近藤史恵のレビュー一覧

  • ヴァン・ショーをあなたに

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    前作よりも面白く読めました。
    パ・マルでのヴァン・ショーはとても美味しそうで他のお店とは違うんだろうなということは前作の時から感じていましたが、その秘密を知ることもでき、またお料理と謎解きの面白さを感じさせてくれました。

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    2026年02月07日
  • マカロンはマカロン

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    ビストロ・パ・バルのシリーズ3作目。
    前作読んでから間が空いた。
    知らない料理のことなど色々でてきて、謎解きの部分も鮮やかで、楽しくサクサク読めた。

    総じてよく出来ていると思うけど、もう少し御舩料理長の人となりを知りたいな。
    前作の方が女性からのアプローチの後に狼狽えていたり、フランス修業時代があったりで面白かったかな。ないものねだりとは思っているが。

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    2026年02月06日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    おいしいものと魅力的な土地の相乗効果でとても楽しかった。
    特に最後のアイスランド、行ってみたくなりました。

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    2026年02月05日
  • たまごの旅人

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    サクサク読めた。
    私も英語圏以外の外国語学部で、留学して
    世界をまだまだみたい!と思う若者だった。
    アプローチは違うけど、気持ちは痛いほどわかる。


    たまごの殻を割っても、割っても、多分何重にも殻があって
    ちょっと暮らしてみたくらいじゃわからないカラもあるし
    働いてみないとわからない殻もあるし
    家庭を持って、こどもと育てないとわからないカラもあるし
    きっとマトリョーシカみたいに、全部つるりと剥けることはない。

    でもその土地に行って、空気を吸って
    食事をして、スーパーに行ってみたりして。
    そう言うことに、意味がある。
    私の心を豊かにしてくれるって信じてる。

    若者の、女性の生きにくさみたいなのも
    ヒシヒシと感じて
    ちょっとおばさんになった私としては
    がんばれぇ、の気持ち。

    いつか、あの時の悩みも苦しみも
    何もかも無駄じゃ無かったな、って思えるよ。
    大丈夫だよ。

    ちょっと個人旅行出来る自分ってツウだぜ、
    と思ってしまってたことは否めなかったので
    恥入りつつ。
    頭を抱えて両親を連れて行ったけど
    ちょっとくらいパックツアー探してもよかったなぁ笑

    経済的に余裕になったら、
    そういうのも活用して
    行ったことのないところにも行ってみたいな。

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    2026年02月03日
  • ヴァン・ショーをあなたに

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    謎めいたシェフの過去や、彼が出してくれるヴァンショーをめぐるお話。
    少しずつシェフのことがわかっていくのが嬉しくて、今回もすらすら読めた。
    心が温まる話が多くて、読んでると毎回お腹が空く〜。

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    2026年02月02日
  • カナリヤは眠れない

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    こんな先生が近くにいたらいいのに。。
    カナリヤにはなりたくないな。
    でも私もきっと誰かのカナリヤなんだろうな。
    ひさびさに一気に読んだ。

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    2026年01月31日
  • オーロラが見られなくても

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    表紙は、外国のお店のショーケースに並ぶおいしそうな焼き菓子。イチゴと生クリームに誘われてページを開くと、アムステルダム行きの航空券。本扉は飛行機で雲の上を飛んでいるときの空の色のよう。おしゃれな感じの装幀で、まずはこの本が好きになりました。

    五編の短編の舞台は、読者の私が行ったことがない国ばかり。オランダ(アムステルダム)、リトアニアとラトビア、モロッコ(シャフシャウエン)、アイスランド、中国(ハルビン)。各国の風景や食べ物が気になるものばかりでした。ネットで調べたりもして楽しめました。だから読書で旅を体感できる本でもありました。

    初めて訪れた場所、そこで口にするものも初めてのもの。そんな初めてのなかに身をおくことで、自分を見直すことができたのかもしれないと思う短編集でした。人生のリセットに旅はぴったりだと思いました。読後感は、どの作品もよかったです。


    〈目次〉
    遠くの縁側
    パンケーキとイクラ
    ジブラルタルで会えたら
    オーロラが見られなくても
    マイナス十二度のアイスキャンデー

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    2026年07月04日
  • たまごの旅人

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    ネタバレ

    近藤史恵さんの作品を初めて読んだ。
    夢や希望をもって就職した世界が、なかなか思い通りにいかないのはよくあることだけど、この物語の主人公はよく頑張るなぁと感心した。しかも、すごく頑張っている感を出しているわけではなく、自分がどうするべきなのかを自然と考えているところがよかった。
    最後の章ではコロナ渦の出来事がでてくる。経験した身として、あの時の苦労や孤独は忘れてはいけないと思う。誰もが疎外感をもち、孤独を感じていた出来事をリアルに、でも希望をもって描いているのが嬉しい。

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    2026年01月18日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    良かった。どのお話も良かった。
    特に最後の「オーロラが見られなくても」頑張ってきた自分を認めて、次に進むための旅。いいな。
    今年は私も一人旅しようかな。

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    2026年01月14日
  • 昨日の海は

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    ネタバレ

    田舎の男子高校生(結構達観してる)のミステリー。
    ミステリーと思わずに
    ファミリーもの?青春もの?と思って読みはじめたんだけど
    がっつりミステリーだった。

    どこの子どもだって感じる閉塞感と
    田舎ならではの不便による閉塞感と
    手続きさえ正しく踏めばどこへだって行けることに気づく少年の感じが良かった。
    これを知れるか知れないかで人生がだいぶ変わると思う。

    でもそれで日常がすぐに大きく変わるわけでない、と言うのもリアル。
    でもこの子の内面のかっこよさに確実にプラスされた。


    ミステリの方は気づいたら主人公ばりに気になって仕方なくなって
    東京行くあたりからドキドキハラハラして
    色々予想しながら読んだけど
    そう来たかー。そりゃそうなるなー。ってしっくり。
    芸術家夫婦と遺された子どもの話と思ってたけど、家族の話だった。
    スッキリ解決読後感良い〜っていうオチでは無いけど、面白かった。

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    2026年01月12日
  • みかんとひよどり

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    自分の環境で、最大限の力を尽くすのが大人っていう主人公の潮田の言葉に、ほんとにそうだなぁと思った。

    ジビエを食べて体調がいいと言うオーナーに、大高が、偏った食材ばかりを食べている時に、色んな食材を食べることが身体にいいんだっていう言葉に、何だか説得力を感じた。

    命を頂くことに、感謝しようと思う。

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    2026年01月09日
  • シャルロットのアルバイト

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    今作もかわいいシャルロット!
    今回は仔犬の話がちょっと多めでお姉さんなシャルロットが見れてにやにやした。

    天使で悪魔な話はちょっと読んでて悲しかったな。
    多分似たような環境で育ちきったひとは食い尽くし系と呼ばれる方々なのだろうと悟りました。

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    2026年01月06日
  • みかんとひよどり

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    最近美味しそうな話をよく読んでいる気がする。
    ジビエは、鹿しか食べたことないんだけど、少し興味が出たなぁ。みかんとひよどり、食べてみたいな。

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    2026年01月04日
  • マカロンはマカロン

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    今回もよかった。
    なんだか、各話を通して物事の別の側面を見よとでも言われたような感覚になった。

    私自身、「言ってくれればよかったのに」と思うことはよくあって、三舟シェフの「言えないほど、これまで傷つけられてきたのかもしれない」という言葉にはハッとした。
    自分の文化は他人にとっては異文化で、誰かの気遣いは気づかなければ皮肉と取られてしまうこともある。

    そんな解釈のズレを見つけ出し、違和感の正体を突き止める、三舟シェフの腕。
    料理も素敵なものばかりでした。
    ブーダン・ノワールが気になる、、、どんな味だろう?

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    2026年01月01日
  • みかんとひよどり

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    食を通じて色々な問題を描いている。
    読んでる人によって感じ方は違うだろうけど、狩猟とジビエそれから人生についてとか。
    フレンチのシェフと狩猟家の話だけど、それだけではない人生模様や人間模様等おもしろく描いている。
    まだまだ2人の話が見たい。

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    2025年12月28日
  • わたしの本の空白は

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    今年最も読んだ作家さん近藤史恵先生の
    『わたしの本の空白は』。 
    大変楽しませていただきました。近藤さんらしいイヤミス近辺のなんとも言えない「ぐにゅっと」とした世界観を満喫!

    ある日目覚めたら病院のベッドの上、しかも記憶喪失。
    誰も信じられない中で、私はあなたの夫ですと
    男が現れて・・・。退院すると家では
    記憶がない中で夫婦として生活をしなくてはいけないが、何かおかしい?

    記憶が戻らないこともツライけど、どーやら夫を愛していないのでは?
    夢の中にでてくる美しい男が気になって仕方ないのは何故?
    こんな謎?が丁寧に描かれていきます。

    どんでん返しもあるっちゃあるんですが、
    なんとかなく匂わせているので、そこまでビックリはせずストーリーを楽しく読みきれました。

    ラスト、これはこれでハッピーエンドだったと思いましたが読み手によるかもですね。
    タイトルだけがワタシ的には微妙でして、わたしの本って何?シンプルにカエルの王子様を使った方が良きでは?と思っちゃったり。

    2025年〆の近藤史恵作品かな?
    まだ積んでますが年明けに回そうかな

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    2025年12月27日
  • 山の上の家事学校

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    妻に出ていかれ、離婚し荒れた住まいで暮らす男性が、決意し異動を機に男性のための家事学校に通う物語。
    家事タスク自体やそれを担う役割にあたる人への無知、軽視、押し付けにイラッとする場面が多々ありつつ、間を置かずその点に関して言及している点が小気味いい。
    主人公はよくここまで無頓着に過ごしてこられたなと呆れる部分もあるが、これまでに見えていなかったフィルターされた思考や妻の思いに向き合い、家事にも素直に向き合う姿は好感が持てる。面倒な気持ちに蓋をして誤魔化さず、認めた上で発想を転換しているのが良いのかな。

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    2025年12月23日
  • マカロンはマカロン

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    シリーズを読み進めていて、こちらも手に取る。
    ビストロを舞台にした日常のちょっとしたミステリー。
    文章は具体的な描写が多く、非常に読みやすい。
    優しい物語が多く、読後感がとても良い。
    シリーズ通じて徐々にミステリー要素がなくなっている気がする。
    とはいえ良い本。

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    2025年12月23日
  • 山の上の家事学校

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    これはよかった。
    日曜早朝に一心に読み進めた。
    やっぱり私は近藤史恵さんのお話が好きなんだなぁと思う。
    それはともかく、家事に対する偏見。母の役割に対する刷り込みかつ思い込みが、確かに私にもあることを、何度も突きつけられて、やるせない思いになった。
    お母さんごめんなさい。
    ゴミを捨てるのは私の役目ではないと、確かに、そんなこと考えることもないくらいに、それが我が家のルールだった。
    でも、読後感はとても良く、後味の悪い感じは皆無。

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    2025年12月21日
  • ヴァン・ショーをあなたに

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    シェフシリーズ二作目を手に取る。
    とにかく読みやすい文体。
    作品に出てくる料理はどれも美味しそう。
    ソムリエが出てくるのに、アルコールに関してヴァンショー以外あまり描写あれないのも特徴かも。
    とにかくストレスなく読める。

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    2025年12月14日