近藤史恵のレビュー一覧

  • おいしい旅 しあわせ編

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    旅先で偶然出会った人と食べ物を通して、人生観が変わり、前向きになれる話を集めたアンソロジー。トラブルと偶然は旅につきもの。毎回すぐに「禍転じて~」になるとは限らないが、ターニングポイントとして意識されている。
    全7話の中で、私は「夢よりも甘く」が最も気に入った。育ててくれた亡き祖母の思い出話。少女はそれが作り話であると薄々気づくのだろうが、大人になっても大事に温め続けている様子(例えば身近な人に指摘されてムキになる場面)が胸に刺さる。現実を知ってしまい、旅行中はコレといった良い出来事もなく、疲れ果て打ちひしがれて、旅が終わりに近づく。このまま静かに物語が終わるのかと諦めかけたところで、帰国後に

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    2025年09月09日
  • 南方署強行犯係 黄泉路の犬 〈新装版〉

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    動物を飼う、命への責任を感じさせるお話でした。物語の中でもユウヤくんがそれを現していて、本質は繋がってるんだなと。ソウジお兄ちゃんが好きです。

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    2025年09月09日
  • 南方署強行犯係 狼の寓話 〈新装版〉

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    近藤さんの刑事物ということで読んでみました。読みやすい文体なのも良かったですが、圭司刑事の兄弟や母親のキャラクターも好きでした。

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    2025年09月07日
  • ヴァン・ショーをあなたに

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    この本の魅力については、あとがきに完全同意です。
    前作「タルトタタンの夢」から、謎も、視点も、さらに広がっています。

    ビストロ・パ・マル・シリーズの魅力は、1話1話がちょっと一息つきたいときに読める分量と重さであることと、フランス料理にちょっと詳しくなった気分になれることです笑
    ちょっと癒されたいなという気分のときに、ヴァン・ショーがわりに、この本を手に取ってみることをお勧めします。

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    2025年09月06日
  • 間の悪いスフレ

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    コロナやウクライナ侵攻などの昨今の情勢が反映されてる〜と思っていたら3作目を飛び越していたみたい。ヴァンショーは今作でも出てきていて、ほっとする味なんだろうなと思わず飲んでみたくなる。料理教室のイライラした男性や、スタッフが定着しないレストランのシェフなど、今までよりもなんだか辛口な話も多かったかな。

    モンドールのチーズ、初めて知ったので今年の解禁を楽しみにしていよう。

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    2025年09月06日
  • 山の上の家事学校

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    面白かった!
    家事は、愛情からするものではない。
    本当にそう思う。自分の体や感情を守るためにするもの。
    ぜひたくさんの人に読んでほしい。

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    2025年09月05日
  • みかんとひよどり

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    ___ヒヨドリの有名な料理に、みかんと一緒にローストするというものがある。みかんをソースにしたり半割にした果実を添えたり。

    この一文が私の空腹をますます刺激する。
    しかし、ひよどりの姿がピンと来なかったためにYouTubeでみかんを啄む動画を検索し、すこし複雑な気持ちになった。

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    2025年09月01日
  • 迷 まよう

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    色々な迷うがありますね、良い短編集でした。
    好きな作家さんが参加しているという理由で読みましたが、読んだことのない作家さんの作品を読める良い機会でした。

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    2025年09月01日
  • ときどき旅に出るカフェ

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    ネタバレ

    いいなあ、私も近所にこんなカフェが欲しい。

    自分の選んだもの、選ばなかったこと、その選択で自分の人生はできていて、選ばなかったことだってずっと付きまとう。主人公と同い年だからこそ、胸に響いた。

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    2025年08月29日
  • ふたつめの月

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    賢者シリーズ第二弾。なお、第一弾は読んでおりません。

    謎の老人赤坂と、人生迷子の20代くりこ。
    片想い相手の男性はイタリアにシェフ修行へ行ってしまい、仕事は解雇され、それを家族にも言えない。

    後半は、赤坂を追う警察官も登場。
    赤坂は何者なのか?一作目読めばわかるのかな?
    読まなければ。

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    2025年08月28日
  • ヴァン・ショーをあなたに

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    "「春の野菜は、たいして手を加える必要はないんです。生命の息吹にあふれていますからね。その味を引き出してやるだけでいいんですよ」アスパラガス、グリンピース、春キャベツ、そらまめ。そんな春にしか食べられない野菜を、絶妙の火加減で甘みが出るように火を通して、ワインビネガーを入れて煮込む。"

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    2025年08月28日
  • 山の上の家事学校

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    家事に関して、ケアと愛情を混同していないか。完璧にやるものだと思って目を背けてしまっていないか。自分の中の甘えを炙り出されるようだったし、読みやすい小説ながら、様々なマジョリティマイノリティ問題について考えさせられる内容だった。

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    2025年08月28日
  • タルト・タタンの夢

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    ちょっとしたミステリーを解決!
    美味しいフランス料理と一緒にミステリー
    短編だから初級な方にも読みやすいと思います

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    2025年08月27日
  • たまごの旅人

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    ちょうど海外に旅行に行く予定があったので気になってた本を購入。旅関連の短編集って以外とついていけなくて置いていかれることも多いけど、主人公が新人添乗員ということもあって親近感を持てた。リュブリャナや若いうちにしか行けなさそうな土地に行ってみたくなった。

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    2025年08月18日
  • サクリファイス

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    この薄さでこの満足感はすごい。ロードレースというスポーツが紳士のスポーツというのは全く知らなかった。久しぶりの一気読みでした。

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    2025年08月17日
  • スーツケースの半分は

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    いいなぁ、私も旅に出たい。
    私に近いのはゆり香さんかな。
    私だって両親か亡くなったら、将来不安だし、貯金はあるけれども一生安泰じゃない。
    でも何とかなるような気もするけど、甘いのかなぁ…
    色々な人生があって、私だってどうなるかわかんないよね。

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    2025年08月11日
  • おはようおかえり

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    曾祖母がのりうって出てくるのは現実味がもちろんないけど、それは小説だから、あんまり気にならなかったかな。
    小梅ちゃんを中心に、考えさせられるトピックがたくさんあって、興味深く読み進められた。ふくら雀の練り切りは見てみたくなった!

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    2025年08月10日
  • 間の悪いスフレ

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    またまた軽くよめるのにでも次が読みたくなる本だった。今作はコロナという背景がありつつ、女性はおしゃべりが長いという時事ネタもありつつ。(←これは三舟シェフに拍手したくなった。)
    地域的なハンディや現実にある差別に悩む若者たちにエールを送ったような作品だったり。
    正面きって問題提起しているわけではないけれど、パマルの美味しそうな料理とやりとりを読んでいるうちに必要な人にはなんらかの気づきが届くような話たちが詰めあわされている本。

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    2025年07月29日
  • おはようおかえり

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    面白かった〜
    和菓子とちょっとミステリーとファンタジーがミックスした、なんとも不思議でほんわかするお話だった
    肝心の手紙は見つかるのか気になって読み進めたけど、見つかったら見つかったでそれはそれでどうでもいいようにも思えた
    人にはいろんな事情があって生きているんだなあ
    自分には、そういう心の機微がわからない
    何にも考えずに生きてきたからかも

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    2025年07月28日
  • 夜の向こうの蛹たち

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    最後まで、読んでしまいたい

    そう感じて、一夜で読み進めてしまった作品

    まるで妙自信が書いた、自伝のような。
    そう思わせるほど、入り込まされた。

    生きているだけで、難しい。
    人はみんな無い物ねだりをしてしまう。

    自由に。望んだままに生きられたら。
    純粋に。人を傷つけあわずに、生きられたらいいのに。

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    2025年07月25日