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各ジャンルで活躍する実力派作家11名が「ラスト・メッセージ」をテーマに綴るした豪華アンソロジー。 隠された幻の家訓、ある一族の謎めいた掟、読まれるはずのなかった遺言、鍵のかかった日記帳……さまざまな形で残された最後のメッセージ。 秘められた思いが届くとき、驚きの結末に心揺さぶられる一冊。
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Posted by ブクログ
もうひとつある 鷹宮家四訓 ★★★★★ 孤独の谷 ★★★★★ 扉を開けて ★★☆☆☆ 猫への遺言 ★★☆☆☆ キノコ煙突と港の絵 ★★★★☆ 十年日記 ★★★☆☆ そのハッカーの名は ★★★☆☆ みきにはえりぬ ★★☆☆☆ 青い封筒 ★★★★☆ 黄昏飛行 時の魔法編 ★★★☆☆ たからのちず ★★★...続きを読む★☆
アミの会によるアンソロジーを読むのは4冊目ですが、これもどれもじんわり涙するお話が多かったです。特に「猫への遺言」柴田よしき著が良かったです。定年退職した老夫婦の夫がコロナに感染し、急逝してしまう。 その後、妻がみつけた3通の遺言書。妻への遺言書は、読まれるはずのないものだったのに急逝だったために読...続きを読むめてしまう。知らなかった夫の本心。最後に猫への遺言書で、また涙でした。 自分と重ねて何とも言えない気持ちになりました。 「青い封筒」松村比呂美著も良かったです。 あんなお手紙もらってみたい。親子、夫婦もこんなふうに、積み重ねていくものだよなと思いました。
タイトル通りラストレターというか、最後のメッセージをテーマとした短編集。個人的には「猫への遺言」がよかったなぁ。これまでは猫を見送ることばかりだったので、猫に言葉を残すという発想がなかった。人間いつ死ぬかわからないしね。
好きなのもそれほどでも…のもあったけど、よかったです。 猫への遺言 とても素敵なご主人だな。 十年日記 これは、あたしも書いていて、二冊目なんだけど、 なんか予感があったときには、先に処分しておこうと思ってるけど… こんなに素敵な人もいるんだな…と、自分の日記と比べて、恥ずかしくなったよ…泣
アミの会によるアンソロジー もうひとつある 高宮家四訓 大崎梢 孤独の谷 近藤史恵 扉を開けて 篠田真由美 猫への遺言 柴田よしき キノコ煙突と港の絵 永嶋恵美 十年日記 新津きよみ そのハッカーの名は 福田和代 みきにはえりぬ 松尾由美 青い封筒 松村比呂美 黄昏飛行 時の魔法編 光原百合 たか...続きを読むらのちず 矢崎存美 好きだったのは、もうひとつある、十年日記、青い封筒かな。(孤独の谷も面白かったけど既読だったので)
「最後のおたより」がテーマの短編集。 半分近くが初めて読む作家さんでした。 「おたより」と言ってもパッとイメージする「紙の手紙」ばかりじゃない。その形は本当にさまざまで、次はどんな“おたより”ストーリーなのか楽しみに少しずつ読み進めました。 特に好きだったのは、 「もうひとつある 鷲宮家四訓」大崎...続きを読む梢 「猫への遺言」柴田よしき 「そのハッカーの名は」福田和代 家訓の謎が気になって引き込まれたもの、 夫の猫に宛てた手紙から愛情を感じたもの、 ちょっと異色でミステリーっぽい雰囲気のもの、 趣向は異なりますが、どれもラストは優しく、晴れ晴れとした気持ちになりました。 矢崎存美さん「たからのちず」は、祖母との思い出に寂しくも懐かしい気持ちになった。 同じテーマなのに切り口がいろいろあって、楽しめました。 「最後」というワードで瀬尾まいこさんの短編集「おしまいのデート」が思い浮かびました。 心を温めてくれる優しい読み心地の短編集で、お気に入りの1冊。
最後のおたよりは「最期」のおたよりでもあり、そこから読み解くストーリーが多かった。 時代は変わっても変わらない関係、絆。相手の事を思い、その時間を共有する。 心温まるお話が多く、読んでいて心が和んだ。
"最後のおたより"に沿ってなのか、全ての作品でヒトが死んでいる。中には感動作もあったけど、全体的に振り返るともやもや感が少し残った。 過去から今に繋がる内容なので、頭の中で整理していくのは大変だったけど、過去があって今があるっていう歴史を辿るような感覚になりました。
一つのテーマで いろんな作家さんが作品を書くアンソロジー。 昨今書かなくなってきた手紙… メールとは違って、言葉が生きてる気がしますね。
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これが最後のおたよりです
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アミの会(仮)
大崎梢
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