近藤史恵のレビュー一覧

  • サクリファイス

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    ネタバレ

    何度目か分からないくらい何度も読んで、そのたびに違う感想を持ったけど、今回はとてもとても重く感じたのは私が歳をとってさらにチームを率いるようになったせい。私は果たして、命を賭けられるだろうか。

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    2025年07月28日
  • サクリファイス

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    勝つことを期待されるのが嫌で陸上を辞めた白石誓は、エースの為に自らを犠牲とする「アシスト」と言う役割に惹かれたことからサイクルロードレースを始め、プロとして活動していた。ツール・ド・ジャポンで力を見せた白石はヨーロッパ遠征に選ばれたが、そこで事件が起きる。
    ルールが複雑な自転車競技だが読み進める中でうまく理解でき、その中でスポーツとしての熱さ、役割のあるチーム内でのそれぞれの想いなどが感じられ、さらにミステリー成分も加わって世界に引き込まれる。素晴らしい作品だった。

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    2025年07月26日
  • インフルエンス

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    ミステリといっていいのか分からないが、一気読みできた作品。

    三人の女性が、学生時代からの歪んでいて逃れられない縁のようなまるで呪いのようなもので縛られていた。

    物語は主人公の女性が小説家の女性に、自分達3人の関係について語る、という形式で進んでいく。

    Wowowでドラマ化もされ、Netflixでも観れるので是非観てみようと思う。

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    2025年07月20日
  • タルト・タタンの夢

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    フレンチレストランの「パ・マル」で働く主人公
    そんなレストランにやってくるお客が何事かを心に抱えてやってくる
    偏食がひどい客、不思議で終わってしまった思い出の話をする客などなど
    そんな中、話を聞いただけで謎を解いてしまうシェフ

    1話1話が簡潔なのに、しっかり味がしている
    しかも全部違うテイスト
    まるでフレンチ料理のように

    個人的には最後の話が好き
    きちんと向き合って欲しい…

    それにしても、シェフの推理力が凄すぎ笑

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    2025年07月18日
  • 間の悪いスフレ

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    パ・マルのみんなが大好きでずっと追いかけたい。架空のお店だけどコロナ禍を乗り越えてくれたのがとても嬉しい。

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    2025年07月03日
  • 間の悪いスフレ

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    ビストロ・パ・マルのシリーズ第4弾。
    今回も安定に面白かったです。
    4弾ともなると、今まで登場した人物が再登場したりして楽しいです。

    美味しそうなフレンチの数々に思いを馳せながら読みました。
    先日パリへ旅行した際、このシリーズに出てきた「ブーダンノワール」を食べました。
    とっても美味しくて、この本を読んでいなかったら食べることも知ることもなかった料理だと思います。

    この本に出会えたことは幸運です。
    ありがとうございます!

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    2025年07月03日
  • 風待荘へようこそ

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    眞夏さんの気持ち分かる 
    新天地の京都で、すぐには自分をかえられないけれど、まわりの人の優しさや人間味に触れて、少しずつ変わっていく眞夏さん。人生どん底と思っても、そのあとこんな風にステキに変わっていけた。人生何があるか分からないし楽しいよ、ともし自分も辛くなることがあったら言ってあげたい。

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    2025年12月05日
  • タルト・タタンの夢

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    めちゃくちゃ好きだった。
    人と食事が密接に関わっていて、料理の知識がないから最後に伏線回収されるのが心温まる。

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    2025年06月19日
  • ヴァン・ショーをあなたに

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    三舟シェフのシェフとしての信念がわかった。
    何故か信用出来るのはこの人の人柄ゆえかな?
    そして、ヴァン・ショーの秘密。
    三舟シェフはこうやって色んな人の謎を解決することで、シェフとしても成長していると知れた。
    気がついたら、パ・マルの虜でした。
    この本、悪くないね。

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    2025年06月19日
  • さいごの毛布

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    以前に「たまごの旅人」を読んだことがあったのと、わたしが犬好きなのがあって、購入。

    読んでみて、わたしたちは犬とそんなに変わらない部分もあるし、犬のようになりたい一面もあるのかなって思った。
    人間だから、自分が信じたいものを信じて、傷つくことがあるってわかってても、それでも愚直に信じ続けるところは本当に犬と近いと思う。
    その一方で、代わり映えのない毎日に新鮮味を無くして、ぼんやりと過ごすところは、犬のように日々新しい感動を覚えながら生きたいと思う。
    違うようで似ているし、見習いたいところもたくさんある。
    そんな気持ちにさせられた1冊でした。

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    2025年06月17日
  • タルト・タタンの夢

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    フランス料理に馴染みはない。でもフランス料理がなぜか身近に感じる作品だった。
    フレンチの中でも家庭料理だからかな。
    三舟シェフの気取らない雰囲気のおかげかな。
    どの話もちょうどいいサイズで、話の回収もうまい。
    一つ一つの物語に教訓があるような気がする。
    料理に絡めての表現も素敵。
    心が温まるのは、ヴァン・ショーを飲んだ気分になるからかもしれない。
    是非またこの物語にお邪魔したいです。

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    2025年06月14日
  • 間の悪いスフレ

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    ネタバレ

    このシリーズ大好き。主人公が人間味があって、この店のことを好きでいるけど執着してなくて自分を第一に考えて人との距離感が近すぎずドライなところが良い。
    どの章も、読み終わるとあ〜なるほどね〜その考えもあったのねって自分では思わないことばかりで勉強というか考え方が増えた。クスクスの女の子も、自分の好きなことが差別に繋がるだなんて中学生でよくそこまで広い視点で物事を見れるなあと思ったし、フリカッセのお母さんもそう。なんで料理下手に?となってたけどそういう事かー!って納得。
    たしかに身近な人が完璧でいると、それが基準になってそうじゃない人は劣っているになるのかも。それを治すのって難しいよね。フランス料

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    2025年06月13日
  • サクリファイス

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    ロードバイクについて一ミリも知らなかったけど、臨場感があって面白かった。ミステリ要素も良いスパイスになっていて、飽きる事がなく、最後にタイトルの意味も分かり戦慄した。個人的には感動よりも恐怖が勝った作品。とにかくすごかった。

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    2025年06月10日
  • マカロンはマカロン

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    パ・マルシリーズで一番好きかも。今作は少し重ためな謎解きなので、謎がわかってもモヤっとした気持ちが残ってしまいました。いつも新しいフランス料理を知れて楽しい。

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    2025年05月29日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    『夜食』
    なんていい響きの言葉なんでしょう。
    夕食ではなく、夜食。
    受験や残業などで食べることもあるけれど、何となく小腹がすいて深夜に食べる食事。
    少し罪悪感があったりして、それが一層美味しくさせる。
    そんな夜食にまつわるアンソロジー本です。

    ちょっと謎めいた作品もあれば、友情や愛情や家族にまつわるもの、仕事にかかわるもの。
    どれにも共通するのは『夜食』、そしてどの話も読むと温かくなれるかもしれません。
    夜食の時間に読み進めると楽しい読書になりそうです。
    どの話もとても良かったですが、たぬきおむすび、ファミレス夜食、インスタントラーメンの話は特に気に入りました。
    美味しそうな夜食だと思ったら

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    2025年05月25日
  • みかんとひよどり

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    どう生きていくか悩んでいる時にちょうど出会った作品。飽きずに読めたし、仕事・生活・人間関係などを食を通して深く考えさせられた。読んでよかったし、もう一度読みたくなる時が訪れる気がする。

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    2025年05月18日
  • キッチンつれづれ

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    久々のアミの会本。食べること、作ることをテーマにした本で、それぞれ明るかったり切なかったり色々だけど、まぁどの短編も面白いこと!アミの会編の本で読み始めた作家さん多いなぁ。食べることはやっぱり誰かとの繋がりがあることが多くて、その繋がりを描いた短編がどれもよかった。

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    2025年05月17日
  • スティグマータ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ツール・ド・フランスを舞台に深い心理描写と自転車レースの面白さを凝縮した快作。1作目の「サクリファイス」からの面白さは健在です。自転車レースの醍醐味は他のスポーツにはない特有のものだと感じる。レース中に相手選手と会話したりするのが戦略であったり友人としての激励であったり。チームでの役どころが決まっているものの、読者としては語り部である白石誓を内心応援するが、白石はプロとしてとても冷静であり、ストーリーになりがちな根性論は抑えられているところが好み。誰が優勝するのかがストーリーの軸となってはいるがいつもの如くミステリー要素もあり読者を楽しませてくれる。今回のミステリー要素は若干無理を感じたがそれ

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    2025年05月06日
  • ヴァン・ショーをあなたに

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    ネタバレ

    大好きなシリーズの2作目。
    後半2篇は、パ・マルのシェフ三舟さんがフランスで修行している時のお話で、新鮮で面白かった〜

    変わらず登場する料理は美味しそうすぎるし、お客さんが抱えているちょっとした謎も、温かい話もあれば悲しい話もあり。
    そして、寒い中で飲むスパイスのたっぷり効いたヴァン・ショー、本当に美味しそう!

    特に好きなエピソードは「ブーランジュリーのメロンパン」「ヴァン・ショーをあなたに」

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    2025年04月30日
  • マカロンはマカロン

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     〈ビストロ・パ・マル〉シリーズ、3作目。1、2もあっという間に読んだが、こちらもパッと読み終わってしまった。高築くんが、とにかく優しく、気弱なところに共感が持てるし、フランス料理のビストロを覗いている感覚が、いい。
     ただの推理小説じゃなくて、人情味が重視されているように感じるし、それぞれのキャラクターが活きいきしていて、するする物語にのめり込める。

     カジュアルなフランス料理食べに行きたい!パ・マルみたいなお店近くにないかなぁ。

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    2025年04月22日