近藤史恵のレビュー一覧

  • キアズマ

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    サクリファイスシリーズ4作目
    舞台が変わり、大学の自転車ロードレース

    単独の作品としても完成度は高いが、大学1年の話のみなので、次作があれば、評価は高くなっていくと思うが、さくりファイルには現時点では遠く及ばないけど、ヨーロッパから日本に誓が帰ってきて、一緒のチームで走ることになれば熱い

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    2026年02月07日
  • 歌舞伎座の怪紳士

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    何事も知らなければ見えてこないものがたくさんあると感じた。舞台ものの作品は何度か読んだことがあるが、初心者が観劇する目線での作品は初めてで、「わたしでも楽しめるかも」と思わせてくれる作品。
    好きなものがあるって人生を豊かにするなぁと改めて。最後の終わりかたが淡くてよかった。

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    2026年02月04日
  • 山の上の家事学校

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    丁寧に生きていく事は、とても大事なこと。見落としがちだが改めてそう思わせる作品だった。

    男女関係なく生きるのに家事は切り離せない。
    完璧でなくても家事を丁寧にすることで暮らしの質が上がるのは、分かる気がする。

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    2026年02月04日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    「夜食」にまつわる6篇の短編集。

    夜のご褒美とは…
    夜に何かを食すということは最近なくなった。
    まぁ、TVドラマを観ながらボリボリとお菓子を食べることはあるが、何かを作ってまでは食べない。
    いったい、どんなご褒美だろうかと読む。
    短編なのでサクサク読めた。
    何度か読んだことのある作家さんばかりなので、読みやすかった。

    なかでも「ペンション・ワケアッテの夜食」が良かった。
    ワケアッテがその分け合ってだとは思いもしなかったが…驚きの体験から気持ちもスッキリしてここに来て良かったじゃないかと。
    そして、たぬきおにぎりも美味しそう。
    麺つゆと天かす➕シソなんて最高ではないかと…
    真似したい。


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    2026年02月01日
  • ヴァン・ショーをあなたに

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    美味しいフランス料理が食べたくなる!
    サスペンスではないハートフルミステリーというのでしょうか、食を通して様々な人々の想いや出来ごとが解き明かされていく。
    ハラハラはしないけど、へぇって感じでストンと落ちてくる結末。
    料理と共に最後はワインも飲みたくなりました♪
    食は心を豊かにしますね。

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    2026年02月01日
  • おはようおかえり

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    ネタバレ

    平然とした日常にちょっとしたファンタジーが含まれていて、わくわくやドキドキは感じなかったものの、落ち着いて読むことができた。本書内では、自由と束縛を強く感じた。自由に生きたいつぐみに対して、反対する母からの束縛、自由に生きることを選択できた小梅に対して、家族に縛られた榊。
    自由に生きられるからこそ、社会を大事にしないといけない。それは、インフラのために必要になったコンビニやカレー屋さんが台風の中でも開店すること、仕事を選べるからこそ、みな同じ服装をして就職をする。その逆が、小梅だったり、榊だったりする。

    正直、自分のやりたいように目標を持って生きているつぐみがきれいに見えた。それでも、彼女は

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    2026年02月15日
  • たまごの旅人

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    友人におすすめされて読みました。
    海外旅行大好きな私にとってワクワクする本でした。

    海外に行くことで
    「無知を知る」「日常が当たり前じゃない」
    を感じることができる。
    これが言語化されていて、とてもピンときました。
    日本にいると知ることのないことを知る、
    湧き上がらない感情が芽生える ということが
    私にとっての海外旅行の魅力かもしれません。

    言葉で読んだり聞いたりしても、
    実際に感じないとわからないことはあると思います。

    お金も時間も体力も必要だけど、
    たくさんの日本人に海外旅行を経験してみて欲しいな
    とやっぱり思いました。(誰ですかって感じ笑)

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    2026年01月30日
  • ホテル・ピーベリー<新装版>

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    ネタバレ

    ⭐︎3.5
    ハワイ島で夫婦が営む、たった6室のみのホテル〈ピーベリー〉。自然豊かなハワイという舞台で序盤から穏やかな時間と非日常を楽しめるのが良かった。
    後半では不可解な事故が起きたり、宿泊者たちの嘘が明らかになり、その真相も予想できないものだったのでさらっと読むミステリーとしてはいいと思う。
    ただ、主人公の過去が序盤から何度も描写されていたわりに、最終的にそれがあまり活きてこなかったのは残念。オーナーの奥さんとの不倫関係も中途半端で、これら色恋要素の必要性があまり分からなかった。

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    2026年01月30日
  • エデン

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    前作のサクリファイスが面白かったのでかなり期待値が上がった状態で読みました。
    ミステリ要素ほぼないからか、少しがっかり。
    ただの自転車小説として読めばいいのかもしれないが、サクリファイスの方が断然よかった。

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    2026年01月24日
  • シャルロットの憂鬱

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    犬と人間が一緒に住むということの良さが伝わった。
    物語の中で何度も出てくるシャルロットの気持ちを表す言葉に、可愛い、と思わずにはいられなかった。
    犬を飼っていると交友関係が広がる。良くも悪くも。
    飼い主はこの子がいれば大丈夫だと思い、犬もまた人との生活を覚え、信頼する。
    そんな生活に、少し憧れてしまった。

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    2026年01月24日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

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    「ラスト」「メッセージ」の2つを題材にした短編小説。
    とても読みやすかった。
    特に「猫への遺言」での意外な展開とラストへの結びが心に残った。
    また「青い封筒」での高校生男子を持つ母の息子への接し方や夫婦関係もリアルだと思った。

    キーセンテンスは同じでも、内容は多様化していて面白かった。

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    2026年01月23日
  • マカロンはマカロン

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    ネタバレ

    「フィンランド語には、英語やフランス語と違い、三人称に男性形と女性形がないんですよ。『彼』と『彼女』の区別がない」

    タイムリーなことに、最近『フィンランド語は猫の言葉』(稲垣美晴 著)を読んで、フィンランド語に彼、彼女の区別がないことを知って驚いたところでした。

    不便はないのだろうかと思いましたが、考えてみると最近、私も男性女性を特に言う必要がないときや、聞き手に先入観を与えたくない場合に男女の情報を加えないようにしているので、男性か女性か区別がなくても、それほど困らないのかもしれないと感じました。

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    2026年04月11日
  • ヴァン・ショーをあなたに

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    ネタバレ

    『天空の泉』

    武者修行中の三舟シェフのお話です。
    相変わらず冴え渡る推理力で真実を明らかにしていきます。

    この頃からすでに自分の料理の腕前にも誇りを持っている様子が窺い知れました。

    三舟シェフが推理を披露していく過程で、主人公の迷う心が晴れ、それによってその人が自信を持って次の行動に出ることができるようになったのだ思いました。

    三舟シェフは素っ気ない性格ですが、人間が嫌いなわけではないのだと改めて思いました。

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    2026年04月11日
  • たまごの旅人

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    ”好きなことを仕事にするということは、好きなことの中に痛みや後悔が降り積もることなのだ。”

    ”叶った望みはいつの間にか日常になり、叶わなかった望みだけが大きく感じられる。”

    特に好きなフレーズ。
    近藤史恵さんの書く文章はいつも私が気が付かないことを教えてくれる。
    色んな国の知らなかった場所を知ることができて楽しかった。オーロラ、見てみたいなあ

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    2026年01月16日
  • さいごの毛布

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    自分を卑下してバリアを築く主人公にはあまり感情移入できなかったけれど、それでも人の心を巧みに描くさすがの近藤さん。
    犬たちの描写がかわいかった。

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    2026年01月16日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    「眠れぬ夜のご褒美」というタイトルにピッタリな短編小説が6人の作家さんによって書かれている。
    夜に読むとお腹が空きます(笑)
    短編なので時間がない時などにサクサク読めて、とても読みやすかったです。

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    2026年01月13日
  • たまごの旅人

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    文章が軽くて読みやすい。旅行が好きだからするすると最後まで読めた。

    昔、初めて参加した海外ツアーで他の参加者に嫌な思いをして以来ツアー旅行は避けてきた。作中に出てくる年配男性がそのときの記憶と重なって、やっぱりツアーでは起こりがちな話なんだと思った。

    「個人旅行派はなぜツアーを下に見るのか」という問いが出てくる場面があり、そこで語られる主人公のツアー旅行に対する捉え方が印象に残った。

    明るく楽しい旅物語ではないけれど、旅行の仕方や人生について考えさせられる本だった。

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    2026年01月12日
  • 天使はモップを持って

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    主人公のキャラが良い。
    仕事に対する熱意や愛情は見習わないといけないと思う。清々しい女の子。
    設定年齢に見合わない思考回路だとは思うけど、、、

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    2026年01月07日
  • あなたに贈る×(キス)

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    キスで感染し死に至る病が蔓延する世界で起きた女子高生の死。全寮制の学園が舞台ということもあり、全体的に耽美な世界観。10年以上前に書かれた作品ですが、ラストの不穏さも含めコロナ禍の閉塞した状況を思い出しました。

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    2026年01月04日
  • 天使はモップを持って

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    祖母の本棚から。

    オフィスビルに似合わぬお掃除ギャルが、塵や汚れと一緒に問題もキレイに解決!
    ナースのお仕事みたいな軽ーく、ゆるーく楽しめるお仕事小説。

    キリコちゃんのカラッと具合が気持ちよく、OL達がまさにTVドラマに出てきがちなOL!なのも軽く楽しめる要因かも。
    途中で出てくる二枚目サラリーマンには腹が立ったけど。
    陰で支えてくれるような仕事を見下したり馬鹿にするような人、本当に好きになれない。
    うちのビルもそうだけど…お掃除マン・ウーマンの皆さん、あんなにいつでもピッカピカにできるって本当に素晴らしいことだよなあ。感謝感謝。

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    2026年01月02日