近藤史恵のレビュー一覧

  • 青葉の頃は終わった

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    近藤さんの話はいつも淡々としていながら美しい。

    大学時代の友人、河合瞳子の自殺により動揺する仲間たち。
    それぞれの視点から描かれた瞳子との関係。

    登場人物のキャラクターが確立されていたので、すごく読みやすかった。
    ただ疑問点が二つあり。(以下少しネタばれあり)
    1.ブリュッセルで写した4人の写真が残っていること。
    →普通あんなことが起こったあとでは、そんな写真は現像さえもしないのではないか。なんで持っているの?加代ちゃん。
    2.どうして瞳子は彼らとの旅行を嫌がらなかったのか。
    →自殺につながる事件に発展するだけに、ここはハッキリさせてほしかった。

    読書中この二つが気になって仕方がなかった

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    2010年08月09日
  • 天使はモップを持って

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    女の園みたいな部署に配属になって戸惑うばかりの大介
    男子には分からないだろうけど、そういう事って分かる!分かる!・・と
    共感出来る所があり親近感が湧きました。

    ちょっと頼りない大介を助けてくれるのが
    お掃除スタッフのキリコちゃんでとってもお洒落なうえにお掃除の天才
    さばさばした性格でとってもかわいい♪

    そんなキリコちゃんがお掃除を通して事件の真相を
    解き明かしていく過程はお見事!


    最終話に意外な展開があり
    大介もキリコちゃんもとても優しくて心温まりました。





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    2017年09月20日
  • にわか大根~猿若町捕物帳~

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    再読しました。最初にこれを読んだときも面白かったのですが、本シリーズの前2作を読んでからだと一層おもしろく、千蔭さんや、特にお駒さん・梅ヶ枝さんに感情移入できてよかったです。

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    2010年05月04日
  • 巴之丞鹿の子~猿若町捕物帳~

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    「にわか大根」(シリーズ三作目?)を先に読んで面白かったので、最初からと思って読みました。いや、なかなか良く出来た作品だと思います。全体としての謎と共に、登場人物各人がどういう人物であるか知りたくてどんどん読み進めてしまいました。シリーズの他の作品も読んでみようと思います。

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    2011年07月17日
  • にわか大根~猿若町捕物帳~

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    いばら姫、天使はモップを持ってなど、ほんわかしたドリーミーなストーリーが好きな女子にはぜひ勧めたい。

    とりたてて珍しい設定でもない捕物帳なのだが、主人公が自分よりも若い継母に振り回されたり、いやになるほど乙女ゴコロがわからなかったりと、ほのぼの要素満載。
    さらさらと方の力を抜いて読めるし、難しい時代考証も不要。

    時代物が苦手な人にも、オススメ。

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    2010年01月26日
  • 桜姫

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    笙子は大物歌舞伎役者の娘。
    15年前に、跡取り息子として期待されていた音也がなくなった後に引き取られたが、女の子では役者にはなれない。
    音也の首を絞めようとする悪夢を見る笙子は、何があったのか不審に思っていた。
    子供時代に別荘で音也と仲良くしていたという中村銀京という大部屋役者に出会い、奇妙な点のある音也の死について調べ始める。
    おりしも子役の少年が劇場でなくなるという事件が起きる。
    女形・瀬川小菊の知り合いの探偵・今泉文吾に調査を依頼することになるが…
    桜姫東文章の舞台をからめながら展開する〜封印された過去を巡る切ない恋の物語。
    平成14年単行本化された物の文庫。
    2007年の大ブレイクにつ

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    2025年08月23日
  • 巴之丞鹿の子~猿若町捕物帳~

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    巴之丞が探偵役かと思えばさにあらず。地道な調査と一瞬のひらめきで事件を解決に導き、大詰めでは芝居掛りでケレンを見せる手法が上手い。

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    2011年08月19日
  • 青葉の頃は終わった

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    「愛情という名で押しつけられるものは、決して拒むことができないのだ」っていう文章が、やはりこの作品全体を通じて貫かれているテーマだとは思うのですが、やっぱり人って愛情なしではなかなか生き抜いていくこと(いきることではなくて)って難しい一方で、愛情によって傷つきやすいっていうのは人の心も脆さというか儚さのようなものを感じさせますね。

    一番印象に残っているのは、自分が瞳子に対して示していた態度や見方が、彼女が巻き込まれたフランス旅行中の事件の犯人である日本人の男二人と同等に位置づけた瞬間ですね。ここまでの発想というか、思いを巡らせる展開は驚きでもありました。読み終わって感動する作品ではありませ

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    2009年10月07日
  • この島でいちばん高いところ

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    救いようの無さ、やりきれなさ、それから若さや強さやいろんなものがないまぜになっている感じ。恩田さんの少女ものが好きな人は好きなテイストかもしれないとかんじました。取り残された島での連続殺人事件。

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    2018年09月26日
  • 散りしかたみに

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     近藤史恵さんの歌舞伎ミステリーです。
    この人の歌舞伎ミステリーのシリーズ読んでると、
    私の中で、この人はこの役者さんのイメージっていうのが出てきます・
     今回のキーマン、登場人物の名前忘れちゃったんだけど(苦笑)
    顔に傷をおった役者さんのイメージ、スッとしてるイメージが勝手に出来上がって、
    なんとなく、お顔創った顔(化粧をした顔ね)が、
    中村梅玉さんのイメージができあがりました。
    年齢とかは全然違うんだけど、私の勝手なイメージ(笑)

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    2009年10月04日
  • 青葉の頃は終わった

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    人間関係の内に秘めたものをテーマにした作品が多い近藤史恵。彼女を自殺によって、いままで保たれていた友情がゆっくりと崩れつつある。そして残された者たちの自問は答えを見失い迷宮に入る。そもそも、この答えに明確な着地点などはないのだろう。そんな作品。

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    2010年05月14日
  • 散りしかたみに

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    歌舞伎座での公演中、毎日決まった箇所で降る花びらの謎を追う。
    女形の主人公と、友人の探偵が梨園を舞台にした謎を追うシリーズもの2作目。

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    2009年10月04日
  • ホテル・ピーベリー<新装版>

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    ミステリーなんだけど、ミステリーだけじゃない。

    恋とか愛とかが、大人になる程複雑になっていく気がする。
    子供の頃はただ「好き!!」だったのに、それだけじゃなくなったり。
    そんな心模様を描くのが上手だなぁと。

    まぁ、主人公の倫理観は謎すぎたのでまっっっったく共感はできなかったけどね。

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    2026年02月13日
  • ホテル・カイザリン 電子再編集版

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    短編集。ちょっと怖かったり、優しかったりいろんな話が入っている。後半になるにつけ、怖い話が増えていく。
    全体的な話しとして、人は結局は自分のことしかわかっていない。相手を見るのも自分の色眼鏡を通してから。優しく見えても、その裏はちがったり…という感じの話が多かった。

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    2026年02月12日
  • ヴァン・ショーをあなたに

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    前作にも登場していた、ヴァン・ショーの由来が知れた。前作ではヴェールに包まれ気味だった三舟シェフの過去の話が2話もあったし、いつも飄々としている彼の人間味がある部分が知れて嬉しい。大きな事件!というわけでもなく、日常の謎系の中でも安定のシリーズ。

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    2026年02月12日
  • オーロラが見られなくても

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    旅行から戻ったとき
    旅立つ前と同じ駅なのに、ほっとするあの感じ。見方を変えれば、見え方も変わる。
    地名を検索しながら、一緒に旅しました。

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    2026年02月11日
  • それでも旅に出るカフェ

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    1作目は単行本で購入し好きな作品だったのですが、2作目はコロナ禍を描いているということだったので、単行本での購入は見送りましたが、文庫になった今回購入してみました。
    世界の珍しいスイーツや飲み物が美味しそうに描かれているのは、前作同様良かったのですが、全編コロナ禍の状況下が描かれていた為、あまり物語の広がりを感じなかったのが残念です。

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    2026年02月11日
  • キアズマ

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    サクリファイスシリーズ4作目
    舞台が変わり、大学の自転車ロードレース

    単独の作品としても完成度は高いが、大学1年の話のみなので、次作があれば、評価は高くなっていくと思うが、さくりファイルには現時点では遠く及ばないけど、ヨーロッパから日本に誓が帰ってきて、一緒のチームで走ることになれば熱い

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    2026年02月07日
  • ホテル・カイザリン 電子再編集版

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    2026.02.06

    あーやっぱり近藤史恵さんの小説好きだわ〜。
    何気ない日常なのに急に不穏な空気になってくるところが大好物。
    私の大好きな旅の要素が入っている短編も、ゾクっとするような短編もあり、かつサクッと読めてあまり重くない小説を読みたかった今の私の気分にピッタリでした。

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    2026年02月06日
  • 歌舞伎座の怪紳士

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    何事も知らなければ見えてこないものがたくさんあると感じた。舞台ものの作品は何度か読んだことがあるが、初心者が観劇する目線での作品は初めてで、「わたしでも楽しめるかも」と思わせてくれる作品。
    好きなものがあるって人生を豊かにするなぁと改めて。最後の終わりかたが淡くてよかった。

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    2026年02月04日