近藤史恵のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
仕事を辞め、金髪に染め、日本を脱出した木崎。何やら傷を抱えている木崎くん。
ハワイ島にある一風変わった、生涯で一度しか泊まれないというホテル・ピーベリーに3ヶ月滞在することに。
よく働くホテル経営者の和美、滞在者とともに良きバケーションのスタートを切った。はずだったが、1人死に、2人死に、これは殺人か事故か、そしてホテル・ピーベリーとは何なのか。
ミステリーです。
途中まではふわふわとした傷心の主人公を眺めるだけで、はやく何か起こらないかなあと焦れますが、離脱しないでください。最後に向かって伏線回収が始まります。
回収は見事、ですが、なんでかすっきり腹落ち、とはならず、ちょっともやつきが残り -
Posted by ブクログ
2026/05/02
新米の海外旅行添乗員のお話。
好きなことを仕事にしたが故の苦労や葛藤は、私には実感としては全然ないのだけど(仕事が全然好きじゃないから。笑)、大変だろうなぁというのは容易に想像がつく。
今までただ好きだったものに、義務感や責任が伴うようになるから。
それでも真摯に向き合う主人公には、素直に頑張れと応援したくなった。
イタリア旅行に行った時の添乗員さんを思い出しながら読んだ。
あの方もいろんなことに気が利いて、たくさんのことを教えてくれたとても素敵な方だったなぁ。
添乗員さんのことが少しだけ知れた、お仕事小説でした。 -
Posted by ブクログ
「世界には十三の気候区があるって知ってる?」
「ええと、熱帯、温帯、寒帯、乾燥帯くらいなら……」
「ハワイ島にはその十三のうち、十一までもあるの」
ハワイ島にめっっっちゃ行きたくなる。
キラウエア火山も、マウナケアも行きたい。
オアフ島は行ったことあるけどTHE観光地やったし、
ハワイ島の大自然も満喫してみたいな。のんびりしたい。
前半は、のんびりハワイ島の民泊滞在。
後半は、しっかりミステリー。って感じで面白かった。
1つめの違和感には気付けてたけど、
それがなんで、ってところまでは気付けなかったー。
主人公の心情もちょっと気持ち悪いけど、まぁ面白かった。
とにかくハワイに行きたい。 -
Posted by ブクログ
傷ついた人たちが、海外旅行中に思いを馳せ、美味しいものを食べる話。
私は孤独に押しつぶされるのが怖くてできなかったけど、次にどん底だと思った時には海外へパッと行ってみたい。
女友達が結婚して寂しさを感じる話は、少し気持ちが分かった。遠くに行ってしまった気がしてしまうけど、意外と相手は何も変わっていなくて。今まで一緒に積み重ねてきた時間はその子が夫と積み重ねた時間とはまた別で、比べるものじゃないと思った。
「もしかすると、たくさんの世界を見るというのはそういうことかもしれない。嫌いなものは増えていくかもしれないけれど、一方で好きなものも残る。嫌いと好きが両手に抱えきれないほど増えていくけど、