近藤史恵のレビュー一覧

  • 南方署強行犯係 黄泉路の犬 〈新装版〉

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    面白かった。
    犯人を捜すだけではなく、日本の現在のペットブームの問題について訴えている。
    自分も犬を飼っているので、いろいろ考えさせられた。

    黒岩と曾川のコンビが好きなので、また違う話も読みたい。

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    2024年09月30日
  • シャルロットの憂鬱

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    元警察犬と飼い主夫婦によるハートフルミステリー。
    謎は複雑なものではない。
    何より、シャルロットの仕草・表情が愛らしい。
    犬を飼った経験がある人なら、自分の愛犬の姿を重ねるはず。

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    2024年09月29日
  • ホテル・カイザリン 電子再編集版

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    「カイザリン」という響きがなんだか魅惑的。
    オランダ語で「女帝」って意味なんですね。
    小さい頃、花びらを取りながら「すき、きらい、すき」ってやったみたいに、「こわい、ステキ、こわい」と感じさせる短編集でした。
    『タルトタタンの夢』『わたしの本の空白は』など近藤史恵さんの作品は何冊か読んでいますが、なんだか新鮮な印象でした。

    8編全てよかったですが、特に『甘い生活』がぞぞぞわっとしました。
    子どもの頃から他人のものばかり欲しくなり、巧妙に奪うことに快感をおぼえる主人公。
    小学校の時の思い出、奪ったことすらも忘れていたけど…
    ラストがぞわっとして怖かったです。

    近藤史恵さんの美しいことばにも魅

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    2024年09月25日
  • ホテル・カイザリン 電子再編集版

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    いくつかのお話があり、私は人の物が欲しい人の話が1番面白かったです。どういう気持ちでそんな事をするのか?と思っていましたが、納得できました。

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    2024年09月19日
  • アンソロジー 捨てる

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    「捨てる」というテーマでも、捨てるものは具体的なものから抽象的な概念、ほのぼのとした内容からホラーのような恐怖な話と様々だった。

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    2024年08月27日
  • シャルロットの憂鬱

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    シャルロットが、とにかくカワイイ。
    ミステリー要素もありつつ、読んでいてほっこりした気持ちになれる。

    警察犬の訓練風景を見たことがあるけれど、キビキビしていて本当に賢いなぁと思う。けれど訓練前後に遊んでいる姿は、無邪気でカワイイ。
    警察犬でなくても、きちんとしつけをすることが、犬にとっても人間にとっても、幸せに繋がることなんだろうなぁ。
    シャルロットと飼い主夫婦も、近所のお散歩仲間たちも、みんな素敵な家族。

    続編を読むのも楽しみ。

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    2024年08月26日
  • 土蛍~猿若町捕物帳~

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    これが最後の作品なら 心残りですねえ!
    千蔭と梅ヶ枝は どうなるのでしょう?
    続きが出ないとさみしいですね!

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    2024年08月15日
  • にわか大根~猿若町捕物帳~

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    無茶苦茶面白かったです。
    主人公の玉島千景の性格が 面白くてチャーミング
    女性に興味がなさそうな様子
    千景の嫁さん候補だったお駒は なぜか父親の千次郎がいいと 夫婦になってしまった。
    孫と爺さんくらいの夫婦
    吉原の梅ヶ枝と 役者の巴之丞 なぜかよく似ている。
    この売れっ子の梅ヶ枝と千景が 恋仲ではないのに 
    ウマが合う。
    吉原雀
    にわか大根
    片影
    とお話しが続く。
    私 片影が一番グッときました。
    優しすぎる男って罪だねえ!
    というお話しでした。
    この捕物帳 登場人物がみんな魅力的
    優しくて ちょっとぐっとくる話しです。

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    2024年08月13日
  • シャルロットのアルバイト

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    若い夫婦の大切なシャルロット(娘)が可愛くて!
    猫派の私もシャルロットのお陰でワンちゃんも好きになっちゃいました
    亡き母の実家にブッゴというジャーマン・シェパードがいたのですが戦争に取られたと云う悲しい話も
    思い出しました。シャルロットが幸せで良かった

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    2024年08月13日
  • キッチンつれづれ

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    ネタバレ

    キッチンにまつわるアンソロジー。
    お気に入りは福田さんの「対面式」、新津さん「わたしの家には包丁がない」。

    「対面式」
    建売住宅の対面式キッチンからは、向かいの家の対面式キッチンが丸見えだった。
    そして、そのお向かいの玄関ポーチに何故か日替わりで陶器の人形が置かれていて…

    ちょっとした好奇心から、陶器の人形の謎を解こうとする美晴。謎は案外あっさり解けたけれど、お向かいさんの旦那さんが実は…って言うのはどんでん返しでした。

    「わたしの家には〜」
    展子が何故包丁を持たないのか。亡くなった母親が父親の田舎へ帰省した時に女性ばかり動かされているのを目の当たりにして育った所為で、将来包丁を持たない

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    2024年08月05日
  • 歌舞伎座の怪紳士

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    久々に夜ふかしして読むくらい、とても面白かった!!
    主人公の久澄と同じく、私も歌舞伎の知識がゼロだったこと、仕事を休職していたこと、実家にいることと共通点が多く、自分自身と重ねて読んでいたから面白かったのかも。

    「好きなことがあると明日への活力になる」と書いてあったように、歌舞伎でも何でも好きなことを持つことは大切だと思う。
    もし、好きなことがないなら、久澄みたいに知らなかった世界に飛び込んでみるのも楽しいかもしれない。

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    2024年07月18日
  • 歌舞伎座の怪紳士

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    ネタバレ

    久澄のそばに寄り添いたい
    初めはそう思って読んでたのに
    だんだんと久澄に寄り添われているようでした

    私も心身を壊した経験があります。
    人に傷つけられ、人を傷つけた経験もあります。

    こんなことがしたいわけじゃないのに…!

    何度も何度もそう自分を責めてました
    他の人はこんなことしてない
    もっと真っ当に生きてる、大人になっている
    自分の親はこんな娘にするために私を産み落としたわけでもなかろうに、ごめんなさい…
    そうやって自分を責めることで
    ある意味許しを得ようと思っていたのだと思います
    嫌なくらい自分を責めてるからもう許して。
    立ち上がることをしない私を許して、と。

    久澄もそうすることもでき

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    2024年07月17日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    旅にまつわる食に関するアンソロジー7作品。
    旅行気分とそれぞれの土地、ひと、思い出。との作品も優しい作品ですほんわかなのも良かったです。

    大崎梢:もしも神様に会えたなら
    新津きよみ:失われた甘い時を求めて
    柴田よしき:夕日と奥さんのお話
    篠田真由美:夢よりも甘く
    松村比呂美:旅の理由
    三上延:美味しいということは
    近藤史恵:オーロラが見られなくても

    もしも神様〜は、好きな作品。小学生の大冒険がワクワク。
    夢よりも〜は、少し哀しいけれど良いお話
    美味しいと〜も好きな作品。こんなおばあちゃん素敵だな

    短編なので通勤にもぴったり!

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    2024年07月15日
  • マカロンはマカロン

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    これほどトリックの導入を自然と日常に挿入できるのはミステリー作家として素晴らしいと思う。特に「ヴィンテージワインと友情」のひっくり返し方は鮮やかの一言。人の善意や悪意、もしくは無意識を限られた頁数に織り込めるところに作者の技量の高さを感じる。

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    2024年07月03日
  • キッチンつれづれ

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    アミの会シリーズで1番ハマった!
    食に関する短編集。
    ほっこり話もあったけど、
    私としては放置子とか貧困とかの話のほうが
    しっくりきたなー。
    苦労って糧になる!

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    2024年07月02日
  • マカロンはマカロン

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    今回も三舟さんの名推理も、おちゃめな姿も見れて満足
    ムッシュパピヨンに伝言をでは切ないなーって思いながら読み進めていったらまさかの真実に泣いてしまった

    流石三舟さん、お客様の心を救う料理と推理力
    ただ、今回は金子さんの俳句がすくなくて少し寂しかったかなー(笑)

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    2024年06月25日
  • ホテル・カイザリン 電子再編集版

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    ちょっと暗く、触れられたくない場所を軽く刺される感じのするストーリー展開でした。でも全体的に清らかで美しい余韻があります。

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    2024年06月17日
  • 幽霊絵師火狂 筆のみが知る

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    ネタバレ

    明治初期の大阪。
    料理屋の娘の真阿は結核のため、部屋から出ることも許されない生活をしていた。

    そんな時に幽霊画で有名な火狂が彼女の家に居候することになり……。

    彼には人には見えないものが見えるようで、そんな彼の元へは奇妙な絵が持ち込まれてくる。

    その謎を真阿と二人解き明かしていくのだが。

    本当に絵師の話が好きなんだなぁとしみじみ。(谷津先生の絵師の作品なんて最高と思ってます♪)

    既に浮世絵の時代ではなくなっていて、その中で依頼された絵を描いている火狂。基本的にはホラーなのでしょうが、絵画ミステリの部分が大きいです。

    楽しい時間を過ごさせてくれた一冊です(#^.^#)

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    2024年05月06日
  • サクリファイス

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    ロードバイクに魅せられた主人公の白石。
    彼は自分が勝つためでは無く、エースのために尽くすアシスト役だ。
    彼はその立ち位置を気に入っている。
    命も危険もあるロードバイクのレースにおいて、自分のためでは無くチームのエースのために走るということがどういう事なのか、彼は悲劇ののちに痛感する事になる。
    ロードバイクのチームとレース、選手達の駆け引き、起きてしまった事故の真相、スポーツ小説でありながらミステリー要素もある内容の話。

    ロードバイクについて殆ど知らなかったけど、知識を増やしつつ、ドキドキしながらも楽しく読んだ。
    チームの選手同士の思惑や駆け引きには、ハラハラしたし、時間の真相を知る時には、早

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    2024年04月25日
  • 南方署強行犯係 黄泉路の犬 〈新装版〉

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    前作に続いての二人のコンビの話は軽快で面白かったが、今回の話は、なかなかハードで、自分達の身近な問題としても考えさせられる部分が多かった。最後のあとがきには作者の想いがつづられており胸に沁みてくるものがありました。

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    2024年04月15日