近藤史恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
40代の女性小説家に、同い年の女性から手紙が届く。内容は、その女性(友梨)と友人2人の30年にわたる関係を小説にしてほしいというもの。
友梨の4歳から40代までの人生の話。
同じ団地に住む幼馴染の里子と、中学で転校してきた憧れの存在の真帆。3人の関係が複雑に絡みあい、罪が密かに重なり合う。そして大人になった3人の運命と驚愕の真実。
女子特有の独占欲や執着がリアルに描かれ、子供の頃の“友達が人生の全て”という感覚が呼び起こされた。三人はお互いのために罪を犯し、友情を封印する。もし悪意ある大人に出会っていなければ、彼女たちの関係は幸せだったかもしれない。この物語は、大人の無責任やその重さを強く感 -
購入済み
家の掃除をしたり自分でご飯を作ったりするのはちゃんと生活していくため。別に完璧じゃなくても、基本的なことはする。同居している人がいるなら、お互い納得できるように分担する。1人暮らしの時なんかは自分1人のことだけ考えていればいいしある程度余裕をもって家事ができるけど複数人で生活していると所詮は他人だしやってらんない時もあるよね。主人公が家事に対して前向きになれたのはよかった。
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Posted by ブクログ
「カイザリン」という響きがなんだか魅惑的。
オランダ語で「女帝」って意味なんですね。
小さい頃、花びらを取りながら「すき、きらい、すき」ってやったみたいに、「こわい、ステキ、こわい」と感じさせる短編集でした。
『タルトタタンの夢』『わたしの本の空白は』など近藤史恵さんの作品は何冊か読んでいますが、なんだか新鮮な印象でした。
8編全てよかったですが、特に『甘い生活』がぞぞぞわっとしました。
子どもの頃から他人のものばかり欲しくなり、巧妙に奪うことに快感をおぼえる主人公。
小学校の時の思い出、奪ったことすらも忘れていたけど…
ラストがぞわっとして怖かったです。
近藤史恵さんの美しいことばにも魅 -