近藤史恵のレビュー一覧
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芸能界の闇、自殺、SNSやマスコミのあり方等、今の時代らしい物語。
主人公蓮美は全く身に覚えの無い濡れ衣で世間から責められ、芸能界から姿を消す、、なんて気の毒な。
かわいそうすぎて、なんとか彼女の無実が証明されるよう応援しながら読んだ。中盤からまさかの事実が判明するが、、ちよっと簡単すぎないか?
あまりにも簡単に解き明かされるし、そもそも謎の暗号もイマイチで、、それ?と少しがっかり。
中盤までの謎の部分がとても面白かったので、後半が残念に感じた。
ちょっと疑問だが、蓮美を可愛がっていた病気の元社長もそれらの悪行に無関係ではないんだよね?あるいは全く知らなかった?か、知ってたが止められなか -
Posted by ブクログ
料理屋の娘。
怪奇もの。
と、いうと、どうしても他の著者さんの三島屋シリーズが頭の中に。
それと、比べるわけではないが、どーしても、最後まで頭の中にそれが浮かんでいたなー。
三島屋と違うのは、一個一個のお話の終わり方が「優しい」こと。
そして、主人公そのものが怪異に思いっきり巻き込まれることがないところ。
読み手としても安全な場所から眺めることができるイメージ。
火狂と、真阿、良いコンビ。
たぶん、長い期間を共にすればするほど、お互いに怪異への反応が良くなるような気がする。
いや、真阿が成長したら、もしかしたら、その反応が薄れるかもしれないなー。
タイトル回収が切なかった。
ああ、だから -
Posted by ブクログ
所謂コミュ障で、就職面接で不採用を繰り返す中、友人の紹介により老犬ホームで働き出した智美の成長物語。犬猫等のペットを飼ったことがないので、最期の時や飼えなくなる事情などを真剣に考えたことがなかった。犬にとって昨日と同じ毎日がいつまでも続くことが幸せらしい。多くを望まず、飼い主に忠実で健気な犬の姿が愛らしく切ない。しかし犬のように男を愛する碧は見ていられない。犬だから可愛く見えるだけなのか。
犬自身が思う幸せと人間の側から見た犬の幸せに乖離があることにハッとした。このようなホームも1つの幸せの形。人間のエゴで振り回されることなく、1匹でも多くの犬が幸せな形で生涯を終えられることを祈る。 -
Posted by ブクログ
ネタバレおいしい旅シリーズは疑似旅行している
みたいで読んでいて楽しいし
いったことがあるところでは自分も旅している
みたいでそこがまた楽しいし美味しい!
『夕日と奥さんのお話』のオチに
あぁ~やっぱりそうかと思ったけど、
そういった聞いたらわかる事ですら
聞かない夫婦がお互い色々と覚めちゃって
離婚しちゃうんだろうなぁ。だから夫婦って
お互いのことを知るって大事なんだなぁ~
なんて当然のことなんですが改めて
思いました。まぁそれって夫婦間に関わらず
人間関係にも当てはまるもんですよね。
『美味しいということは』のなかで
卓郎とお婆さんの会話の中で出てくる
「美味しいということは」の問いかけの答え -