近藤史恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
近藤史恵さんの人気シリーズ
『ビストロ・パ・マルシリーズ』第四弾。
7話の短編、今回も安定のメンバー達が絡み合います。
今回は、私たちの記憶に新しいコロナ禍が舞台。時短営業、アルコール制限、テイクアウト提供などなど・・・ありましたねぇ。
そんなときにも、いやそんな時だからこそ
ビストロ・パ・マルには小さな事件が舞い降ります。ほんと日常の出来事。
殺人事件はおきません。
シェフ三舟の一言でこんがらがった人間関係も
スルッと解決へ。
でもその解決がオシャレ。無理せずさり気ない
一言が本質をずばりと突いちゃう。
こんな一言が言える大人になりたい。
そして言いたい!
『ヴァン・ショーを飲まないか -
Posted by ブクログ
レビューの前にこの本に対するワタシの珍道中を聞いてほしい…。
興味のない方は…☆まで読み飛ばしてください、遠慮なく!(笑)
新刊ニュースで、この書影とタイトルをみたときからワタシは(●♡∀♡)
もうこの本絶対に書店で欲しい状態…♡
幸運なことに発売日に書店に行けたし、さぁ買うぞ!
と歩き回るも、見当たらない…
なんで? なんで? (・・?…
申し訳ないと思いつつ、書店員さんに調べていただくと、、
『入荷は土日をはさんで3日後になります』
(。_。`)チーン
地方住みのかなしい現実…。
しばらく立ち直れませんでした…。
だって
その日から書店に行く暇がなかったから…(泣)
年 -
Posted by ブクログ
ネタバレ世界の料理が美味しそうで、どれも食べた事ないから食べてみたい!
色々な思いを抱えた人達が料理と出会い、前へ向いて歩いていく姿に元気を貰えました。
お気に入りは表題作の「オーロラが見れなくても」
大学を中退させられ、祖母の介護をずっとやらされてきた佳奈。祖母が亡くなり、父が亡くなり、ようやく一人になった。兄はいるが、全く介護に手を貸してくれず全て佳奈に丸投げ。
そんな時、テレビでみた美しい瀧を見るためにアイスランドへと赴く…
偶然出会った舞台女優・秋月千尋と過ごすうちに、アイスランドでの過ごした時間がキラキラと輝いている様に思えた。千尋の兄と遺産が半分と言う件は私もそう思います。多めに貰 -
Posted by ブクログ
すごく良かった。一気に読んでしまった。
”残酷でなかったとは言わないし、とても言えない。だが、ぼくはその残酷さを見据えながら、肉を食べていきたいと思っている。”
狩る者、調理する者、そして食う者として、命をいただいているということを忘れてはいけないのだと気づかされた。すっかり忘れていた自分が恐ろしい。
そして何より近藤さんの料理の表現がページを進めさせる。私もヒヨドリを食べてみたい。
命の大切さだけでなく、大高や潮田の人生における様々な考えが詰まっている気がした。
ビストロ・パ・マル シリーズといい、章題をみてワクワクしてから本編を読むのがとても楽しい。 -
Posted by ブクログ
思わず京都に行きたくなる。
しかし上手いよね、近藤史恵さん。
モト夫は悪い意味での昔の日本男子の見本みたい。
妻を何だと思っているんだろう。
身の回りのことをしてもらっても、当然すぎて何の感謝もない
それどころか他の女性を好きになったからって、あんな言い方で離婚を迫るとは。
眞夏も余計な刷り込みにからめとられて、自分の本心を見失っていた。
そんな母を娘の佐那は「なりたくない未来の姿」ととらえている。
シェアハウスオーナーの芹さんも、親からの言葉に深く傷ついているが、言った側は多分覚えてない。
アイスランドのふ-ちゃん、その家族のありようが対比的で面白かった。
読後感は、この先もっといい未来が開 -
Posted by ブクログ
ビストロを舞台にした美味しい食事と、ちょっとした日常の謎ミステリーを中心にした小説。親しみやすくカジュアルなビストロだけど、料理へのこだわりは一品で、読んでいるとフランス料理を食べたくなる。
ここぞという場面ではヴァンショー(ホットワイン)がいつも出てくるので、飲みたくなりすぎてヴァンショーを飲めるレストランも調べました。
最後に割り切れないチョコレートの話で、既視感にようやく気づいて後で調べたら、「シェフは名探偵」というドラマの原作でした。(知らずに読んでました)
このほかにも、「ヴァンショーをあなたに」、「マカロンはマカロン」も同じシリーズであるようなので、また読みたい。