近藤史恵のレビュー一覧

  • それでも旅に出るカフェ

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    「旅に出るカフェ」シリーズ第2作。今作では、コロナ禍のカフェ・ルーズが描かれる。30代独身一人暮らしの瑛子は、リモートで仕事をするようになり、カフェ・ルーズを営む円は、キッチンカーや焼き菓子の販売に挑戦する。コロナによる規制が少しずつ収まり、カフェ・ルーズも再開するが、不審な客が来店し、ひと騒動巻き起こす。コロナ禍で人と人との距離感を考え直す瑛子の気持ちが丁寧に描かれていて、共感するところが多かった。ヴィーガン料理として円が作ったファラフェルを是非食べてみたい。この本を片手に専門店を訪ねてみようと思う。

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    2026年05月28日
  • タルト・タタンの夢

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    一話が30〜50頁ほどで短く、内容もカジュアルなので気楽にサクッと読みたいときにちょうどよかった。
    表紙がかわいくて一目惚れしたが、料理の説明を読んでいるだけでよだれが出そうになるぐらい「パ・マル」のファンになってしまった。家の近くにこんなお店があったらいいのに。

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    2026年05月24日
  • スーツケースの半分は

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    青いスーツケースを軸にしたオムニバスストーリー。読みやすいだけではなく、人のキレイな感情だけではない泥臭い人間らしい心情が細やかに描かれていた点が良かった。

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    2026年05月23日
  • 山の上の家事学校

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    さわやか
    ありそうでない男性の家事学校。
    校長先生の言葉が、迷っている人の支柱のようでいいなと思った。
    気持ちよく暮らすって大切だと思う。

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    2026年05月23日
  • 風待荘へようこそ

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    ネタバレ

    近藤史恵さんの小説は読後感もよくて、やっぱり好きだな~と思う1冊でした。

    夫から突然、離婚を切り出された眞夏は京都のシェアハウス&ゲストハウスの「風待荘」を手伝うことに。

    専業主婦だった眞夏が次第に自立していく様子が良かったです。

    世界は広いし、どこにでも行ける!

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    2026年05月22日
  • エール!(1)

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    元気が出る、もう少し頑張ってみようと思える本。
    思い通りにいかない事が当たり前の社会で、理不尽や不公平や価値観の違いに苦しむ人にとって少しの元気をくれる本。
    今自分がやっていることって意味あるのかな、自分いなくても、この先どうなるのかな。
    そんな不安を少しだけ軽くしてくれます。
    色んな人が色んな職があり、それぞれに悩みがある。当たり前だけれど当たり前の中で折り合いをつけていく方法を探していきたい、そう思いました。

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    2026年05月19日
  • スーツケースの半分は

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    青いスーツケースが紡ぐ短編集。
    旅に出る理由は人それぞれ。楽しいことばかりじゃなくても、前に進むきっかけになったり「よし!また頑張ろう!」と思えたらいいですよね。
    どの物語も心が温かくなる読後感でした^^

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    2026年05月17日
  • スーツケースの半分は

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    どの話も全て最後に心がジーンとして温かい気持ちになる。ホロリと涙が出そうになる。モノにも歴史があるんだなと感じさせてくれる。
    またどこかへ旅に行こうかな。

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    2026年05月14日
  • 山の上の家事学校

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    離婚された新聞記者が、政治部から文化部に職場が替わった。姉に生活の乱れを指摘されて、男性用の家事学校に入ることになる。

    ゴミの片付けや、調理、衣類の繕いなど習いながら、娘の髪の毛を結えるよう練習する。コロナに元妻が倒れた時にも戦力として頑張れた。

    生活を取り戻していくと、人間的にも余裕が生まれ、立ち直っていく様を描く。

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    2026年05月12日
  • マカロンはマカロン

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    ネタバレ

    多様性とか、違った価値観とか見え方から生まれるすれ違いにまつわるハプニングが多くて、三船シェフの伏線回収にまたまた驚かされた。出てくる料理どれも食べたい!と思いながら読むけど、今回は特にブータンノワール物珍しさで食べてみたくなった。お腹減る!

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    2026年05月10日
  • シャルロットの憂鬱

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    日常にありそうなことを題材にしたミステリーでした。
    シャルロットにほっこりしながらサクサク読めました!
    次のシリーズ読むのもたのしみ!!

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    2026年05月09日
  • サクリファイス

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    自転車のロードレースの話だと聞いて、面白いのか心配していたのは杞憂でした。素人でも分かるリアルさや、友情、そしてミステリも、十分満たされる1冊です。

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    2026年05月06日
  • たまごの旅人

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    ままならない人生のうんぬん、と紹介文にあったので、新人の添乗員さんが悩みながら奮闘する話なんだろうな、と思ったけど、コロナ禍(作中でははっきりと言ってはいないけど)で仕事が続けられるか……というところまでの展開は予測していなかった。
    たしかに仕事上の(旅先での)トラブルや、ちょっと困った客への対応など、ままならないなあと思うことはあるけど、あの頃の苦さみたいなものを改めてまざまざと(他人事ながらも)思い出した。
    それでも最後に、落としどころというか、小さな希望みたいなものがあるのは(全話共通で)救いだと思う。主人公の父親もそうなんだけど、女性目線からの日本の中高年男性の困ったところ(控えめな表現)が「ああわかるわあ~」というふうに描かれている。でも、遥さんが提案して最後現地ガイドさんに「ありがとう」と言えた男性の話が心に残った。これまで性格でいろいろトラブルも後悔もあっただろうけど、一歩踏み出して見るのはいくつになってからでもできる、そんなことを感じさせられたせいかもしれない。

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    2026年05月05日
  • 風待荘へようこそ

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    眞夏と共感できる場面や心境が、たくさんあった。
    特に、娘の自立を応援しつつ、頭では子離れしようと思っても感情が追いつかない内面の描写が、お見事。自分の感情を代弁してくれてるようで、泣きそうになった。
    読後感はとてもいい。自分も頑張ろうと思えるし、娘とも良い関係性を築いていけそうな予感。

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    2026年05月03日
  • エデン

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    レースの疾走感にゾクゾクしました。さすが徹夜本と言われるだけあって、私もやめられずに一気読み。
    勝ちにこだわらなかった主人公が、本作では勝ちに行く。楽しかったー

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    2026年04月29日
  • ホテル・ピーベリー<新装版>

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    のどかなハワイ島の様子や長期滞在者たちとのその場限りの軽い関係性、そして人目を忍んで楽しむ不倫関係…旅行が引き起こす自墜落な雰囲気が好きだった。

    主人公と同じく、ハワイ島へ逃避行するつもりで読んでいたが、不審な死亡事故が起こり、物語が急展開していく。謎めいたホテル滞在者たち、そして、いきなり明かされる真相…後半はサスペンスの渦に巻き込まれていって、見事に物語に魅了されてしまった。

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    2026年04月29日
  • サクリファイス

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    ロードレースの不可思議を、込み入った説明なく書かれているのにびっくりしました。自転車好きですが、知らない人に魅力を伝えるのは本当に難しいんです。ほぼ話題を変えられる(笑)興味ありそうな人には、本作を勧めようと思います。
    自転車好きは、有名な歴史を踏まえて読めるのでなお一層おもしろいミステリーとして読めるはず。

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    2026年04月27日
  • マカロンはマカロン

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    シリーズ3作目が個人的には
    一番爽快で読後感がよかった。

    小気味いいテンポで話がすすみ
    あっという間に読み終えた。
    このままずっとシリーズが続いてほしい。
    いつまでも飽きずに
    そしていつまでもビストロに行きたくなるはず。

    最終話はちょうど10年前に掲載された話で
    出てくる料理の詳細な値段は描かれていないが
    リーズナブルな値段に思われた。
    現実にあったら今はどれくらいなんだろう?
    それでも結構な価格でも「ビストロ・パ・マル」が実際にあったら大枚はたいても通うだろう。

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    2026年04月27日
  • 風待荘へようこそ

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    やはりシェアハウスはいいですね。
    前にもシェアハウスが題材の本は読みましたが、一人でも周りに誰かがいるから支え合って生きていけるのもいいなと思います。
    また、言語の壁もしっかり乗り越える姿勢であったりも見えていて素晴らしいなと思い見習いたいなと思いました。
    お料理は相変わらず美味しそうでお料理でも色んな国の人や周囲の人達とも関わり合える一つの道具になるのは武器にもなるなと感じました。

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    2026年04月24日
  • それでも旅に出るカフェ

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    前作に続いて、なんだか優しい気持ちになれるお話だった
    コロナ禍で苦しくて旅に出られないながらも様々な人の想いに寄り添う素敵なカフェ
    今回はカフェルーズに不穏な雰囲気も訪れた

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    2026年04月22日