近藤史恵のレビュー一覧

  • おはようおかえり

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    妹にひいおばあちゃんが乗り移った

    家業の和菓子屋で働く姉
    エジプト留学を目指す大学生の妹
    姉のもやもや
    姉妹のもやもや
    娘と両親のもやもや

    なんだか自分の中のもやもやを
    引っ張り出されるような

    糖分の摂りすぎはよくないけれど
    やっぱり甘いものは
    読んでいたって癒される
    口がもう和菓子屋モード

    結末にややもやもやが残るけど
    もやもやを解決しないといけないわけではない

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    2025年04月18日
  • ときどき旅に出るカフェ

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    ちょっぴりミステリーの要素が入った、ほのぼのカフェ小説。
    いろんな国の、知らないスイーツやドリンクが出てきて興味深いです。
    本当に世界は広い、しらないこといっぱいだなと思い知らされました。
    感動したりドキドキワクワクしたり、心動かされるようなことは特になかったです。

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    2025年04月16日
  • おはようおかえり

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    不思議な話だなーなんて読み進めたら曾祖母の榊が綾乃に送った手紙が想像の上すぎてびっくりしたー。ジュンと小梅の関係も昔と今の対比っぽくてよかったな。あの時代に女手一つで店を切り盛りしてってすごい。にしても、小梅って名前かわいいな

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    2025年04月15日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    ネタバレ

    美味しい記憶って忘れたくない、本当にそうだな
    出身が三重県ですが、伊勢うどんは好きじゃないので気持ちがわかります!

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    2025年04月13日
  • たまごの旅人

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    表紙が可愛いくて購入。

    主人公、堀田遥は新人添乗員。海外旅行の添乗員ということで、各国の旅行の楽しい出来事、トラブル、失敗談の話かと思って読み始めたのだけど、少し違った。もちろん綺麗な風景、美味しい食べ物、その土地の文化なども書かれているので、「いいな〜、私も行きたいな〜」と羨ましいかった。

    でも私は旅行の話よりツアーの参加者の気持ちの方が印象に残った。参加者も色々な人がいる。良い人、宜しくない人。その宜しくない人の相手を新人添乗員の遥はよくやっていると思う。心の中では怒ってても、お客さんにいい思い出を作ってほしくて奮闘する。その宜しくないお客さんと話すことにより、その人の背景が見えてきて

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    2025年04月12日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    夜食をテーマにした6つの短編集

    標野凪さんの「バター多めのチーズ入りふわふわスクランブルエッグ」
    コレはかなりの元彼への未練たらたらストーリー
    スクランブルエッグは無理矢理こじ付けた感がありました

    冬森灯さんの「ひめくり小鍋」
    終電を逃した為に初めて会った人とたとえ同じ女性でも行動を共にするか?それも深夜にお寺
    たどり着いた店は合言葉が必要だったり占い要素もあったり、でも実際は新聞販売店と言う、いろんな要素満載の話しだった

    友井羊さんの「深夜に二人で背脂ラーメンを」
    自分が事故死した人の原因になったかもしれないと思った2人の話し
    事故死ではなく真犯人がいるかのようなミステリータッチでドキ

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    2025年04月12日
  • シャルロットのアルバイト

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    前に読んだシリーズの続編。
    子猫でも破壊力はすごいことを知っているので、子犬の破壊力はけた違いだろうなぁ…と思いました。テレビをなぎ倒す… あまり考えたくはない…。

    実際に面倒をみる人の意見を聞かず、生き物を飼うのは本当に良くない。しかし実際、母の友人2人は特にほしいとも言ってないのに、息子に犬をプレゼントされていた。そして世話が面倒だと愚痴っていた。
    男性は自分が犬が欲しいと家族もそうだろうと思う人が多いのかもしれないな、なんて思いました。

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    2025年04月10日
  • 天使はモップを持って

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    堂々の星3つといったところか。

    非常に読み易く、サクサク読み進む。

    しかし、その分読み終わった後には何も残らない。
    読み終わったなぁという感情だけだ。

    只々、本を読み終わったと思うだけだ。

    本を読むとは人間の感情の動きや機微を味わい、また、物語に想いを馳せることに真意があるのでは無いか。

    なんて、考えて本を読んでなどいないが。

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    2025年04月06日
  • これが最後のおたよりです

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    "最後のおたより"に沿ってなのか、全ての作品でヒトが死んでいる。中には感動作もあったけど、全体的に振り返るともやもや感が少し残った。
    過去から今に繋がる内容なので、頭の中で整理していくのは大変だったけど、過去があって今があるっていう歴史を辿るような感覚になりました。

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    2025年04月06日
  • インフルエンス

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    友達の基準って一体なんだろうと思わせてくれる作品でした。
    あらすじと書き出しだけだと女同士のドロドロが始まるのかなと思ったのですが、良い意味で裏切られました。周りの大人達が手を差し伸べていたら、あるいは彼女たちの気持ちを汲み取ることができていたら、三人はもっと幸せで犯罪とは無縁の人生を送ることができたのかもしれません。
    でも裏を返せば3人の歪な友情は成り立たなかったでしょう。
    彼女たちの友情が歪かどうかはきっと当事者じゃなければわからないと思います。少なくとも私にはみんな良い友達だねとは言えない。ただ、友達同士なら一方的に尽くすことは正しいことではないと思うけど、お互いがお互いに救われていたと

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    2025年04月06日
  • シャルロットの憂鬱

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    元警察犬のシェパード・シャルロットと飼い主夫婦が様々な事件に遭遇するご近所ミステリ連作。
    穏やかで優しいシャルロットが可愛い。ストーリーはほのぼのだけではなく、人間のエゴなど考えさせられることも描かれていました。

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    2025年04月06日
  • これが最後のおたよりです

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    一つのテーマで いろんな作家さんが作品を書くアンソロジー。
    昨今書かなくなってきた手紙… メールとは違って、言葉が生きてる気がしますね。

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    2025年04月05日
  • 桜姫

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    歌舞伎が舞台のストーリー。
    内容からシリーズ?なのかな?と。

    歌舞伎の独特な世界なのもあって、興味深く読んでいたし、どうなる?とハラハラもしていたが……

    随分前の作品なのもあり、性的マイノリティに理解がない時代背景からか?
    真相を知ったとき、うーん、、、となって残念な気持ちに。

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    2025年04月02日
  • 演じられた白い夜

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    雪の山荘の雰囲気を感じたいのであれば良いかも。

    気になった誤表記・誤字:
    P. 140 名前を上げる。←名前を挙げる、が正しい。
    P. 164 そうすれば←そうだとすれば、が正しい。

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    2025年03月30日
  • たまごの旅人

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    新米ツアコンが一癖も二癖もあるお客さん達に揉まれながら成長していく奮闘記。嫌な感じの年配の方が沢山出てきたり、生まれた時代や性別のせいで辛い目に合う方も多く物語中結構挫折しそうに
    派遣だから、女だから、年配の方に職場で多少なりとも苦労した人はちょっと読んでる時に心が辛くなるかも
    それでも頑張ってる主人公が最後報われるかと思いきや……タルトタタンの近藤史恵さんの作品とは少し違うちょっと現実的なお話

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    2025年03月29日
  • ヴァン・ショーをあなたに

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    もう冬は終わり、4月前なのに夏を感じる日も多いですが、ヴァンショーを飲んでみたくなりました。

    「無理やり太らせた鵞鳥の肝は不自然で退廃的な味だ。」
    「きっと、サロンの暖炉の前、ブルネットの彼女が座っている。」

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    2025年03月28日
  • ホテル・カイザリン 電子再編集版

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    ホテル・カイザリンを舞台にした短編集かと思ったらそれぞれ違う作品だった!

    私が好きなのは…
    『金色の風』
    バレエダンサーの夢を諦め、パリに降り立った夕(ゆう)…
    これまでの努力は無駄だったのか…
    そんな彼女の前を風のように走り抜けていくブロンドのポニーテールの女性とお揃いの金色の毛を揺らすゴールデン・レトリバー
    彼女たちに出会い、ランニングを始め
    美しいパリの街並みを走り出す夕…
    「パリマラソンに挑戦しよう!」
    そしてある日…
    虹の橋を渡った愛犬を思い出して、涙、涙…

    『未事故物件』
    東京で念願だった一人暮らしを始めた初美…
    しかし上の部屋から朝の4時に洗濯機の音が響き渡る
    寝不足が続き

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    2025年03月28日
  • 私の命はあなたの命より軽い

    匿名

    購入済み

    ミワの周りは異常だ。父親親の気持ちはわからなくないけれど、やりすぎだ。両親共に頑なに姉に真実を話さない。それも姉を思っての行動ではない。やっと落ち着いたと思ったのに、次は旦那と妹?悲惨すぎるだろ。

    #ドロドロ

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    2025年03月27日
  • 南方署強行犯係 黄泉路の犬 〈新装版〉

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    ルーキーと呼ばれた新米刑事とクールで
    表情が読めない女性刑事の黒岩。

    異色な二人なのに早くも名コンビに見える
    二人が地道に事件を追う姿は、かっこいい系の
    刑事のミステリーとは一味違ういリアル感と
    人間味に読んでいてハマります。

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    2025年03月21日
  • スーツケースの半分は

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    旅行に行きたいと思った。色々苦しい日々だけど、自分で稼いだお金を使って自分のしたいことたくさんしたい。

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    2025年03月21日