近藤史恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
瞳子が大阪郊外のホテルの七階から飛び降りた。大学卒業から五年、その知らせは仲間に大きな影響を与えた。大学時代の仲間、弦・法子・幸・加世・猛は、瞳子の自殺を知ってそれぞれ苦悩する。
何人かに届いたはがきには、「わたしのことを殺さないで」ただ一言書いてあった。自殺する兆候もみえなかったのになぜ?彼女を死に向かわせた物とは?彼女は、何を思い自殺したのか?
答えを自答する残された者たち。そしてたどり着いた答えとは?
ほろ苦い青春の終わりを書いたミステリー(たぶん)です。人間関係の危うさと切なさが伝わってくると思います。やっぱこのくらい面白くないとね -
Posted by ブクログ
ネタバレ女系が強目の和菓子屋を営んでいる家族の話。主人公は長女。
曽祖母が妹に乗り移り、心残りがあると言う。
家族が抱えるちょっとした日々のこと、家族という関係への甘えや羨み、似たような性格だから出てくるやっかいごと。ずっと抱え続けているわだかまり。
そんな毎日の日々が曽祖母の出現により見直すきっかけとなっていく。
甘いあんこに包まれて過ごす和菓子屋で。古き良き製法を護りつつ、新しい和菓子に挑戦しようかなという主人公の気持ちの変化が読んでいて嬉しい。
家族とは、自分とは、血筋とは、自由とは。
ジュンさんに出会えてよかったね、小梅。
つぐみのおねーちゃんでよかったね。