近藤史恵のレビュー一覧

  • タルト・タタンの夢

    購入済み

    何度も読み返してる

    図書館で借りたのが最初の出会いです。何度も読み返すので、購入しました。
    こんな大衆フレンチのお店があったら通いつめたい。コージーミステリーの中でも
    一番好きな作品です。食べたことのないフランス料理に興味が湧いてネット検索したり、
    思いきって食べに行ったりしました。カスレにハマりました。
    ドラマ化したので、それをきっかけにまた再読。
    ドラマ版は少しキャラのイメージが違ったので、小説読み直してやっぱり
    三船シェフは無骨な男のイメージだよな・・と実感。短編集で、どの作品も読後感が
    あたたかいじんわりとした気落ちになります。読後感のよさって大事ですよね。
    それこそ、作品に登場するヴァン

    #ほのぼの

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    2022年06月02日
  • サヴァイヴ

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    あなたはスポーツをしますか?そのスポーツは団体競技ですか?それとも個人競技ですか?

    この世には数多のスポーツがあり、それぞれに競技者がいて、それぞれにその観戦を楽しみにしている人がいます。するのは嫌いでも見るのは好きという方含めて、スポーツには誰でも何かしら関心を持っているのではないでしょうか?そんなスポーツは団体競技と個人競技に分かれます。そのいずれを好むかは個人の嗜好や性格にも大きく左右されるものだと思います。

    チームの勝利が全てと、お互いがライバルでありながらも一致団結して勝利を目指す団体競技。一方で自分を高めることに全てを賭け、孤独な日々の中に勝利を掴んでいく個人競技。こうして改め

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    2022年05月23日
  • サヴァイヴ

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    石尾さんと赤城さんの若いころの話、白石誓のパリ~ルーベの話等グッとくる話がたくさん。
    読んでいる時、自分の心の状況で刺さってくるフレーズが変わる。
    もう4、5回は読み返している。
    心に残る一冊。

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    2022年05月13日
  • スティグマータ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ようやく読むことができた。ツールドフランスを知り尽くしてないと、書けないと思った。自分のストーリーは歴史に名を刻まず、アシストに徹するって、なかなかできないことだし、考えさせられる展開でした。

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    2022年04月17日
  • 寒椿ゆれる~猿若町捕物帳~

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    千蔭さんに縁談。相手のおろくさんもとても良いキャラだったが、うまく行ってしまうのも釈然としない。
    しかしながら、こう来たか!という感じの上手い結論。良かった。

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    2022年03月04日
  • 賢者はベンチで思索する

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    家族は両親と二浪の弟 犬 トモ アンが居る。ロンドで働く久理子と不思議な老人の話、国枝と言う老人に犬も助けられその他の助言もしてもらい助けられた。いつも座る所から見える一件の庭で見たことで事件が始まる。その人は思いもしない行動に移した。最後は姿を消してしまった。引田君が車を買ったので犬を連れてロックランドまで来ていたが急にトモがもうダッシュ姿を消したお爺さんの所に、、久理子は会いたい人に会えてよかった。

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    2022年02月17日
  • 三つの名を持つ犬〈新装版〉

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    犬が登場する小説は結構好きで見つけると積読に入れてしまう。そしてハズレがない。今回も先が気になり一気に読んだ。
    2人の視点から語られる物語は、偶然があり過ぎると思いながらありうる設定だな、と思ったり。殺人事件ということがなぜか身近に起こりうることのように思えてしまった。そして憎めない2人の視点で語られる物語の結末とその後を想像する喜びの余韻を感じた。

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    2022年02月02日
  • はぶらし

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    なんとなく全て予測していたこと。

    やっぱり、ってなった。

    信じるっていうことを、考えさせられる。

    一気に読めました

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    2022年02月05日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

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    優しい作品が多くてほっとする。
    近藤史恵さんの「孤独の谷」は、この中ではぞくっとするというか、切ないお話。
    「扉を開けて」の不思議な雰囲気も、篠田真由美さんだーっとなって嬉しくなる。母娘のあまりに親密な関係が呼んだ「何か」。
    永嶋恵美さんのあれにはしてやられた。うまいなぁ。ああいうのは大好物。
    「青い封筒」も素敵。もうっ。どうなるかと思ったらあんな素敵な。
    アミの会(仮)のかっこの謎はいつ明らかになるのかなー。ともあれ、このアンソロジーはずっと続けてほしい。

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    2021年12月16日
  • 紙魚の手帖Vol.01

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    近藤史恵さんのパ・マルシリーズは、コロナ禍のパ・マルを描いた、今を感じる作品。今回は志村さんが主役かな?
    蝉かえるで数々の賞を受賞した、櫻田智也さんのエリサワシリーズは相変わらず丁寧な表現で、狩猟について何も知らない私でも、情景を思い浮かべつつ、なるほどなるほど…と細かい知識を得ることができた。ただ、この丁寧さに今回は少し読みづらく感じてしまった。
    他にもブックレビューや、本格ミステリ大賞の全選評も、いろんな見方があって面白いなと思った。

    ページ数に対して、ちょっとお高めと感じますが、様々な作家さんの作品が読めて、新たな出会いもあったり、内容もとても充実していると感じてので、次号も購入決定で

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    2021年12月01日
  • わたしの本の空白は

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    ネタバレ

    これはまじでおもしろかった!結末がどうとかじゃなくてほんとに気になって気になって仕方なくてめっちゃすぐ読んだし、読む手が止まらんかったし、続きが気になった。

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    2021年11月14日
  • サヴァイヴ

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    サクリファイス、エデンの過去と未来の物語。

    短編集なんだけど、物語に引き込まれて余韻がすごい!
    サクリファイスで、私の心を熱くした石尾という人物の謎に、少し近づけた気がする。石尾さんはミステリアスで真っ直ぐな人なんだなぁ。
    石尾さんと赤城さんの話、ずっと読んでいたい…。
    信頼関係だとか、友情だとか、形にはまった関係ではなくても、こうやって二人の関係性が築き上げられていったんだなぁ。
    サクリファイスがとても悲しい物語なので、読みながら切ないような、悲しい気持ちにもなりました。

    また「サクリファイス」が読みたくなってしまった。
    このシリーズ大好き。

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    2021年11月11日
  • タルト・タタンの夢

    購入済み

    あったかくてウィットの溢れた作

    読んでいて、後を引く人間模様が感じられる良作です.次作が待ち遠しい!

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    2021年11月03日
  • 賢者はベンチで思索する

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    『ロンドで事件が起きたのは、それから数日後だった。ランチタイムの慌ただしさが収まりかけた頃、窓際のテーブルで女性の金切り声があがった。「タカヒロ!どうしたの?」』

    …という緊迫感のある場面。”ミステリー”小説に分類される作品において、そんな場面の先にあなたはどのような物語が続くと予想するでしょうか?

    では、もう一つこれはどうでしょう?

    『「ねえ、聞いた?やっぱり誘拐らしいよ」久里子は息を呑んだ。「身代金の要求でもあったの?」「それはわからない。でも、その子を連れて歩いている男の人が目撃されたらしいの」』

    さて、あなたはその続きにどんな物語が展開するのを予想するでしょうか?

    ”争い・

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    2021年11月03日
  • わたしの本の空白は

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    ネタバレ

    再読。記憶喪失になってしまった主人公の不安に巻き込まれるように一気に読み終えた。ミステリーと恋愛が話の核なのだろうが、記憶喪失になって周囲の誰も自分自身さえも信じられなくなる心理描写が面白かった。

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    2021年10月28日
  • 紙魚の手帖Vol.01

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    こちらは、創刊第1号に敬意を表して購入。
    今月は財布のひもがゆるゆる。
    なんといっても、ビストロ・パ・マルの最新作が読めるのが楽しみ♪

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    2021年10月24日
  • さいごの毛布

    購入済み

    期待以上の面白さ

    登場する犬たちがみな愛くるしくて犬好きの方はもちろん、そうでない方も是非読んで欲しい作品です。
    どきどきはらはらするシーンもあり心温まる期待以上の面白さでした。

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    2021年10月16日
  • ときどき旅に出るカフェ

    ネタバレ 購入済み

    大好きな一冊です^^

    近藤さんの本は初めて拝読しましたが、すっと物語が入ってきて、あっという間に読み終わってしまいました。沢山のスイーツが出てきますが、ついつい調べて自分も見たことない食べ物にワクワクしっぱなし!いつか海外に行ったら本場のツップフクーヘンを食べてみたい!短編集なので色んな視点から物語を見れるので飽きず、
    読み終わった後はとっても幸せな気持ちになりました^^
    本当に大好きな一冊になりました!

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    2021年10月16日
  • モップの魔女は呪文を知ってる

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    これまでの3冊の中で1番好きかも。
    今まではキリコの掃除場所はオフィスが多かったですが、
    今回はジムや病棟でした。
    同じオフィスの話が続く1冊目とは違って
    短編集みたいで読みやすかったです。

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    2021年09月26日
  • スティグマータ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    チカの大ファン。
    奥が深いロードレースがわかりやすく書かれていて、最後まで本当に面白かった。シリーズこれで最後なのかああ

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    2021年09月11日