近藤史恵のレビュー一覧

  • シャルロットの憂鬱

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     近藤史恵「シャルロットの憂鬱」、シリーズ№1、連作6話、2016.10刊行、2019.6文庫化。池上浩輔・真澄夫妻のところにやってきたジャーマン・シェパードのシャルロットの話。よく訓練されている元警察犬で雌犬の4歳。飼い主の周りで起きる様々な事件とシャルロットの活躍を描く。中にはよくない飼い主というか家族がいる話もあり、そんな話は読み辛かったけど。

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    2023年11月14日
  • キアズマ

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    本編とは違う学生達のお話でしたが、自転車・勝負の世界の厳しさを感じさせる作品でした。走る理由は人それぞれですけど、自転車が好きだという気持ちは各々の根底にあるのかなと思います。

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    2023年11月05日
  • おはようおかえり

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     大阪の和菓子屋「凍滝(いてたき)」は三代続けて女性店主。榊(43年前没)→清美(80歳で隠居、現在83歳)→小枝(現在の店主)→娘姉妹(小梅21歳、つぐみ19歳)。つぐみに曾祖母の榊が時々乗り移るという物語。近藤さんにしてはキレ不足で、物語が「月並み」に感じられました。失礼しました。「おはようおかえり」、2021.11発行。

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    2023年11月03日
  • 昨日の海と彼女の記憶

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    最初から面白くて期待しちゃったけどそうでもなかった。おばあちゃん、おじいちゃん背負うこと出来るかな?最後はそれが気になった。

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    2023年10月31日
  • おいしい旅 初めて編

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    7人の作家による旅とおいしいごはんのアンソロジー。おいしいごはんが出てくる話しが好きなので、知らない作家さんに出会えるかもと思って読み始めた。
    アムステルダムでコロッケを食べる『遠くの縁側』(近藤史恵)と松山で気の許せる友と食べる『あなたと鯛茶漬けを』(図子慧)がよかった。

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    2023年10月27日
  • おいしい旅 初めて編

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    初めての食べ物、初めての旅行先、初めての出会い、色々な初めてが美味しいご飯と土地にあるアンソロジー

    坂木司「下田にいるか」
    適量が苦手な主人公が勢いで下田にプチトリップするお話
    誰かが適当に適量にしてくれるから、好きなものは好きなだけ詰め込んだって良いじゃないか
    松尾由美「情熱のパイナップルケーキ」
    福引で当てた旅行券で初めての台湾旅行、現地の人や会社の台湾オフィス人との交流を通して少し周りから浮いていると感じていた自分だからこそ気付けることがあると知る
    パイナップルケーキに関する謎に気付けたこともきっとそう
    近藤史恵「遠くの縁側」
    海外出張での大仕事を終えた日、パスポート財布など一切を紛失

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    2023年10月26日
  • ほおずき地獄~猿若町捕物帳~

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    ネタバレ

      近藤史恵「ほおずき地獄」、猿若町捕物帳シリーズ№2、2009.6発行。青野与力から、与力の妹の末娘、お駒16歳が堅物同心玉島千蔭に紹介される。千蔭が渋っていると、千蔭の父、千次郎がいろいろ世話をして・・・。その顛末は、千次郎とお駒が結婚することに(^-^)

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    2023年10月25日
  • 巴之丞鹿の子~猿若町捕物帳~

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     近藤史恵さんの猿若町捕物帳シリーズ、順不同で読んでますが、これが第1巻のようですw。「巴の丞鹿の子」、2008.12発行。堅物同心玉島千蔭と千蔭に思いを寄せる花魁梅が枝、進展はあるのか(^-^)

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    2023年10月25日
  • 私の命はあなたの命より軽い

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    美和に起こった壮絶な出来事を考えると、美和の言い分は最もな気がする。
    同じ命なのになぜ生きていい命と、死ななければならない命とあるのか。
    同じ問いをかけられるとうまく答える事ができるか分からない。
    全て一旦横において「あなたが大事だ」と伝えることしか出来ないんじゃないだろうか。

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    2023年10月20日
  • 夜の向こうの蛹たち

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     近藤史恵さん、たぶん初読みです。「夜の向こうの蛹たち」、2020.6発行。女性作家織部妙と女性作家たち(作家初芝祐と秘書速水咲子)のレズビアン(三角関係?)を扱った作品でしょうか・・・。読みやすかったですが、女性心理は難しかったです。

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    2023年10月15日
  • はぶらし

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    近藤史恵さんの作品、初読です。
    脚本家として順調に生活する鈴音は、ひょんなことから子連れの昔の友達、水絵を一週間自宅に泊めることに。
    「心理サスペンスの傑作」と謳われる本書。心理描写が巧みです。物語の冒頭からして、今後の展開が「イヤな感じ」になっていくのではと想像つきます。
    気持ちの探り合い、どこまで親切にすればいいのか、ちぐはぐで、上手く意思疎通ができない、そのすれ違いのせいで、余計にぎくしゃく。
    読んでいてなかなかに疲れました。お互いにどこまで不器用なんだと。
    心理サスペンスいいですね。

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    2023年10月11日
  • はぶらし

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    これはなかなかの問題作…。
    子供がいる立場上水絵の気持ちもわからなくはないけれど、それでもものすごくイライラしてしまった。

    脚本家として活躍をする鈴音のもとへ10年ぶりに高校の友人の水絵から連絡が入る。
    子連れの水絵は、1週間だけ居候させて欲しいと頭をさげる。
    渋々ながらも応じた鈴音。ところがこの関係は1週間では終わらず、ずるずると続いていく。

    施す側は、相手からは些細なことに思われるかもしれないけれども、自分の一部を相手に差し出しているわけで、感謝とわきまえを求めてしまう。
    施される側は感謝はあるものの、相手は恵まれているのだからこれくらい当たり前、とどこかで思っている。
    ボランティアで

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    2023年10月02日
  • スティグマータ(新潮文庫)

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    自転車ロードレース×ミステリーの傑作シリーズ第5作。おそらく最終作。毎年、ツールドフランスの時期に読み返したくなります。

    近藤先生、そろそろ続編をお願いします。もう書かないかな。

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    2025年11月30日
  • 私の命はあなたの命より軽い

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    読みやすい文章でさくさく読めた。
    最後の最後に、どう考えてもうまく行っていないこの状況に対して盲目的な遼子が疑問だったが、作中の

    「立派なお父さんに育てられた自分が誇らしくて、父の独善的な部分や、自分勝手な部分から目をそらしてきた。
    仲のいい家族が自慢だった。家族とうまくいっていない友達を見ると、少しだけ優越感を覚えた。そうやって、自分の目にフィルターをかけてきた。
    自分が見たい父の姿だけ見て、それを誇りにしてきた。
    情けないのは父だけではない。わたしも同じだ。」

    という部分が、全てを物語っているのだと思う。遼子はいまだに自分の目にフィルターをかけている。結局人は変われないということなんだ

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    2023年09月27日
  • シャルロットの憂鬱

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    ゴールデンレトリバーを飼っている愛犬家としては、わかる〜!と感じる場面があちこちにありました。
    ほっこりした気持ちになれてサラッと読める内容でした。

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    2023年09月16日
  • 昨日の海は

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    ホームドラマ系?って思ってたけど、そんなはずはなかった。近藤史恵さんだもの、ミステリーに決まってる。
    芸術のセンスがない自分には、芸術家はよく分からない。よく分からない物はちょっと怖い。それなりに理解は出来る結末だけどモヤモヤする。

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    2023年09月02日
  • にわか大根~猿若町捕物帳~

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    シリーズ3作目。本作は短編集となっている。
    「吉原雀」
    吉原で立て続けに(見世の違う)3人の遊女が病気でなくなっているという。気になった千蔭が調べてみると,3人共何か「雀」に関わりがあったらしいことがわかる。そして巴之丞が吉原雀を演じたときの錦絵にその3人にそっくりの女が描かれていた。3人の遊女の死は本当に病気なのか? 巴之丞との関わりは?
    「にわか大根」
    大阪巡業から戻ってきた市村座のかつての人気若手女形達之助が,何故か大根役者に成り果てていた。周囲が首をひねる中,ある夜達之助の一人息子が転落死する。すると不思議なことに達之助の演技が元に戻った。達之助の演技の変容と息子の事故死には何か関連が

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    2023年09月06日
  • ほおずき地獄~猿若町捕物帳~

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    猿若町捕物帳シリーズ第2作。
    第1作に登場した面々も引き続き登場する。

    吉原に若い女の幽霊が出るという噂を中村座の若手作家・桜田利吉が玉島千蔭の耳に入れる。
    千蔭には与力・青島が姪との縁談を持ちかけていており,円満に破断にすべく,吉原で遊び呆けてる姿を偽装するために吉原の茶屋・叶屋に行って,知り合いの花魁,梅が枝を呼ぶ。しかしそこで千蔭は幽霊騒動に出くわす。そしてその後,叶屋の主人と女将が揃ってめった刺しにされて殺されるという事件が起こる。幽霊の仕業だと噂になる理由がその女将にはあったのだ。しかし本当に犯人は幽霊なのか。そして川岸に出没する謎の白髪の老婆の夜鷹の正体とは一体。千蔭の破談は無事

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    2023年08月25日
  • 震える教室

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    学校が舞台なだけあって読みやすい短編集。学校の七不思議系というよりは実際あった事件や事故が霊的現象として現れる。人怖から霊障、実際に危害を加える話など盛り沢山で、しっかりホラー小説。

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    2023年08月15日
  • おはようおかえり

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    内容としては割とありがち、、あぁ、そのパターンか。と。
    ただ、妹への気持ち、祖母に対する気持ち、世間に対する気持ちや、自分自身に思うこと、それぞれの葛藤や思いは、少なからず同じような気持ちがわたしにもあって、

    あぁ、なんかわかるなぁ。

    と、感じました。
    うちも祖父の会社を父が、そして、手伝いにわたしと妹が入ってるので、感覚として、なんかわかるなぁと。。。
    まぁ、こちらは和菓子で我が家は鉄骨屋だけどさ。笑笑

    和菓子の表現がまた素敵で、見てて可愛いとか、綺麗って思っても、あんまり食べたいと思わないんだけど、この本読んでると食べたくなるからすごい。

    その表現力たるや。です。

    オチもパッとは

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    2023年08月09日