近藤史恵のレビュー一覧

  • たまごの旅人

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    旅行はやはり、自分の考え方や知見を広げてくれる素敵なものだなぁと感じさせてくれる一冊で、あっという間に読み終えた。
    自分自身も以前旅行関係の仕事をしていたため、沖縄の話だったり、同業の方の退職理由など共感できる部分もたくさんあった。コロナ禍を機に退職してしまったが、続けていたら今頃どうなっていたかなとふと考えることがある。
    主人公はその後どうなったのだろう??

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    2026年02月27日
  • シャルロットの憂鬱

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    妊活中の夫婦が元警察犬のジャーマンシェパードのシャルロットを家族として迎える。犬を飼い始めて広がる世界と日常を丁寧に描かれた日常ミステリーの連作短編集。

    犬を飼ったことのある人にしか書けないのじゃないかと思う細かないろいろ。
    読みながら、ウチで飼ってたワンコを思い出して微笑ましいやら、寂しいやら。
    飼い主夫婦の犬の気持ちを想像している描写に、めっちゃわかる〜ってニヤニヤして楽しみました。
    シャルロットの賢さも素敵だけど、飼い主夫婦も推理働かせたり、家族を大切にする姿に普通の善良な人々の話もよきかな。

    ジャーマンシェパードって大型犬だし、警察犬だし、身近で触れることもないし、可愛いっ思って見

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    2026年02月24日
  • マカロンはマカロン

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    シェフは名探偵シリーズ第三弾。
    2作目『ヴァン・ショーをあなたに』を読んだと思い込んでいたけれど、まだだった。涙
    1作目『タルト・タタンの夢』ではまだ登場人物が頭に入りきってない面もあった分、今回はより楽しんで読めた。
    どんな気分の時でもふわっと読めるタイプの小説。
    そういうのも必要だよなと思わされる今日この頃。
    4作目『間の悪いスフレ』も気になる。
    今頃ドラマ化されていたことを知り、そちらも気になる。笑

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    2026年02月23日
  • みかんとひよどり

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    読んでいるうちにふっとジビエが食べたくなる。まずそこが強い。香りとか温度とか、肉の手触りまで伝わってくるようで、グルメ小説としても普通に面白い。

    でも面白さは食欲だけじゃ終わらない。大高を含めた登場人物がそれぞれの人生を抱えていて、軽く見えて意外と重いところに踏み込んでくる。ジビエを「珍しいごちそう」として消費するんじゃなくて、食べる側の姿勢とか、命との距離感とか、そういう部分まで考えさせられるのが読み応えだった。

    いろんな層を一つの物語にまとめて、ちゃんと深いところまで連れていく構成が見事で、読後に「いいもの読んだな」が残る。

    特に刺さったのは、動物を殺して食べている以上、食べる自分た

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    2026年02月19日
  • わたしの本の空白は

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    先が気になり、気付けばあっという間に読み終わっていた。内容自体がすごく面白いわけではないが、なぜか気になってしまった。

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    2026年02月19日
  • 山の上の家事学校

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    是非、旦那や子ども達に読んで欲しい!
    そして、私の家事に対する「やってあげている」という気持ちに反省。
    家族や他人を思いやる気持ちが自分にはなかったと反省させられるお話しでしたが、決して嫌な気分になるわけでなく、今後、変えていこうと前向きになれる作品でした。

    よその人に対してできる気遣いを、いつもそばにいる人に対してできないのはなぜなのだろうと主人公が思う場面にハッとしました。
    まさに私自身でした。

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    2026年02月18日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    ネタバレ

    「泣きたい午後のご褒美」の続き気分で読み出したが、今回はミステリー要素もあり、なかなか楽しい。

    それぞれおもしろいのだが、秀逸だったのが、「ペンション・ワケアッテ」。
    いやいや、日本語って奥深いとつくづく思う。
    主人公は訳あり旅行に出てきて、なんだか感じ悪さMAXだったけど、いつの間にか前を向いていた。
    一方的に別れを告げた男との唯一の繋がりの象徴である手紙を、愚かだと思いつつも大事にしてしまう切なさは伝わってくる。
    だけど、一番大事な話を一方的に手紙で済ませようとしたつまらない男の幻想から目が覚めて、本当によかった。

    どの作品も、とてもおいしそうなお夜食ばかり。
    読んでいておいしくて楽し

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    2026年02月13日
  • ヴァン・ショーをあなたに

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    前作よりも面白く読めました。
    パ・マルでのヴァン・ショーはとても美味しそうで他のお店とは違うんだろうなということは前作の時から感じていましたが、その秘密を知ることもでき、またお料理と謎解きの面白さを感じさせてくれました。

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    2026年02月07日
  • マカロンはマカロン

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    ビストロ・パ・バルのシリーズ3作目。
    前作読んでから間が空いた。
    知らない料理のことなど色々でてきて、謎解きの部分も鮮やかで、楽しくサクサク読めた。

    総じてよく出来ていると思うけど、もう少し御舩料理長の人となりを知りたいな。
    前作の方が女性からのアプローチの後に狼狽えていたり、フランス修業時代があったりで面白かったかな。ないものねだりとは思っているが。

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    2026年02月06日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    おいしいものと魅力的な土地の相乗効果でとても楽しかった。
    特に最後のアイスランド、行ってみたくなりました。

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    2026年02月05日
  • たまごの旅人

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    サクサク読めた。
    私も英語圏以外の外国語学部で、留学して
    世界をまだまだみたい!と思う若者だった。
    アプローチは違うけど、気持ちは痛いほどわかる。


    たまごの殻を割っても、割っても、多分何重にも殻があって
    ちょっと暮らしてみたくらいじゃわからないカラもあるし
    働いてみないとわからない殻もあるし
    家庭を持って、こどもと育てないとわからないカラもあるし
    きっとマトリョーシカみたいに、全部つるりと剥けることはない。

    でもその土地に行って、空気を吸って
    食事をして、スーパーに行ってみたりして。
    そう言うことに、意味がある。
    私の心を豊かにしてくれるって信じてる。

    若者の、女性の生きにくさみたいな

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    2026年02月03日
  • ヴァン・ショーをあなたに

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    謎めいたシェフの過去や、彼が出してくれるヴァンショーをめぐるお話。
    少しずつシェフのことがわかっていくのが嬉しくて、今回もすらすら読めた。
    心が温まる話が多くて、読んでると毎回お腹が空く〜。

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    2026年02月02日
  • カナリヤは眠れない

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    こんな先生が近くにいたらいいのに。。
    カナリヤにはなりたくないな。
    でも私もきっと誰かのカナリヤなんだろうな。
    ひさびさに一気に読んだ。

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    2026年01月31日
  • オーロラが見られなくても

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    表紙は、外国のお店のショーケースに並ぶおいしそうな焼き菓子。イチゴと生クリームに誘われてページを開くと、アムステルダム行きの航空券。本扉は飛行機で雲の上を飛んでいるときの空の色のよう。おしゃれな感じの装幀で、まずはこの本が好きになりました。

    五編の短編の舞台は、読者の私が行ったことがない国ばかり。オランダ(アムステルダム)、リトアニアとラトビア、モロッコ(シャフシャウエン)、アイスランド、中国(ハルビン)。各国の風景や食べ物が気になるものばかりでした。ネットで調べたりもして楽しめました。だから読書で旅を体感できる本でもありました。

    初めて訪れた場所、そこで口にするものも初めてのもの。そんな

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    2026年07月04日
  • たまごの旅人

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    ネタバレ

    近藤史恵さんの作品を初めて読んだ。
    夢や希望をもって就職した世界が、なかなか思い通りにいかないのはよくあることだけど、この物語の主人公はよく頑張るなぁと感心した。しかも、すごく頑張っている感を出しているわけではなく、自分がどうするべきなのかを自然と考えているところがよかった。
    最後の章ではコロナ渦の出来事がでてくる。経験した身として、あの時の苦労や孤独は忘れてはいけないと思う。誰もが疎外感をもち、孤独を感じていた出来事をリアルに、でも希望をもって描いているのが嬉しい。

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    2026年01月18日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    良かった。どのお話も良かった。
    特に最後の「オーロラが見られなくても」頑張ってきた自分を認めて、次に進むための旅。いいな。
    今年は私も一人旅しようかな。

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    2026年01月14日
  • 昨日の海は

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    ネタバレ

    田舎の男子高校生(結構達観してる)のミステリー。
    ミステリーと思わずに
    ファミリーもの?青春もの?と思って読みはじめたんだけど
    がっつりミステリーだった。

    どこの子どもだって感じる閉塞感と
    田舎ならではの不便による閉塞感と
    手続きさえ正しく踏めばどこへだって行けることに気づく少年の感じが良かった。
    これを知れるか知れないかで人生がだいぶ変わると思う。

    でもそれで日常がすぐに大きく変わるわけでない、と言うのもリアル。
    でもこの子の内面のかっこよさに確実にプラスされた。


    ミステリの方は気づいたら主人公ばりに気になって仕方なくなって
    東京行くあたりからドキドキハラハラして
    色々予想しながら読

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    2026年01月12日
  • たまごの旅人

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    新人の旅行ツアーガイドが世界各国のツアーを行いながら、ツアー参加者との会話やトラブル対応を通して成長していく話。やっかいなツアー客に対して思う素直な気持ちに共感。また、その地に旅行したいと思うような描写が良かった。

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    2026年01月12日
  • みかんとひよどり

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    自分の環境で、最大限の力を尽くすのが大人っていう主人公の潮田の言葉に、ほんとにそうだなぁと思った。

    ジビエを食べて体調がいいと言うオーナーに、大高が、偏った食材ばかりを食べている時に、色んな食材を食べることが身体にいいんだっていう言葉に、何だか説得力を感じた。

    命を頂くことに、感謝しようと思う。

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    2026年01月09日
  • たまごの旅人

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    アイスランド、パリ、北京は行ったことがあるので、その時のことを思い出しながら読めて楽しかった!主人公・遥も気に入ったリュブリャナにも行ってみたくなった。

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    2026年01月07日