近藤史恵のレビュー一覧

  • オーロラが見られなくても

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    近藤史恵さんらしい、海外の旅と美味しいグルメが出てくる短編集です。
    帯に「この旅はわたしたちへのご褒美なのだ」とありますが、ご褒美というよりはむしろ、辛くてままならない日々からほんの少しの間逃げるための休憩といった感じがしました。
    出てくる料理がとても美味しそう。アイスランドのハンバーガー、ハルビンの餃子と春餅(チュンピン)は食べてみたいと思いました。
    また、オランダでもコロッケサンドを食べるんだ?!とか、リトアニアでは甘いパンケーキにイクラが添えられているのが普通?!とか、知らない食文化が沢山出てきて面白かったです。

    海外に行くことでしか分からないこと、感じられないことがあるよなぁとハッと

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    2026年01月28日
  • スーツケースの半分は

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    30を超えると女性の生き方は本当に千差万別。女性同士特有の空気感や機微が言い得て妙だ。青いスーツケースを持って旅に出る登場人物たち。揃って想定外にも自分を見つめ直す旅路となる展開は、どれも旅の風景と相まって少し切ない。自分に正直に生きること。旅に出ると日常で隠れていた自分の本心が見えるのかも。こんなお洒落で不思議な青いスーツケース、私も欲しいな。

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    2026年01月26日
  • それでも旅に出るカフェ

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    世界各国で愛される料理が出てくるカフェ。
    カフェの店主やその常連客である主人公から、
    働く女性たちに元気を与えてくれるエネルギーが伝わってくる。
    自分のことをふりかえって、ついつい卑下したくなっても、
    口に出さず凛としている大人の対応ができる姿は美しい。
    けれども、内面には不安や心の揺らぎがあるもの。
    時々旅に出て心を浄化することが大事なのだろう。

    カフェで出されている珍しいデザートは、
    店主が見えないところで苦労しながら何度も試作を重ねて
    ようやくメニューになった「一品」である。
    旅先で出会った料理に敬意を払っているからこと、
    その料理について熱意を持って語れることについて
    主人公が分析し

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    2026年01月25日
  • オーロラが見られなくても

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    何かに傷ついたり自分のことが嫌になったとき、家で膝を抱えているよりも日常から離れて違う景色を眺めるほうがよっぽど健康的だ。
    自分を忘れ、そしてまた新しい自分と出会える。
    楽しみを求めてというよりは落ち込んでしまった気持ちを励ましてもらえるような旅ばかりで元気が出た。

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    2026年01月24日
  • オーロラが見られなくても

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    ネタバレ

    【あらすじ】

    この旅は、わたしたちへのご褒美なのだ

    それはわたしの人生に、ひさしぶりに点った、遠い目標だった。

    壁も屋根も、街全体が真っ青でまるで夢の中に迷い込んでしまったような、モロッコのシャフシャウエン。二十七歳の岬はここに「自分を少し捨てに」やってきた。グラスにあふれんばかりの生のミントと熱くて甘い緑茶を注いだミントティーや、帽子のような鍋に入ったレモンとチキンのタジン。初めての景色と料理に出会った岬に、予想外の事態が起こり……。(「ジブラルタルで会えたら」)長年の介護が突然終わった佳奈は、アイスランドを訪れた。胸を突かれるように美しい氷河湖や、屋台で買って頬張る熱々の“全部のっけ

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    2026年01月24日
  • オーロラが見られなくても

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    五つのお話。
    全てが旅先での食事の話。でも食事の話ではなく旅先で元気をもらえる、いろいろな考え方がある。そんな話。
    淡々と話が進むけどなんか私も旅に行って 景色や食事を食べたくなってきた。

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    2026年01月22日
  • オーロラが見られなくても

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    表紙は、外国のお店のショーケースに並ぶおいしそうな焼き菓子。イチゴと生クリームに誘われてページを開くと、アムステルダム行きの航空券。本扉は、飛行機で雲の上を飛んでいるときの空の色のよう。おしゃれな感じの装幀で、まずはこの本が好きになりました。

    五編の短編の舞台は、読者の私が行ったことがない国ばかり。オランダ(アムステルダム)、リトアニアとラトビア、モロッコ(シャフシャウエン)、アイスランド、中国(ハルビン)。各国の風景や食べ物が気になるものばかりでした。ネットで調べたりもして楽しめました。だから読書で旅を体感できる本でもありました。

    初めて訪れた場所、そこで口にするものも初めてのもの。そん

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    2026年01月21日
  • ホテル・ピーベリー<新装版>

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    帯にある通り、先が気になって一気読みしてしまったミステリー。ハワイ島っていう舞台でこんな雰囲気なる??って笑えるくらい序盤から不穏。
    最後にしっかり真相披露してくれて、「なるほど〜!」と膝を打った。

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    2026年01月21日
  • オーロラが見られなくても

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    1話目、読んだことあるかもと思ったら、おいしい旅で読んでたのね。外国より日本と思っていたけど、外国にも行きたいなぁと思えました。
    アムステルダムとか仕事で旅費計算したばかりだったのでとても新鮮でした。

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    2026年01月20日
  • たまごの旅人

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    ネタバレ

    近藤史恵さんの作品を初めて読んだ。
    夢や希望をもって就職した世界が、なかなか思い通りにいかないのはよくあることだけど、この物語の主人公はよく頑張るなぁと感心した。しかも、すごく頑張っている感を出しているわけではなく、自分がどうするべきなのかを自然と考えているところがよかった。
    最後の章ではコロナ渦の出来事がでてくる。経験した身として、あの時の苦労や孤独は忘れてはいけないと思う。誰もが疎外感をもち、孤独を感じていた出来事をリアルに、でも希望をもって描いているのが嬉しい。

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    2026年01月18日
  • オーロラが見られなくても

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    円安だからどうせ海外行けないし…
    と思っていたけど
    ムショーに海外に行きたくなる。
    今まで中国に行きたいと思ったことはなかったけど、初めて行きたいと思った。
    冬のハルピン。

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    2026年01月18日
  • オーロラが見られなくても

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    5編から成る短編集。

    主人公は傷ついているとか目標を失っている人たち。
    どのお話も一人旅をすることで少しずつ自分を取り戻していく。
    一人で知らない土地にいると自分のことがはっきりと見えてくるのだろうか?
    知らぬ人と出会い話しこれからの人生を考える人もいた。
    旅の素敵な効果かもしれないですね。

    私が読んだ近藤さんの本はあまり多くないけれど、他にも外国が舞台のお話しや海外の食べ物のお話しがあったような…。
    きっとご自身も旅行に行かれているのどろうな…。
    などと余計なことを思いつつ読んでいました。

    美味しそうなものがたくさん出てきてお腹が空いてしまいます。笑

    (word)
    未来に希望なんてな

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    2026年01月17日
  • ときどき旅に出るカフェ

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    ネタバレ

    世界のお菓子と、それに合う飲み物を出してくれるのがワクワクする。
    カフェグルマン、気になる!お店を探すのもいいし、プレートを買って、スイーツとドリンクの組み合わせを自分で考えて家で作ってみるのも良さそう。

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    2026年01月15日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    良かった。どのお話も良かった。
    特に最後の「オーロラが見られなくても」頑張ってきた自分を認めて、次に進むための旅。いいな。
    今年は私も一人旅しようかな。

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    2026年01月14日
  • 風待荘へようこそ

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    突然夫に離婚を切り出され、一人娘まで夫に取られてしまった主人公の眞夏45歳。SNSのフォロワーだった芹さんから誘われ、東京を離れて京都のゲストハウスのお手伝いをすることに…。

    眞夏の夫にはまぁ腹が立ちます。慰謝料をもらったとはいえ、専業主婦で生活していた女性が生活の為に仕事を探すのはかなり大変。

    幸い芹さんもシェアハウスの住人も良い人だし、ゲストハウスのお手伝いも眞夏の主婦のしての経験が生かされて良かった。

    京都の美味しいお料理とスイーツが登場する所は食べてみたい欲が溢れてしまい困りました。だし巻き卵のサンドウィッチとゼリーポンチフロートは是非食べてみたいです。ゼリーポンチを提供している

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    2026年01月14日
  • オーロラが見られなくても

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    言葉が踊って心の中に入り込んできた短編集だった。外の世界を知ることは、自分を知ることなんだと、改めて実感した作品。

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    2026年01月12日
  • 昨日の海は

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    ネタバレ

    田舎の男子高校生(結構達観してる)のミステリー。
    ミステリーと思わずに
    ファミリーもの?青春もの?と思って読みはじめたんだけど
    がっつりミステリーだった。

    どこの子どもだって感じる閉塞感と
    田舎ならではの不便による閉塞感と
    手続きさえ正しく踏めばどこへだって行けることに気づく少年の感じが良かった。
    これを知れるか知れないかで人生がだいぶ変わると思う。

    でもそれで日常がすぐに大きく変わるわけでない、と言うのもリアル。
    でもこの子の内面のかっこよさに確実にプラスされた。


    ミステリの方は気づいたら主人公ばりに気になって仕方なくなって
    東京行くあたりからドキドキハラハラして
    色々予想しながら読

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    2026年01月12日
  • たまごの旅人

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    新人の旅行ツアーガイドが世界各国のツアーを行いながら、ツアー参加者との会話やトラブル対応を通して成長していく話。やっかいなツアー客に対して思う素直な気持ちに共感。また、その地に旅行したいと思うような描写が良かった。

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    2026年01月12日
  • それでも旅に出るカフェ

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    円さんが強くてすごくすき。柔らかいけど芯があって強くて、しなやかな女性って感じで憧れる。
    「とりあえず棚に上げて、心が回復したら改めてそれに向き合う。」というフレーズに大大大共感。
    後半嫌な奴出てきてちょっとイライラしたなあ。笑 相手の自信が、自分を見下されてることに繋がるなんて、なんで生きづらい人なんだろう。そうさせる環境からは逃げ出さないといけない、なんとしても。続きある感じの終わり方で、今後に期待。

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    2026年01月11日
  • みかんとひよどり

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    自分の環境で、最大限の力を尽くすのが大人っていう主人公の潮田の言葉に、ほんとにそうだなぁと思った。

    ジビエを食べて体調がいいと言うオーナーに、大高が、偏った食材ばかりを食べている時に、色んな食材を食べることが身体にいいんだっていう言葉に、何だか説得力を感じた。

    命を頂くことに、感謝しようと思う。

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    2026年01月09日