近藤史恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
瞳子が大阪郊外のホテルの七階から飛び降りた。大学卒業から五年、その知らせは仲間に大きな影響を与えた。大学時代の仲間、弦・法子・幸・加世・猛は、瞳子の自殺を知ってそれぞれ苦悩する。
何人かに届いたはがきには、「わたしのことを殺さないで」ただ一言書いてあった。自殺する兆候もみえなかったのになぜ?彼女を死に向かわせた物とは?彼女は、何を思い自殺したのか?
答えを自答する残された者たち。そしてたどり着いた答えとは?
ほろ苦い青春の終わりを書いたミステリー(たぶん)です。人間関係の危うさと切なさが伝わってくると思います。やっぱこのくらい面白くないとね -
Posted by ブクログ
ネタバレ身体は遠くへ行っていて、心はふわふわと戻っていったりする。
一人旅中の頭の中、
それぞれに物語があるよなーと。
本書では、アムステルダム、リトアニアやラトビア、ジブラルタル、アイスランド、ハルビン…
今ここ、に集中すること、が大事といわれるけれど、
今ここにいる自分の頭の中にはどんな言葉が、どんなイメージが流れていて、
心にはどんな感情が渦巻いているのか、
それはそれで今ここの事実だと思った。
どこか普段と違うところ、
遠くに行くととくに、
最近の自分は何にどんな悩みや不安に引っかかっているのか、
もっと明瞭に浮かび上がってくることがあるのかもしれない。
目の前にある美 -
Posted by ブクログ
なんとも悲しく正直に言うとちょっと後味の悪い物語だったかなぁ〜
でもロードレースなんて全く分からず全く興味もない私が読んでも充分充分ものすごく面白かった!!
正直言うと、序盤はあまり興味が湧かずあんまり進まなかったから、なかなか眠れない昨夜、本でも読んで眠くなろうと思い読み始めたけど、ちょうどそこからが面白くなるところだったみたいで、眠気が出るところか目ギンギンで(笑)、あっという間に読んでしまった!
おかげで大変な寝不足です(汗)
ただ、とても悲しすぎるお話で、読後感が何とも言えない気持ちにはなりました…
実は、近藤史恵先生の作品は1度も読んだことがなかったのですが(多分)、とてもとても面 -
Posted by ブクログ
自転車のロードレースの物語かと思いきや
がっつりとミステリーな顔を見せた『サクリファイス』という作品。
その続編となるのが今作の『エデン』
あれから三年。白石誓は唯一の日本人選手として
世界最高峰の舞台、ツール・ド・フランスに挑む。
しかしスポンサー獲得を巡る駆け引きで監督と対立。
そんな中、競合チームの若きエースである
フランスの次世代を担うニコラ・ラフォンに
まつわる黒い噂を誓は耳にし動揺を隠せない。
そして、友情が新たな惨劇を招く。
そんなあらすじなのだが、前作とは打って変わって、
今作はガッツリとロードレース主体の人間ドラマに仕上がっている。
これが不思議なものでロードレースに馴染