近藤史恵のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
清掃員キリコちゃんシリーズ第4弾です。
このシリーズ初の長編です。
今回はキリコちゃんの掃除の場面がほとんどないのがやや不満ですがその代わり、主婦業(主に料理の描写)が良かったです。
今回は大介視点で進むのですが、今まで物足りなかった2人の結婚生活について結構分かるようになってて、楽しめました♪
ただ、大介はキリコにメロメロすぎやしないか?って思いましたが。
長編という事もあって、今までの短編の作品とは少し感じが違いますがじっくりと登場人物を掘り下げたり、キリコ・大介の生活が描かれたり、このシリーズ好きな私にとってはとっても面白かったです! -
Posted by ブクログ
この整体師のシリーズ、謎が深まっていき一気に解決するのですっきりしますね。
そして一作目に続き本作はより、恋愛色が強くなっているように感じました。
歩ちゃんと小松崎氏との関係にそわそわ…。
本作のテーマはストーカーでした。
ストーカーらしき人物が引っ越したばかりの女性の郵便ポストの中身をあけて物色しているらしいというところから事件は始まります。
ゾッとするような事件が起こるわけではないのですが、この男性もあの男性もあやしく感じられてしまって、結局誰が犯人なのよ?!って気になり、一気読み。
力先生、相変わらずいい雰囲気を醸し出していて好きでした。
このシリーズ、もっと続くといいなぁ。 -
Posted by ブクログ
キリコと大介の夫婦は相変わらずかわいい。
後書きにもある通り苦い経験のが多いけど、介護だの無理解な親戚との軋轢や、悲しすぎる別れなど、キリコや大介みたいないい奴がこんな目にあうのは辛いと思うけど、ここらへんが近藤史恵らしい。
坂木司は系統は似てるけど、シビアさは低い。
ただ、若竹七海までの苦さはないので安心して読んでください。
今回の夫婦、個人的にはどちらも気持ちが分かるので最後の決断は納得できた。
しようがない、気持ちも自身の存在の在り方もも自分では変えられない。折り合いをつけて、そこで幸せになる努力をするしかない。
2人が選んだことは打算じゃなく、努力なんだ。そう思える最後でした。
ネタバ -
Posted by ブクログ
生真面目な性格の書店員の梨花子は、マイペースの弟が学生の身で授かり婚して実家で嫁と新生活を始めることになり、気が進まないまま実家を出ることに。女性限定で探した引っ越し先で両隣になったのはホステスをしている気のいい礼子と、歯に衣着せず初対面でもズバズバ物申すイラストレーター早苗。まったくタイプの違う二人に挟まれ、最初は翻弄されるのですが、次第に打ち解け、風変わりな半共同生活にも慣れてゆきます。タイトルの「茨姫」は眠れる森の美女のことで、ハッピーエンドということになっているけど、勝手に追いかけてきてキスで起こされて、、、これってストーカーとどこが違うの??という問題を提起するキーワードです。整体師