近藤史恵のレビュー一覧

  • マカロンはマカロン

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    美味しそうなフランス料理と、そのお料理に関連のある謎。
    感動的なものもあれば、あまりスッキリしない物もあるけれど、パ•マルの4人の良好な関係やお店の雰囲気に癒されます。

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    2025年02月23日
  • エデン

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    ネタバレ

    白石誓
    フランスのチーム、パート・ピカルディの選手。二十七歳。去年までスペインのチーム、サントス・カンタンにいた。クライマー。

    マルセル
    パート・ピカルディの監督。三十九歳。誓がチームに馴染めるか気にかけている。

    ミッコ・コルホネン
    パート・ピカルディのエース。二十九歳。フィンランド人。オールラウンダー。

    ジュリアン・デュポン
    パート・ピカルディの選手。二十五歳。

    ニコラ・ラフォン
    フランスのチーム、クレディ・ブルターニュの選手。フランス人。二十四歳。チームに入ってすぐツール・ド・スイスで優勝。

    伊庭和実
    誓のかつてのチームメイト。

    ドニ・ローラン
    クレディ・ブルターニュの選手。クライマー。

    イワノフ
    パート・ピカルディのもうひとりの監督。

    只野深雪
    フォトグラファー。元OL。仕事を辞めたのを機にツール観戦へ訪れる。

    マルコ・モッテルリーニ
    アレジオ・ネーロの選手。三十二歳。去年の優勝者。

    スティーブ・アンダーセン
    バンク・ペイ・バの選手。イギリス人。三十四歳。

    ホアン・カンピオン・ロドリゲス
    エスパス・テレコムの選手。優勝候補の1人。クライマー。

    マルケス
    エスパス・テレコムの選手。去年まで誓のチームメイトだった。

    サイモン
    パート・ピカルディの選手。

    アレックス
    パート・ピカルディの選手。スプリンター。

    ジェラール
    パート・ピカルディの選手。

    セレスト
    パート・ピカルディのマッサー。

    ロメア
    エスパス・テレコムの選手。

    コレーラ
    アレジオ・ネーロの選手。

    レナ
    ミッコの妻。

    アンナ
    ミッコの娘。

    デルボー
    クレディ・ブルターニュの選手。

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    2025年02月21日
  • キッチンつれづれ

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    ネタバレ

    黄色いワンピース
    が好み。放置子というワードを初めて知った。おなかをすかせた小学校の低学年の私が、いい香りに惹かれドアに近寄っていく。今どきは無理かもしれないが、空腹の子を助けてくれる人がいることを願う。

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    2025年02月21日
  • マカロンはマカロン

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    ビストロ・パ・マルシリーズの三作目。
    表題作が一番面白かったです。
    「マカロンはマカロン」の意味が分かったときの感動と、考えさせられる内容には引き込まれました。

    相も変わらず優しい雰囲気と、個性的な登場人物たちの魅力が満点です。
    シリーズを重ねるごとにキャラクター達がどんどん魅力的になっていくのも素敵ですが、仲間たちでの掛け合いも楽しめる一作だと思います。

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    2025年02月21日
  • 岩窟姫

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    親友だったはずのサギリが日記を残した2つの意味が物語終盤で分かり、スッキリした。レミが「姫」であること、サギリがレミの価値を暴落させようとした理由が芸能界の闇と深く関わっていて、サギリのレミに対する愛情が半端なくて震えた。

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    2025年02月09日
  • おはようおかえり

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    面白かった。

    不思議な世界観ではあるけれど、
    現実にもあるのかもなぁ、と思わせてくれるような感覚と、少しずつ成長していく主人公、ゆるやかに見え方が変化していく家族、どこか引き込まれるストーリーでした

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    2025年02月05日
  • シャルロットのアルバイト

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    シャルロットの憂鬱続編。
    元警察犬のシャルロットと暮らす夫婦生活に起こるちょっとした事件をオムニバス形式で描く。
    迷子犬を保護したり、子犬を預かったり、シャルロットと旅行に出かけたり。
    すっかり家族の一員になったシャルロット。犬と暮らす生活の責任の重さを感じながらも羨ましくなる。

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    2025年01月26日
  • キアズマ

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    ロードレースの知識がなくとも、競技スポーツ経験者なら身に覚えのある感情描写に胸を打たれるんじゃないかな。
    大学生が主人公だと、より生々しさが伝わってくるね。生々しさというか、人間味?というのかな。
    某ペダルにハマった時にロードバイクを買った人間なので、主人公が自分のロードを手にしたシーンと最後の大会のシーンはグッときました。より深く情景が浮かんできて、グッときた。

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    2025年01月11日
  • 歌舞伎座の怪紳士

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    私の劇場通いは主としてなんばグランド花月と祇園花月なのですが、この本を読むと、どちらも至近距離にある大阪松竹座と南座をスルーしとったらアカンやん私、と思うのでした。

    これとか三浦しをんの『仏果を得ず』を読めば、歌舞伎や文楽などの日本の伝統芸能は決してとっつきにくいものではないということがわかるし、ミステリー要素もあって読みやすい。難しいという先入観を持たずに何でも観てみることで世界が広がるのだなぁと思えます。

    鬱々とした毎日を送っているときは新しいものに目が向かなかったりするけれど、そういうときこそ試してみればいいのかも。そもそも私が花月通いを始めたきっかけもそうですから。

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    2025年01月10日
  • 歌舞伎座の怪紳士

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    人生につまづき立ち止まってしまう。それが何かのきっかけで前に進めるようになる、という話好きで読む機会が多い。この作品もそういう話なんだけど、きっかけが歌舞伎というのが私の中では斬新で面白かった。歌舞伎を全く知らない私が言うのは生意気になってしまうのだけど。

    色々な事情によりパニック障害になってしまった主人公の岩居久澄。引きこもりがちな久澄に祖母のしのぶがあるバイトを頼む。それが歌舞伎などの演劇のチケットを渡すので、しのぶの代わりに演劇を観に行きその感想をしのぶに教える、というバイト。
    そのバイトで歌舞伎などの演劇に出会い、久澄の気持ちが明るい方向へ向いて行く。

    久澄が初めて歌舞伎を観て、ずど〜んと心に響いてしまったのが、歌舞伎を知らない私にも伝わってきた。久澄にとてつもない衝撃を与えたんだろうな。歌舞伎とはどんなものだろうか?人生経験で私も一回観てみたいな、と思いました。テレビとかではなく劇場で。

    この作品で忘れてはいけないのが、老紳士の堀口。この老紳士と久澄は毎回劇場で会う。何故か。
    久澄は堀口と話をしてると気持ちが落ち着き、久澄にとっては癒しの老紳士。この方が素敵だ。

    劇場で毎回堀口と会ってしまう理由、しのぶが久澄に演劇のチケットを渡す理由が最後には分かるのだけど、とにかくジーンとくる。淡い恋の話は好き。久澄が色々な人に助けられ、最終的には自分で立ち直っていく姿にもジーン。そして私も頑張ろうと思いました。今、仕事が忙しくて疲労困憊だけど、元気を貰えました。

    読んでいると、アガサ・クリスティーの『謎のクィン氏』が頭に浮かんだ。久澄がサタースウェイトで堀口がクィン氏。久澄が劇場で困っていると堀口がそっと助けてくれる。『謎のクィン氏』もそんな感じだった気がする。

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    2025年01月07日
  • インフルエンス

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    重い作品で読み終わったあとに装丁を眺めて
    ゾッとした。
    罪を罪で重ねていくことが読んでいて苦しくなったし、どこかでなにかのきっかけで負の連鎖が止まって欲しいと思いながら読み進めた…。

    でもさすが近藤史恵先生。最高でした。

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    2025年01月06日
  • マカロンはマカロン

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    〈ビストロ・パ・マル〉シリーズ第三弾。安定のおもしろさ。
    「共犯のピエ・ド・コション」がとくに好きかもしれない。登場人物みんな良い人だった。
    〈ビストロ・パ・マル〉シリーズは、料理に関する雑学やレストランでのマナーだったりが謎解きを楽しみながら知ることができるので飽きずに読み続けられる。

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    2025年01月04日
  • おはようおかえり

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    ひいおばあちゃんが生前思い残した事があった為にツグミに幽霊になり乗り移る。和菓子を作ったこともないツグミが、今は作っていないサツマイモのきんつばを作り皆んなに食べさせてあげるところが、戦時中も苦労してサツマイモを使いながら和菓子屋さんを続けて家族を養った曽祖母の苦労を思いました。曽祖母が書いた手紙が無事に見つかり、気持ちに整理がついたお蔭様で二度と現れなくなった曽祖母。成仏したのですね。

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    2025年01月04日
  • ダークルーム

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    短編だけど、一つ一つ充分に内容が濃くて、そうなるの?という結末に驚かされた。
    マリアージュと過去の絵、白衣60度の恋がとてもよかった。

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    2025年01月01日
  • 歌舞伎座の怪紳士

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    博識な近藤先生の本は、読んで知識が深まるだけでなく、ミステリーあり、恋心ありと読んでいて飽きない。今回も歌舞伎や演劇など、興味をくすぐるような表現であらすじを教えてくれて感謝!読んでひとつも嫌な気分にならない近藤先生の本、また好きな作品に会えました。

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    2024年12月20日
  • シャルロットの憂鬱

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    元警察犬で怪我で引退したジャーマンシェパードのシャルロット。優しくてイタズラ好きで臆病で甘え上手。「私優秀でしょ」とではなく「もしや偶然?」と思うような導き方で謎を解く手がかりを提示する。憧れますねー、犬との生活。残念ながら住環境が適さないので飼えないし、自分の歳を考えたらこの先も無理。人間の身勝手から翻弄される動物たち、せめて自分の身近な命には責任持ちましょ。

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    2024年12月15日
  • 歌舞伎座の怪紳士

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    好きな物語。ちょこっとミステリーもあり、歌舞伎やオペラ、演劇について知ることもできて面白かった。歌舞伎を観に行きたくなる。読んでいるときは登場人物それぞれのエピソードをもう少し深掘りして欲しいと思ったが(え?それで終わりなの?って思っちゃった笑)読み終えた今思うと深掘りしなくて良かったのかもしれない。丁寧に描写される歌舞伎や主人公の心情がより際立って印象に残ってるのでそう思った。

    終始ゆるやかな雰囲気だったので、読んでいて癒されたし主人公が一歩踏み出して好きなことを楽しめる日々を送れるようになって良かった。私もいつまでも好きなことを楽しんでいきたいな〜

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    2024年12月07日
  • おはようおかえり

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    不思議、でもほっこり心温まるとても良い話だった。これは周りの人に薦めたい本。芋きんつばが食べたくなった〜

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    2024年12月04日
  • 歌舞伎座の怪紳士

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    老紳士と女の子のバディミステリーモノかと思っていたが、いい意味で裏切られた。観劇を通して自分の人生を見つめ直す久澄が、新たな一歩を踏み出すまでの前向きな物語だった。観劇の描写も生き生きとしていて著者の造詣の深さを感じた。特に久澄の自己肯定感が低いが故に出てくる言葉たちの重さは深く心に刺さった。自分が夢中になれたからこそ得られるものは大きい。自分と他人の人生を比べなくても完璧な人はいない。みんな過去の自分と戦って生きてる。読後感が良い作品だった。

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    2024年12月01日
  • シャルロットのアルバイト

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    近年の社会問題を凝縮したような話の数々。
    表面を見ているだけではわからないことってたくさんある。

    シャルロットは相変わらずとてもよいこ。
    真澄さんはとてもよく気がつく人で、浩輔さんは懐が大きいひとだけど鈍感なところがある。
    ふたりと1匹はとてもいいバランスだなぁ、と思う。

    犬とのくらしは素晴らしい。
    それはお互いにとって幸せなものでなくてはいけない。

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    2024年11月23日