感情タグBEST3
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子供を望むが二度の不妊治療に失敗し落ち込む真澄と浩輔夫婦の元にやってきたジャーマンシェパードのシャルロット。怪我のため警察犬を4歳で引退した女の子で元警察犬だけあってすごく優秀。
そんなシャルロットも時々イタズラや可愛いズルをするし真澄たちに甘えたりもする。読んでてその可愛い姿が思い浮かんで私もにやけてしまう
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近藤史恵さんの描く犬たちは本当に表情が豊かで癒されます。
シャルロットはジャーマンシェパードというそこそこ大きな犬でかつ元警察犬でありながらも、臆病な女の子。職業病?みたく染みついた「不審者に吠える」という癖は残しつつも、小型犬に吠えられて怖がったり、お座敷犬歴も長くなり飼い主にやきもちをやいてみたり、コロコロ変わる表情にやられてしまいます。
そんな癒し要素もありつつ、現実的で心が痛むエピソードが詰め込まれていて、人間の身勝手により居場所をなくしてしまう動物たちが描かれているのは、過去作「さいごの毛布」と共通していると思います。
なかでも「シャルロットと猛犬」は、本当に肝が冷えたというか...
気持ちはわかるんだけど、そこまでしなくても....と感じました。赤子のいる妹の気持ちも、関係ないのに巻き込まれている姉の気持ちも、孫と同居できる両親の気持ちもわかるけどもうちょっと話し合いなさいよ...と思ってしまいました。
体力のある男の子たちに引き取ってもらえてよかった!
次作「シャルロットのアルバイト」もすぐ読みたいと思っているので楽しみです!
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さいごの毛布から近藤さんが描く犬の描写が好きで読みました。犬と暮らす喜びや人間関係の難しさや苦味が描かれていて、少しヒヤリとする話もありますが温かい話が多く読んでいます。続編が楽しみです。
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元警察犬のシャルロットと、飼い主夫婦が遭遇する事件。
読みやすくて、軽い内容かと思いきや、笑えない事件も結構あって、そんなギャップも面白かったりする。
物語としては、とてもおもしろいと思った。
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思い出してしまった!
我が家のワンコも、家族揃って散歩に行くと
あふれんばかりの笑顔で、何度も自分たちを見上げて、
歩き方と言ったら、まるでスキップだったこと。
よく、「散歩、大変ですね」と言われたけど
ワンコのうれしそうな姿は
あんまり気分が乗らない日でも
大変さを木っ端微塵にしてしまうこと。
こちらがお世話をしているつもりで
犬からたくさんの幸せをもらうってこと。
きっと、一緒に暮らしたことがある人にはわかる。
ほんわかとあたたかい気持ちになる
若い夫婦と元警察犬シャルロットのお話。
犬好きはもちろん、
犬好きでない人も、どうぞ楽しんで。
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シャルロット可愛すぎます!!
読んでいるだけでシャルロットの表情や、感情が伝わってきて犬好きにはたまりません。
シャルロットを通じて色々な事件?を解決していくお話でとてもよみやすかったです!
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歌舞伎座の怪紳士を読んでから、すっかり近藤史恵先生に魅了されてしまい、大好きな犬を題材にしている本は絶対読まなければならないと思い、ワクワクしながら手に取っていました。読んでいくとこれこれって言う近藤先生節があって、思わず一気に読んでしまったり、知らず知らずのうちに登場キャラクターに愛着が湧いてしまったり。本を読み終わった時に思わず心がほっこりする、それが近藤先生の作品です。私の本棚がまた素敵に彩られました。
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シャルロットは、6歳の雌のジャーマンシェパード犬。
子供のいない浩輔・真澄夫婦のところにやって来た少し怖がりで優しい元警察犬。
ある日、2人が帰宅すると、リビングが荒らされて、シャルロットがいない?
いったい何が起きたのか?
・シャルロットの憂鬱
・シャルロットの友達
・シャルロットとボーイフレンド
・シャルロットと猫の集会
・シャルロットと猛犬
・シャルロットのお留守番
ハートウォームな愛犬ミステリーです。
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引退した警察犬(まだ年若い)シャルロットと,新たな家族になった夫婦のお話。
小さな事件から,大変な事件まで解決していく夫婦
もう探偵事務所とか開いたらいいんじゃないかと思うくらい
大きなシャルロットの可愛さが詰まった1冊です
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ハートフルファミリーミステリーですね。
日常の謎の短編連作で、六話の物語です。
なかの良い若い夫婦、浩輔と真澄にはなかなか子どもが授からない。浩輔が真澄に犬を飼うことを提案する。
叔父さんがちょうど良い犬がいるとの事で、あってみることに…。
その犬、シャルロットはもと警察犬、まだ四歳だが股関節に障害が出て、引退していた。
そして、シャルロットに出会って、真澄は一目惚れする。
シャルロットは雌なのだが。
シャルロットは、警察犬であったのでしつけはしっかりしているものの、なぜか臆病であり、まだ若いおてんばさんでもある。
犬を初めて飼う、浩輔真澄の夫婦の苦心と喜びと、臆病でおてんばながら事件をかぎ分けるシャルロットの心温まる物語が始まる。
日常の謎を、近藤さんの軽妙でテンポの良い文章で、面白く可笑しく、そしてホロリとしながら楽しめました。
どうやら、続篇が出てるようなので、楽しみです。
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とにかくシャルロットが愛らしい。元警察犬のシャルロットと一緒に暮らす真澄と浩輔が日常の謎に巻き込まれて解決していく短編集。どんな犬にも2人のように犬のすべてを受け止めて愛してくれる飼い主がいたらいいなぁ。
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元警察犬のジャーマンシェパード雌のシャルロット、可愛くて賢くていいなあ~。そのシャルロットとの暮らしの中で起こるちょっとした出来事を綴った短編連作集。子猫ちゃんも出て来るし、犬猫好きにはたまらん話やね。楽しく気楽に読めた
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犬好きにはたまらない、シャルロットのかわいいさがひしひしと感じる物語だった。子供を望む夫婦にとって不妊は深刻でその治療については長くなるとその関係も危うくなりかねないだろう。シャルママ、パパも治療に少し疲れて犬を飼ってはどうかと思ったことがきっかけとなってシャルロットを家族に迎える。犬をとおして出会える縁もあり日々は充実していく。シャルロットは2人にとってかけがいのない存在になっていく。そして物語はちょっとした日常の謎を夫婦で解決する。子供がいるからと必ずしも幸せな家族になるかというとそうではない。子供の存在により夫婦の絆を試されながら親となっていく。シャルママ、パパは間違いなく素敵な家族を作れる人だと思えた。できれば不妊治療を乗り越えて2人のベビーが新しい家族として迎えられるハッピーな未来も想像してしまう、続編に期待!
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シャルロットの魅力に惹き込まれる。
犬好きな人はもちろん猫好きな人が読んでも楽しい一冊だと思う。
日常に潜むミステリーも面白かった。軽いものが多かったけれど、背筋がゾクッとするような話もあって飽きずに読めた。
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元警察犬と暮らす夫婦の近くで起こる小さな謎を解く。続編の「シャルロットのアルバイト」から先に読んだけど問題なし。
シャルロットはやはりかわいい。犬の人間のあり方を考えさせられる。
それと、小さな謎の提示と解決法がまた巧い。
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元警察犬のシャルロットととある夫婦の日常ミステリ短編集。
シャルロットの描写が豊かで、ミステリ目的で読み始めたものの読み終える頃にはすっかりシャルロットファンになってしまった感がある。
起こる事件自体は後味の悪いものがいくつもあるのだけれどシャルロットの存在がそれを和らげてくれて読後感は悪くなかった。
人間の嫌な部分・エゴなんかをシャルロットに洗い流してもらって読み終えることができるのは大きな魅力で、そういったものが苦手な方でも読みやすい一冊ではないかと思う。
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シャルロットが可愛すぎる‼︎
大型犬を家族に迎えることはできないけれど、エアシャルロットなら…と思ってしまった。
日常生活での謎解きはほっこりしたり、ゾッとしたり、時には動物との関わり方を考えさせられたり。
個人的には、チビ子にはシャルロットと一緒にすくすく育って欲しかったなぁ。
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最近まで喋る動物ものを読むことが多かったので、普通の動物ものが新鮮だっ(笑
話せないからもどかしくて可愛くて、やっぱり話せたらなぁと思ってしまう。
人間に利用された犬たち。彼らにとっては駆け引きない愛情と信頼しかないのに、人間はいとも簡単に裏切る。
出てきた犬たちはみんな幸せになってくれたので嫌な気分で終わることはなかった。
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近藤史恵「シャルロットの憂鬱」、シリーズ№1、連作6話、2016.10刊行、2019.6文庫化。池上浩輔・真澄夫妻のところにやってきたジャーマン・シェパードのシャルロットの話。よく訓練されている元警察犬で雌犬の4歳。飼い主の周りで起きる様々な事件とシャルロットの活躍を描く。中にはよくない飼い主というか家族がいる話もあり、そんな話は読み辛かったけど。
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ゴールデンレトリバーを飼っている愛犬家としては、わかる〜!と感じる場面があちこちにありました。
ほっこりした気持ちになれてサラッと読める内容でした。
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夫婦は子どもが欲しくて、不妊治療を行うも授かれず、そんな時に犬のジャーマンシェパードのシャルロットを家族として迎え入れ、シャルロットと過ごす日常が描かれる。
シャルロットの愛らしい表情が本から伝わってくる癒される内容で一気に読んでしまった。
夫婦の寝室は、いつか生まれてくる子供の部屋になるので、シャルロットを入れないと決めていたが、だんだん夜も一緒にいたい気持ちが強くなって、禁断の部屋に入れるようになっていく展開もリアルに描かれており、人の機微を感じる一冊である。
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犬を飼っているので、感情移入出来て面白かったです。うちのは柴犬だけど、シェパードも良さそう。もと警察犬のミステリーとあったので、事件が起きるのかと思いきや、日常の中で起こるミステリーで、ほのぼのいたします。近藤史恵先生の本は、とても読みやすいです
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シャルロット、お利口でかわいい!うちの愛犬も表情豊かだよなあ~と思いながら読みました。
元警察犬のシャルロットが事件を解決するのではなく、飼い主の浩輔・真澄(主に浩輔)が相手のちょっとした言動から推理を働かせます。軽く読める日常ミステリーで楽しめました。
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元警察犬のジャーマンシェパードを飼う事になった真澄と浩輔の夫婦。初めての大型犬との生活は大変な事もあるがそれを凌ぐ楽しい事がたくさん。
そんな生活の中起きる様々な事件を描いた作品。
とにかくこの犬シャルロットが可愛くて犬っていいなと思わされる。短編集でさらりとした作品ばかりなので読み易いのもいい。
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引退した警察犬のシャルロットとその主の夫婦のまわりで起こる日常ミステリー。シャルロットに癒やされ、日常の小さなミステリー(でもほかっておくと大事になりそうな)を、ちょっとした言動を鍵に解いていくのが楽しい。自分は犬を飼ったことはないが、こんなふうに一緒に生きていけると幸せそうだなとしみじみ思わせてくれます。
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元警察犬のシャルロットと暮らす夫婦の
周りで起こる不思議な謎や事件、些細な
ことがきっかけで謎は解けていくんですが、
どの話もグレーな感じの解決で、ちょっと
後味が悪い話も・・・
『シャルロットと猛犬』の話なんて読んでて
モヤモヤというかちょっと腹立たしかった。
ただ作中に出てくるシャルロットの可愛さが
このモヤモヤ感を中和してくれている。
続刊も出ているのでその後のシャルロットと
夫婦の話を読むのが楽しみだ・・・