近藤史恵のレビュー一覧

  • 山の上の家事学校

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    あっという間に終わってしまって、もう少し読んでいたかったな、と思う作品でした。
    学校は、家事だけでなく、思いやりや気遣いまで教えてくれるのが素晴らしいです。こんな学校、あったらいいな。

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    2025年08月12日
  • 山の上の家事学校

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    離婚して妻子と別れて暮らしている仲上。一人になって暮らしも荒れてきている。そんな時妹に勧められ、家事を教える「山之上家事学校」に通うことになる。
    そこで教わったのは家事だけではなく、家事を担ってくれている人への感謝や、自分自身の生活を見つめ直す事だった。
    一番そばにいる人に気遣いが出来なかったこと、
    相手に甘えて、自分の面倒を自分でみることすらできずにいたこと。それに気づいた仲上は変わっていく。 
    夫婦だけではなく母子にも関わる事で、読んでいて深くうなづくところもあった。
    現代社会の問題でもある、働き方問題にも切り込んだ一冊。

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    2025年08月10日
  • 風待荘へようこそ

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    京都での暮らしが細かく書かれていて
    街並みなど色々見えてくるようだった
    全体通して穏やかな感じで
    今ひとつ物足りない感じがした

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    2025年08月10日
  • ホテル・ピーベリー<新装版>

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    ネタバレ

    癖がなく読みやすい文章で一気読み
    別作品を読んでいて優しい印象があったので、このようなミステリーもあるんだと嬉しい発見でした
    残りページが少なくなっても謎が全然解決していませんでしたが、一気に明らかになってすっきりしました
    木崎くんはこれからどうするんだろう…

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    2025年08月09日
  • 風待荘へようこそ

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    みんな綺麗なことだけではなくて、嫌なこと辛いことを経験しながら少しずつ前を向いて日々過ごしているんだな、と再確認した本だった

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    2025年08月09日
  • ホテル・ピーベリー<新装版>

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    途中まで青春ロードムービーのような展開でしたがミステリーでした。南国リゾートの明るいイメージのハワイとは対照的な闇を抱えた登場人物たち。主人公…一途のようでグラグラしてます。

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    2025年08月04日
  • 間の悪いスフレ

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    パ・マルシリーズ4作目!
    シェフが次々にだす美味しい料理たち・・・
    いつも食べてみたいな~と思わせる。
    そして訪れるお客様の悩みをすらりと解決してくれる。
    美味しい料理とスマートな推理。大好きです。

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    2025年08月03日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    アミの会による旅のしあわせをテーマにしたアンソロジー7編。
    ゲスト:三上延
    「もし神様にあえたなら」大崎梢
    「失われた甘い時を求めて」新津きよみ
    「夕日と奥さんのお話」柴田よしき
    「夢よりも甘く」篠田真由美
    「旅の理由」松村比呂美
    「美味しいということは」三上延
    「オーロラが見られなくても」近藤史恵

    「失われた甘い時を求めて」物語の先を楽しむような余韻の残るいい終わり方。
    「オーロラが見られなくても」ときどき旅に出るカフェの話かと思った。あっちも最低な家族が出てこなかったっけ。

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    2025年08月02日
  • エール!(1)

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    軽く楽しく読める本を、と思い選んだ本がピッタリでよかったです。後書きにもありましたが、仕事後寝る前にベッドで読むのに最適でした。
    近藤史恵さんのツアコンのお話が好みでした。一番仕事中の話だったからかな? それ以外も粒揃いで楽しく読めました。
    お仕事小説は大好きなので、2、3冊目も読みたいと思います。

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    2025年07月31日
  • 山の上の家事学校

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    こんな学校があれば通わせたい人、通いたい人もたくさんいそう。期待値からするとすこし物足りなかったかな。

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    2025年07月31日
  • キッチンつれづれ

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    表題の通り、キッチンにまつわる短編作品。
    アミの会は、それぞれの作家さんの個性が出ておもしろいと思う。

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    2025年07月30日
  • みかんとひよどり

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    目を瞑ると情景が浮かぶよう。自然豊かな山に想いを馳せながら読みました。
    大高さんの生き方、わかるなあ~。人生を複雑にしたくない。登場人物は最小でいいのだ、と思ってしまうけれど。
    でも生き続ける限り変化は必要なわけで、難しいね。
    ジビエ料理が食べたくなったな。

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    2025年07月25日
  • 山の上の家事学校

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    妻に離婚され、荒んだ生活をしていた主人公が、大阪の家事学校に通う中で、家事や家族、社会への見方や態度を変えていくお話。
    家事学校に通う他の受講生たちの話もちらほら入り、多様な課題を見せていく。

    自分の家族への配慮のなさ、視点のなさ、考えなさに気づいて、優しく柔軟になっていく主人公(元々素地はある)が、それでもやっぱりまだ相手の立場や状況を分かってなくて傷つけたり、傷ついたりする。
    ベースあったかい、回復に向かう物語だからこそ、中盤終盤の浮き沈み(小説だからね!ドラマがなきゃ面白くないんだが!)に悲しくなったり、やめてくれー、と思ったりする。

    そんなドラマチックじゃないんですけどね。ちっちゃ

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    2025年07月21日
  • 昨日の海と彼女の記憶

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    ある出来事を通して少年少女が一歩大人に近づくストーリーって良いよね。
    たとえそれが痛みを伴うものだとしても。
    二十五年前の祖父母の無理心中事件を探る光介。その真相を知った時、彼は何を思うのか。
    知らなかった家族の歴史って知りたいもんかな。
    自分だったら怖くて調べない気がする。
    心中だし明るい作風ではないけど、どこか澄み切った印象があって不思議と嫌な気持ちにはならなかったな。

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    2025年07月20日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

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    「ラストメッセージ」がテーマの短編集11編。
    とても読み易かった。
    印象に残ったのは「もうひとつある鷹宮家四訓」
    「孤独の谷」「猫への遺言」

    「もうひとつある鷹宮家四訓」は、大切な人を
    思いやる気持ちが温かい。
    ほのぼのとした短編集ばかりかと思いきや、
    「孤独の谷」は言葉を使えば使うほど死に近づいて
    いくという少し怖い話で、最後のシーンが
    ぞわりとする。
    「猫への遺言」は、読み終わった後、なんだか
    モヤモヤ感があった。新型コロナウイルスで
    亡くなった夫の遺言書、読まれるはずのなかった
    遺言書で、妻は夫の秘密を知ることになる。
    いろいろあったかもしれないが、
    夫には共感できない。
    これ、いい話

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    2025年07月19日
  • たまごの旅人

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    旅×お仕事小説として気になったので購入。まだまだ一人前とは言い切れない主人公。自信も経験も不十分ながら、懸命にやり切ろうと彼女なりに奮闘する姿に好感を持って読み進めました。

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    2025年07月19日
  • 歌舞伎座の怪紳士

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    新しいことに興味を持ち、それが好きになれば人生が好転することもある。きっかけは大事だし主人公は辛い状況にいたけど周りに恵まれて良かったなと思う。誰もが辛さを抱えているけど勇気づけられる話で良かった。歌舞伎も見たくなっちゃうし、オペラもいいなぁ〜

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    2025年07月18日
  • 山の上の家事学校

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    家事が、生活の基盤になっていることに注目した本で、この作家さんらしい美味しい食事の描写は良かった。
    世の中の男の人達の大半が、働いている自分が偉いと知らず知らずに思っていることや知らないふりをしたりしていたり、手伝うという言い方そのものが上から目線であるんだということに警鐘を鳴らした良い本だとは思う。
    ただ、なんか読後モヤモヤする。最後の主人公の思いに寄り添えない。躓きながらも自分を変えたいと思っていることはわかるが、そんなに簡単にはいかない。

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    2025年07月17日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    個人的には
    「もしも神様に会えたなら」

    「美味しいということは」
    が好きだったなー
    お店は実際にあるのかな?
    コロナ禍明けの最近の話も多いから読みやすいかと。
    1話2、30分で読めるのも良いところ。

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    2025年07月15日
  • 間の悪いスフレ

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    ビストロ・パ・マルシリーズ。
    コロナ禍、ウクライナ戦争で物価があがり、シェフ達は、テイクアウトなど、工夫しながら乗り越えていく。

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    2025年07月15日