【感想・ネタバレ】賢者はベンチで思索するのレビュー

あらすじ

ファミレスでバイトをしているフリーターの久里子。常連には、いつも同じ窓際の席で何時間もコーヒー1杯で粘る不思議な老人・国枝がいる。ある日、公園で毒入りの犬の餌がまかれるという事件が連続して起こり、久里子の愛犬・アンも誤って食べてしまう。幸いアンは一命をとりとめたが、犯人はいったい誰なのか? 事件の解決に乗り出したのは、意外なことにあの国枝老人だった……! 人と人のつながりの不思議を独特の筆致で描く、日常を見すえた新感覚ミステリー。

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Posted by ブクログ

この人が怪しい。どうか犯人であって欲しくないけれど、限りなく怪しい……。それを華麗に裏切ってくれる、日常のミステリ。人は死なない。(犬は死ぬけど)くりちゃんがいい子すぎて、彼女の幸せを願わずにはいられない。

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2022年08月19日

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家族は両親と二浪の弟 犬 トモ アンが居る。ロンドで働く久理子と不思議な老人の話、国枝と言う老人に犬も助けられその他の助言もしてもらい助けられた。いつも座る所から見える一件の庭で見たことで事件が始まる。その人は思いもしない行動に移した。最後は姿を消してしまった。引田君が車を買ったので犬を連れてロックランドまで来ていたが急にトモがもうダッシュ姿を消したお爺さんの所に、、久理子は会いたい人に会えてよかった。

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2022年02月17日

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初めてこの方の作品を読んでみたけど、すごく面白くてあっという間に読み終わった。ミステリーだけど家族愛や恋愛など色んな要素が入っているのもよかったし、おじいさんの正体や誘拐の理由など、謎自体も面白かった!

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2021年04月23日

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びっくりするぐらいに久里子の考えているところに共感してしまった。
どうありたいのか、どこにいきたいのか答えに迷っている感じに分かる、と頭を抱えたくなった。
国枝さんはひたすらかっこいい。最後の落ちに驚いた。

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2017年05月09日

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ファミレスで働く主人公がまきこまれた事件をひょんなことから解決してくれたのは、勤務先のファミレスでいつも同じ窓際の席で何時間も粘る老人だった。
誰かが亡くなったりするわけではなく、日常にはびこる悪意や悲しみを解決するお話。
また主人公のどこにもいけない気持ちがだんだん変わっていくのがとてもあたたかく、胸にくる。
最後にはあっと驚くどんでん返しも待っている。
連作短編でさらりと読める。

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2016年04月01日

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裏表紙のあらすじ読んでいたイメージと違って、とても奥深いストーリーだった。
良い意味で始めの印象からのこの入り込んでしまうストーリー凄いです!

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2025年06月18日

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不思議な老人とフリーターの主人公の物語。

様々なことで思い悩む主人公の周囲で事件が起きる。そのことを老人と一緒に考えながら追いかけてゆく。その中で老人との会話によって主人公自身の気持ちが前を向いていく様子にとても心温まった。

近藤史恵の作品に初めて触れたがこれからも読み続けたいなと感じた。

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2024年03月26日

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久里子と国枝老人のお話
小説の中で起こる事件は、警察が関わるほどの事件だけど、暗い気持ちになる感じではなく解決していく間に最後の章であっ!と驚くような展開になっています

不思議な国枝老人に久里子が振り回されつつ、ただの顔見知りのおじいさんから、会いたい人になっていくまでの気持ちの変化も読んでいて面白かったです

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2022年11月14日

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似た人間?双子なのか?と思った。

確かに人って外観やシルエットや歩き方で9割くらいは誰なのか特定できる

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2022年08月15日

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いろんな要素が主張しすぎずバランスよい、"適度な"小説。私的適度本大賞にノミネートです。続作も読んでみよう。

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2022年07月22日

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国枝と名乗る初老の男性。彼の思索により、主人公・久里子の日常の歯車が、少しずつ元気に回り始める様子が爽快。2匹のわんちゃんが元気に走る姿が目に浮かびます。

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2021年05月18日

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平凡な女の子と不思議な老人との物語
犬があれされてるのは嫌な描写でした 動物好きは注意
なんでもない日常の中で思いがけない出来事があって、大事な事に気付いたり考えたり感じたりしてくりこは成長してく
その様子がなんかこう、頑張れーって感じです
自分にとってはっとなる印象深い言葉があったりしました
人や物事は表面だけじゃ何も分からない

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2020年10月31日

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10年くらい前に職場の人に薦められたのをやっと読む。面白かった。日常に潜むミステリーという紹介がピッタリ。
あまり出てこないけど、主人公の家族の普通さも良かった。親は子供のことずーっと見てるから、1年や2年遠回りしても見てられる、みたいな文章が好きだったからちゃんとメモしておけば良かった

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2020年10月22日

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犬好きとしては、辛い事件が続く1話。物語の中でも犬が傷つくのを見るのは悲しい。

それはそれとして、国枝のおじいちゃんが落ち着いてて一緒にいてホッとして、魔法使いみたいな不思議なおじいちゃん。

最終話で裏切られそうになった時、「良い人であってくれ…!」ってページを進めるごとに祈った。
「私の命は〜」が直近の近藤史恵作品だったから、油断ならなかった。

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2020年10月15日

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専門学校を出て就職しそこなってファミレスのバイトをする久里子が、謎の国枝老人と交流する中で、幾つかの身の回りの事件を解決するというもの。21歳の九里子が自分のことや家族のことであれこれ思うことが、なんというか読まされるというか、若い時はこうなんだよなあという感じで面白い。続けて飼うことになった犬のアンとトモの様子が可愛くて、犬を飼いたくなってしまうね。さて、国枝老人はなかなか魅力的な人物で、久里子はなにかと頼るようになるのだが、大変な事件が起こってしまい、意外な結末になる。読んでのお楽しみ。

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2020年04月09日

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ふたつめの月を先に読んでしまったので、話がつながった❣️
近藤史恵さんの作品は読みやすく、気づくとどっぷりお話しの中に引き込まれている

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2020年02月14日

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主人公の感情表現が良かった。
言葉にできない様な微妙な気持ちを絶妙に言い表しているところに読んでいて気持ち良さを感じた。

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2019年11月23日

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『サクリファイス』で自転車競技の面白さと過酷さを教えてくれた著者。その鋭さとは対照的に、お腹も満たしてくれそうな日常系ミステリーの“ビストロ・パ・マル”シリーズも楽しかった。本作は後者に近い、ゆるっとタイプ。でも起こる事件はしっかり犯罪。

主人公はファミレスでバイトする21歳の七瀬久里子。常連客の老人とひょんなことから親しくなる。事件に巻き込まれた久里子に老人が謎解きをしてくれます。彼女が相談するのは事件のことだけでなく、家族のことだったり恋愛のことだったり。とても優しい気持ちに包まれる、安心の1冊。

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2018年01月25日

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良かった。近藤さんの本はいままで外れはなかった。
読みやすくて楽しめてた。
今回もおや?って思うところがあってどんどん読めた。

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2018年01月13日

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不思議な物語でした。
国枝と名乗る不思議な老人、公園のベンチに座りお茶をたてたり、ファミレスの片隅でいつのものかわからない新聞を読んでいたり。
ぼけているという噂もあったり、でもかくしゃくとしていたりと謎の多き人物。
このおじいさんとファミレスのバイト女子との交流が面白い。
小さな事件や出来事を積み重ねて、最後に起きる大きな出来事。
なんだけど、なんとなーく終わってしまう。
人物描写も魅力的で、思わずひきこまれてさっくり読んでしまいました。
あれ、結局何をしていた人なのか謎が残っています。
これって続くんだろうか。。。

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2017年08月14日

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ネタバレ

ファミレスでバイトする久里子は不思議な老人、国枝と出会う。様々な事件を解決しながら家族間の問題、自分の将来などを考える久里子。国枝老人の不思議な行動も最後はすっきり解明。気分が悪くなるような人物が出てこないのもいい。久里子の愛犬、アンとトモもかわいい。続編出ているようなので読みたい。

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2017年06月26日

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近藤史恵さんの小説は取り上げるテーマは様々ですが、隠し味的にミステリーの要素があり引き込まれます。
今回は専門学校を出たけれど思うような就職が出来ず、ファミレスでアルバイトをする主人公(女子)が、客として出会う謎の老人との交流を通して、ちょっとした事件を解決していきます。そして、やがて謎だった老人の正体が明らかになります。可愛いワンちゃんたちも登場するところも魅力です。

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2016年12月03日

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フリーターの久里子は、ファミレスでいつも同じ席に座り一杯のコーヒーで何時間もねばる老人と公園で出会う・・・日常の謎の連作短篇。
折り目正しい感じの文章に引き込まれました。
最後は思いがけない展開・・・。
お客さんの事情っていろいろ想像してしまうなあと接客業してるだけに興味深かった。

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2016年12月02日

Posted by ブクログ

近藤史恵の賢者はベンチで思索するを読みました。

七瀬久里子は服飾の専門学校を卒業後、希望する職種に就けなかったためファミレスのアルバイトをしています。
そのファミレスに来てコーヒー一杯で数時間ねばっている老人国枝さん。
国枝さんは久里子と一緒に犬の虐待事件やファミレスの業務妨害事件などを解決していきます。
そして、国枝さん自身にも謎が隠されていたのでした。

この物語には二匹の犬も登場します。犬好きの気持ちがちょっとわかりました。

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2016年09月10日

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近藤史恵は、「天使はモップを持って」「サクリファイス」に続き3作目だ。いずれもジーンと心に沁みる。心が開かれる。

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2016年06月10日

Posted by ブクログ

「ふたつめの月」の前の作品。

アンとトモの2匹の犬が
久里子の家にやってくる事情がわかった。

久里子にもらわれてよかったね^^

決して順風満帆ではないけれど、
一生懸命「何か」を見つけようとする若者と
生活圏で起きるミステリー。

善と悪はどこで分かれるのだろうか
、ということを考えさせられた

続きが読みたいなぁ。

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2015年11月28日

Posted by ブクログ

公園で犬が殺されていたり、子どもが誘拐されたりと、物騒な事件が起こるんだけど、なぜか根底にほのぼのした暖かいものを感じられる作品だった。
主人公久里子のキャラクターかなぁ。

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2024年01月30日

Posted by ブクログ

短編3作からなる本書の、3作目のために前の2作があると感じるくらいに3作目が際立っている。少し無理矢理感はあるけど先が全くよめず楽しめた。賢者である老人が元詐欺師という設定にはなにかまだまだ裏があるのだろうか。色々と伏線が張ってあり深い印象。続編かあるとの事で探して読もうと思います。

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2018年12月22日

Posted by ブクログ

専門学校を卒業した七瀬久里子は、思うような仕事につけず、人生が見通せない不安を抱えながら、ファミリーレストランでバイトをしていた。
いつも同じ席でコーヒー一杯で長居する老人と関わりあうようになり、彼女の人生は動き始める。
七瀬久里子も謎の老人も非常に魅力的。等身大で、すぐ隣にでも居そうな彼女に共感を覚えます。
彼女と老人で、周りに起きる事件が、ミステリー仕立てで次々と解決していきます。
サクサク読めて、引き込まれてしまい、次の作品がよみたくなる。いい小説だと思います。

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2018年12月01日

Posted by ブクログ

猫派の私には、犬の散歩の描写が出るたびに「毎日散歩するのはしんどそうだなぁ」なんて思うのだった

犬パルボウイルス感染症なる病気を初めて知る。

次回作は「ふたつめの月」
機会があれば。

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2015年12月28日

Posted by 読むコレ

しつこいですがサクリファイスは本当に名作でしたねー。
もしかしたら、作者自身が好きなテーマ(?)の女の子を
一旦離れて別な主題にして書いた事が功を奏したのではないかしら?

今作は21歳の女の子が主人公ですがその彼女を取り巻く
謎の老人や弟なんかがいいキャラを醸し出しており
楽しく読める作品ですね。
サクリファイスの次に読むなら今作がいいのではないかという
万人受けしそうな暖まる作品。

........犬....飼いたいなぁ。

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2013年02月12日

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