近藤史恵のレビュー一覧

  • おはようおかえり

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    曾祖母の遺した秘密を探す物語で、
    家族は、一番近い存在だけど、
    一番遠い存在なのかもしれない。家族だから分かり合えてる。家族だからしらない部分もある。そんな曖昧な距離感だけど、なにかあったら助けてくれるのは家族。
    曾祖母が心残りにしてる遺した秘密を探すために正反対の姉妹が物語を進めていく。

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    2025年05月16日
  • みかんとひよどり

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    近藤史恵さん2作目。

    自然を食べるということと人の生き方みたいなところを浮き彫りにするような。考えなくても物語としても楽しく読めるけど、考えようとするととても難しくて深いテーマ。

    そんな中でも、素直な感想として出たのは、大高さんカッコいいんだよなぁ。仕事ができて人の機微にも敏感。動物にも真摯。手も器用で美味しいものに敏感!もちろん本人にはきっと色んなことかあって、悩みもあると思うけど、複雑にしたくない、そのために考えて実戦する姿はやはりかっこいい。

    潮田さんが嫉妬や迷いとか葛藤とか人間くさいのもまたよかった。他の作品も読みたいです。

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    2025年05月16日
  • 胡蝶殺し

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    読みやすい。読んでいて情景が浮かぶ。オチはそうだろうなという結果だったけど人物の心理描写が上手いので登場人物が限られていても退屈せず舞台の奥深さを知ることができてよかった。歌舞伎は何度か見たことがあるので気になって読んでみたけど想像を超えてよかった。

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    2025年05月12日
  • 天使はモップを持って

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    近藤さんのライトミステリーは読みやすい。他のシリーズと同様なタッチでサクッと気軽に読めるけど、終わりはえ?と言った感じ。しかもあれ?と言った終わり方でシリーズ化されているとは。
    続編読みたい!との熱は、シェフシリーズより抑えめ。

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    2025年05月09日
  • おはようおかえり

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    大阪の和菓子屋が舞台。ふわっと優しい当たり障りのないストーリーかと思ったら、良い意味で違っていて良かった。

    つぐみの身体に曾祖母の魂が乗り移ってしまうという設定。その願いとは……。

    まさかの展開でした。
    曾祖母の願いの行きつく先も気になりますが、会話のあちこちにある私たちを取り巻く問題の描写や無自覚な偏見にハッとさせられた。

    正反対の性格をした姉妹の関係性の変化や、大正時代を生き抜いた曾祖母のこと、姉・小梅の仕事への向き合い方。
    いろいろなことに考えや感情をめぐらせながら読んだ。
    そして、個人的なところでは、留学したいという小梅と親のやりとりに既視感。
    芋あんのキンツバ、六方焼き、すずめ

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    2025年05月04日
  • エデン

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    ネタバレ

    フィジカル面だけでなく、駆け引きも重要な自転車競技。
    静かに熱い攻防は読み応えがあります。
    最後の最後で物語が動くので、共にレースを展開してきた気分でなんともいえない寂しさと悔しさ、そして、少しの希望を味わうことができました。

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    2025年05月03日
  • おはようおかえり

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    正反対の姉妹の葛藤という近藤作品らしいテーマに、妹の体に曾祖母の魂が乗り移るというファンタジー要素もある家族小説。和菓子屋が舞台だけあって季節ごとの和菓子が美味しそう。タイトルの意味が優しく心に残りました。

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    2025年04月29日
  • インフルエンス

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    怖かった!中学生で同級生をなぶり殺しに…でも現実でもそういう事件あるものね。
    女同士、友情だったんだろうか…

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    2025年04月28日
  • タルト・タタンの夢

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    ずっと積読していた1冊。

    下町商店街にあるフランス料理ビストロ。客の悩みやプチ事件?をシェフの三舟が推理していくお話。

    解説の言葉に、日常の謎ならぬ人生のミステリーを解き明かすシェフの深い洞察は、まるで寒い季節に食べるポトフや〜、、、とあったが、その通り!

    こういう食べ物にまつわるほっこりする本がとても好き。サクッと読めるから軽い本を読みたい方にはおすすめ。

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    2025年04月28日
  • みかんとひよどり

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    シェフの料理に対するこだわりのストーリーだと思って読み進めたが、思いのほか深みのある内容だった。
    料理人を目指しフランスで修行し自信に満ち溢れた潮田だったが何度も店を潰し上手くいかず、オーナーの澤田にジビエの店を任されるが赤字続きで、今後の存続に悩んでいた。ヤマドリを目当てに犬を連れ猟を始めるが、山で遭難しかけたところ、狩猟を生業としてる大高に助けられる。
    複雑な生き方をしたくないという大高を世間と距離を置いた世捨て人だと理解していた潮田だが、次第に大高の世界、生き物の命と直接向き合い、山や木々の声を聞く。捨てたから、社会と距離を置いたわけではない。大高の世界は、社会とは別の豊かさで満たされて

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    2025年04月27日
  • サクリファイス

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    ネタバレ

    ロードバイクの競技はまったく知らなかったのですが、ミステリーや少しどろっとした人間関係などがおもしろく、最後まで一気に読み切れました。
    香乃が袴田と結婚していて驚き。袴田の負った怪我はつらいものですが、石尾さんのみならずチカにまで復讐の矛先を向けていたのは最低だなと。そんな男でいいの??と思ってしまいました。
    チカと伊庭のライバルであり仲間である関係はとても青春らしくてよかったです。
    もっと熱い青春小説だと思って読み始めたので最初は戸惑いました…。

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    2025年04月26日
  • ねむりねずみ

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    「ことばが頭から消えていくんだ‥」 役者生命を奪いかねない 症状を訴える若手歌舞伎役者 中村銀弥。夫を気遣いながらも、別の男性に思いを馳せる若妻。 第一幕では、そんな危うい 夫婦像を描いてミステリーとしての興味をそそります。一転、第2幕では、上演中の劇場内で起こった変死事件にスポットが当てられます。 2ヶ月前、銀弥の相手役を務める小川半四郎の婚約者、河島栄が、舞台上演中の客席で不可解な最後を遂げたのです。

    大部屋役者、瀬川小菊とその友人、今泉文吾は、舞台上演中に起きた変死事件を探り始めます。梨園という特殊な世界を巻き込んだ悲劇。変死の謎を解けるのか‥。

    所々に 歌舞伎の演目の有名なセリフが

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    2025年04月25日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

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    どれも短編の良さが光る一冊。特に「十年日記」の構成が秀逸。いま読んでる有吉佐和子氏と響き合ったのが「青い封筒」。こうして自分の中でものがたりが交錯することもあるんだなぁ

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    2025年04月20日
  • おはようおかえり

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    妹にひいおばあちゃんが乗り移った

    家業の和菓子屋で働く姉
    エジプト留学を目指す大学生の妹
    姉のもやもや
    姉妹のもやもや
    娘と両親のもやもや

    なんだか自分の中のもやもやを
    引っ張り出されるような

    糖分の摂りすぎはよくないけれど
    やっぱり甘いものは
    読んでいたって癒される
    口がもう和菓子屋モード

    結末にややもやもやが残るけど
    もやもやを解決しないといけないわけではない

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    2025年04月18日
  • ときどき旅に出るカフェ

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    ちょっぴりミステリーの要素が入った、ほのぼのカフェ小説。
    いろんな国の、知らないスイーツやドリンクが出てきて興味深いです。
    本当に世界は広い、しらないこといっぱいだなと思い知らされました。
    ただ、感動したりドキドキワクワクしたり、心動かされるようなことは特になかったです。

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    2025年04月16日
  • おはようおかえり

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    不思議な話だなーなんて読み進めたら曾祖母の榊が綾乃に送った手紙が想像の上すぎてびっくりしたー。ジュンと小梅の関係も昔と今の対比っぽくてよかったな。あの時代に女手一つで店を切り盛りしてってすごい。にしても、小梅って名前かわいいな

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    2025年04月15日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    ネタバレ

    美味しい記憶って忘れたくない、本当にそうだな
    出身が三重県ですが、伊勢うどんは好きじゃないので気持ちがわかります!

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    2025年04月13日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    夜食をテーマにした6つの短編集

    標野凪さんの「バター多めのチーズ入りふわふわスクランブルエッグ」
    コレはかなりの元彼への未練たらたらストーリー
    スクランブルエッグは無理矢理こじ付けた感がありました

    冬森灯さんの「ひめくり小鍋」
    終電を逃した為に初めて会った人とたとえ同じ女性でも行動を共にするか?それも深夜にお寺
    たどり着いた店は合言葉が必要だったり占い要素もあったり、でも実際は新聞販売店と言う、いろんな要素満載の話しだった

    友井羊さんの「深夜に二人で背脂ラーメンを」
    自分が事故死した人の原因になったかもしれないと思った2人の話し
    事故死ではなく真犯人がいるかのようなミステリータッチでドキ

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    2025年04月12日
  • シャルロットのアルバイト

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    前に読んだシリーズの続編。
    子猫でも破壊力はすごいことを知っているので、子犬の破壊力はけた違いだろうなぁ…と思いました。テレビをなぎ倒す… あまり考えたくはない…。

    実際に面倒をみる人の意見を聞かず、生き物を飼うのは本当に良くない。しかし実際、母の友人2人は特にほしいとも言ってないのに、息子に犬をプレゼントされていた。そして世話が面倒だと愚痴っていた。
    男性は自分が犬が欲しいと家族もそうだろうと思う人が多いのかもしれないな、なんて思いました。

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    2025年04月10日
  • 天使はモップを持って

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    堂々の星3つといったところか。

    非常に読み易く、サクサク読み進む。

    しかし、その分読み終わった後には何も残らない。
    読み終わったなぁという感情だけだ。

    只々、本を読み終わったと思うだけだ。

    本を読むとは人間の感情の動きや機微を味わい、また、物語に想いを馳せることに真意があるのでは無いか。

    なんて、考えて本を読んでなどいないが。

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    2025年04月06日