近藤史恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ坂木司さんの「下田にいるか」の適量が
わからない彼の気持ちがすごくわかって
読むうちに自分も行ったことのない下田を
旅している気分になりちょっとしたことへの
感動何かがすごく伝わってきた。
上司からわざわざ口頭で伝えてくれた所は
自分だったら泣いちゃうなwww
松村比呂美さんの「糸島の塩」の話は
なぜ一緒に旅する気になったのかは
私にはまったくわからなかったけど
こういうのも一つの出会いなのかな?
その話出てくる「おにぎり定食」は
是非行って食べてみたいと思いました。
どの話も始めて旅をする感じがすごく伝わる
作品で読むとこちらまで一緒に旅している
感じが読んでてすごく楽しくそして
美味し -
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Posted by ブクログ
“その日、わたしはだれにも言えない秘密を抱え込んだ。秘密は白い犬の姿をしていた。”
インパクトのある題名と、かわいらしい犬の装丁に惹かれて手に取ったのだが面白かった。
飼い犬を自分の不注意で死なせてしまった美人ブロガーと、FXで失敗し借金を抱えながら出し子をして日々を繋いでいる若者の二人の視点から物語が進んでいく。
テンポもよく、読みやすい文体なので一気に読んでしまった。
ミステリーではあるが残酷な描写がなく、動物虐待等もないので安心して読めるのもいい。
なぜ一匹の犬に三つもの名が付けられているのかはぜひ読んで確かめてみて欲しい。そして、その犬の幸せの行方も。
身の丈にあった幸せと -
Posted by ブクログ
読みやすくて面白かったです。
つぐみ(ひいお祖母ちゃん)が和菓子を作るところや、小梅が新しい和菓子を考えたりジュンさんに背中を押してもらったり、いいシーンもあったけれど、ひいお祖母ちゃんの心残りはなくなったのか気になった。
生前、お父ちゃんとはすれ違ったままだっただろうし、魂が戻ってきたのに手紙の件は解決したように思えなくてモヤモヤしました。
差別のことについても小梅ともう少し話し合って欲しかったです。
ひいお祖母ちゃんが乗り移ったのがなぜつぐみだったんだろう。ひいお祖母ちゃんの魂が自分の中にいることで何か影響があったのかなかったのか、つぐみの内面も読みたかった。 -
Posted by ブクログ
7人の作家さん達による、旅とおいしいものを題材にしたアンソロジー。
坂木司さん、松尾由美さん、近藤史恵さん、松村比呂美さん、篠田真由美さん、永嶋恵美さん、図子慧さん
坂木さん、近藤さん、松村さんのお話が好きだった♡
読んでると情景が目に浮かぶ様で、なんだか心地よかった。そしてその土地にまつわるおいしそうなものに興味津々♪
サメバーガー、糸島の塩、樺太の白身魚、、etc、、
アムステルダムにはコロッケなど揚げ物の自販機があるらしい!しかも熱々!
旅をすると色んな"初めて"に出会って、非日常を味わえる。ほんと最高のリフレッシュだな〜♬
コロナ禍で旅行ほとんど行けてなかったか