近藤史恵のレビュー一覧

  • はぶらし

    Posted by ブクログ

    三十代の主人公が高校生のころの友人を自宅に泊めて、出て行くまでの物語。

    ざっくりした粗筋はそれだけなのだが、なし崩しに宿泊期間を延ばしていくやり取りや、主人公の生活を侵食していく様はホラー小説のようだった。
    いや、これはホラーなのだ。
    この小説を読むと、恐怖の本質は「自分が侵食されていく」ことだと理解できた。自分の世界が乗っ取られていく感覚。それが恐怖につながる。
    大きな発見だった。

    0
    2022年11月14日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    このご時世のお話が合って切なくなりましたね。
    途中の文章に暗雲が立ち込めてきますが
    最後に残った言葉に温まるものがあるのです。
    でも、やっぱりこのご時世のあれは憎いよ。

    それとある落とし物を拾った人の日記のお話も
    心の温まるものでした。
    秘密部分は文章通りに解釈しないこと。
    (文章上はそうは絶対に見えないから)

    1個だけ、救えないものがあります。
    ある風土病(?)のお話。
    その真相を知るとなぜ奇怪な行動に
    出ているかがわかることでしょう。
    でもどこまでも救えない…

    0
    2022年11月06日
  • 天使はモップを持って

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読みやすい。ストーリーがその都度終わるので気楽に読める。掃除って大切だなって思う。疲れない推理小説系作品。最後結婚してるのにバレないようにしてるのに安心したし、ほっこりした笑。

    0
    2022年10月09日
  • おはようおかえり

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『おはよう、おかえり、おはようおかえり、3つの挨拶』

    和菓子屋姉妹の妹に曽祖母が憑依!放った言葉が「おはようおかえり」このひと繋がりの言葉に3つの挨拶がふくまれるなんて、日本語ってすごいな〜と変なところに感心。ホッとしたい時に読みたくなる一冊でした!

    0
    2022年09月22日
  • 賢者はベンチで思索する

    Posted by ブクログ

    この人が怪しい。どうか犯人であって欲しくないけれど、限りなく怪しい……。それを華麗に裏切ってくれる、日常のミステリ。人は死なない。(犬は死ぬけど)くりちゃんがいい子すぎて、彼女の幸せを願わずにはいられない。

    0
    2022年08月19日
  • キアズマ

    Posted by ブクログ

    シリーズ第4作目、主人公がガラリと変わり大学の自転車部。
    いいですね~~、青春真っ盛り、自転車に乗りたくなりました!!

    0
    2022年08月02日
  • スティグマータ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    サクリファイスシリーズのこの最新作まで一気に読んだけど、これほどロードレースとミステリーが親和性が高いと思わなかった❗️ロードレース自体に臨場感があり、あえてアシスト役をストーリーの主軸にすえてレース全体が見渡せるように描写するなんて、上手いっ❗️

    0
    2022年07月01日
  • ビストロ・パ・マルの事件簿 2

    Posted by ブクログ

    コミックが2巻だけなんてもったいない。メロンパンは親子の気遣いが感じられた。ブイヤベースさんはいろいろ惜しい人だなぁ。やっぱりこんなヴァン・ショーに憧れる。

    0
    2022年06月15日
  • ビストロ・パ・マルの事件簿 1

    Posted by ブクログ

    大好きなシリーズのコミック。書店では何軒か回ったけどもう販売していなくて、ネットで中古を探してGet。
    画のタッチはPCで描いたのかな、さらっとしてる。小説の登場人物の個性が出ていて、いい。は好きだな、このお話。ハッピーエンドばかりではないものの、どれも好きな話だけれど、チョコレートとか、ピストゥとか食べてみたいな。

    0
    2022年06月15日
  • 私の命はあなたの命より軽い

    Posted by ブクログ

    惹きつける山場が要所要所にあって最後まで一気に読んでしまった。遼子の実家の不穏の原因は題名から凡その予想はついたものの、全ての原因が一つに集約されていた所はどう繋がっているか想像付かず、先へ先へと読み進むのが止まらなかった。後半の遼子の出産の場面では、初めて我が子を手に抱いた時の感動を思い出して思わず涙。このまま全てがいい方向へ向かって終わるのかと思いきや・・・気が緩んだ隙に作者に一刺しされた気分です。それにしても、この妹の二面性。怖い。でも、こういう女の人いるなぁ。

    1
    2022年06月10日
  • タルト・タタンの夢

    購入済み

    何度も読み返してる

    図書館で借りたのが最初の出会いです。何度も読み返すので、購入しました。
    こんな大衆フレンチのお店があったら通いつめたい。コージーミステリーの中でも
    一番好きな作品です。食べたことのないフランス料理に興味が湧いてネット検索したり、
    思いきって食べに行ったりしました。カスレにハマりました。
    ドラマ化したので、それをきっかけにまた再読。
    ドラマ版は少しキャラのイメージが違ったので、小説読み直してやっぱり
    三船シェフは無骨な男のイメージだよな・・と実感。短編集で、どの作品も読後感が
    あたたかいじんわりとした気落ちになります。読後感のよさって大事ですよね。
    それこそ、作品に登場するヴァン

    #ほのぼの

    0
    2022年06月02日
  • サヴァイヴ

    Posted by ブクログ

    あなたはスポーツをしますか?そのスポーツは団体競技ですか?それとも個人競技ですか?

    この世には数多のスポーツがあり、それぞれに競技者がいて、それぞれにその観戦を楽しみにしている人がいます。するのは嫌いでも見るのは好きという方含めて、スポーツには誰でも何かしら関心を持っているのではないでしょうか?そんなスポーツは団体競技と個人競技に分かれます。そのいずれを好むかは個人の嗜好や性格にも大きく左右されるものだと思います。

    チームの勝利が全てと、お互いがライバルでありながらも一致団結して勝利を目指す団体競技。一方で自分を高めることに全てを賭け、孤独な日々の中に勝利を掴んでいく個人競技。こうして改め

    0
    2022年05月23日
  • サヴァイヴ

    Posted by ブクログ

    石尾さんと赤城さんの若いころの話、白石誓のパリ~ルーベの話等グッとくる話がたくさん。
    読んでいる時、自分の心の状況で刺さってくるフレーズが変わる。
    もう4、5回は読み返している。
    心に残る一冊。

    0
    2022年05月13日
  • スティグマータ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ようやく読むことができた。ツールドフランスを知り尽くしてないと、書けないと思った。自分のストーリーは歴史に名を刻まず、アシストに徹するって、なかなかできないことだし、考えさせられる展開でした。

    0
    2022年04月17日
  • 寒椿ゆれる~猿若町捕物帳~

    Posted by ブクログ

    千蔭さんに縁談。相手のおろくさんもとても良いキャラだったが、うまく行ってしまうのも釈然としない。
    しかしながら、こう来たか!という感じの上手い結論。良かった。

    0
    2022年03月04日
  • 賢者はベンチで思索する

    Posted by ブクログ

    家族は両親と二浪の弟 犬 トモ アンが居る。ロンドで働く久理子と不思議な老人の話、国枝と言う老人に犬も助けられその他の助言もしてもらい助けられた。いつも座る所から見える一件の庭で見たことで事件が始まる。その人は思いもしない行動に移した。最後は姿を消してしまった。引田君が車を買ったので犬を連れてロックランドまで来ていたが急にトモがもうダッシュ姿を消したお爺さんの所に、、久理子は会いたい人に会えてよかった。

    0
    2022年02月17日
  • 三つの名を持つ犬〈新装版〉

    Posted by ブクログ

    犬が登場する小説は結構好きで見つけると積読に入れてしまう。そしてハズレがない。今回も先が気になり一気に読んだ。
    2人の視点から語られる物語は、偶然があり過ぎると思いながらありうる設定だな、と思ったり。殺人事件ということがなぜか身近に起こりうることのように思えてしまった。そして憎めない2人の視点で語られる物語の結末とその後を想像する喜びの余韻を感じた。

    0
    2022年02月02日
  • はぶらし

    Posted by ブクログ

    なんとなく全て予測していたこと。

    やっぱり、ってなった。

    信じるっていうことを、考えさせられる。

    一気に読めました

    0
    2022年02月05日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

    Posted by ブクログ

    優しい作品が多くてほっとする。
    近藤史恵さんの「孤独の谷」は、この中ではぞくっとするというか、切ないお話。
    「扉を開けて」の不思議な雰囲気も、篠田真由美さんだーっとなって嬉しくなる。母娘のあまりに親密な関係が呼んだ「何か」。
    永嶋恵美さんのあれにはしてやられた。うまいなぁ。ああいうのは大好物。
    「青い封筒」も素敵。もうっ。どうなるかと思ったらあんな素敵な。
    アミの会(仮)のかっこの謎はいつ明らかになるのかなー。ともあれ、このアンソロジーはずっと続けてほしい。

    0
    2021年12月16日
  • 紙魚の手帖Vol.01

    Posted by ブクログ

    近藤史恵さんのパ・マルシリーズは、コロナ禍のパ・マルを描いた、今を感じる作品。今回は志村さんが主役かな?
    蝉かえるで数々の賞を受賞した、櫻田智也さんのエリサワシリーズは相変わらず丁寧な表現で、狩猟について何も知らない私でも、情景を思い浮かべつつ、なるほどなるほど…と細かい知識を得ることができた。ただ、この丁寧さに今回は少し読みづらく感じてしまった。
    他にもブックレビューや、本格ミステリ大賞の全選評も、いろんな見方があって面白いなと思った。

    ページ数に対して、ちょっとお高めと感じますが、様々な作家さんの作品が読めて、新たな出会いもあったり、内容もとても充実していると感じてので、次号も購入決定で

    0
    2021年12月01日