近藤史恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
大阪の和菓子屋が舞台。ふわっと優しい当たり障りのないストーリーかと思ったら、良い意味で違っていて良かった。
つぐみの身体に曾祖母の魂が乗り移ってしまうという設定。その願いとは……。
まさかの展開でした。
曾祖母の願いの行きつく先も気になりますが、会話のあちこちにある私たちを取り巻く問題の描写や無自覚な偏見にハッとさせられた。
正反対の性格をした姉妹の関係性の変化や、大正時代を生き抜いた曾祖母のこと、姉・小梅の仕事への向き合い方。
いろいろなことに考えや感情をめぐらせながら読んだ。
そして、個人的なところでは、留学したいという小梅と親のやりとりに既視感。
芋あんのキンツバ、六方焼き、すずめ -
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Posted by ブクログ
友達の基準って一体なんだろうと思わせてくれる作品でした。
あらすじと書き出しだけだと女同士のドロドロが始まるのかなと思ったのですが、良い意味で裏切られました。周りの大人達が手を差し伸べていたら、あるいは彼女たちの気持ちを汲み取ることができていたら、三人はもっと幸せで犯罪とは無縁の人生を送ることができたのかもしれません。
でも裏を返せば3人の歪な友情は成り立たなかったでしょう。
彼女たちの友情が歪かどうかはきっと当事者じゃなければわからないと思います。少なくとも私にはみんな良い友達だねとは言えない。ただ、友達同士なら一方的に尽くすことは正しいことではないと思うけど、お互いがお互いに救われていたと