あらすじ
木崎淳平は仕事を辞めて、ハワイ島を訪れた。友人から勧められた日本人が経営するホテルは「リピーターを受け入れない」ことが特徴だという。淳平が表情豊かな島を満喫しようとした矢先、同宿者がホテルのプールで溺れ死ぬ事件が起こる。直後にはバイク事故でもう一人が……。このホテルには「なにか」がある。最後のページまで気が抜けない、不穏な空気に充ちた傑作ミステリーの新装版!
...続きを読む感情タグBEST3
ホテル・ピーベリー
心に傷を負った主人公はハワイ島のホテルへ。
ハワイの空気、ホテルの心地いい雰囲気、宿泊客の人間模様、主人公の心情の変化に読みふけり、ミステリであることを忘れかけた頃…
宿泊客の突然の事故死をきっかけに不穏な空気に!
人間ドラマとミステリを楽しめました♪
Posted by ブクログ
ホテルを舞台にしたお話でありがちなミステリー。何かしら起こるぞ!って出だしから始り、ワクワクしたけど、背表紙のあらすじ以外の出来事は起こらず、あれ?って感じで終わった。
Posted by ブクログ
近藤史恵先生の作品は読みやすいし面白い!
今回のこちらもすごく面白かったです。
家が大好きなのでハワイも行ったことないため、
初めて知ることがいっぱいあり、行ってないのにハワイに行った気になりました!笑
このホテルの客はみんな嘘をついてる。
どんな嘘があるのが解き明かされていくたびにどんどん話に引き込まれました!
Posted by ブクログ
読みやすかった
中盤まで殺人事件とは無縁の生きづらさを感じている人のストーリーで、殺人事件に繋がる要素が感じられないところが好きかも
蛇足ですが、一人旅したくなった
Googleマップでヒロの街を感じながら読んだ
Posted by ブクログ
【2024年179冊目】
三ヶ月の休暇としてハワイ島にやってきた木崎淳平は、友人から紹介された「ホテル・ピーベリー」に滞在することになった。リピーターお断りの一風変わったホテルと、イメージとは違うハワイの現実に戸惑いながらも、過去を捨ててきた淳平は緩やかな滞在を楽しんでいたが――。
あらすじを読んでから本作を読むと結構戸惑うんじゃないでしょうか。「あれ、もしかして違う話読んでる??」って思ってもおかしくないストーリー展開に、「おっ、これはなかなか、ない感じの話なのでは?」と思っての一気読みでした。
主人公である淳平の陰の部分を匂わせられつつ、突如ホテルで人が死ぬ。ミステリーって、事件が物語の主軸にあるのがほとんどだと思うのですが、今作は人の気持ちの描写に重きを置かれていたのが、私的には斬新でした。
真相には、ちょっとびっくり!ほーってなりながら、でも、腑に落ちね〜と思う部分もありつつ(そう思う理由はわからない)、感情論とミステリーの両立という点で、好きな作品でした。
個人的にとても斬新!
Posted by ブクログ
傑作ミステリー 一気読み必至
と書いてある。
確かに一気で読んだ。
でも ピリピリしたミステリーではない。
ハワイ島にある ホテル、ピーベリー
日本人の経営する6室のホテル
泊まっている人は みんな心になにかを抱えている。
主人公の淳平は ホテルの和美さんと関係を持ってしまう。
痩せ型のふくらみを感じない年上の女の人を抱く感じ 作者の近藤史恵さん よくわかりましたねえ!女の人には わかりにくい感覚
殺人が2件おこる。
お話しが進むにつれて いろんなことが明らかになっていく。
ハワイ島を舞台にしたのも 正解ですね。
気候 人気のなさ 緑に囲まれたり 溶岩のながれる活火山があったり
なんか人の感情にリンクしている感じです。
和美さんへの気持ちも あったかい。
なんか蒸し蒸しあったかいお話しでした。
Posted by ブクログ
この作家さんの最初に読んだ本がほわっとした感じだったので、(ミステリーと書いてあったにも関わらず)そのイメージで読んでいたら、なんだかキシキシと不協和音が感じられてきて、不穏な方向へ。
登場人物みんな少し難あり、でその綻びが少しずつ出てくる。
ただ前半が丁寧な分、後半が駆け足気味なのが残念だった。
物語の舞台のヒロの街は訪ねたことがあったので、その情景を思い浮かべて懐かしく読めた。
Posted by ブクログ
ハワイ島の郊外の古いホテルで長期滞在をしている木崎は、過去の恋愛で大きな傷を負っていて、人間としての尊厳も誇りも奪われ、生きる希望もなくしている。
オーナーの和美は、木崎よりも15歳年上で、美人でもない人妻だが、深い関係となり、さらりとした和美の明るい性格に包まれていくうちに、木崎は恋愛感情に気づくことになる。
これは純粋なミステリー小説というより、恋愛小説にミステリー要素をスパイスとした話だ。
誰か殺されるのではというハラハラ感もないし、読者を謎解きに誘導するようなミステリー感も少ないが、どこかアガサクリスティの小説の舞台にいるような気分になって、私は面白かった。
最後に伏線を回収して、なるほどと気付かされた。
Posted by ブクログ
ミステリーというより、主人公の感情を描写するページ数が多く、いつ事件が起きるんだろうと思っていたらかなり終盤。謎もそこまで無く、主人が客と入れ替わっていたのには驚いたが、他は特にという感じ。
設定がハワイ島の小さなホテルという設定と、客が次々に死んでいくというあらすじからアガサ・クリスティ並のミステリーになるのかなと思っていただけに少し残念。
Posted by ブクログ
新婚旅行のハワイで優雅に本でも読むか〜って思って本屋さんで本を探していたところ、ハワイを舞台にしたミステリーと知り購入。
「おっ?その言い方は?」と次を匂わせるような表現があったり、素直な言い回しというよりかは何か裏を考えさせるような言葉並びが多くて「どうなる?どうなる?」って食い入るように読んでいたけど、最後の事件の解決あたりからすたたたたたーって超駆け足に感じてちょっと肩透かし感。
もっと一人一人の情報や人間味を肉付けするような出来事とか見たかったな〜
Posted by ブクログ
木崎くん色々とみみっちいぞ!最後も何回も連絡ちょーだいとか言ってるし……
こんな主人公、読者から好かれないぞ!
と、思いながら読んでましたが……
いやいや、男って大抵こんなもんでしょ^^;
逆に近藤史恵さん男のこと分かってるーと思っちゃいました
事件解決部分に差し掛かり残りページ数は…ほんの数枚か?と心配しましたが、綺麗に解決??で安心しました
今のSNS全盛な時代では難しいトリックですね
Posted by ブクログ
途中まで面白かったのに、ラスト駆け足な感じ、、、もう少し丁寧に終わらせて欲しかったなぁ、、、っていう。
ちょっと残念感あり。
ハワイにこんなホテルあったら行く。
目の前にプールあっていつでも泳げて、
星が綺麗で、ご飯が美味しくて。
あとは大量の本が置いてあったら、もうサイコー!
三か月滞在するなら、1日一冊か2冊の計算でも200冊くらいは置いておいて欲しいなぁ。
しかも、わたしの読んでないやつ。笑
海で泳いで、プールで泳いで、本読んで映画みて、
いろんな人と話して、
予定も行き当たりばったりで。
そんな旅いいなぁ。
ただこの本でも言う通りあんまり長い旅は、人をダメにする。不毛になる。
っていうのは激しく同意。
石垣島で出会った、そんな旅をし続ける人たちの、
自由すぎてものすごい不自由そうな姿を見て、あぁ。旅って、普通の生活があってこそ、活きていくんだなぁ。
と、思ったのを思い出しました。
本当の自由がいつまでも。っていうのは、
もう、生きているっていう実感が危うくなるものなのだなぁ。
自由って、こんなに退屈なんですね。
って言いそうになったの思い出した。
そう思うと、今とりあえず精一杯やってから旅行しようと思えるんだよなぁ。
#ハワイ
#確かになぁ
#日本人さほどいないよね
#思ったより
#タイ人
#間違われる
#オカマ
#自由すぎる不自由さ
#旅は普段の生活あってこそ
#旅行行きたい
#まずは全力で頑張るぞ
#やり切ったらもっと楽しめる
Posted by ブクログ
ハワイ島にある、一度しか泊まれない『ホテル・ピーベリー』。教え子とトラブルがあり、小学校教師を辞めてしまった木崎が、友人に勧められ訪れる。
コナ空港、キラウエア火山などGoogleマップを見て情景を想像しながら読み進めていった。
前に進めない木崎だが、出来ないと思っていた恋愛感情が芽生える。
あれ?ミステリーだったようなと気づき始めるころ、不可解な事件がおこる。
殺人事件だが軽いタッチでサクサク読めた。
人の本心て外見ではわからないものだなー。
『長過ぎる夏休みは人の心を蝕む』そうかもしれない。
Posted by ブクログ
宿泊客の事故死。「このホテルの客はみんな、嘘をついている」という言葉。
不穏な空気を孕んだホテル・ピーベリーで暮らす木崎たち宿泊客ですが、重たくはなくさくっと読めるミステリーでした。
事件が起こるまでがちょっと長かったかな。
木崎がわりと面倒なタイプ。
Posted by ブクログ
友人の勧めもあり、事情を抱えた主人公が、自身の現実逃避の気持ちもあり、滞在は最長3か月、そして宿泊できるのは1度だけというルールのあるハワイ島のホテルへやってきた。そこは日本人夫婦の経営する小さなホテルで、6室だけというペンション風のホテル。彼がやってきたときは、やはり様々な事情を抱えた日本人が4名いた。さて、海外旅行の経験のない主人公、イメージしていた人気観光地のハワイとは違って、静かな自然豊かな環境のハワイ島。そのような環境の中で、出会った人たちとの交流で少しずつ心が癒されていくよくかのように思えたが、宿泊先のオーナーや、他人である宿泊者たちとかかわっていく中で、ある事件が起こる。前半は、ゆっくりとした時間が流れていたが、事件が起こってからは、一気にはミステリー色が強くなり、あっという間に読んでしまった。
Posted by ブクログ
主人公は元教師だった木崎淳平。
教師時代に受けた心の傷を癒すため、友人の勧めもあり3ヶ月のハワイ島旅行へ。
その時に宿泊したホテルがリピーターを受けない1度しか泊まれないという『ホテル・ピーベリー』。
そこでの事件。そして宿泊者の嘘…何が本当か?
途中途中でちょっとした真実が出てくるので、飽きなく楽しく読めます^ ^
ガラッと変わる後半…てか、後半すぎて…
え?この謎がこのページ数で足りる?て思ってしまった^^;
ちゃんと謎は解けてましたのでご安心を^^)v
楽しい時間を過ごせました♪あ〜ハワイ行きたい…
Posted by ブクログ
あらすじの触れ込みと比較して、起きる事件は小さく、ミステリとしてはまずます。個人的には心温まる人情話としての満足感の方が強く、人が死なない展開の方がよかったのではないと思った。ハワイの中でも人の少ないヒロの町と素性を隠した宿泊客の邂逅。その中で各自が悩みを解消していく。「歌舞伎座の怪紳士」「ビストロ・パ・マルシリーズ」のような物語にピッタリな舞台だけに少しもったいない気持ち。
Posted by ブクログ
このホテルには「なにか」ある。一気読み!
「長すぎる夏休みは人の心を蝕む」確かに。
社会に揉まれているからこそ、自我を保てている部分もあるのかもしれない。
不安になる程に悠々自適なハワイでの生活。
そんな非現実的な空間での事件に不気味さが増す。
Posted by ブクログ
休憩中にさくっと読めて、まずまずの満足度があるいい作品だった。
事件自体は半分以上読み進めないと起こらないけど、その分、主人公と他の宿泊者の過去や性格が細かく描写されていて、個人的には好きだった。
そして何より、私もヒロに行きたくなった。
Posted by ブクログ
ハワイ島が舞台とのことで風景などネットで検索してみた。
ホテルの女主人、40代でもそんな魅力的とは、、ハワイだからか。謎が解けた時は、なるほどと。
Posted by ブクログ
久々のミステリー。以前読んで読みやすかったタルトタタンの著者である、近藤史恵さんが書いているというので読んでみた。
ミステリーはトリックより動機や人間関係を読むのが好きなので、この本は主人公が持て余している感情の表現が上手くて面白く、読みやすかった。
スッキリ大解決!という終わり方では無かったが、あらすじにある「不穏な空気に充ちた傑作ミステリー」という表現には合っていたので良かったと思う。
Posted by ブクログ
あらすじをあまり読まずに読み進めてたので、最初はハワイの情景が浮かんで、星空も見てみたいし、静かな所で3ヶ月もゆっくり出来るなんて羨ましいし、行ってみたいなとただ単純に思っていた。
途中からミステリー要素が出てきて話しが一気に進み、皆が嘘をついているとは?と思いながら何が起こっているのか考えつつ読んでいたが、急に進んで、おー、そうゆう事かと、謎が解けてスッキリしました。リピーターがいないってゆうのがポイントでしたね。
ただ、最後の方で主人公の男の人の自分勝手さにややイライラしてきて、んー( ・᷄ᯅ・᷅ )と思ってしまった。
Posted by ブクログ
続きが気になりあっという間に読んでしまった。まず1番は木崎くんが教員で児童を好きになってしまったこと。やっぱり気持ち悪いと思ってしまう。10歳なのに大人びてるとか、、本当に気持ち悪い。そして和美さんのことを毎回体のことを表現するのも気持ち悪かった。和美さんもなかなかヤバい人だったのかもしれないけど、かなり大人なんだと最後まで読んでおもった。いろんなことを考えながらの振る舞い。木崎くんのことが好きだったんだと思うけど、好きでい続けることはダメだと言い聞かせてたのかなぁ。いちばんのクズは蒲生?いや、弟??うーーーん。ドロドロしていたかなぁ。私もハワイは好きで、そんなホテルがあるなら最高!と思って読んだけど、切ない悲しい気持ちで終わった。でもどういうこと!?と読み進む手は速かった。
Posted by ブクログ
ホテルピーベリー
ハワイにあるホテルピーベリーを舞台に、宿泊に来る人達とオーナー夫妻を中心に巻き起こるミステリー。個人的にはクリスティの名作である「終わりなき夜に生まれつく」の雰囲気に似ており、それぞれ影を持った人達の明るく見えているが何処か全体的に不穏な空気が漂う作品。
主人公の木崎は小学校教員を退職し、時間を持て余していたが、友人に勧められて、人生で一度きりしか泊まる事が出来ない「ホテルピーベリー」へ宿泊する事にする。
主人公木崎はページが進む事に過去に何かがあって立ち直れていない描写がどんどん深くなっていき、暗いイメージが生まれていくが、残念ながら今回の事件とはあっていないバックボーンで、まるで筆者がミスリードさせるために描いている印象を受けた。
彼の心理描写なども細かく描かれているが、具体的に木崎の考えに読者がシンクロする事もなく、もっと木崎の過去に大きな問題や犯罪が関わっていたら作品としてもっと重厚な作品になっていた様に思う。
それぞれ登場人物は魅力はあるが残念だが深さが足りない。もっと掘り下げバックボーンを提示できればよかったが、小説自体が中編位の長さの為、バランスを考えると仕方ない事かもしれない。ただ、同じ宿泊者の桑島やホテルのオーナーの妻の和美についてはもっと深く描写して欲しかった。彼女達はこのミステリーで主な役割を担っていくのでもっと深い部分まで知りたかった。
プールでの事件、バイク事故と立て続けにトラブルが起きるがこれらの事件についての進捗よりも残された人達の人間模様が中心になる。その為、ミステリーとしては物足りないし、「それって警察気づくでしょ?」というふうにも感じてしまう。ある意味で主人公木崎の再生の物語である為、ミステリー的な要素は少なくても問題は無いが。
一つだけ、今回のホテルの設定である生涯に一度しか泊まれないが余りにも今回の舞台の肝になっており、少し都合がいいなぁと思ってしまった。
Posted by ブクログ
大どんでん返し!というよりは、人間の生々しさが細かく描かれていて面白い作品だった。
主人公の持っている社会不適合な部分、決して誰にも言えないこと、そういうの大なり小なり誰にでもあると思う。
桑島さんかなり気になってたけど、特に何もなかったのが一番の騙されポイントだった。
Posted by ブクログ
ホテルが舞台のミステリって、何故かそそられてしまうんですよね。
しかもリゾート地という“非日常”空間での事件?・・という“好物設定”に期待して手に取りました~。
とある事情で教師を辞職し、ハワイ島のヒロを訪れた木崎淳平。
宿泊先は彼の友人から勧められた、日本人が経営する〈ホテル・ピーベリー〉。
“リピーターお断り”という特殊なルールがあるこのホテルで、“心の傷”を癒そうとしていた木崎ですが、ある日ホテルの宿泊者の一人がプールで溺死してしまい・・・。
“ハワイ”というと、ホノルルのあるオアフ島のような「THE・常夏のビーチリゾート」というイメージですが、本書の舞台のハワイ島は気候の変化が激しく、これは作中で語られていたのですが、この島はなんと世界にある13の気候区のうち11の気候区が存在するとの事!
(※因みにハワイ州観光局のサイトでは、【世界にある全気候帯17のうち2つ(サハラ気候・北極気候)を除く15の気候帯】が存在すると載っていました・・「気候区」と「気候帯」で分け方違うんかな?・・とりま、あらゆる気候帯が一つの島にあるってことです)
で、そんな多くの気候があるとは知らず“ハワイ=常夏”と舐めていた主人公の木崎君が、観光に行ったキラウェア火山が極寒で、風邪をひいてしまうという場面を読みながら、“ハワイ島・・深いな”と、興味が湧いた私です。
と、のっけから、話の筋とずれた部分に食いついてしまいました(汗)。
前半は木崎君が鬱々とした内面を抱えながら、ハワイ島で過ごすうちに、〈ホテル・ピーベリー〉を切り盛りする和美さんと“そういう関係”になってしまったりと、登場人物それぞれが何かしらの隠し事をしていて、それが何に繋がってくるのかな・・と思わせる流れです。
中盤で、溺死体が発見されてからは一気にミステリモードに入ってきて、その後ホテルを移ろうとしたもう一人がバイク事故にあってしまったり、溺死した男性の身元が詐称されていたりと、様々な疑惑が持ち上がってきて、その不穏な展開にグイグイ引き込まれて読みました。
真相解明部分が、結構駆け足で拍子抜けな印象もありましたが、ページの関係(?)で、これが落としどころだったのかもですね~。
個人的に、主人公・木崎君の和美さんへの身勝手でグズグズした感情に辟易したりと、終始彼にはどうしても好感を持てなかった私ですが、それとは別に(同じくピーベリー宿泊者の女性)桑島さんには幸せになってほしいと思った次第です~。
因みに「ピーベリー」とは“丸豆”の希少なコーヒー豆の事だそうで、ハワイ島の気候の件といい、色々勉強になった(?)一冊でございました。(おいおい、ミステリは?)
Posted by ブクログ
ミステリーとしてというより、物語として、みるとすごい面白くて、人間味のある話だと思いました。
和美さんの大人の包容力は分かるような気がします。
こんなホテルが今もあるのでしょうか?
あるなら行ってみたいと思いました。
Posted by ブクログ
概要だけ読んで、手が遠のいていた。ホテルの名前になっている「ピーベリー」の由来はよかったのに。
主人公は訳あって日本人に大人気のハワイ、のなかでも観光客の少ないハワイ島に3か月の滞在予定で出向く。(その訳は徐々にあらわになる・・)
ホテルで起こる謎の事件。読み始め、事件が起きる前までは、多少主人公のめんどくささが気になるくらいで、近藤さんらしい旅の風景や食べ物の描写が感じられてよかった。
物語はラストに向けて徐々にスピードを上げて駆け抜ける感じ。