近藤史恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
友達の基準って一体なんだろうと思わせてくれる作品でした。
あらすじと書き出しだけだと女同士のドロドロが始まるのかなと思ったのですが、良い意味で裏切られました。周りの大人達が手を差し伸べていたら、あるいは彼女たちの気持ちを汲み取ることができていたら、三人はもっと幸せで犯罪とは無縁の人生を送ることができたのかもしれません。
でも裏を返せば3人の歪な友情は成り立たなかったでしょう。
彼女たちの友情が歪かどうかはきっと当事者じゃなければわからないと思います。少なくとも私にはみんな良い友達だねとは言えない。ただ、友達同士なら一方的に尽くすことは正しいことではないと思うけど、お互いがお互いに救われていたということだけは分かりました。
誰かを救おうとすることに正解も不正解もない。友達の基準は分からないけど、3人は間違いなく友達だったんだろうな。
重たい内容だったけど、不思議と嫌な気分にはならず、むしろ読み終わったあとはどこか爽やかな気分にすらなりました。ミステリーというよりサスペンス色の強いヒューマンドラマを見た感じです。 -
匿名
購入済みミワの周りは異常だ。父親親の気持ちはわからなくないけれど、やりすぎだ。両親共に頑なに姉に真実を話さない。それも姉を思っての行動ではない。やっと落ち着いたと思ったのに、次は旦那と妹?悲惨すぎるだろ。
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Posted by ブクログ
本編の9割をイライラしながら読んだ気がする。
現実でも起こり得る話だからこそ感情移入できる。
実際問題、人助けって難しい。
その場限りの情けなら掛けられる。
どうせ赤の他人だし、と割り切れる。
でもそれが10年ぶりに会う友達で、なおかつ子連れだったら?
個人的にはNOを突き付けたい。
自分の家に居候させるくらいなら金銭的援助の方がいくらかマシだけど、本当はどちらもしたくない。
継続的にできないことは簡単に承諾してはいけない。
考えたところでマイナス要素しか出てこない。
なのに「人として間違ってるのかも」と思ってしまう。
そういう意味では鈴音の気持ちも理解できるなあと。
それでも共同生活だけは断固拒否したいところ。
少しも気持ちは晴れないのに、ただただ結末が知りたくて一気に読んでしまったな。