近藤史恵のレビュー一覧

  • エデン

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    前作のサクリファイスが面白かったのでかなり期待値が上がった状態で読みました。
    ミステリ要素ほぼないからか、少しがっかり。
    ただの自転車小説として読めばいいのかもしれないが、サクリファイスの方が断然よかった。

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    2026年01月24日
  • シャルロットの憂鬱

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    犬と人間が一緒に住むということの良さが伝わった。
    物語の中で何度も出てくるシャルロットの気持ちを表す言葉に、可愛い、と思わずにはいられなかった。
    犬を飼っていると交友関係が広がる。良くも悪くも。
    飼い主はこの子がいれば大丈夫だと思い、犬もまた人との生活を覚え、信頼する。
    そんな生活に、少し憧れてしまった。

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    2026年01月24日
  • スーツケースの半分は

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    ネタバレ

    旅行全然行かないけど一人旅いいなあと思った。
    新しいスーツケース買いたくなった。
    のんびりした作風だなと思って気を抜いてたらラストで悪い奴が出てきてちょっとびっくりした。
    自分のことを人見知りとか無愛想って言えちゃう人が傲慢って一理あるよなと思いました。
    必要以上に人の顔色窺うこともないけど、いい年してそれを言い訳にするのは相手への甘えだと思う(自戒)
    世の中の大抵はみんなある程度人見知りだし無愛想だけどちょっと無理して相手とコミュニケーション取ってんだよ…

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    2026年01月23日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

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    「ラスト」「メッセージ」の2つを題材にした短編小説。
    とても読みやすかった。
    特に「猫への遺言」での意外な展開とラストへの結びが心に残った。
    また「青い封筒」での高校生男子を持つ母の息子への接し方や夫婦関係もリアルだと思った。

    キーセンテンスは同じでも、内容は多様化していて面白かった。

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    2026年01月23日
  • マカロンはマカロン

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    ネタバレ

    「フィンランド語には、英語やフランス語と違い、三人称に男性形と女性形がないんですよ。『彼』と『彼女』の区別がない」

    タイムリーなことに、最近『フィンランド語は猫の言葉』(稲垣美晴 著)を読んで、フィンランド語に彼、彼女の区別がないことを知って驚いたところでした。

    不便はないのだろうかと思いましたが、考えてみると最近、私も男性女性を特に言う必要がないときや、聞き手に先入観を与えたくない場合に男女の情報を加えないようにしているので、男性か女性か区別がなくても、それほど困らないのかもしれないと感じました。

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    2026年04月11日
  • ヴァン・ショーをあなたに

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    ネタバレ

    『天空の泉』

    武者修行中の三舟シェフのお話です。
    相変わらず冴え渡る推理力で真実を明らかにしていきます。

    この頃からすでに自分の料理の腕前にも誇りを持っている様子が窺い知れました。

    三舟シェフが推理を披露していく過程で、主人公の迷う心が晴れ、それによってその人が自信を持って次の行動に出ることができるようになったのだ思いました。

    三舟シェフは素っ気ない性格ですが、人間が嫌いなわけではないのだと改めて思いました。

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    2026年04月11日
  • たまごの旅人

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    ”好きなことを仕事にするということは、好きなことの中に痛みや後悔が降り積もることなのだ。”

    ”叶った望みはいつの間にか日常になり、叶わなかった望みだけが大きく感じられる。”

    特に好きなフレーズ。
    近藤史恵さんの書く文章はいつも私が気が付かないことを教えてくれる。
    色んな国の知らなかった場所を知ることができて楽しかった。オーロラ、見てみたいなあ

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    2026年01月16日
  • さいごの毛布

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    自分を卑下してバリアを築く主人公にはあまり感情移入できなかったけれど、それでも人の心を巧みに描くさすがの近藤さん。
    犬たちの描写がかわいかった。

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    2026年01月16日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    「眠れぬ夜のご褒美」というタイトルにピッタリな短編小説が6人の作家さんによって書かれている。
    夜に読むとお腹が空きます(笑)
    短編なので時間がない時などにサクサク読めて、とても読みやすかったです。

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    2026年01月13日
  • たまごの旅人

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    文章が軽くて読みやすい。旅行が好きだからするすると最後まで読めた。

    昔、初めて参加した海外ツアーで他の参加者に嫌な思いをして以来ツアー旅行は避けてきた。作中に出てくる年配男性がそのときの記憶と重なって、やっぱりツアーでは起こりがちな話なんだと思った。

    「個人旅行派はなぜツアーを下に見るのか」という問いが出てくる場面があり、そこで語られる主人公のツアー旅行に対する捉え方が印象に残った。

    明るく楽しい旅物語ではないけれど、旅行の仕方や人生について考えさせられる本だった。

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    2026年01月12日
  • 天使はモップを持って

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    主人公のキャラが良い。
    仕事に対する熱意や愛情は見習わないといけないと思う。清々しい女の子。
    設定年齢に見合わない思考回路だとは思うけど、、、

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    2026年01月07日
  • あなたに贈る×(キス)

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    キスで感染し死に至る病が蔓延する世界で起きた女子高生の死。全寮制の学園が舞台ということもあり、全体的に耽美な世界観。10年以上前に書かれた作品ですが、ラストの不穏さも含めコロナ禍の閉塞した状況を思い出しました。

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    2026年01月04日
  • たまごの旅人

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    なりたかった職業、添乗員となりいろいろな国へ行く。新人だし初めて行く国であり苦労もトラブルあるが解決していく。成長物語はさほど面白くはないが、行く先々の国が魅力的だった。アイスランドに行ってみたい。

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    2026年01月03日
  • 天使はモップを持って

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    祖母の本棚から。

    オフィスビルに似合わぬお掃除ギャルが、塵や汚れと一緒に問題もキレイに解決!
    ナースのお仕事みたいな軽ーく、ゆるーく楽しめるお仕事小説。

    キリコちゃんのカラッと具合が気持ちよく、OL達がまさにTVドラマに出てきがちなOL!なのも軽く楽しめる要因かも。
    途中で出てくる二枚目サラリーマンには腹が立ったけど。
    陰で支えてくれるような仕事を見下したり馬鹿にするような人、本当に好きになれない。
    うちのビルもそうだけど…お掃除マン・ウーマンの皆さん、あんなにいつでもピッカピカにできるって本当に素晴らしいことだよなあ。感謝感謝。

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    2026年01月02日
  • おいしい旅 初めて編

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    サラッと読むには良い。
    でも何かすごく心に残ったかと言われると難しい。
    アンソロジーの良さと限界なのかなぁ。

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    2026年01月02日
  • 南方署強行犯係 黄泉路の犬 〈新装版〉

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    シリーズ2作目。

    多頭飼育崩壊やアニマル・ホーダーなど、自分には馴染みのないテーマのお話だったので勉強になった。
    ペットを取り巻く状況には胸が苦しくなるばかり。
    20年前に刊行された小説なので、今ではこの状況が良い方向に向かっているといいな…と思う。

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    2026年01月02日
  • たまごの旅人

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    2025.12.30

    この本の存在を知り、旅行中に絶対読みたい!と思い初めて近藤史恵さんの小説を購入してみました。
    新人添乗員の主人公が海外旅行のアテンドを通して成長していくストーリーで、戸惑いや焦りがリアルでした。私はツアー旅行は好きじゃないけど、添乗員さんという職業はちょっと憧れます。(自分の事情しか考えないワガママな人やトラブルメーカーのツアー客にはイライラを隠せないと思うので絶対向いてない)
    パリ以外は行ったことのない場所だったので、添乗員になったらこんな国も行けるんだなあと羨ましくなりました。

    思った通り読みやすい短編ばかりで、海外旅行中に軽く暇つぶししたい時に読むのに本当にピッ

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    2026年01月03日
  • 南方署強行犯係 狼の寓話 〈新装版〉

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    新人刑事の會川は初現場でミスをしてしまい、変人と評判の女性刑事とバディを組み殺人事件を担当することに…。

    冒頭に挿入された寓話が、読んでいくうちに真相とつながっていく趣向にぞくぞくさせられた。
    事件の問題の根深さや深刻さが重く、やるせなさが残るお話。

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    2025年12月27日
  • 凍える島

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    近藤さんのデビュー作を初めて読みました。93年の作品なので、だいぶ前の作品。ほほぅ、デビューはこんな感じだったんだと興味深く読みました。なんか文章や人物の世界観がちょっと江國香織さんみを感じるというか、やたらとエモーショナルな感じ……

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    2025年12月26日
  • 凍える島

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    ★3.5

    近藤史恵の処女作品らしい。出版されたのは1993年という事で、32年ほど前。とはいえ、まだ平静だったはずなんだけど、文体はコーヒーを“コオヒイ”とか、デザートを“デザアト”の様に書き、「一体いつの時代なんだ?」と惑わせられる。

    タイトルが『凍える島』なので、北の島の話かと思いきやさにあらず、瀬戸内海に浮かぶS島という事になっている。そんな島で連続殺人が発生していくのがこの作品。絶海の孤島で起きる連続殺人という作品は数多あるけど、上述の様な文体であることもあり、緊張感と共に、何故だか気だるさを感じさせられるのは気のせい?

    近藤史恵は、シェフは名探偵シリーズや、サクリファイスの様な

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    2025年12月25日