近藤史恵のレビュー一覧

  • 桜姫

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    やはり近藤さんは心理描写が秀逸。
    笙子の苦しみ、切なさが痛いぐらい伝わってくる。
    ラストが優しくて良かった。


    でも、子役のくだりは・・・ただ痛々しさだけ残して、あれは、必要だったのだろうか・・と思わないでもなかったな。
    子供や動物が辛いのはダメだorz

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    2010年11月11日
  • 桜姫

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    歌舞伎シリーズ第三作だそうです。
    大物歌舞伎役者の娘・笙子と若手女形役者・中村銀京(ぎんけい)は
    十五年前に死んだ笙子の兄・音也の死について疑問を持ち、
    調べようと動き出すが、父や一門の者が執拗に阻止しようとする。
    一方、舞台で子役を務めた少年が大道具部屋で死んでいた。

    2つの死の真相を究明するべく依頼を受けた今泉文吾が
    たどり着いた結論とは?

    歌舞伎の狭い世界ならではのミステリーって感じです。
    音也の死の真相には驚愕しましたけど、
    久しぶりにドキドキキュンキュンしました。

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    2010年09月12日
  • 青葉の頃は終わった

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    大学時代の仲間の女性が飛び降り自殺を図った。

    死んだ彼女からハガキが届く。
    《私のことを殺さないで》

    いつも一緒にいた中に渦巻いていた感情。
    憧憬、羨望、嫉妬、庇護…。

    彼女を死に追いやったものは何なのか。
    彼女を《殺した》のは誰なのか。


    個人的には彼女の選んだ結果は到底納得できない。

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    2010年09月07日
  • 青葉の頃は終わった

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    近藤さんの話はいつも淡々としていながら美しい。

    大学時代の友人、河合瞳子の自殺により動揺する仲間たち。
    それぞれの視点から描かれた瞳子との関係。

    登場人物のキャラクターが確立されていたので、すごく読みやすかった。
    ただ疑問点が二つあり。(以下少しネタばれあり)
    1.ブリュッセルで写した4人の写真が残っていること。
    →普通あんなことが起こったあとでは、そんな写真は現像さえもしないのではないか。なんで持っているの?加代ちゃん。
    2.どうして瞳子は彼らとの旅行を嫌がらなかったのか。
    →自殺につながる事件に発展するだけに、ここはハッキリさせてほしかった。

    読書中この二つが気になって仕方がなかった

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    2010年08月09日
  • 天使はモップを持って

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    女の園みたいな部署に配属になって戸惑うばかりの大介
    男子には分からないだろうけど、そういう事って分かる!分かる!・・と
    共感出来る所があり親近感が湧きました。

    ちょっと頼りない大介を助けてくれるのが
    お掃除スタッフのキリコちゃんでとってもお洒落なうえにお掃除の天才
    さばさばした性格でとってもかわいい♪

    そんなキリコちゃんがお掃除を通して事件の真相を
    解き明かしていく過程はお見事!


    最終話に意外な展開があり
    大介もキリコちゃんもとても優しくて心温まりました。





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    2017年09月20日
  • にわか大根~猿若町捕物帳~

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    再読しました。最初にこれを読んだときも面白かったのですが、本シリーズの前2作を読んでからだと一層おもしろく、千蔭さんや、特にお駒さん・梅ヶ枝さんに感情移入できてよかったです。

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    2010年05月04日
  • 巴之丞鹿の子~猿若町捕物帳~

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    「にわか大根」(シリーズ三作目?)を先に読んで面白かったので、最初からと思って読みました。いや、なかなか良く出来た作品だと思います。全体としての謎と共に、登場人物各人がどういう人物であるか知りたくてどんどん読み進めてしまいました。シリーズの他の作品も読んでみようと思います。

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    2011年07月17日
  • にわか大根~猿若町捕物帳~

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    いばら姫、天使はモップを持ってなど、ほんわかしたドリーミーなストーリーが好きな女子にはぜひ勧めたい。

    とりたてて珍しい設定でもない捕物帳なのだが、主人公が自分よりも若い継母に振り回されたり、いやになるほど乙女ゴコロがわからなかったりと、ほのぼの要素満載。
    さらさらと方の力を抜いて読めるし、難しい時代考証も不要。

    時代物が苦手な人にも、オススメ。

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    2010年01月26日
  • 桜姫

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    笙子は大物歌舞伎役者の娘。
    15年前に、跡取り息子として期待されていた音也がなくなった後に引き取られたが、女の子では役者にはなれない。
    音也の首を絞めようとする悪夢を見る笙子は、何があったのか不審に思っていた。
    子供時代に別荘で音也と仲良くしていたという中村銀京という大部屋役者に出会い、奇妙な点のある音也の死について調べ始める。
    おりしも子役の少年が劇場でなくなるという事件が起きる。
    女形・瀬川小菊の知り合いの探偵・今泉文吾に調査を依頼することになるが…
    桜姫東文章の舞台をからめながら展開する〜封印された過去を巡る切ない恋の物語。
    平成14年単行本化された物の文庫。
    2007年の大ブレイクにつ

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    2025年08月23日
  • 巴之丞鹿の子~猿若町捕物帳~

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    巴之丞が探偵役かと思えばさにあらず。地道な調査と一瞬のひらめきで事件を解決に導き、大詰めでは芝居掛りでケレンを見せる手法が上手い。

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    2011年08月19日
  • 青葉の頃は終わった

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    「愛情という名で押しつけられるものは、決して拒むことができないのだ」っていう文章が、やはりこの作品全体を通じて貫かれているテーマだとは思うのですが、やっぱり人って愛情なしではなかなか生き抜いていくこと(いきることではなくて)って難しい一方で、愛情によって傷つきやすいっていうのは人の心も脆さというか儚さのようなものを感じさせますね。

    一番印象に残っているのは、自分が瞳子に対して示していた態度や見方が、彼女が巻き込まれたフランス旅行中の事件の犯人である日本人の男二人と同等に位置づけた瞬間ですね。ここまでの発想というか、思いを巡らせる展開は驚きでもありました。読み終わって感動する作品ではありませ

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    2009年10月07日
  • この島でいちばん高いところ

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    救いようの無さ、やりきれなさ、それから若さや強さやいろんなものがないまぜになっている感じ。恩田さんの少女ものが好きな人は好きなテイストかもしれないとかんじました。取り残された島での連続殺人事件。

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    2018年09月26日
  • 散りしかたみに

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     近藤史恵さんの歌舞伎ミステリーです。
    この人の歌舞伎ミステリーのシリーズ読んでると、
    私の中で、この人はこの役者さんのイメージっていうのが出てきます・
     今回のキーマン、登場人物の名前忘れちゃったんだけど(苦笑)
    顔に傷をおった役者さんのイメージ、スッとしてるイメージが勝手に出来上がって、
    なんとなく、お顔創った顔(化粧をした顔ね)が、
    中村梅玉さんのイメージができあがりました。
    年齢とかは全然違うんだけど、私の勝手なイメージ(笑)

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    2009年10月04日
  • 青葉の頃は終わった

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    人間関係の内に秘めたものをテーマにした作品が多い近藤史恵。彼女を自殺によって、いままで保たれていた友情がゆっくりと崩れつつある。そして残された者たちの自問は答えを見失い迷宮に入る。そもそも、この答えに明確な着地点などはないのだろう。そんな作品。

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    2010年05月14日
  • 散りしかたみに

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    歌舞伎座での公演中、毎日決まった箇所で降る花びらの謎を追う。
    女形の主人公と、友人の探偵が梨園を舞台にした謎を追うシリーズもの2作目。

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    2009年10月04日
  • たまごの旅人

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    2026/05/02

    新米の海外旅行添乗員のお話。
    好きなことを仕事にしたが故の苦労や葛藤は、私には実感としては全然ないのだけど(仕事が全然好きじゃないから。笑)、大変だろうなぁというのは容易に想像がつく。
    今までただ好きだったものに、義務感や責任が伴うようになるから。
    それでも真摯に向き合う主人公には、素直に頑張れと応援したくなった。

    イタリア旅行に行った時の添乗員さんを思い出しながら読んだ。
    あの方もいろんなことに気が利いて、たくさんのことを教えてくれたとても素敵な方だったなぁ。
    添乗員さんのことが少しだけ知れた、お仕事小説でした。

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    2026年05月02日
  • たまごの旅人

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    海外旅行をしたことがなくて、いってみたいなーと思い読み始めた。
    全然知識のない国もあったが実際に行ったような気分になり、情景を想像しながらわくわくした。
    新米の緊張感やツアー客とのやりとりも面白かった。
    キラキラした仕事に見えるが、苦しい部分もかなりあるんだなと全ての章から伺えた。

    私にとっては最後ちょっと寂しくて消化不良感が否めない……新たな世界に踏み込んでいって希望はあったけど、また海外添乗員として世界を飛び回って宮城さんと再会してほしいな。

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    2026年05月02日
  • ねむりねずみ

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    歌舞伎の上演中に起きた殺人事件。
    真相を知った瞬間は「お前っ…!」って思ったけど、某映画の影響もあってか「芸事にはそれぐらいの狂気が必要なのかも」と妙に納得してしまった。
    この事件を調べる私立探偵の今泉と女形役者の小菊のコンビが良い。
    シリーズものらしいので他作品も読んでみたい。

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    2026年04月30日
  • たまごの旅人

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    添乗員目線で旅行をしたことがなかったので新鮮でした。旅の途中で話が終わってしまうことが多いため、終わりまで見届けたかったです。

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    2026年04月30日
  • ホテル・ピーベリー<新装版>

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    「世界には十三の気候区があるって知ってる?」
    「ええと、熱帯、温帯、寒帯、乾燥帯くらいなら……」
    「ハワイ島にはその十三のうち、十一までもあるの」

    ハワイ島にめっっっちゃ行きたくなる。
    キラウエア火山も、マウナケアも行きたい。
    オアフ島は行ったことあるけどTHE観光地やったし、
    ハワイ島の大自然も満喫してみたいな。のんびりしたい。


    前半は、のんびりハワイ島の民泊滞在。
    後半は、しっかりミステリー。って感じで面白かった。

    1つめの違和感には気付けてたけど、
    それがなんで、ってところまでは気付けなかったー。
    主人公の心情もちょっと気持ち悪いけど、まぁ面白かった。
    とにかくハワイに行きたい。

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    2026年04月27日