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Posted by ブクログ
近藤史恵さんのデビュー作とのこと。私は近藤史恵さんの作品は癒し系を読むことが多かったので、デビュー作がクローズドサークルものとはびっくりだった。
若者たちが島へ遊びに行き、島に閉じ込められる。そして殺人事件。1人また1人と殺されていく…。という王道中の王道。なんとなーく展開も読めてしまうのだけど、物語に引き込まれました。主人公の野坂あやめが詩人だったいうこともあり、言葉、表現が綺麗に書かれてました。だから「これって殺人事件の話なの?」と思ってしまいました。他にも人間関係のゴタゴタが私には面白かったです。
最後まで引き込まれながら読んでたんだけど、結末がドタバタし過ぎてしまって気持ちがしぼんでしまいました。そこが私は残念に思いました。
最初の『点描 その、ほんのすこしまえ』が大事かな。
Posted by ブクログ
★3.5
近藤史恵の処女作品らしい。出版されたのは1993年という事で、32年ほど前。とはいえ、まだ平静だったはずなんだけど、文体はコーヒーを“コオヒイ”とか、デザートを“デザアト”の様に書き、「一体いつの時代なんだ?」と惑わせられる。
タイトルが『凍える島』なので、北の島の話かと思いきやさにあらず、瀬戸内海に浮かぶS島という事になっている。そんな島で連続殺人が発生していくのがこの作品。絶海の孤島で起きる連続殺人という作品は数多あるけど、上述の様な文体であることもあり、緊張感と共に、何故だか気だるさを感じさせられるのは気のせい?
近藤史恵は、シェフは名探偵シリーズや、サクリファイスの様な作品で知っていたけど、この作品はそれらのどれとも違う、また独特の作品でちょっと驚かされた。
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小説・文芸
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