おはようおかえり

おはようおかえり

799円 (税込)

3pt

おはようおかえり――それは「無事に、早く帰ってきて」という願いが込められた言葉。北大阪にある和菓子屋「凍滝」の姉妹、小梅とつぐみ。姉の小梅は家業を継ぐため、毎日和菓子作りに励み、自由奔放な妹・つぐみはエジプトへの留学を目指していた。ある日、亡くなった曾祖母の魂が、何故かつぐみの身体に乗り移ってしまう。戸惑う小梅に曾祖母は「ある手紙を探してほしい」と頼んでくるが――。芋あんのキンツバ、六方焼き、すずめのこなし、最中……和菓子の香りもふくよかに、正反対の姉妹をあたたかく描く家族小説。

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おはようおかえり のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    第一章~第十章 最終章 エピローグ

    題名は大阪の言葉だった。髙田郁さんの本でお馴染みだったはずなのに朝の挨拶と帰宅を迎える挨拶が並ぶの??と思った自分にガックリ

    小梅とつぐみの姉妹、父と母、祖母の一家になぜか現れる亡くなった曾祖母
    小梅さんの、ある意味淡々とした対応が面白い
    いろいろ大変だっ

    0
    2025年01月20日

    Posted by ブクログ


    最初は曾祖母の存在は必要かなぁと感じたりもしたけれど、姉がやってみたいことを見つけるために、妹が本当はどんな気持ちでやりたいことをしていってるのかを読者がしるために大切な存在だった
    「おはようおかえり」はこの二人にはとても必要な言葉だったんだと読み終わってから改めて知れてよかった

    0
    2024年12月13日

    Posted by ブクログ

    すてきな和菓子の表紙絵に惹かれて、手に取りました。色鉛筆調のやさしい絵。
    主人公は、絵のイメージとも合う、どちらかといえば地味な姉の立場。穏やかに進むと思いきや、意外とドラマチックな展開でひきこまれました。

    0
    2025年11月04日

    Posted by ブクログ

    曾祖母がのりうって出てくるのは現実味がもちろんないけど、それは小説だから、あんまり気にならなかったかな。
    小梅ちゃんを中心に、考えさせられるトピックがたくさんあって、興味深く読み進められた。ふくら雀の練り切りは見てみたくなった!

    0
    2025年08月10日

    Posted by ブクログ

    面白かった〜
    和菓子とちょっとミステリーとファンタジーがミックスした、なんとも不思議でほんわかするお話だった
    肝心の手紙は見つかるのか気になって読み進めたけど、見つかったら見つかったでそれはそれでどうでもいいようにも思えた
    人にはいろんな事情があって生きているんだなあ
    自分には、そういう心の機微がわ

    0
    2025年07月28日

    Posted by ブクログ

    ひいおばあちゃんが生前思い残した事があった為にツグミに幽霊になり乗り移る。和菓子を作ったこともないツグミが、今は作っていないサツマイモのきんつばを作り皆んなに食べさせてあげるところが、戦時中も苦労してサツマイモを使いながら和菓子屋さんを続けて家族を養った曽祖母の苦労を思いました。曽祖母が書いた手紙が

    0
    2025年01月04日

    Posted by ブクログ

    読みやすくはあったけれど、表紙や帯のイメージとは違う内容だったと感じました。

    曾祖母はちょっとないがしろにされがちだし、
    小梅とつぐみの姉妹愛もよく分からず、
    作品のテーマ?伝えたかったことは何なのか、よく分からないまま終わってしまいました。

    きんつばや芋あん、ねりきりなど…美味しそうな和菓子が

    0
    2025年11月25日

    Posted by ブクログ

    大阪で何十年も営む老舗の和菓子屋。そこの姉妹の話だが、姉は和菓子屋で働くが、妹は劇団員をしている。ある日、突然ひいおばあちゃんが、妹に乗り移り過去の出来事を二人が解決していく。夫婦であっても人間関係は本当に難しい。

    0
    2025年10月31日

    Posted by ブクログ

    榊さんすごいパワフルなおばあちゃんだなぁと思いました。魂が乗り移るということ以外は普通に家族の温かなお話でした。

    0
    2025年06月06日

    Posted by ブクログ

    曾祖母の遺した秘密を探す物語で、
    家族は、一番近い存在だけど、
    一番遠い存在なのかもしれない。家族だから分かり合えてる。家族だからしらない部分もある。そんな曖昧な距離感だけど、なにかあったら助けてくれるのは家族。
    曾祖母が心残りにしてる遺した秘密を探すために正反対の姉妹が物語を進めていく。

    0
    2025年05月16日

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