近藤史恵のレビュー一覧

  • タルト・タタンの夢

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    商店街にある小さなフレンチ・レストラン『ビストロ・パ・マル』が舞台。
    シェフの三舟が、店の客の抱えるちょっとした謎や悩みを料理や食材をヒントに、するりと解き明かしていく、という連作短編集。会話多めで読みやすく、読後感もあたたかくてよかった。

    フランス料理に全く詳しくない人間なので食べたことのない料理ばかりでしたが、本当においしそうに書かれていて、魅力的でした。味を想像しながら…ごくり。料理の雑学、豆知識が読んでいて楽しい。

    日常ミステリーなので衝撃的な事件があるわけではないけれど、町医者だと思っていたら凄腕ドクターだった的な感じで、謎を的確に間違いなく解決し、皆がスッキリする展開が気持ちい

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    2026年02月15日
  • それでも旅に出るカフェ

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    世界各地を旅行して体験した美味しい食事やデザート、飲み物で、もてなしてくれる円(まどか)さんのカフェ。
    コロナ禍のお話でもうすっかり忘れていたコロナの大変な頃、恐怖も思い出しながら読みました。
    円さんのカフェどれも美味しそうであんなカフェで本を読みながら静かに過ごせたら最高ですね。

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    2026年02月15日
  • ホテル・ピーベリー<新装版>

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    ネタバレ

    2026.2.14
    結末がおもしろいと聞いていたのに、そこまで意外性はなかった。恋仲になるのも少し違和感がある。短いのでサッと読める!

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    2026年02月14日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    ネタバレ

    「泣きたい午後のご褒美」の続き気分で読み出したが、今回はミステリー要素もあり、なかなか楽しい。

    それぞれおもしろいのだが、秀逸だったのが、「ペンション・ワケアッテ」。
    いやいや、日本語って奥深いとつくづく思う。
    主人公は訳あり旅行に出てきて、なんだか感じ悪さMAXだったけど、いつの間にか前を向いていた。
    一方的に別れを告げた男との唯一の繋がりの象徴である手紙を、愚かだと思いつつも大事にしてしまう切なさは伝わってくる。
    だけど、一番大事な話を一方的に手紙で済ませようとしたつまらない男の幻想から目が覚めて、本当によかった。

    どの作品も、とてもおいしそうなお夜食ばかり。
    読んでいておいしくて楽し

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    2026年02月13日
  • ヴァン・ショーをあなたに

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    前作よりも面白く読めました。
    パ・マルでのヴァン・ショーはとても美味しそうで他のお店とは違うんだろうなということは前作の時から感じていましたが、その秘密を知ることもでき、またお料理と謎解きの面白さを感じさせてくれました。

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    2026年02月07日
  • タルト・タタンの夢

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    フレンチ料理での謎解きは初めてでした。
    名前だけ聞いても分からないのですが、それでもお腹が空いてくるのはお料理の描き方が上手だからだと思います。
    また謎解きもお料理が分かれば「なるほど!」と思うこともあり、楽しく美味しく読むことができました。

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    2026年02月06日
  • マカロンはマカロン

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    ビストロ・パ・バルのシリーズ3作目。
    前作読んでから間が空いた。
    知らない料理のことな色々でてきて、謎解きの部分も鮮やかで、楽しくサクサク読めた。

    総じてよく出来ていると思うけど、もう少し御舩料理長の人となりを知りたいな。
    前作の方が女性からのアプローチの後に狼狽えていたり、フランス修業時代があったりで面白かったかな。ないものねだりとは思っているが。

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    2026年02月06日
  • 風待荘へようこそ

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    京都の「美味しそう」「行ってみたい」が散りばめられながらも、それだけじゃない、中年女性の心の動きが“読ませる”小説だった。ありえるようでありえない、でもどこかにあるかもしれない風待荘の雰囲気がとても良かった。

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    2026年02月05日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    おいしいものと魅力的な土地の相乗効果でとても楽しかった。
    特に最後のアイスランド、行ってみたくなりました。

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    2026年02月05日
  • それでも旅に出るカフェ

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    2/3

    正統派な文章も綺麗で、心温まる物語。
    コロナ禍の大変な日々が思い出される。


    出てくるスイーツやフードが気になって、日本で食べれるのか調べだけどあまりお店がないんだなあ。

    表紙になっているスロベニアのブレッドクリームケーキが食べたくなった。

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    2026年02月05日
  • たまごの旅人

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    サクサク読めた。
    私も英語圏以外の外国語学部で、留学して
    世界をまだまだみたい!と思う若者だった。
    アプローチは違うけど、気持ちは痛いほどわかる。


    たまごの殻を割っても、割っても、多分何重にも殻があって
    ちょっと暮らしてみたくらいじゃわからないカラもあるし
    働いてみないとわからない殻もあるし
    家庭を持って、こどもと育てないとわからないカラもあるし
    きっとマトリョーシカみたいに、全部つるりと剥けることはない。

    でもその土地に行って、空気を吸って
    食事をして、スーパーに行ってみたりして。
    そう言うことに、意味がある。
    私の心を豊かにしてくれるって信じてる。

    若者の、女性の生きにくさみたいな

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    2026年02月03日
  • ヴァン・ショーをあなたに

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    謎めいたシェフの過去や、彼が出してくれるヴァンショーをめぐるお話。
    少しずつシェフのことがわかっていくのが嬉しくて、今回もすらすら読めた。
    心が温まる話が多くて、読んでると毎回お腹が空く〜。

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    2026年02月02日
  • オーロラが見られなくても

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    海外とごはんの短編集。
    海外旅行したくなったし
    登場するごはんが美味しそう。
    食事にフィーチャーしすぎていない
    ところが良い。

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    2026年01月31日
  • オーロラが見られなくても

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    この世界には、旅をする人としない人の2種類が存在すると思う。特に最近は、海外を旅する人が減ってきていると思う。ネット経由で世界が近くなった今、非日常は旅をしなくても得られる体験なのかもしれない。だけどやはり旅はいい。そういうことを感じさせる短編集だった。

    異国を旅することの良さは色々あるけど、最後の話での一節が一番心に響く。たくさんの世界を見るということは、嫌いなことが増えることだけれども好きなことも残るということ、そして、際限なく嫌いだと思う場所が減るということ。

    自分が圧倒的マイノリティになれる場所を旅することで得られる自由がある。いつもと違う食文化に触れることで自分のなかに抱えていた

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    2026年01月31日
  • ホテル・ピーベリー<新装版>

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     「ピーベリー」ただのホテルの名前。コーヒー豆の種類とは想像できなかった。しかも、産地の名前かと思ったら違うらしく、希少な存在のマメらしい。フレンチのシェフを描いた作品も楽しい近藤さんの着眼はさすがです。
     なるべく読む季節にあった物語を読みたいとは思っていますが、大雪のニュースが連日報道される最中に南国の暖かい島の話を読んでしまった。太陽さんさん、潮風に撫でられて陽気な空間を過ごすのかと思いきや風邪をひいてしまうほどの寒さもあるとは。
     バカンスを楽しむ孤島の宿は開放的な気持ちが出会いの慎重さを消失させる。一見陽気で親しみを感じる初対面でも個人の抱える事情はあって当然。ただ、人の命が失われる

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    2026年01月31日
  • カナリヤは眠れない

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    こんな先生が近くにいたらいいのに。。
    カナリヤにはなりたくないな。
    でも私もきっと誰かのカナリヤなんだろうな。
    ひさびさに一気に読んだ。

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    2026年01月31日
  • ホテル・ピーベリー<新装版>

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    ネタバレ

    ⭐︎3.6
    ハワイ島で夫婦が営む、たった6室のみのホテル〈ピーベリー〉。自然豊かなハワイという舞台で序盤から穏やかな時間と非日常を楽しめるのが良かった。
    後半では不可解な事故が起きたり、宿泊者たちの嘘が明らかになり、その真相も予想できないものだったのでさらっと読むミステリーとしてはいいと思う。
    ただ、主人公の過去が序盤から何度も描写されていたわりに、最終的にそれがあまり活きてこなかったのは残念。オーナーの奥さんとの不倫関係も中途半端で、これら色恋要素の必要性があまり分からなかった。

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    2026年01月30日
  • オーロラが見られなくても

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    旅はいいなー。北欧いいですね。
    多分行くことはないだろうけど。食べ物の描写がとても美味しそう。せめて色んな国の食べ物を食べてみたいかも。

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    2026年01月29日
  • スーツケースの半分は

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    青いスーツケースをめぐる連作短編。

    今いる環境に悩んでる人に送りたい一冊。

    前向きになれる後押しをしてくれたり、悩みを切ってくれたり。ほっこりだけではないけど、スーツケースの周りでは皆んな変化があって。

    スーツケースの半分にはたくさんのお土産をつめるような人生を送りたい。

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    2026年01月29日
  • 風待荘へようこそ

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    夫から突如離婚を切り出された眞夏は、娘とも離れ京都のゲストハウスで働くことに。離婚によって先の見えなくなった眞夏の生活だが、様々な境遇の人と接するうち、知らず知らず世界を広げることとなる。
    劇的ではないが、穏やかに変化していく眞夏の心境と周囲の状況。まさに「たゆたう」という表現がふさわしい。ちょっとしたことで世界の見え方は変わることが表されている。
    女性の社会進出に関しての記述が印象的だった。確かにフルタイムで働く人だけが社会と関わっているわけではない。

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    2026年01月28日