近藤史恵のレビュー一覧

  • インフルエンス

    ネタバレ 購入済み

    インフルエンスを読んで

    先にドラマを見て、面白かったので購入したのですが、原作は原作で面白かったです。3人の人生がひとつのことでここまで悲しい物語を生んでしまったのかと思いました。友梨は死ぬ間際は幸せであってほしいです。

    #感動する #切ない #アツい

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    2021年05月05日
  • 三つの名を持つ犬〈新装版〉

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    ネタバレ

    最後まで結末がどうなるか想像できなくて面白かった。都、江口、ササミのそれぞれがそれぞれの希望になっていて、最終的には篤も含めて少しずついい方向に向かっていて良い読後感だった。

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    2021年05月04日
  • 三つの名を持つ犬〈新装版〉

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    ネタバレ

    読み始めてすぐ、後悔した。
    なんかこの主人公(草間都)、好きじゃない。
    自分のことしか、自分の都合しか考えてない。

    頭は悪いけど顔をきれいだったから、レースクイーンやモデルになって、でもいつか落ち目になってきた時に愛犬との生活をブログに綴っていたら、いつの間にか人気ブロガーになっていた。
    ところが自分の不注意でその愛犬を死なせてしまい、悲しみは悲しみとして、自分の仕事が愛犬込みで成り立っている現状で、犬の死を誰にも伝えることができず、どんどん追い込まれていく。
    そんな時、死んだ愛犬そっくりの犬を見つけ…。

    でも、彼女はおしゃれで犬を飼っていたわけじゃなかった。
    ミックス犬の里親として、きち

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    2021年04月30日
  • 岩窟姫

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    舞台は芸能界。
    自殺した親友の死の真相を探る。
    相変わらず、鬱屈した状態から終盤にかけてのカタルシスが凄まじい。
    先が気になって一気に読んでしまうほど面白く、驚きの真相が待ち構えている。
    親友からのいじめの告発により地に落ちたアイドル。
    それに“岩窟姫”と名付ける感性も好きだなと。

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    2021年04月27日
  • 土蛍~猿若町捕物帳~

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     猿若町捕物帳シリーズ第5弾。表題作含む4編収録の連作短編集。
     人の情や業が今まで以上に強く感じる作品が多いように思う。それはなかなか他人には分からないもの。物事の判断基準も人によってそれぞれ異なる。それだけに、今回収録された作品は今まで以上に不可解なものが多い。人間というのはことごとく不思議な生き物だということを改めて感じる。
     他人のことを理解するのは難しい。だからこそ、こうした人間模様は面白くも感じるのかもしれない。

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    2021年04月21日
  • キアズマ

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    ネタバレ

    シリーズ第1作となる「サクリファイス」でどハマりし、本作はシリーズ第4作となる作品。

    シリーズの主人公的な存在の白石誓の物語ではなく、大学生が初めて自転車競技に出会い、のめり込んでいく物語。

    1年間限定で入部することになった正樹と同じ倶楽部で活動する3人の物語だが、メインキャストは正樹とチームのエース櫻井。

    今までのシリーズと違い、初心者が初めてロードレーサーに乗るところから描かれる本作はある意味で本格的な自転車に乗ったことの無い私のような存在には入門書的な存在でもありました。

    人としての成長物語でもあり、大人になりきれない大学生という微妙な年頃を描いた青春物語。

    本作も大満足の1冊

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    2021年04月20日
  • 震える教室

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    女の子二人のバディが解くホラーミステリ。私はホラーは苦手だけど、人物やその背景が描かれていたので得体の知れない何かではない怖さに痺れた。続くのか、とも思うけど難しいかな、気になる。

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    2021年04月12日
  • 寒椿ゆれる~猿若町捕物帳~

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     猿若町捕物帳シリーズ第4弾。今回も前作「にわか大根」に引き続き、3編収録の連作短編集。
     本作では、主人公の堅物同心である玉島千蔭に遂に見合い相手が登場。その見合い相手が何ともクセがあり面白い。また、千蔭の小者である八十吉をはじめ、人気女形の巴之丞、頭の回転が速い吉原の美人花魁である梅が枝らが脇を固めるともに、前作までに登場したその他の人物がそれぞれ見せ場を作り事件解決に活躍している姿も見逃せない。

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    2021年04月12日
  • にわか大根~猿若町捕物帳~

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     猿若町捕物帳シリーズ第3弾。今回は前作・前々作とは異なり、初の連作短編集。表題作含む3作品収録となっている。全て100ページ前後なので、短編と言ってもやや長め。
     前作までとは何となく雰囲気が異なっているかなと思ったのだが、それは主人公の脇を固める人物たちの描写が多いからなのかなと。そして読み進めていくと分かるが、地の文が主人公視点ではなく、常に主人公と行動を共にする人物からの視点であることも多い。なんとなく主人公を客観的にみることができ、少し面白く感じる。

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    2021年04月04日
  • アンソロジー 捨てる

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    中古で買ったら、なんと大好きな松村比呂美さんのどなたかに向けた
    直筆サインが入っておりました。ラッキー。
    「捨てる」をテーマにしたアンソロジーもの。
    テーマからいうと断捨離・清算などが思いつくけれど、
    それから展開される物語はどれも面白かった。
    特に好きなのは、「蜜腺」「ババ抜き」
    読み終わってしばらくたつ今でも、思い返すと背筋がぞくっとする。

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    2021年03月29日
  • [新版]モップの精は旅に出る

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    日常で起こった事件・事故を清掃員のキリコちゃんがその洞察力で解いて行くと言ったちょっと有りがちな内容ではありますが、キリコちゃんのキャラクター設定がとても愛らしく人間味溢れていて素直な気持ちで読み進める事が出来ます。

    扱っている事件は女同士の嫉妬だったり、結構辛辣でハードな内容なのですが、それによってリアリティーも感じられ、物語の中にどっぷり入り込みました。

    最終話の「ラストケース」もじんわりと切なくて良かったです。

    シリーズ全て最初から読みたくなりました。

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    2021年03月15日
  • 震える教室

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    ストーリー展開は面白い。
    だけど随所でゾッとさせるところがあったり、高校生活ならではの爽やかさがあったり、切なさを感じさせたりといろんな要素が詰め込まれた連作短編集。
    いくつかの真相は明かされるが解明されない謎もあるため、読後に微かな不安が残る。
    だけどそれがまた良い。

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    2021年03月03日
  • ダークルーム

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    ちょっとホラーよりのミステリーというかんじ。
    ホラーっぽいのに読み終わった後なぜか少し心があったまる短編集。
    近藤史恵さんすきだなあ

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    2021年02月21日
  • 岩窟姫

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    女性たち、少女たちの心の動きが緻密に繊細に描かれていて、自分のことではないけれど、自分のことのように感情移入してしまいました。

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    2021年02月02日
  • 夜の向こうの蛹たち

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    楽しめて読めた。皆無いものねだりだが、咲子と祐は自分自身を受け入れ、飛び立つ事を選択出来て良かったと思う。主人公は自身が容姿も、ある程度の才能もありながら器用貧乏なのかも。
    個人的には祐が織部のレズビアンを聞いても驚きもせず、冷静なキャラクターに見え、1番芯がしっかりして好きだ。

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    2021年01月24日
  • 茨姫はたたかう

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    整体師、合田シリーズ第2弾。整体の話かと思いきやメインはストーカー問題。確かに従順な女性につきまとう男は多いのかもしれない。それにしても合田はすご腕整体師だと思う。

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    2021年01月01日
  • カナリヤは眠れない

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    売れそうに無い合田接骨院の先生は、身体の悲鳴を聞くことができる。受付の姉妹も依存症にかかっており、偶然現れた女性も買い物依存症にかかっている。そこから話は急展開し、殺人が行われることを察知する。自分も是非、合田接骨院へ行ってみたい

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    2020年12月30日
  • キアズマ

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    熱く、爽やかな物語だった。自転車のことは全然知らなかったけど、読んでよかった。正樹が自転車に乗ることになったきっかけ、豊との関係。笑える話ばかりではなかったけど、読んでよかった。

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    2020年12月25日
  • 胡蝶殺し

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    ネタバレ

    近藤史恵氏の歌舞伎もの。ただ今泉文吾シリーズのような殺人は起きない、と言うか、はっきりとミステリ的な事件も起こることはない。奇妙な因縁で、急に息子が二人になったような主人公の困惑と覚悟を、歌舞伎という特殊な世界を背景に描かれると思えばいい。作者の後書きによると子役を描きたかったのだそうだ。実際の歌舞伎を見ても、正直良くわからないのだが、物語の背景としてはやっぱり面白いねえ。

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    2020年12月23日
  • 三つの名を持つ犬〈新装版〉

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    犬にとって、一緒にいて遊んでくれて守ってくれる人が一番好きで大事なんだろうなと思う。人の思惑や罪悪感なんかとはとっても遠いところにいる気がする。
    そんな犬たちを前にして正しくあろうとする人達ばかりだと良いなぁ。

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    2020年12月22日