近藤史恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
女性向けの再生の物語。
45歳の眞夏は突然夫に離婚を切り出され、一人娘の親権も失くしてしまい、頼る人もおらず、一人きりになってしまう。
そんな時にSNSでやり取りしていた女性から、京都でシェアハウスに住みながら、ゲストハウスで働かないかと言う誘いを受ける。
ずっと専業主婦で、知らない土地で働き、暮らすことになった眞夏は、初めの頃はマイナス思考で、読んでいて、イラつくこともあったけど、次第に自分の出来ることを見つけていく。
派手な変化はないけれど、何も出来ないと思っていた自分が「こんなことで喜んでもらえるんだ」と、考え方が変わっていく様子は、地味ながらも、逆に親近感を覚えた。
シェアハウスの顔ぶ -
Posted by ブクログ
「最後のおたより」がテーマの短編集。
半分近くが初めて読む作家さんでした。
「おたより」と言ってもパッとイメージする「紙の手紙」ばかりじゃない。その形は本当にさまざまで、次はどんな“おたより”ストーリーなのか楽しみに少しずつ読み進めました。
特に好きだったのは、
「もうひとつある 鷲宮家四訓」大崎梢
「猫への遺言」柴田よしき
「そのハッカーの名は」福田和代
家訓の謎が気になって引き込まれたもの、
夫の猫に宛てた手紙から愛情を感じたもの、
ちょっと異色でミステリーっぽい雰囲気のもの、
趣向は異なりますが、どれもラストは優しく、晴れ晴れとした気持ちになりました。
矢崎存美さん「たからのちず」は -
Posted by ブクログ
とりあえず とても読みやすい。
冒頭のだらだら感を抜ければ後はすらすら読み進められる。
ただ、
・これ必要だったか?という人間関係模様
(ホテルという舞台上 そういう風に描きたかったのかな)
・細部に散らされるキーワード設定に
関心は持てたけどハマれなかった
(内容はわかったけれど 結末に関連してくるかと言われると「?」)
・某人物の、突き放すような台詞の意図が未だによくわからない
という感じ。
本も厚みはないから、
軽い気持ちで読むリハビリ推理小説には良いかも。
がっつり推理が好きな人には物足りないだろうな~と思った。
いつも辞書片手に本を読んで
気になった色々を書き残したりし