近藤史恵のレビュー一覧

  • 三つの名を持つ犬〈新装版〉

    Posted by ブクログ

    三つの名、エル・ナナ・ササミ
    その時々の飼い主に愛され、それなりに大事にされてきた。
    犬にとって何が大事かは犬に聞いてみないとわからないけど、不満そうだ、退屈そうだは見ていればわかるのだろう。
    対して人間は犬がリラックスした様子を自分に見せてくれただけで、嬉しくなる。孤独感が薄らむように感じる。人は守るべき相手がいると強くなる、正しくいられる。

    0
    2022年09月25日
  • わたしの本の空白は

    Posted by ブクログ

    男性を外見の良さで選ぶと、目の曇った人間のように扱われることが多いが、見た目はわたしを決して裏切らない。
    なにも全財産を管理する人や、自分の弁護士を選ぶわけではない。
    その場合は、いくら美しい人が好きだといっても、無能な人を選ぶわけにはいかない。
    だが、つかの間楽しく過ごす人を選ぶのなら、外見で選んでなにが悪いのだろう。
    話がおもしろい人と一緒にいるのは楽しいと思うけれど、見かけが悪いことがそのまま話題が豊富なことや優しいことと同じではない。
    世の中には、自慢話しかできない上に、見てくれもよくない男だってたくさんいる。
    少なくとも、美しい人を選べば、一緒にいる間、その美しさを楽しむことができる

    0
    2022年08月20日
  • ねむりねずみ

    Posted by ブクログ

    サクサク読めるし舞台の作り込みはいいけどなんだかストーリーとしては軽いなあと思っていたら、ラストでちゃんときれいに終わらせてくれた。幕引きを書くのが本当にうまい書き手だなあ。

    0
    2022年08月11日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

    Posted by ブクログ

    アミの会の11人の作家さんによる短編集
    「アミの会(仮)」のアンソロジー第9弾

    この本で初めましての作家さんは
    永嶋恵美さん、松尾由美さん、光原百合さん

    さらさらと楽しみながら読めました。

    ところで、なぜ「アミの会(仮)」?と思っていたら
    「アミの会」の名前の由来を書かれた記述がありました。


    以前、「雨の会」という若手作家集団があり
    ”雨の会編”のアンソロジーが出版されました。
    その「雨の会」へのリスペクトも込めて、
    とりあえず仮の名を「アミの会(仮)」ということにしたら
    なぜかそれが一番しっくりきてしまったということなのです。
    網のように広がる交友関係だとか、
    フランス語でamiは

    0
    2022年08月07日
  • 迷 まよう

    Posted by ブクログ

    アンソロジーの中に「アミの会(仮)」というものがあるのを知ったのは、この【迷 まよう】だった。

    アミの会(仮)のアンソロジー企画は『捨てる』『毒殺協奏曲』『隠す』
    そして、第4弾が『迷』と『惑』


    ところで「アミの会(仮)」って何?
    と疑問に思ったら、「アミの会」には公式ページ "Facebook" があり、
    活動も2015年からだと知って驚いた。
    それによると、「アミの会(仮)」は女性作家の集まりで、会の目的はアンソロジーを出すこと。
    たまに集まってお茶を飲んだり、ご飯を食べたり(お酒を飲んだり)すること。

    2015年、GWの東京で、5人の作家が集まって食事会をして

    0
    2022年08月07日
  • 夜の向こうの蛹たち

    Posted by ブクログ

    小説家の織部妙は、今話題の小説"やさしいいきもの"を読み、内容の面白さや、美人という事にも"橋本さなぎ"と言うペンネームも、やけに目についてしまった。

    ある日妙は、文学賞のパーティーで、対面した橋本さなきの完璧すぎる受け答えに、幻滅した。
    反対に、興味を覚えたのは、決して美人とは言い難い、橋本の秘書の初芝祐という女性だった。

    やがて妙は「橋本さなぎ」の存在に違和感を抱くようになる。

    同性愛者で、不器用な恋しかできない女性。
    才能はあるのに、容姿に劣等感を持つ女性。
    誰かに寄生しないと生きられない女性。

    三人の女性が繰り広げる物語。

    ちょっと、理

    0
    2022年08月02日
  • 天使はモップを持って

    Posted by ブクログ

    オフィスビルの清掃を、たった1人で完璧にこなす
    キリコが、オフィス内で起こるちょっとした事件を解決する日常ミステリー。

    短編で読みやすく、ガッツリ読書は疲れる時におすすめです♪さらっと空いた時間にどうぞ(^ー^)

    0
    2022年07月13日
  • 昨日の海は

    Posted by ブクログ

    静かな青春ミステリー作品ですね♪
    四国の鄙びた海辺の町で、進学校の高1になった光介は母の両親だった祖父母の旧家に両親と3人暮らしだったが、夏休み中に不意に母の姉という女性が8歳の娘連れで東京からやって来て同居することとなる。
    四十代の若さで亡くなった祖父母が実は心中だったという噂も小さな町なので耳にするが実感が湧かない光介だったのに、ひょんなことから祖父母や伯母や母の知らなかった事実を掘り起こして行くことになる。
    終盤の二転三転の展開もなかなか良くて一気読みでした。
    知らなかった家族の真実を探ることが光介の成長する糧にもなっていくさまが良いです。この著者の他の作品も読みたくなりました♫

    0
    2022年06月15日
  • 三つの名を持つ犬〈新装版〉

    Posted by ブクログ

    思わず、ジャケ買い(笑)

    都が
    ちゃんと踏みとどまれる人で
    良かった、、

    江口が
    性根まで腐ってないヤツで
    良かった、、

    同じ犬でも
    関わる人によって
    「秘密のかたち」になったり
    「希望のかたち」になったりする。

    自分たちには
    このひたむきに見つめてくる彼らに
    絶対にしてはいけないことがある。

    0
    2022年05月25日
  • 私の命はあなたの命より軽い

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    近藤史恵さんの本を久々に読んだ。
    今作もページを捲る手が止まらずに一気読みした。
    命の重さってなんだろうと考えさせられた。

    ラストは丸く収まったと思いきや…
    えっ!?どうなるのという意味深な結末だった。

    0
    2022年05月21日
  • 三つの名を持つ犬〈新装版〉

    Posted by ブクログ

    犬の話が読みたくて購入。
    予想してたよりもハードな事件。
    犬を愛するが故の犯行。

    初読みの作家さんの本でしたが、登場人物も少なく軽くて楽しく一気読みでした。

    0
    2022年05月18日
  • キアズマ

    Posted by ブクログ

    大学生の話。
    このシリーズで唯一読み返していない。
    これは自分の年齢が上で主人公に共感できなかったからかな。

    0
    2022年05月13日
  • 岩窟姫

    Posted by ブクログ

    元アイドルたちのシスターフッドの話。随所にフェミニズム的視点が散りばめられていて安心して読めた。お話の展開も謎解きとして面白かった。

    0
    2022年05月06日
  • サヴァイヴ

    Posted by ブクログ

    チーム・オッジでの石尾、赤城の強い絆が出来あがるまてには、色んな物語があったんですね。チームを勝利に導くための「エースの孤独」、「アシストの犠牲」に耐えるタフな2人のメンタルに感動をしました。チカのワールドクラスのアシスト力は、この2人の先輩が背中を見せてくれたおかげですね。

    0
    2022年05月04日
  • 演じられた白い夜

    Posted by ブクログ

     推理小説でも度々用いられる「クローズド・サークル」。外部との接触が断たれた空間に何人かが残され、そこで殺人が進行していくというもの。アガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」や綾辻行人の「十角館の殺人」などが有名なところ。
     本作では、舞台を行う人たちが山奥のペンションに集められ、その練習する劇中でもクローズド・サークルが用いられている。つまり、二重のクローズド・サークルが仕掛けられている。そして、その劇に近い形で現実の殺人も進行していくという展開。劇というところが本作のポイントを占めている。役者には誰が犯人で誰が殺されるのかなどが記されておらず、少しずつ分かっていくようになっている。当

    0
    2022年04月04日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【収録作品】「もうひとつある」 大崎 梢/「孤独の谷」 近藤 史恵/「扉を開けて」 篠田 真由美/「猫への遺言」 柴田 よしき/「キノコ煙突と港の絵」 永嶋 恵美/「十年日記」 新津 きよみ/「そのハッカーの名は」 福田 和代/「みきにはえりぬ」 松尾 由美/「青い封筒」 松村 比呂美/「黄昏飛行 時の魔法編」 光原 百合/「たからのちず」 矢崎 存美

    さまざまな形で残された「ラスト・メッセージ」を巡る短編集。どれも味わい深い。
    「もうひとつある」隠された幻の家訓。鷹宮家には4つの家訓が残されていたが、もう一つ隠れた家訓があるという。大学院で歴史を研究する高校時代の先輩に請われて、鷹宮家の傍

    0
    2022年03月31日
  • スティグマータ(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    自転車ロードレースの世界に魅了されてしまいました。チームでトップを勝ち取る戦略がチームプレイを好む日本人に合ってると思います。また、感情の繊細な揺れや心の平穏を保つためのメンタルコントロールについても興味を持ちました。スポーツは、体力と精神力が両輪でなんだと改めて感じました。たまたま本書を読み始めますましたが、4作目なんですね、1作目からリスタートしたいと思います。

    0
    2022年03月23日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

    Posted by ブクログ

    だいたい10分程度で読めるものが多く、
    隙間時間に読書するなら
    いいかも。
    でもパターン化してきて、
    どれも同じような話に感じた。

    0
    2022年03月19日
  • 岩窟姫

    Posted by ブクログ

    蓮美は19歳のアイドル。主にグラビアやCMで活躍していた。
    同じ事務所に所属するアイドルのうち、ダントツに売れていたのは沙霧だったのが、蓮美は二番手の位置を占めていた。沙霧とも親友と呼べるくらい仲が良かった。

    ところがある日、沙霧がマンションから飛び降り自殺した。それだけでもショックだったのに、数日後沙霧が書いたと思われるブログがネット上に出回る。そこに書かれていたのは…蓮美のいじめに耐えかねて沙霧は自殺した! 

    事務所は否定してブログも削除されたにも関わらず噂は消えない。
    根も歯もない、身に覚えもない噂のために蓮美は仕事も無くなり、周囲の人達にも信じてもらえず、心身にダメージを受け引きこ

    0
    2022年03月13日
  • 茨姫はたたかう

    Posted by ブクログ

    2022/3/12

    ストーカーと白馬の王子様はどう違うの?

    たしかに、、白雪姫もいばら姫もストーカーがたまたま王子様だっただけよね。
    さくさく読めたけど、久住さんのどこがそんなに男性を惹きつけるのかわからなかった。

    0
    2022年03月12日