近藤史恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
このホテルの皆んなは全員嘘を付いている
ホテル・ピーベリー読み終わりました。
ホテル内での連続殺人を探偵役がどのように解決するのかみたいな純ミステリーを想像していましたが、中身は相談していた構成とは少し異なるようでした。
最初の事件が起こるのも、物語中盤くらいからで、それまではホテルの登場人物それぞれと関係を深めたり、ハワイについての話だったり、と特別事件と何かあるような話でもなかったです。伏線が張られていて、後から一つずつ回収されるのとは違うように思えます。
読み終わったあと、え、この話いる?この設定いる?みたいなのが多く、この小説のミステリー部分だけを要約するとすごく短くなってしまうような感じです。
とは言っても、えええそうなんだ!!となる部分もあり、普通に面白い作品でした。すごい伏線があるわけではないのですが、もう一回読み返したくなる作品であることには間違いありません。一度は手に取って読んでみるのアリです。
2026年7冊目 -
Posted by ブクログ
2026.04.04
読む前は変なタイトルだな、「おはよう」「おかえり」ってどういうこと?と思っていたら、早く帰ってきてという意味だとわかってなるほどと思った。
「和菓子のアン」のような軽いミステリを解く和菓子がテーマの小説なのかなと思っていたけどだいぶ違っていた。きんつばは食べたことないけれどあんこやお芋の素朴な美味しさが沁みるお菓子なんだろうな。
ジュンさんの作るカレーもとても美味しそうで食べてみたいと思った。
2作続けて大好きな近藤史恵さんの小説を読んだ。どちらも偶然なのか、主人公がきょうだいの人生と自分の人生を比較して自信のない思いを持っているけれど、いろんな出来事が起こって思い悩んで少しずつ行動するテーマが共通する小説だった。 -
Posted by ブクログ
ハワイ島にあるホテル・ピーベリー。「リピーターお断り」の、この小さなホテルに宿泊中の二人の死亡事故から、思わぬ真実が明かされるミステリーです。
宿泊者
・教師を辞めてきた木崎淳平
・婚約中の桑島七生。
・陽気なキャラの佐奇森真
・アロハシャツの蒲生祐司
・カメラ好きの青柳寛一郎
ホテルのスタッフ瀬尾和美
和美の夫、カフェWAKA経営者の瀬尾洋平
この中の全員が嘘をついているのか?
帯にかかれた言葉を気にしつつの読書でした。
自然豊かなハワイ島とピーベリーというコーヒー豆に興味が湧いて来る一方で、段々不穏になっていく小説の結末に、驚かされました。