近藤史恵のレビュー一覧

  • これが最後のおたよりです

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    タイトル通りラストレターというか、最後のメッセージをテーマとした短編集。個人的には「猫への遺言」がよかったなぁ。これまでは猫を見送ることばかりだったので、猫に言葉を残すという発想がなかった。人間いつ死ぬかわからないしね。

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    2025年07月10日
  • マカロンはマカロン

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    可愛らしい表紙とタイトルだけれど、題材はけっこう切り込んでて意外だった。トランスジェンダーや人種差別的な内容もあったり。ただ、全体的にほっこりとした内容でストレスなく読める。1話のボリュームもちょうどよくて、さくさく読めた。シェフの謎解き要素も面白かった。シリーズものらしいので、他のも読んでみようと思う。

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    2025年07月08日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    友井羊 深夜に二人で背脂ラーメンを

    ストーリーも好きだったけどそれ以上にめちゃくちゃ飯テロされた!

    大沼紀子 夜の言い分。

    読み始めの違和感が、終盤ではそういうことだったのか、と楽しく読めた。

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    2025年07月06日
  • みかんとひよどり

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    子どものときに食育で培われた命への感謝を、大人になった今ではあまり意識していませんでした。この作品の登場人物のように食に向き合うことは無理でも、日々の食事の時間にスマホから目を離してきちんと意識を向ける、そんなことから始めたいと思います。あとジビエ料理食べに行きます!

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    2025年07月04日
  • ときどき旅に出るカフェ

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    本と夜更かし読書会
    コンセプトが素敵な連作短篇集。旅に出て世界のいろんな食べ物を知れたような気持ちになった。円と瑛子の温かくてちょっとした事件が起こる日常にふっと笑顔になれる。連作短篇でずっと同じ登場人物がいたから寂しくならずにずっと楽しめてとても良い本でした。苺のスープとロシア風ツップフクーヘンが気になる。いつか食べてみたいし、カフェ・ルーズにも行ってみたいな。

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    2025年07月01日
  • マカロンはマカロン

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    ドラマで観てしまったところが多かったので結末は知っていたけどそれでも面白く読めました。やっぱ三船シェフ好きだな〜

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    2025年06月27日
  • インフルエンス

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    団地や荒れた中学校の情景がありありと目に浮かび、私の地元でも起きていたかもしれないと思えてきた。
    性虐待、強姦、DV…彼女たちを苦しめるものからお互いを守るために闘ったシスターフッド小説なのでは。

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    2025年06月26日
  • ホテル・カイザリン 電子再編集版

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    ネタバレ

    8つの短編小説を集めた素晴らしい1冊でした。少しゾクッとするミステリーも素晴らしいですが、個人的には2作目の金色の風が好きです。

    何かをしたくてもがきながら、悩み、泣き、人と出会い、走りながら自分の中の真理というか気持ちに気付くシーンがたまらなく好きです。「泣きたいほど苦しくて、やめたくて、どうしてこんなことをやっているんだろうと思って。そう、なにもかも同じで、繰り返しだ。わたしたちは同じことを繰り返す。」何度も何度も読み返したくなる作品でした。

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    2025年06月23日
  • 間の悪いスフレ

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    気取らないフレンチレストラン、ビストロ・パ・マルの個性あるメンバーによるミステリー。今回も納得のクオリティです。特に今回はコロナの蔓延による規制から概ねの警戒解除までの段階を追う展開でコロナ禍を経験した人には感慨深いとも言えるます。コロナ禍による飲食業の苦境をあらためて知ることができ、記録ものとしても貴重に感じました。ミステリー要素のキレも健在です。こんなビストロに行っていみたいです。せめてテイクアウトだけでも。。

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    2025年06月22日
  • 賢者はベンチで思索する

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    裏表紙のあらすじ読んでいたイメージと違って、とても奥深いストーリーだった。
    良い意味で始めの印象からのこの入り込んでしまうストーリー凄いです!

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    2025年06月18日
  • エデン

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    面白い。アシスト白石は今回も輝いてた。
    終盤に悲しさと感動が同時に押し寄せてくる感情はサクリファイスと同様。
    世界が舞台だからカタカナの名称に翻弄される自分の頭を呪う。

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    2025年06月17日
  • みかんとひよどり

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    「ビストロ・パ・マル」シリーズも良かったけど、近藤さんの書く食べ物の話、とても好き。
    普段ご飯を食べている時には、意識できてないけど、こういう物語を読むと、食卓に並ぶ肉も魚も限りある命を頂いているのだと改めて感じるし、簡単にスーパーで手に入れて、煩雑さの中で流し込むように食べてることが、なんだかとても味気ない暮らしのようにも思えてきた。

    便利になることで、自由になれたのに、人生は複雑さを増すばかり。
    何に時間を使うかは、その人の価値観だから、どれもまちがいではないけれど、亮二が大高に出会ったように、こんな価値観もあるって、新しい価値観に触れてみることは時には必要かもしれない。

    ジビエの料理

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    2025年06月16日
  • エデン

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    ツールドフランスの面白さが全面に出ててよかった。白石の徹底したアシスト魂に惚れるね。最後のアルプスでニコラに共闘を持ちかけられステージ優勝できたかもしれないのにミッコのアシストとして全力で走る姿に感動した。自分がその立場なら迷わず優勝を選択するだろうな。改めてツールドフランスの過酷さが伝わってくる作品だった。

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    2025年06月16日
  • エデン

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    ネタバレ

    サクリファイスの続編。白石誓(チカウ)が山岳賞を取った時はちょっと感動的。やはり今回もエースをアシストするサクリファイスではあるのだが葛藤が見られ人間らしくて良い。ニコラも魅力的。

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    2025年06月16日
  • 昨日の海は

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    『騒ぎ立ててなにもかも明らかにすることが正しいやり方ではない。口をつぐんでら知らなかったふりをすることだってできる。正しいということがなんの力を持たない時だってあるのだ』

    田舎で暮らす高校生・光介の亡き祖父母の死の真相を探るミステリー。
    光介が初めて1人で東京へ行き、真相を探ろうとしに行くシーンが良かった。

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    2025年06月16日
  • 間の悪いスフレ

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    ビストロ・パ・マルシリーズ第四作。1時間ちょいで読める。
    すっかりドラマの配役を浮かべつつ読むようになっております。

    短編7作をさくっと。
    コロナ禍、ロシアウクライナ、などの現実がパ・マルにも影響していて、作者の考えも一言添えられてるなと思いつつ。
    いつもの温かいお話。(ちょっと嫌な感じの人が出てくる二編もあってヒヤリとはした)

    “未来のプラトー・ド・フロマージュ”
    「世界には、まだぼくたちが知らないものがたくさんあって、まだ絶望するには早すぎるのだ、と。」

    “間の悪いスフレ”
    「博己が千寿さんとうまくやれるかどうか、素晴らしい男かどうかはぼくには判断できません。でも、僕は彼が好きですよ

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    2025年06月15日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    作家さんによって味わいが色々で楽しい。
    近藤史恵さん、冬森灯さんの作品が特別好きでした。

    「ひめくり小鍋」冬森灯
    冬森さんらしい心に小さな明かりが灯るような温かな読後感。クスリとなるシーンもあって楽しく元気をもらえました。
    私には絶大な安心感のある著者です。

    「ペンション・ワケアッテの夜食」八木沢里志
    不器用なペンションオーナー夫妻が好ましい。夜食を食べるシーンは、捕らわれていた苦しさからの解放感と安心感に包まれました。ハッとするシーンや、じんわり染みるストーリーがいい。

    「正しくないラーメン」近藤史恵
    料理研究家の苦悩を描いた本作が断トツに好きでした!!食べ物描写も美味しそうだし、スト

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    2025年06月14日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    どのお話も好き、どのお話に出てくる夜食も魅力的〜!!特に「ペンション・ワケアッテの夜食」と「ひめくり小鍋」が好きだった。

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    2025年06月14日
  • サクリファイス

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    久しぶりに読んだけど面白かった。また自転車乗ってみようかなって思うような描写も多くて良かった。ロードレースは個人戦のようで実は団体戦。一人のエースを勝たせるために他の選手はアシストすることに徹する、この姿がいいんだよな。主人公の白石誓はまさに生粋のアシストで自分で前に出て勝とうとするのではなくエースを勝たせることに重きを置いて走っていて結果的にそれが彼のキャリアを上げることになるのもロードレースの面白さ。しっかりとミステリの要素もありロードレースの世界観にマッチしていた。まさか白石と伊庭が飲んだワインの中にエフェドリンが入っているとは、そのことを発覚させないためにエースの石尾が自ら事故でレース

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    2025年06月13日
  • みかんとひよどり

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    いのちをいただくということ。
    食事や料理がテーマの本は多数読んできましたが、ジビエは初。
    馴染みがないけれども、いつも食べている食肉よりも、より鮮明に「生」を感じる気がします。
    鹿や猪、うさぎ、小鳥などを食べることはよくあることではないからこそ、食べる時に生きてる姿を想像しちゃうのはあるあるなのかな。
    シェフ×猟師の描写が、いのちが一品になっていくのを感じられてすごくよかったです。
    そして2人が勝っている犬がまたすごく可愛いです。

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    2025年06月13日