近藤史恵のレビュー一覧

  • キアズマ

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    毛色が少しかわって、大学の自転車部のお話。
    異なる動機を持つ部員たちの運命が「交叉」し、純粋な情熱が時に危うい方向へと加速する。
    爽快な青春小説の顔をしながら、才能という残酷な現実を突きつける展開は、作者ならではの切れ味だと思う。

    キアズマから始めてサクリファイスに入ってもいいかも。

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    2026年04月15日
  • サヴァイヴ

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    サクリファイス、エデンの登場人物たちの「前日譚」や「その後」を描いた短編集。
    本編では語り尽くせなかった個々の背景が掘り下げられ、物語の解像度が格段に上がっていく。
    過酷な勝負の世界を「生き残る」者たちの覚悟が光る一冊。

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    2026年04月15日
  • エデン

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    「犠牲」を背負い走った道は「エデン」へと続くのか。

    舞台はツール・ド・フランスへ。
    欧州の過酷な環境で再び自らの走る意味を考える。疾走感あふれるレース描写と、緻密に絡み合う人間ドラマがスリリングな作品。

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    2026年04月15日
  • キッチンつれづれ

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    ほのぼの系が多くて気軽に読める。
    近藤史恵さんと福澤徹三さんだけ、
    ちょっとクライム系で怖かったけど。
    アミの会、順調にクリア中。

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    2026年04月13日
  • みかんとひよどり

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    閑古鳥が鳴くフレンチレストランのシェフ・亮と、不愛想な猟師・大高の物語。話そのものは面白かったが、「生き物を獲って食べるというということはどういうことなのか」という物語のテーマについてはあまりピンと来なかった。それほど普段気にかけていない内容なのかもしれない(こんなことを言ったら作中の某人物に目を付けられそうだが)。亮が作るジビエ料理がどれもおいしそうで食べたくなった。みかんの風味がするひよどりってどんな感じなんだろう。

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    2026年04月12日
  • サクリファイス

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    なじみのない自転車ロードレースの世界に一気に引き込まれる。
    競技のもつ特殊性と選手の人間性がリンクしてくるあたりが面白い。
    競技に取り憑かれた人間の狂気が物語にヒリヒリとした緊張感を与えており、ページを捲る手が止まらない。
    短いので余計な描写がなく一気に読めてしまう。

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    2026年04月12日
  • 風待荘へようこそ

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    私と同年代(少しお若くていらっしゃるが)の同じような生活(少し裕福でらっしゃる)していた人の人生再生。少しずつ前向きに、誰かのためではなく自分のために生きていく姿は読んでいて心地よかった。が。あんなクソ旦那がなんだか幸せになっているのは納得いかない。そんな物語ではないと分かっていても、痛い目にあえばいいのにと思ってしまった。

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    2026年04月09日
  • ヴァン・ショーをあなたに

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    ネタバレ

    2作目は心温まるお話がちらほら。
    解説にあった通り、途中からギャルソン視点→お客さんの視点になり、三舟シェフの回想へ。また、一作目と異なり、作り手側のストーリーになってることから、一作目とはまた違った楽しみ方ができて飽きずに読むことができた。
    フレンチ食べたくなったし、やっぱりヴァンショー作ってみたいなあ、、

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    2026年04月07日
  • タルト・タタンの夢

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    長編で読み疲れしてしまった時に読むのにちょうど良い一作でした。フレンチについても詳しくなれるのに加え、やっぱり食べたくなる、、。
    ほんのり温かミステリーでした。装丁がお気に入り!

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    2026年04月05日
  • 風待荘へようこそ

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    作品を読みながら唐揚げが作りたくなる。どん底の気持ちからこんな広い世界に私も行きたい
    近藤史恵さん作品好きです

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    2026年04月04日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    石垣島の浜崎の奥さんは美味しいらしいので、一度行って食べてみたい。

    世の中には、いろいろな名前の魚があるものだ。

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    2026年04月02日
  • サクリファイス

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    サクサク読めて面白かった。
    ロードレースは、まったく知識がないとイメージしにくいかも。私は泣き虫ペダルを観ていたので難なく頭にイメージすることができた。ダンシングとかね。

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    2026年04月02日
  • 山の上の家事学校

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    男性のための家事学校のお話です。教えているのは、料理、洗濯、掃除、裁縫、果てには子どもにしてあげられるヘアアレンジまで。そして、家事だけを淡々と教えているわけではありません。自分で変わりたいと思って、この学校に足を踏み入れた人ならば、校長との対話を通して、気づきを得られることでしょう。

    男性陣にはもちろん読んでほしい一冊ですが、女性の私にも刺さる部分がたくさんありました。誰しも、たとえ毎日のことであっても、自分が作った料理を蔑ろにされるのは、しんどいですよね。自分で作った経験がないと、そんなことでさえ、実感としては思い至れないものです。家庭でのすれ違いは、こんなことの積み重ねなんだと思います。

    こんな学校が存在したら素敵ですが、現実だと人が集まらないんだろうなあと思ってしまいました。

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    2026年03月31日
  • ヴァン・ショーをあなたに

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    こっちも面白かったけどこれ読む順番あってるのかな
    やっぱり新しい知識を知ることができてこのシリーズ面白い

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    2026年03月31日
  • シャルロットの憂鬱

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    とにかくシャルロットの犬柄が可愛らしい!
    元警察犬なのに、臆病で寂しがり屋、イタズラ好きで、食いしん坊…
    犬との生活+ちょっとした日常に潜むミステリーが絶妙にマッチした、可愛らしい短編集でした。最近会ってない、親戚の犬をもふりたくなりました。

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    2026年03月30日
  • 岩窟姫

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    ネタバレ

    芸能界の闇をテーマにした作品。面白かったけど、中だるみ部分が気になりました。

    オチは沙霧が生きていたというのがビックリ。Q太郎がまさかね。後半駆け足すぎたかな。もう少し沙霧との絡みが欲しかったです。

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    2026年03月30日
  • おいしい旅 初めて編

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    この本は、複数の作家の短編集だが、時間の関係で私が乗れなかったサフィール踊り子号に乗って、終点の下田まで行くのを読んで、いいなあと思った。

    下田に何があるかよく分からず旅のスケジュールから外したけれど、ペリー以外にも水戸岡デザインのものとか、坂本龍馬とか、ロープウェイとか、楽しそうなものがあるのだとわかった。

    他の話も、ミステリーがらみや重い話などいろいろあるが、日本各地の美味しいものに出会えるのは幸せだと思う。

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    2026年03月28日
  • 風待荘へようこそ

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    主人公は、20年近く専業主婦として家族を支えてきた40代の女性
    夫から突然別れを切り出され離婚することになり、娘は父親に引き取られた
    ひとりになった彼女は、馴染みのない京都のシェアハウスをお手伝いをする

    家族のために自分の時間のほとんどを使い、尽くしてきたつもりだった

    けれどそれらを失ったとき、自分に何ができるのだろう、何が残っているのだろう

    そう呆然とするところから物語は始まります

    非常に身につまされる話でした
    ちょうど私の周りでも子育てが一段落し、
    キャリアを復活させる人たちが多くなってきています
    そんなキラキラと輝く眩しい人を見つつ、自分を振り返ったとき

    私はいったいこの20年で何をしてきたのだろう?

    家族のために家のことをやってきたとは思うけれど、私個人として得たもの、成長したと感じるものは少ないし、

    大した努力もせず、勇気も出さず、
    失ってしまった選択肢がたくさんあったのではないか?

    そんなことを感じて恐ろしくなりました

    主人公がシェアハウスの仕事をしながら今まで離れていた社会と繋がっていくその過程が丁寧に描かれています
    劇的に変わるのではなく、少しずつ変化していくさまに、同じような立場からすると共感と羨望と安堵を覚えました。


    見たい世界はこれから見て行けばいい
    好きなように生きればいい

    (他人の電車に乗ってしまうことは
    自分の行き先を決められず、そして途中で降ろされてしまった時に途方にくれる)

    世の中はままならないことばかりで、それでもひとつずつ、自分の欲しいものを選び取っていくしかないのだ

    (その人の人生はその人自身のもの
    子どもも、夫も)

    わたしはただ、前を向いて、自分の人生を探すしかない

    つい流されるままの人生を送ってきてしまったし、それが楽だと思ってしまうけれど
    「自分の人生」ということを意識して生きていきたいと思った

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    2026年03月25日
  • 間の悪いスフレ

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    今作はコロナ禍のビストロ·パ·マルの話。飲食業界では大変な状況に⋯テイクアウトを始めたりで何とか乗り越えて頑張っていた。おもしろかった。

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    2026年03月22日
  • ホテル・ピーベリー<新装版>

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    沢木耕太郎さんの深夜特急の世界観に少しロマンとミステリーが混じった感じで好きな感じの本。

    主人公が少し拗らせているだけで他の登場人物は、みんなが良い人だったのでは?
    ハワイ島の生活って結構寒いという事と、ハワイは13気候のうち11の気候を持っているという事を知り一回行ってみたい

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    2026年03月21日