あらすじ
南天の木の植わった坪庭がある、京都の小さなゲストハウス「風待荘」。家族を失い東京からやってきた眞夏は、ここでしばらくオーナーの仕事を手伝うことになった。泣きたい毎日を変えるきっかけをくれたのは、料理。古い台所で作る九条葱と厚揚げの衣笠丼や、すぐきの焼きめし、近所で出会ったふわふわのだし巻き卵のサンド、レトロな喫茶店のゼリーポンチフロート。同居する四人の女性やお客さんと食卓を囲む時間に心を癒されていくなか、まさかの人物が眞夏を訪ねてやってくる……。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
読む作品が増えてく度に、やっぱり好きだなとなる近藤史恵さん。
近藤史恵さんの作品は最初からワクワクするし、読み終えると必ず勇気をもらえる。
大好きな京都の街並みや食べ物の描写が素敵で、ここ数年行けてない京都へとても行きたくなったし、黒豆が大好きだから黒豆のおこわおむすびがとても気になった。
主人公の年齢より下だけど、物語を読み進めるうちに自分にとっての幸せはなんなのか、と自分の人生について考えたくなった。私もこれから先の人生がままならない人生でも、美味しいもの食べて前を向いて生きていきたいな。
Posted by ブクログ
自分の価値観って小さなもの何だろうなって感じました。
ほっこりする話かなと思い手に取ったけれど考えることが多かったです。
どこかにいきたくなるそんな本でした。
Posted by ブクログ
タイトルこそ違うが「ときどき旅に出るカフェ」のシリーズかなと思った。
ゲストハウスが舞台で、訳ありの女性主人公がゲストや家族、友人を通じて考え方を新たにしていくストーリー。
主人公とは年齢も性別も異なるけど、色々共感できる内容だった。京都のゲストハウスという設定上、外国人が多数登場しますが、その方との交流が本を読むだけでできてる気がして良い気分になれます。
Posted by ブクログ
すてきな人生再開の物語✨
キャリアも自分も捨て、家族のことを最優先して生きてきた45歳の眞夏
夫から離婚されたことで、戸惑ったり哀しんだりしながらもシェアハウス兼ゲストハウス『風待荘』で働き、ひととふれあうことで自分を少しずつもつことができるようになる姿が…いい✨
シェアハウスで暮らすひとたち、京都という街、すてきな食事がほんとうに丁寧に描かれていて、眞夏といっしょに癒されました♡
フォローさせていただいている方も読まれている方が多くて、みなさんのレビューにも楽しませていただきました♡
ありがとうございます
Posted by ブクログ
食べて、寝て、誰かと関わって、そんな生活が人を癒していく。そのことを実感できる話だった。状況はたいして変わらなくても、立ち直ることで向き合い方が変わってくる。今の自分に必要な話だったと思う。
Posted by ブクログ
世界は、ちょっとしたことでこんなにも変わって見える
眞夏は自分と向き合いながら、生活を立て直している。少し離れるだけで、見えるものが違ってくるのだと思った。
Posted by ブクログ
近藤史恵さんの小説は読後感もよくて、やっぱり好きだな~と思う1冊でした。
夫から突然、離婚を切り出された眞夏は京都のシェアハウス&ゲストハウスの「風待荘」を手伝うことに。
専業主婦だった眞夏が次第に自立していく様子が良かったです。
世界は広いし、どこにでも行ける!
Posted by ブクログ
眞夏と共感できる場面や心境が、たくさんあった。
特に、娘の自立を応援しつつ、頭では子離れしようと思っても感情が追いつかない内面の描写が、お見事。自分の感情を代弁してくれてるようで、泣きそうになった。
読後感はとてもいい。自分も頑張ろうと思えるし、娘とも良い関係性を築いていけそうな予感。
Posted by ブクログ
やはりシェアハウスはいいですね。
前にもシェアハウスが題材の本は読みましたが、一人でも周りに誰かがいるから支え合って生きていけるのもいいなと思います。
また、言語の壁もしっかり乗り越える姿勢であったりも見えていて素晴らしいなと思い見習いたいなと思いました。
お料理は相変わらず美味しそうでお料理でも色んな国の人や周囲の人達とも関わり合える一つの道具になるのは武器にもなるなと感じました。
Posted by ブクログ
久しぶりに近藤さんの作品を読みました。私はこの方の小説が好きです。
今回は離婚してしまった主人公の話。
正直最後まで主人公の旦那にはイライラしましたが、主人公は折り合いをつけたようです。
年齢を重ねても一歩踏み出せる、そう思わせてくれる作品でした。
Posted by ブクログ
急な離婚を機に、京都のシェアハウス兼ゲストハウスにやってきた女性の話。
ずっとお母さんでいたのに放り出される感じは、本当に帰るところがないという言葉がぴったりなんだろう。辛い時は人といるのも辛いかもしれないけど、忙しさやざわざわ感で徐々に自分のペースを掴んでいけることもあるだろうなあと、自分を重ねて思った。
Posted by ブクログ
ああ、そうだ。世界はそんなふうに、ちょっとしたことで変わって見えるのだ。
急に、この先の人生が楽しみになった。(p.255)
─────────────────
知らない本だったけど、装丁がかわいくて手に取っちゃいました
ごはんの描写がたまらんでした!読んでるだけで食べてないのに、あったかくて沁みた〜
私も、思い切って今の環境選んだので。
だからこそ世界は広い、でも、どこにでも行けるしなんとかなる、って実感してて。
いろんなことを先延ばしにしてたゆたっている自覚もあるけど、ただ私には、いつでも帰れる実家があるのが本当に救いです。ありがたいなぁ。
人生、やっぱり、飛び出してみないとわからないよね!大きい一歩だろうが小さい一歩だろうが!やっぱり!
─────────────────
面映い(おもはゆい)・・・照れくさい
Posted by ブクログ
自分のことより家族第一でずっと頑張ってきた主婦が心無い言葉で夫から離婚を切り出されて、行くところがなかったが、知り合いのゲストハウスを住み込みで手伝うことから始まる物語。
ゲストハウスで手伝いをしながら、家族への思いや友人達との向き合い方も変化していく。
ある程度の年齢になるとどうしても自分の思う常識が固まってしまいがち。自分はこう思うけど、他人は違うのが当たり前。それを受け止めて鷹揚に対応する方が絶対人生楽しいなと改めて思う。
美味しそうな食べ物がいっぱい出てくるので、読む時間に注意です。
Posted by ブクログ
離婚によって実家にも戻れず、新たなる土地で新たなる人たちと関わることにより、世界が広がっていくお話。
離婚の時に子どもに将来のお金のことを片一方が持ちかけるのはダメだろ〜クソ男やなと思いながら読んでいたが、最後対応にスカッとした笑
やはりある程度環境を変えるとか必要な時もあるんだろうな。
Posted by ブクログ
安定の読み易さ。
人物や場所がスッと入ってくる。
空気の温度や匂いまでしてきそうな
描写の巧さ。
読後感もよし。
ただどうしても
どうしても元旦那が許せなくて、
ひどい目にあえーっと思ってしまった。
主人公のようには思えないな
Posted by ブクログ
専業主婦で家族を支えてきた眞夏への夫から急な離婚宣告。
お前といると息がつまる。
好きな人がいる。
えーーー!
まず、お前っていうな!
とも思うし、元夫へは言いたいことがたくさんあるが、それはいったんは横へ置いといて。
女性の生き方は難しい。
私も、眞夏の元夫の再婚相手と同じで高齢出産し、それによって自分が考えていなかった方へ時間が流れていった。
仕事もできなくなったし、
考え方も変わってきた。
やっぱり家庭優先へシフトし、家族の幸せが私の幸せに変わっていった。
それが悪いことだとは思っていないし、誰がなんと言おうと人から軽蔑されることだとも思っていない。
今後、子供の成長とともに、主人公の眞夏のように少しずつ子離れしていき、私の人生もまた変化していくんだろうなあ。
眞夏の料理の腕前に脱帽!
あんなに美味しい料理を作って家族を守ってきた人への仕打ちは鬼畜の勢い。
元夫も再婚相手もかなりひどいぞ!
眞夏の生き方や考え方に賛同しながら読んでいました。
Posted by ブクログ
私と同年代(少しお若くていらっしゃるが)の同じような生活(少し裕福でらっしゃる)していた人の人生再生。少しずつ前向きに、誰かのためではなく自分のために生きていく姿は読んでいて心地よかった。が。あんなクソ旦那がなんだか幸せになっているのは納得いかない。そんな物語ではないと分かっていても、痛い目にあえばいいのにと思ってしまった。
Posted by ブクログ
主人公は、20年近く専業主婦として家族を支えてきた40代の女性
夫から突然別れを切り出され離婚することになり、娘は父親に引き取られた
ひとりになった彼女は、馴染みのない京都のシェアハウスをお手伝いをする
家族のために自分の時間のほとんどを使い、尽くしてきたつもりだった
けれどそれらを失ったとき、自分に何ができるのだろう、何が残っているのだろう
そう呆然とするところから物語は始まります
非常に身につまされる話でした
ちょうど私の周りでも子育てが一段落し、
キャリアを復活させる人たちが多くなってきています
そんなキラキラと輝く眩しい人を見つつ、自分を振り返ったとき
私はいったいこの20年で何をしてきたのだろう?
家族のために家のことをやってきたとは思うけれど、私個人として得たもの、成長したと感じるものは少ないし、
大した努力もせず、勇気も出さず、
失ってしまった選択肢がたくさんあったのではないか?
そんなことを感じて恐ろしくなりました
主人公がシェアハウスの仕事をしながら今まで離れていた社会と繋がっていくその過程が丁寧に描かれています
劇的に変わるのではなく、少しずつ変化していくさまに、同じような立場からすると共感と羨望と安堵を覚えました。
見たい世界はこれから見て行けばいい
好きなように生きればいい
(他人の電車に乗ってしまうことは
自分の行き先を決められず、そして途中で降ろされてしまった時に途方にくれる)
世の中はままならないことばかりで、それでもひとつずつ、自分の欲しいものを選び取っていくしかないのだ
(その人の人生はその人自身のもの
子どもも、夫も)
わたしはただ、前を向いて、自分の人生を探すしかない
つい流されるままの人生を送ってきてしまったし、それが楽だと思ってしまうけれど
「自分の人生」ということを意識して生きていきたいと思った
Posted by ブクログ
離婚して、京都のシェアハウスにやってきた眞夏。この先の不安を抱えつつ、日々を過ごす眞夏の様子が淡々と描かれてます。
近藤さんの著書初でしたが、読みやすいし、食の表現が素敵でした!心地よい作品でした。
Posted by ブクログ
自分では理解できない理由で離婚を切り出された時に人はどんな反応をするのだろう
そんな女性が初めての京都の地で静かなんだけど人生を丁寧に見つめ視野を広げながら生きていく姿にいつの間にか応援をしつつ読み進めました
この後の娘さんとの関係やシェアハウスでの展開などまだまだ気にかかる余韻を読者に残して終わるところも粋でした
Posted by ブクログ
家族と別れて京都へやってきた眞夏。シェアハウスの仲間達が温かくて良かった。アイスランドは男女平等が世界一だそうで、少子化の日本も見習わないといけなくなるかもしれない。
Posted by ブクログ
離婚で家族を失い、東京からやってきた眞夏。
京都のゲストハウスで仕事を手伝うことになった。
同居する四人の女性やお客さんと時間をともにすることで、少しずつ心を癒されていく。
今まで家族のために自分の時間を使い、家族のために自分を押さえてきた眞夏にとって、全て取り上げられ一人になった孤独感は想像に難くない。
しかし、日々の中で前を向き、冷静に考えられるようになるその姿に、自分自身を大切にして生きていく自由さや大切さが見えた。
母でありながら一人の女性として歩んでいく眞夏の成長は、何歳からでも成長できるという希望を持たせてくれる。
Posted by ブクログ
こんな感じになってくんだろな
…と、正直なところ概ね予想した通りに話が進んだんだけど、
元夫のダメ男ぶりについては大幅に予想を上回ってたよね。
Posted by ブクログ
世の邦義と眞夏さん達に読んでもらいたい。恨みがましくて子供に依存している眞夏さんにはイラッとしたけれど、世界を広げて、前向きになっていく過程は読んでいて気持ちよく、邦義に当然のことを言えた下りはスッキリしました!
Posted by ブクログ
ずっと家族を思って家のことをやってきた真夏
急に放り出され行き着いた宿つきバイト
ゲストとして泊まっている人たちにご飯を作ることで少し自信を持っていく
夫はともかく娘との子離れをやむなくすることになったが 自分を慕ってくれる波由ちゃんなどと話すことで気が紛れて宿泊の仕事をこなすことで自分を保つ
娘がいてくれることは心強い
女性がどう生きていくか 考える1冊