑 やはりある程度環境を変えるとか必要な時もあるんだろうな。
離婚を機にこの先どうなるんだろうっていう不安な気持ちから、出会う物や人、ことで少しずつ変わっていく姿が読んでて心地よかった。
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近藤史恵
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