ホテル・カイザリン 電子再編集版

ホテル・カイザリン 電子再編集版

1,460円 (税込)

7pt

クラスメイトの稚拙な行動の理由。忘れ得ぬ在りし日の祖母の姿。他人のものばかり欲しがるあの子。いるはずのない住人の気配。甘やかに秘密を分かち合う二人の女。宿命的な死に蝕まれた村。妻と別れた男に訪れた非日常。言い訳はいらない。もう、とりつくろえない。隠された真実に気づかせてくれる珠玉の作品集。(紙書籍版と異なり、本電子版には「金色の風」は収録されておりません。あらかじめご了承下さい)

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

ホテル・カイザリン 電子再編集版 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「カイザリン」という響きがなんだか魅惑的。
    オランダ語で「女帝」って意味なんですね。
    小さい頃、花びらを取りながら「すき、きらい、すき」ってやったみたいに、「こわい、ステキ、こわい」と感じさせる短編集でした。
    『タルトタタンの夢』『わたしの本の空白は』など近藤史恵さんの作品は何冊か読んでいますが、な

    0
    2024年09月25日

    Posted by ブクログ

    いくつかのお話があり、私は人の物が欲しい人の話が1番面白かったです。どういう気持ちでそんな事をするのか?と思っていましたが、納得できました。

    0
    2024年09月19日

    Posted by ブクログ

    ちょっと暗く、触れられたくない場所を軽く刺される感じのするストーリー展開でした。でも全体的に清らかで美しい余韻があります。

    0
    2024年06月17日

    Posted by ブクログ

    なぜ火をつけたのか?束縛の夫婦生活から逃れようと足掻く女性たちを描いた表題作ほか、ミステリ中心の短編集。
    ---------------------
    近藤さんの短編集ですが、なんとイヤミスがたくさんありました。近藤さんのミステリはけっこう際どい線を行っていてもイヤミスと言えるほどのものは読んだことが

    0
    2025年05月25日

    Posted by ブクログ

    近藤史恵さん、読書強化月間!
    『ホテル・カイザリン』。短編8作。
    全体的に、ドロドロでした。数日前に読んだ
    『ホテルピーベリー』に近いトーンでした。

    読後感が良かったのは『金色の風』と『迷宮の松露』。ともに海外に旅する日本人女性のお話ですが、日本で色々あって海外に旅に・・・。
    そこで出会う人との触

    0
    2025年04月16日

    Posted by ブクログ

    短編集だが、感動ものとホラーというかミステリーみたいなもの、そして考えさせるものとバラエティに富んだラインナップだった。
    アミの会のアンソロジーに載っていたのもあるので読んだことのあるのもあったが。

    やはり秀逸だったのは『降霊会』かな。どんでん返しに次ぐどんでん返しが見事。

    0
    2025年02月18日

    Posted by ブクログ

    終始漂う侘しさ、満たされなさが素敵な作品です。個人的に毒気やホラー要素は感じませんでした。そうなって然りだったのだとすとんと飲み込めるような。

    0
    2024年11月21日

    Posted by ブクログ

    ミステリーかな?と思ったけど、それだけではなかった。
    一話一話味付けの違うお料理のようでとても楽しめました。
    この著者の本の中でこの本が今一番好きかも。

    0
    2024年09月17日

    Posted by ブクログ

     うっすら怖い話の中で「金色の風」だけは爽やかだった。パリオリンピックのマラソンをイメージしながら読めたのがよかった。人の物を羨んで欲しそうにする人や人のことをやっかむ人っているけど、「甘い生活」を読んだら心を入れ替えるのではないか。いや、「老いた犬」のように情けなく吠えてみるか鼻を鳴らして泣くだけ

    0
    2024年09月09日

    Posted by ブクログ

    巻頭とラストの語り手が男性なのはわざとか?カイザリンは女性だけど。
    「金色の風」の姉妹のバレエダンサー『テレプシコーラ』のヒロイン姉妹を思い出した。お母さんがバレエ教室主催なのも同じだし。
    デーツのお菓子って近藤さんの他の作品にも出ていたよね。近藤さんの好きな味なんだな。
    「孤独の谷」はちょっと三津

    0
    2024年04月29日

ホテル・カイザリン 電子再編集版 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 小説

小説 ランキング

近藤史恵 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す