近藤史恵のレビュー一覧

  • 岩窟姫

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    親友の人気アイドルが自殺。そして、その自殺の原因が自分のいじめだと告発する日記が見つかる。身に覚えのない罪を着せられ、芸能界から追い出されてしまった元アイドルが、モンテ・クリスト伯のように地獄から這い上がり、自身の名誉回復のための真相解明と復讐をはかる。
    展開にスピード感があり、どんどん読み進められる。面白かったけどサラッと読めてしまって、あまり印象に残らないかも。この主人公のキャラクターは好きだったけどな。タイトルと、末吉陽子さんの表紙イラストがかっこいい。

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    2026年05月23日
  • ねむりねずみ

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    ネタバレ

     再読。
     最後の方で真相をぼんやり思い出した。
    女形の小菊ちゃん良いキャラだね。
     とあるキャラクターが私史上ワースト3に食い込むクズで許せない。
     そういうタイプの人いるときいたことがあるけど、周りの人を不幸にさせすぎ。たとえ自分がその人のファンだとしても、あとで知ったらがっかりしそう。
     役者は役になりきるために大切な家族を不幸にしたり、操ったりしても許されるのか。どんな重要な伝統芸能でもクズだとしか思えない。
     後味わるいけど謎の構築と、歌舞伎の雰囲気をまとった文章は好き。

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    2026年05月18日
  • はぶらし

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    守りたいものがある大事なものがあるって怖いって、子供を指して話していた
    そうだろうな、その感覚はわからないけど、想像はできると思った
    自分のために生きている人生だから、最悪自分がどうなっても自分の責任だし、まあいいかと諦めがつくけど、
    守りたいものがあったら、自分よりもそれがいなくなってしまうこと失うことが怖いだろうなと思った
    自分の幸せを他人に委ねたくないから、何かを自分よりも好きになったり大切に思ったりしてこない人生を過ごしているんだろうな
    これは子供にしか持ち得ない感情なんだろうか
    わたしは自分の配偶者に守りたいものと思われたい、まだいないけど

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    2026年05月21日
  • ときどき旅に出るカフェ

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    ネタバレ

    おいしく、そして少しほろ苦い気持ちになる1冊。
    ささくれだった気持ちを持っていた主人公・瑛子はかつての同僚・円(まどか)が営むカフェに通うようになる。

    ミステリーというほどではないが、ちょっとした謎が短編ごとに一応ある。が、この本の本質はミステリーとは違うように思う。(かと言ってカテゴライズするのは難しい…ヒューマンドラマ?)

    独身であることの寂しさや家庭の問題、他者への悪意…少し心がザラりとする諸問題を細かく描いているところが特徴的だ。
    それでいて、その全てを解決するのではなく、問題がありながらそれをどう受け止めるのかは本人だけが決めることであると、一読者としては受け取った。
    好きなオチ

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    2026年05月14日
  • 歌舞伎座の怪紳士

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    歌舞伎は眠たいだけの話だと思っていたけど、勉強して生で見てみたいと思った。
    自宅警備員になりたいなあ、働きたくないなあ。
    でも若さって有限だからずっとそれをしている場合じゃないと言うのもわかる

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    2026年05月13日
  • ホテル・ピーベリー<新装版>

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    仕事を辞め、金髪に染め、日本を脱出した木崎。何やら傷を抱えている木崎くん。
    ハワイ島にある一風変わった、生涯で一度しか泊まれないというホテル・ピーベリーに3ヶ月滞在することに。
    よく働くホテル経営者の和美、滞在者とともに良きバケーションのスタートを切った。はずだったが、1人死に、2人死に、これは殺人か事故か、そしてホテル・ピーベリーとは何なのか。

    ミステリーです。
    途中まではふわふわとした傷心の主人公を眺めるだけで、はやく何か起こらないかなあと焦れますが、離脱しないでください。最後に向かって伏線回収が始まります。
    回収は見事、ですが、なんでかすっきり腹落ち、とはならず、ちょっともやつきが残り

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    2026年05月13日
  • それでも旅に出るカフェ

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    いろいろあるなぁ…。これは女性の視点やから「女性の生き方」が基本やけど、男の人だっていろいろあるはずよね。生きていくのって難しい。

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    2026年05月09日
  • たまごの旅人

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    とても読みやすくて、さくさく読めました。

    あそこの名所に行って、次はあちらの名所に行って、
    あれを食べて、これを食べてと、本当にツアー旅のテンポ感。

    最終章はまさかのストーリーでした。
    この最終章を描くための、これまでの短編だったのか
    それとも短編を書いている最中に、ああいう状況になってしまったのか…
    幸せなことに私の中では、すっかり過去の出来事となってしまっていて、
    当時の空気感や状況を思い出すことができました。

    表紙の左下の四角いお菓子?って登場しましたか?!
    あれはなんなんだろう…笑

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    2026年05月09日
  • ホテル・カイザリン 電子再編集版

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    近藤史恵の短編集。また夜寝る前に少しずつ読もうと思って読み始めたのだが、胸くそ悪い話があったり、不気味な話があったり、寝る前に読むには適さない本だった。全体的に玉石混交で、「金色の嵐」、「迷宮の松露」が玉の方。

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    2026年05月06日
  • たまごの旅人

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    ネタバレ

    サラッと読めた そして 添乗員さんって大変だなと それなのに派遣とか割に合わないなーと そして自分ならツアーのが気楽でいいなと思ったよね

    好きな事を仕事にするときに 志やこうしたいや喜んで 楽しんでもらいたいとは思うんだけど それがうまくいかない事もあって 揺らぐこともあるよね 最後のおちというか 持っていき方はちょっと以外ではあったけど コロナめ大変だった人達へのエールでもあったのかなーと

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    2026年05月06日
  • たまごの旅人

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    2026/05/02

    新米の海外旅行添乗員のお話。
    好きなことを仕事にしたが故の苦労や葛藤は、私には実感としては全然ないのだけど(仕事が全然好きじゃないから。笑)、大変だろうなぁというのは容易に想像がつく。
    今までただ好きだったものに、義務感や責任が伴うようになるから。
    それでも真摯に向き合う主人公には、素直に頑張れと応援したくなった。

    イタリア旅行に行った時の添乗員さんを思い出しながら読んだ。
    あの方もいろんなことに気が利いて、たくさんのことを教えてくれたとても素敵な方だったなぁ。
    添乗員さんのことが少しだけ知れた、お仕事小説でした。

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    2026年05月02日
  • たまごの旅人

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    海外旅行をしたことがなくて、いってみたいなーと思い読み始めた。
    全然知識のない国もあったが実際に行ったような気分になり、情景を想像しながらわくわくした。
    新米の緊張感やツアー客とのやりとりも面白かった。
    キラキラした仕事に見えるが、苦しい部分もかなりあるんだなと全ての章から伺えた。

    私にとっては最後ちょっと寂しくて消化不良感が否めない……新たな世界に踏み込んでいって希望はあったけど、また海外添乗員として世界を飛び回って宮城さんと再会してほしいな。

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    2026年05月02日
  • ねむりねずみ

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    歌舞伎の上演中に起きた殺人事件。
    真相を知った瞬間は「お前っ…!」って思ったけど、某映画の影響もあってか「芸事にはそれぐらいの狂気が必要なのかも」と妙に納得してしまった。
    この事件を調べる私立探偵の今泉と女形役者の小菊のコンビが良い。
    シリーズものらしいので他作品も読んでみたい。

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    2026年04月30日
  • たまごの旅人

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    添乗員目線で旅行をしたことがなかったので新鮮でした。旅の途中で話が終わってしまうことが多いため、終わりまで見届けたかったです。

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    2026年04月30日
  • ホテル・ピーベリー<新装版>

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    「世界には十三の気候区があるって知ってる?」
    「ええと、熱帯、温帯、寒帯、乾燥帯くらいなら……」
    「ハワイ島にはその十三のうち、十一までもあるの」

    ハワイ島にめっっっちゃ行きたくなる。
    キラウエア火山も、マウナケアも行きたい。
    オアフ島は行ったことあるけどTHE観光地やったし、
    ハワイ島の大自然も満喫してみたいな。のんびりしたい。


    前半は、のんびりハワイ島の民泊滞在。
    後半は、しっかりミステリー。って感じで面白かった。

    1つめの違和感には気付けてたけど、
    それがなんで、ってところまでは気付けなかったー。
    主人公の心情もちょっと気持ち悪いけど、まぁ面白かった。
    とにかくハワイに行きたい。

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    2026年04月27日
  • ねむりねずみ

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    歌舞伎界の女形ホープがモノや色などの名前がわからなくなるという障害に襲われた。その裏で妻は不倫をしている。それと同時に劇場で殺人事件が起きる二つの話が次第にクロスしていき、最後は切ない話で終わる

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    2026年04月23日
  • Shelter(シェルター)

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    整体師合田シリーズ第3弾。今回はアイドルになったけど、辞めたい子が恵と偶然出会い事件に巻き込まれていく。人は一人では生きてはいけない。人と人との繋がりはとても大切なものだと教えてくれる。

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    2026年04月23日
  • オーロラが見られなくても

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    傷ついた人たちが、海外旅行中に思いを馳せ、美味しいものを食べる話。
    私は孤独に押しつぶされるのが怖くてできなかったけど、次にどん底だと思った時には海外へパッと行ってみたい。

    女友達が結婚して寂しさを感じる話は、少し気持ちが分かった。遠くに行ってしまった気がしてしまうけど、意外と相手は何も変わっていなくて。今まで一緒に積み重ねてきた時間はその子が夫と積み重ねた時間とはまた別で、比べるものじゃないと思った。

    「もしかすると、たくさんの世界を見るというのはそういうことかもしれない。嫌いなものは増えていくかもしれないけれど、一方で好きなものも残る。嫌いと好きが両手に抱えきれないほど増えていくけど、

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    2026年04月24日
  • たまごの旅人

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    個人的なイメージですが、近藤先生は推理小説とグルメの掛け合わせが多く、今まで手に取らず。今回はあらすじから新米添乗員が主人公とあったので読みました。ツアーで起こりうる人間関係や、家族のいざこざ、旅行でのハプニングに全力で取り組む主人公と、それぞれの旅先での食事の描写が魅力的でした。1話完結型なので、サクサク読み進めます。続編も楽しみです。

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    2026年04月19日
  • オーロラが見られなくても

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    2026.04.19
    最初のオランダ旅行コロッケの自販機の話はなんか読んだことあるな?と思ったら「おいしい旅」に収録されている短編でした。
    やっぱり近藤史恵さんの少し闇を抱えた(または暗い性格の)主人公が旅をする短編大好きだわ〜。読みやすいし旅先で読むのにもピッタリでもっと読みたい!

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    2026年05月02日