近藤史恵のレビュー一覧
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購入済み
サスペンス物らしい
丁寧な語り口が快い作品である。比較的残虐な要素もあるのだが、丁寧な語り口でうまく表現されているので残虐さは感じられない。このような短編ものの生命線は「オチ」の部分であるが、結構予想外の締め方でなかなかに良かった。
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ネタバレこわいよ。もし自分に起きたらと思うと、不安感つよつよ。
なんとなく相手に感じてることだけは信じられるけど、誰が正しくて何を信じて良いのか分からないまま。気になってページが進む。
思い出したら悲しい予感がしてるのもあって余計気になる。
晴哉…つよ。これから自覚を持ってつよつよ無双するの見たい気もする。
プロローグ、誰の視点なんだろうね。普通に考えたらシンヤだと思うんだけど。ね。
果たして、自分が記憶をなくした時に、夫が現れて再び愛せるのだろうか。顔がタイプ!とかじゃないし、過ごした時間とか乗り越えてきたものとか、そういうの引っくるめて今の関係だから、と思うとこわいこわい。犬嫌いにな -
Posted by ブクログ
ネタバレもうひとつある鷹宮家四訓/大崎梢
大切な人を思いやる気持ちが温かくて良い話だった。
孤独の谷/近藤史恵
言葉を使えば使うほど死に近づいていくなんて、なんと恐ろしい。。。本当に孤独で寂しい。ラストがちょっとホラーだった。
猫への遺言/柴田よしき
コロナで急逝した夫が隠していた秘密が、読まれるはずのなかった遺言書によって妻が知ることになってしまう。なんとも言えないが、夫に共感できるところはあるなぁ。
十年日記/新津きよみ
良い話。すごくホッコリした。真央さんにまんまとやられた。ってか勝手に勘違いした。
そのハッカーの名は/福田和代
ネタバラシの前に見抜けなかったのめっちゃ悔しい!
青い封 -
Posted by ブクログ
猿若町捕物帳シリーズ5作目。期間はこれが最後であるが,出版されたのはもう7年も前のことで,これで打ち止めと考えたほうが良いだろう。メインの登場人物たちの先行きについては気になることが多いので続きがないことは残念だ。こういう時よく読者が各自の想像力で考えれば良いというようなことを言うが,自分で考えたって面白い話にはならないから読者に徹しているのであって,全く見当違いと言って良い。
「むじな菊」
「だんまり」
「土蛍」
「はずれくじ」
しかし実際,事実上の最終話で話をまとめるようなことはしておらず,しかも「はずれくじ」に至っては書籍化のためページ数を合わせるために書いたようなおまけ的小品であり,近