【感想・ネタバレ】マカロンはマカロンのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2024年02月09日

ブルーベリーのお話にハッとさせられました。この作品も、美味しそうなお料理が出てきてお腹が空きました。

0

Posted by ブクログ 2023年08月25日

シリーズ3作の中で1番面白いと思ったのは、私がこの小説に慣れたからかな?
友だちがテーマの話でも、最後のヴィンテージワインはスッキリしなかったけど、タルタルステーキの話は良かった。今作の中では「マカロンはマカロン」が1番すきかも。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年06月15日

シリーズ3作品目。
3作品の中で1番好きかもしれない。
ビストロ・パ・マルに訪れるお客様の、ちょっとしたモヤモヤや謎をシェフが解決していくお話。
浮浪者のような見た目で、一見ぶっきらぼうに見えるシェフだが、お客様を第一に考えてるからこそ、お客様に寄り添い、温かいサービスを提供できる。
前作同様、短編...続きを読むで読みやすく、楽しくすらすらと読むことができた。
「コウノトリが運ぶもの」「共犯のピエ・ド・コション」「マカロンはマカロン」がお気に入り。

0

Posted by ブクログ 2023年04月26日

今回も一瞬にしてペロッと平らげてしまいました。

警察沙汰の事件を取り扱った「ミステリ」しか知らなかったので、日常に潜む不和や違和感を解決するミステリの形もあるんだな、そっちの方が結構好きだなと思いました。
自分と全く関係ないところにある事件も刺激的だけど、パ・マルで起こる事件は、明日の自分の身にも...続きを読む起きるかもしれない些細なこと。でも、そこにはお互いを思いやる人たちの不器用さが必ず潜んでいて、愛すべきお客さんばかり。

そんな人たちが集まるパ・マルが悪い店なわけなんかなく...
自分のまわりにもこんなお店ないかな。なんでも喋っちゃいそうだな。

金子さんの俳句好きの設定は途中から全然登場しなくなってしまったのが少し残念。もっとしょーもない(褒めてる)俳句をドヤ顔で語る金子さん欲しかったな笑

もっともっと長く続いてほしいシリーズでした!

0

Posted by ブクログ 2023年04月26日

 ただ謎を解いてほっこりするだけのシリーズではないからこそ、飽きを感じないのかな。解説にあったようにその辺りの匙加減が絶妙と思う。今回はどの話も良かったが、強いて選ぶなら表題作と『タルタルステーキの罠』『共犯のピエ・ド・コション』が特にお気に入り。マカロンって華やかでカラフルなものしか知らなかった。...続きを読むこの話はオーナーが良い人だったから良かったが、『ヴィンテージワインと友情』はコナン君にも似た話あったけどわざと嫌いなフリをするのではなく、ちゃんと意思表示してあげてほしかった。まだまだシリーズ続きそうなので楽しみ。

0

Posted by ブクログ 2023年01月19日

最近、プライムで実写を発見。すんごくよかったです。
続いてほしいシリーズでしたが、もう終わっちゃったのでしょう。

0
ネタバレ購入済み

満足

2021年02月15日

3作目も安定の面白さで満足しました。ラストのお嬢様の話はヴァン・ショーはふるまわれるものの もう少し救いが欲しかったけれど。逆にタルタルステーキは想像していた結末と違ってびっくり。そうか…そういったこともあるよな…という誰が悪いとかいう結末じゃなく優しい着地点をもった筆者の作品らしくて好きでした。 ...続きを読む次作も待ちどおしいです。あとがきによればパ・マルもテイクアウトを始めるそうな

0
購入済み

心が暖かさを感じる

2024年04月21日

軽快で暖かな読後感を持てるストーリー。もう少し踏み込んだ心理描写が欲しかったかな。個人的には、ちょっと軽すぎな感じがした。

#切ない #ほのぼの

0

Posted by ブクログ 2024年04月10日


シリーズ第3弾。8篇の短編ですがビストロ・パ・マルの三舟シェフの名探偵ぶりは相変わらず楽しめました。

お肉が苦手なので今回登場したブーダン・ノワールやタルタルステーキは絶対に食べられないな~と思うけど、ここのビストロならお客様の好みや体調に合わせて美味しいお料理を出してくれる所が素適。

そして...続きを読むついにこのシリーズにもトランスジェンダーの話が出て来ましたね。近藤さん時代を追っているな~。

最後の「ヴィンテージワインと友情」はドラマで見たような…。コースを選ばずアラカルトにしてみんなでシェア。その理由にも呆れました。こんな人たちとお友達にはなりたくないですね。

さて次はシリーズ第4弾を読みたいと思います。

0

Posted by ブクログ 2024年03月23日

シリーズ3作目。
今作も読みやすく、面白かった。
1話が30ページ弱で、しっかり起承転結があり、テンポがいいからかな。
出てくる料理は臓物系が多かった気が…。ちょっと苦手なので、今回は食べ物にはあまり惹かれなかった。
一番好きだったのは表題作「マカロンはマカロン」。言われてみれば、マカロンは多様性の...続きを読む象徴のような気がしてきた。

0

Posted by ブクログ 2024年01月30日

シリーズ通してシェフ三舟の洞察力が凄い。こんな風に食べる人のこと考えて作ってくれる料理、信じられないぐらい美味しいんだろうな〜

0

Posted by ブクログ 2023年12月22日

前作が気に入ったので、妹のすすめでこちらも。色んな人が登場して、それぞれのひとの気持ちを軽くしてあげるビストロ、素敵。そしておいしそうな知らない食べ物がたくさん……!

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年10月25日

今回もおもしろい謎ときばかり!

乳製品アレルギーの女性の話では
お母さんは交通事故で亡くなり、
お父さんはその女性を東京に預けて
1人でシェフとして働き続ける。
その父はバターと生クリームをたっぷり使った
フレンチ料理専門だったから
お父さんの料理は食べられなかった。
お互いにきちんと歩み寄れず
...続きを読むそれを女性はずっと悔やんでいた、
そんな時に見つけたお父さんの遺品の
ベッコフという食器…
その意味を知ったときに、
もっと早ければ歩み寄れてたのではと
思わずにはいられなかった。
今後のベッコフが彼女にとって
良い思い出になるといいな。

再婚した母、そして息子とその相手との話では
お肉が食べられなかった冬樹くんが
隅田さんと出会って、
食べられるようになった…なぜ?
実は食べたチキンの骨で
標本を作っていた!
この発想にはにやりとした笑
男の子の心をしかも思春期の子の
心をぐっと掴んだ隅田さんは凄い、
きっと優しいお父さんに
なってくれると思った。
三舟シェフが最後共犯になったのも
ニヤリとしてしまった。

日本人男性と海外で出会った
中国人女性との話では、
とある旅先で鮮鴨血を食べるというのは
野蛮すぎると男性が言った言葉に
ショックを受けた彼女。
なぜなら彼女の産まれた故郷は
そういう文化があるからだ。
彼に故郷を否定された気もしたし
それを恥ずかしいと思った自分にも
ショックを受けていた。
この話はなかなかこたえた。
悪気のない言葉が誰かを
傷つけてしまうこと。
そして、彼女は愛してもらおうと
自分の食文化も愛してほしいから
彼に歩み寄ろうとする姿勢が
とても素晴らしいと思った。

他にもたくさんあったけど。
三舟さんがとても勘がするどい。
前作もだったけど、料理に絡めて
この謎を作るのは凄いなあ

0

Posted by ブクログ 2023年09月10日

ビストロ・パ・マルシリーズ第三弾。8つの短編。フランス料理人シェフが身近な謎を解くのだが、今回は知らなきゃ良かった謎が多かった。『青い果実のタルト』の妻の浮気、『タルタルステーキの罠』の妊婦のトキソプラズマ感染、『ヴィンテージワインと友情』の偽りの友、これらはちょっと受け入れ難い。全体としては面白く...続きを読む、続編を期待してます。

0

Posted by ブクログ 2023年06月09日

シリーズ3作の中で、一番良かった!
最後の話、『ヴィンテージワインと友情』が一番面白かった
どの話も三舟シェフの名探偵ぶり?は素晴らしかった
いつもは無愛想
でもお客様の事を一番に考えているから、観察力は凄くて、いざここぞという時に登場して悩みや謎を解決してくれる
だから温かい気持ちになるし、話とし...続きを読むては面白いんだろうなあ

フランス料理は全然わからないけれど、わかりやすい説明で、難しい気持ちにならないのが良い

0

Posted by ブクログ 2023年05月14日

ビストロ・パ・マルシリーズ三作目
ドラマ化していたこともあり、結末を知っているものもあったが原作には原作のいいところが詰まっていると感じた。
フレンチ料理に関しての記述が上手く、詳しくない私が読んでいても食欲をそそられた。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年04月20日

あぁ、お腹が空く。
このシリーズを読んだあとは
必ずビストロを検索してしまう…。

共犯のピエ・ド・コションがほっこりで好きでした。
追憶のブーダン・ノワールでは、過去に中国の友人を訪ねた時に鮮鴨血が怖くて食べられなかったことを思い出し、申し訳ない気持ちになりました。

解説ではじめて
「日常の謎」...続きを読むというミステリのジャンルがあることを知りました。
軽い気持ちで読めるし、でも時代の流れも捉えていてたまにハッとする、パ・マルシリーズが好きです。続編あるのかな?楽しみ楽しみ

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年02月18日

第三弾も、本当に面白かった!

解説の若林さんが「無自覚なバイアス」が顕在化される前から、作者の近藤さんがこの問題に対して鋭敏だったと書いてるように、『マカロンはマカロン』の中でも、選択肢の中にごく当たり前に同性愛を含んでいたり、トランスジェンダーを取り上げたりと、こういった問題への作者の姿勢を感じ...続きを読むることがあり、好感が持てた。

それにしても、仕事帰りの電車の中、空腹で、この美味しそうな料理の描写満載の本を読むのは少し辛かった笑

次作も読みたいなぁ。

0

Posted by ブクログ 2023年02月12日

ビストロ・ミステリ第3弾
ショートストーリー8篇
今回もビストロに行きたくなる!
食文化の違いも勉強になりました。
ムッシュ・パピヨンに伝言の話が好きです。
“女性も男性もそれぞれの人生をいきているのに”は正にそうだなと。
表題作のマカロンはマカロンは、なるほどそういう意味だったのかと。
私もマカロ...続きを読むン・ダミアンの方が好みだな。
第4弾も出たら絶対読みたいです。

0

Posted by ブクログ 2023年01月29日

シェフは名探偵シリーズ3作目。
近藤さんの文章って、相変わらずなんと読みやすくてわかりやすいことか。
このシリーズは、私にとってこれまで見たことも聞いたことともない料理やフランス料理に関する知識が出てくるものの、しつこくない解説ですっと頭に入ってきて楽しめる。
この本を読んでる途中に、滅多に食べるこ...続きを読むとのないフレンチを食べられたんだけど、ますます美味しく感じた。

本作に登場した血のソーセージっていうのは全然味の想像がつかず、食べてみたいような…ソーセージの中身が固まってないっていうことなんだよね?!
半熟目玉焼きの黄身のように、ナイフを入れたら中身がお皿の上に広がってしまうのだろうか??
私はアラフォーなので、大方のものは食べたし、自分の想像を超える美味い食べ物はもうないだろうと思っていたけど、世の中には、まだまだ知らない食べ物があるんだなぁ。

0

Posted by ブクログ 2022年12月03日

美味しい小説に、ミステリートッピングでスーラスラ読める。お腹も心も満たされる、みんな幸せになれる短編集。
うっかり三作目から読んでしまったけど、ノープロブレムな作品構成。

0

Posted by ブクログ 2022年10月29日

「ビストロ・パ・マル」シリーズの三冊目ですね。
今回は8話の連作短編です。
「日常の謎」の醍醐味をしっかり味わい深く堪能できる作品です。
料理の描写も詳細ではないにも関わらず、さらりとした内容でいて魅力的に語りかけてきます。じっさい、食べてみたい気持ちが毎度のごとく出てきますから不思議ですね。
近藤...続きを読むさんの取材能力の高さと筆圧に堪能させられました。
思量深い温かい人間模様が描かれていて、心に刺さるセリフも人生観の達人を醸し出していますね。さりげない一言がどれだけ救われる想いをする事か感慨深い内容に驚かされます。
ポジティブな物語構成も近藤作品の魅力の一つです。
シリーズはこれが最後のようですが、三船シェフの物語は忘れがたい秀作だと思います。

0

Posted by ブクログ 2022年10月13日

読んだらお腹空く本でした。
最後の話では友達について改めて考え直す話でした。自分のこと利用してる?って思う人っているなあって思いました。

0

Posted by ブクログ 2024年04月18日

かわいいタイトルだなあ···
と読みはじめて。

···あ、これドラマで観たやつだ!
数年前放送の『シェフは名探偵』というドラマの原作本なのでした。

ビストロのシェフがお料理しつつ、
ナゾ解きもしちゃう天才。

カタカナのお料理名がまったくわかんないけど、
美味しそうなものがいっぱい出てくる♪

...続きを読むほのぼの幸せい〜っぱいな内容♡
かと思いきや、
人の悪意や後ろめたさの感情がちらほら散りばめられ。
様々な人間模様が描かれていて、
一筋縄ではいかない感じ。

深夜の読書にぴったり、
さくさく読める短編集でした☆

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年02月07日

フレンチなんて普段というか数えるくらいしか
食べたことがないのですがこの作品に出てくる
料理は文章だけでも美味しそうでした・・・

ずっと引っかかっていたが父親の本当の
気持ちが分かる「コウノトリが運ぶもの」の
話や、今の時代ならこんなことが当たり前に
おこなわれているのかもと驚いた
「青い果実のタ...続きを読むルト」の話。聞いた事は
あるけど実際食べてみたくなった
「追憶のブーダン・ノワール」の話、
結果よかったけど、そんなメッセージじゃ
分かりづらいやん!でもまぁ女性の立場じゃ
仕方ないか!でも結果的には素敵な結末に
なった「ムッシュ・パピヨンに伝言を」。
表題の「マカロンはマカロン」は人と
マカロンが上手く例えられた内容で
実際わたし自身も表面だけしか見てないかも
しれないなと改めて思い知らされました。
えっ!生肉ってそんなに危険性があったんだ
ってことと良くも悪くもその
タルタルステーキがとある口実に使われて
誰にも害はなさないかも知らないがちょっと
釈然としない「タルタルステーキの罠」の話
等々どの話も面白かったけど、
「ヴィンテージワインと友情」の話は正直
この世の中どこにでもある話でちょっと
ムカッとしたけど一人でもその状況が
おかしいと思っている人がいて安心した。
ただこの話って相手にも当人にもどちらにも
多少の問題があるものなんだと思う。

色んな日常の疑問なんかが美味しそうな
料理とともに読めるシリーズ…面白かった。

0

Posted by ブクログ 2023年12月17日

志村さんがパパに!おめでたい!
おいしい食事を提供してくれるビストロ内でお客様のお悩みや謎を紐解いていくその外側で、シェフも志村さんも金子さんも自分の人生を生きているんだなぁと。
けれどビストロ内では料理とお客様に真摯に向き合っているからこそ、今日もパ・マルではお客様の心が少し軽くなる。

0

Posted by ブクログ 2023年08月19日

美味しい本。フランス料理は全く詳しくないので、頭をフル稼働させて、この本の表現からイメージ
しようとしてしまう魅力あり。シェフの洞察力最高。疑問が次から次からへと解決されていく爽快感がある。フランス料理も是非食べてみたくなる。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年05月19日

ビストロ・パ・マルの人達にまた会えた。
シェフが謎を解くのいつ読んでも楽しみ。
でも今回は最後がちょっと後味悪かったな。
パピヨンの話がいちばん好きだった。

0

Posted by ブクログ 2023年04月11日

今回はいろいろおいしそうだったなぁ。豚足のガレット、ソーセージ、腎臓、タルタルステーキ。相変わらず料理の名前は覚えられない。

0

Posted by ブクログ 2023年01月31日

人はだれしも心に影をもっており、そんなことは他人にはわからないように振る舞い、過ごしていますが、些細な行動にそれが投影されるときがあります。他人から見るとそれは不可解な行動と映ることがありますが、本人の中ではそれは連続した論理の結果なわけです。例えばわたしが仕事で成功したときに上司から「男が上がった...続きを読むな!」と褒められても嬉しくないのですが、そんなことは知る由もなく、上司の方では、わたしがなぜ苦笑いをしているのか、納得出来ないという具合です。
 そうした日常の小さな証をビストロのシェフが解き明かすというミステリ形式で理解できる本となっています。

0

Posted by ブクログ 2022年12月09日

ドラマで新刊が出ていたことを知る。かつてなら凶器にならなかったはずの表現が、鋭いナイフにいまは姿を変えていること、傷つくひと、癒すひとがいること、を、軽やかに綴ってくれる。

0

Posted by ブクログ 2022年11月22日

シリーズものとは知らずにこちらから読んだ

ギャルソンの彼がお客さん達を身なりや話し方からどういう関係性だろうと推測していて、見られてるんだなぁと感じた

フランス料理に馴染みが無さ過ぎてメニューも食材ももちろんワインも知らないことばかりでした

0

「小説」ランキング