近藤史恵のレビュー一覧

  • サヴァイヴ

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    自転車ロードレース、サクリファイスシリーズの3作目。

    スピンオフの短編集となっているが、結構登場人物忘れてたなぁ…サクリファイスから連続して読んだら何倍にも面白くなる作品だと思う。
    ロードレースにかける日本人の想いが熱く伝わって来た。

    シリーズ毎に、誰かしら死ななければならないのは少々ワンパターンで悲しくなる。

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    2025年11月21日
  • たまごの旅人

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    新人添乗員が世界各国へ巡る旅行小説。新人らしくトラブルの対処にてんやわんやする。
    でも何かその国に行ってる気分になった。普段旅行なんてしないけど、なんか楽しい。
    ワガママを言う客達、ホントに腹が立つな。金を払っていたら何を言ってもいいのと思ってるのか。

    終わり方がコロナ禍という制限を食らったことで尻切れ蜻蛉な感じで物足らない感じがあった。残念。
    その後の遥とまた疑似旅行に行きたいな。他の国編の続編希望。

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    2025年11月18日
  • インフルエンス

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    近藤史恵さんって、ちょっとイヤミス系とコージーミステリーに大きく別れるのかな。
    この作品はイヤミス系。
    団地で出会った3人の少女たちが、近付いたり離れたり、愛しんだり憎んだりしながら過ごす半生の物語。
    とても重くて壮大だった。

    大事な友達の為に何でもしてあげたい。という気持ちは分からなくもないけれど、それが自分の人生に傷をつけても構わない。という覚悟までは共感出来なかった。
    読んでいて楽しい気分にはなれないけれど、傑作だと思う

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    2025年11月18日
  • キッチンつれづれ

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    キッチンには使った人の気配や家族の想い出が詰まっている。色んな家族の生活をちょっと覗ける短編集。
    “レシピ本はその時代の人たちとつながっている。”
    キッチンに立つ度に、この言葉を思い出して、優しい気持ちで料理が出来そう。

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    2025年11月16日
  • ホテル・ピーベリー<新装版>

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    久しぶりに本屋をぶらぶらしていたら、ランキング1位に、ホテル・ピーベリー新装版が並んでいたので、さっそく。
    ミステリーではあるのだろうけど、ミステリー要素より主人公の心情や葛藤がメインに描かれている。心温まるような居心地の良いホテル・ピーベリーで出会いがあり、事件も起こる。心が壊れて生きることに疲れてしまった主人公の再生の物語とも言えるのかも。再生のてがかりは手元にあるのかもしれないけれど。

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    2025年11月16日
  • これが最後のおたよりです

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    好きなのもそれほどでも…のもあったけど、よかったです。

    猫への遺言
    とても素敵なご主人だな。

    十年日記
    これは、あたしも書いていて、二冊目なんだけど、
    なんか予感があったときには、先に処分しておこうと思ってるけど…
    こんなに素敵な人もいるんだな…と、自分の日記と比べて、恥ずかしくなったよ…泣

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    2025年11月16日
  • ヴァン・ショーをあなたに

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    「愛」という、目に見えない感情が、これほどまでに鮮やかに物語を動かす鍵になるとは。
    一つひとつのエピソードの背景には、必ず誰かを想う切実な心が隠されています。三舟シェフが差し出すヴァン・ショーのように、冷え切った心をじわじわと温めてくれる解決の数々。派手な事件が起きるわけではないけれど、そこにある「愛」の深さに、読み終えた後は柔らかな余韻が胸に広がります。心に栄養をくれるような、誠実で優しい一冊でした。

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    2026年03月24日
  • ホテル・ピーベリー<新装版>

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    この人のかく文章はやっぱり好き
    スっと頭に情景が浮かんで、心情にいつもハッとする
    思ってたより恋愛要素が多かった
    主人公の狂気とそこに紛れた秘密たち
    最後まで楽しんで読めました

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    2025年11月12日
  • 三つの名を持つ犬〈新装版〉

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    エル、ササミ、ナナどれも同じ犬を指していて、サスペンス物語とは思っていなかった。可愛い犬も身勝手な人間達に利用されてしまうのが残念である。最後はまともになったのかな?と思う。

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    2025年11月11日
  • インフルエンス

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    大きな団地で過ごした友梨は友達が祖父から虐待されていることを知りながら、助ける事ができなかった事が心残りだった。そんな時同居から引っ越して来た子が暴漢に襲われた時に揉み合い殺害してしまう。なぜ正当防衛にならなかったのか…人生が大きく変わってしまった。

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    2025年11月11日
  • わたしの本の空白は

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    記憶を無くした女と過去の恋愛事情がややこしい。誰を信じていいのか?自分でさえも信じられない。しかし、段々と記憶を取り戻して、そういうことか!とわかってきたら一気に読めてしまった。

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    2025年11月11日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    ネタバレ

    美味しいご飯が出てくるアンソロジー。タイトルと表紙に惹かれて手に取った。

    あくまで私の個人的感想なので好きな人には許して欲しいのだけど、1話目のスクランブルエッグの話はかなりビミョーだった。
    でも2話目の「ひめくり小鍋」がなかなか良くて、季節柄お鍋いいなー、しかも1人用のやつ!
    主人公の行動や、合言葉が必要とか、まあツッコミどころはあるのだけど。

    3話目の、背脂ラーメンの話がいちばん面白かった。途中まで、この人、殺人を犯したのでは?とドキドキしながら読んでいたら、違ってかなりホッとした。でも、自分のほんの小さな悪意が、ある人を事故死に追いやったのでは、と苦悩していた。その男性の友人もまた、

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    2025年11月09日
  • タルト・タタンの夢

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    一話一話が短く、隙間時間に読み進めるには最適な構成でした。
    しかし、物語の核となるフランス料理の名前が全く馴染みのないものばかりで、せっかくの推理を聞いてもピンとこない場面が多かったです。料理の知識がある人にはたまらない伏線なのでしょうが、予備知識がない立場からすると、謎解きの面白さよりも「どんな料理だろう?」という疑問が先に立ってしまい、物語に没入しきれなかったのが惜しまれます。

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    2025年11月06日
  • 昨日の海は

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    近藤さんはこのようなテイストの本も書くのか、と思った。ゆっくり静かに、感情の動きを思春期ならではの歯痒さと共に描いている。田舎ってたいへんだな、とも思いつつ、自然と共に暮らすことの尊さに対する憧れも抱く。お祖父さん、強烈な人だな。残された者として、どのように感情の整理をつけるべきか、悩むのは尤もだ。

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    2025年11月04日
  • これが最後のおたよりです

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    アミの会によるアンソロジー

    もうひとつある 高宮家四訓 大崎梢
    孤独の谷 近藤史恵
    扉を開けて 篠田真由美
    猫への遺言 柴田よしき
    キノコ煙突と港の絵 永嶋恵美
    十年日記 新津きよみ
    そのハッカーの名は 福田和代
    みきにはえりぬ 松尾由美
    青い封筒 松村比呂美
    黄昏飛行 時の魔法編 光原百合
    たからのちず 矢崎存美

    好きだったのは、もうひとつある、十年日記、青い封筒かな。(孤独の谷も面白かったけど既読だったので)

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    2025年11月04日
  • おはようおかえり

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    大阪で何十年も営む老舗の和菓子屋。そこの姉妹の話だが、姉は和菓子屋で働くが、妹は劇団員をしている。ある日、突然ひいおばあちゃんが、妹に乗り移り過去の出来事を二人が解決していく。夫婦であっても人間関係は本当に難しい。

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    2025年10月31日
  • シャルロットのアルバイト

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    今回のシャルロットシリーズは、こうすけが子犬を預かる事になってしまい、様々な事件が起きる。テレビが壊されたり。それでも子犬は可愛い。天使と悪魔とはよく言ったものだ。

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    2025年10月31日
  • [新版]天使はモップを持って

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    ずいぶん前の作品で古いなと感じる部分もあるが、事件の奥に潜むジェンダー問題などのモヤっとすることに鋭く切り込んでくるところはさすが近藤さん。現在も起きてる問題にも通じると思う。
    コージーミステリーで軽くさらりと読めて良い。

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    2025年10月26日
  • おはようおかえり

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    ネタバレ

    曾祖母が妹に乗り移って未練を晴らそうとするお話。
    最後がふわっとしててちょっと物足りない気持ち。乗り移るところをもっと欲しかったのと、どうせならもっと謳歌してほしかった。
    とりあえず和菓子、練り切りが食べたくなりました。

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    2025年10月25日
  • 天使はモップを持って

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    まさにギャル!といういでたちながらビルの清掃を完璧にこなすキリコと、新入社員でキリコに振り回される大介。ふたりが会社で起こる不可解な事件を解決していきます。
    でもスッキリ解決!というより人間の悲しい部分、偏見、嫉妬など、汚れた部分をそれぞれが持っていて、事件を起こした彼ら自身がそれを払拭できているのかどうかは分かりません。
    共感出来たり出来なかったりですが、続きが気になりどんどん読みたくなります。一方主役のふたりが私の好きな近藤史恵さんの描く主人公とはちょっと雰囲気が違うのでシリーズを読むのは迷っています。

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    2025年10月17日