近藤史恵のレビュー一覧
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ネタバレ清掃作業員キリコのシリーズ第4弾。
3冊目を飛ばして買ってしまった…。
キリコ初の長編。
結婚3年目となる大介とキリコ。早朝勤務のキリコと普通の会社員勤めの大介が同じビルで勤務することに。
そこで知り合った超美形のガスコンロ王子こと越野友也とその妻真琴。真琴は友也が残業していると嘘をついて外出している事実を知り、キリコに調査を依頼する。
友也が別のマンションを契約して通っている事実を突き止めたが、その矢先に交通事故に逢い、過去3年の記憶を失う。自分が結婚している事実も、別のマンションに通っていた事も。
…今回はキリコのお掃除スキルが発揮される場面が少なかったなぁ。
こういう時に、知らない方 -
Posted by ブクログ
芸能界の闇を描く小説というと、この小説の他に綿矢りさの夢を与えるを思い出す。
あちらは芸能人(主人公)のリアルな心情・まさに堕ちていく様子が細やかに描かれているが、この小説はミステリーとして描かれている。
最後はあっと思わせる事実が明らかになるのに、正直そこからあっけなく終わってしまった印象を抱いた。
蓮美には意思の強さを感じた。
ただネガティヴなので、大部分は鬱屈とした感じ(´∀`; )
チホや斎木、早瀬達が協力してくれた事が幸い。
蓮美は助けられてるな、と思う。
こういう芸能界の闇的な話は取材とかするんだろうか…。
読み終わった後で表紙の絵を見ると、なんだかゾッとする。 -
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3編の連作。タイトルは2編目。
吉原雀 ー 連続遊女不審死、「雀」が鍵のミッシングリンク。
にわか大根 ー 人気役者が突然大根役者になり、その息子が死亡。するとまた演技が上手になり…
片陰 ー 誰が見ても「優しくて良い人」が殺された。殺された動機とは…?
水戸黄門的な安定感がありつつも、
事件は一級の本格ミステリー、
でもどこかほのぼのとした温かさを感じる。
「おしげは、亭主の帰りが遅いからといって、腹を立てて拗ねるような可愛い女ではない。さっさとひとりで布団を敷いて、大きな尻を引き戸に向けて寝てしまうような女である。」
事件と無関係なこんな記述にも、脇役への愛が溢れていてほんわかした気 -
Posted by ブクログ
ネタバレある日キリコは、見知らぬ女性から「夫の浮気を調査してほしい」と頼まれる。
その越野真琴という女性によると、夫の友也は残業は無いのに毎日遅く帰ってくるという。
調査を始めたキリコと大介だったが、ある日友也が交通事故で記憶喪失になり問題は思わぬ方向に…。
清掃人探偵キリコシリーズの第4弾。
シリーズ初の長編。
今回は初めてキリコと夫の大介が協力して謎の解決に取り組んでいます。
久しぶりに大介の視点から物語が進んでいくのですが、キリコとの日常生活が初めて描かれていて、何だかほっこりします。
二人の仲が良すぎて、羨ましくなるほど。
肝心の謎解きは正直…微妙でした。
途中で結末が何となく予測できちゃ -
Posted by ブクログ
後書きにすごく共感。
なんだかこの頃のエンタメ作品は安易に悲惨な事件を取りあげすぎているような気がする。現実にショッキングな事件が多いからフィクションではさらに…となりがちなのはわかるけれどもそれにしても…と思う所がある。まあ昔も歌舞伎なんて世間を騒がせた事件を題材に膨らませて芝居にしたりしていた訳だけれども今のようにネットで個人が特定されがちの時代にはどうなの?と思ったりもする。
お話としてでも、登場人物を傷つけるなら何故その傷が必要だったのか、どうしてその事件が起きたのかを丁寧に描いて欲しいという意見にはすごく賛同します。
art for art's sakeなんて言葉もあるけ -
Posted by ブクログ
ネタバレ出産を控えた矢先に、夫と海外転勤が決まり、止むを得ず里帰り出産を決めた遼子。
久々に帰った実家では、両親と年の離れた妹の美和の様子が、どこかおかしかった。
初めての出産に不安や神経質になる遼子だったが、徐々にわかってくる不自然だと思っていた家族の真相。
中学生で妊娠、中絶をした妹の美和。
父に責められ、ついには自殺した美和の恋人。
仲の良かった家族にできた溝。
結婚して子供を産む遼子と
中学生という年齢で妊娠した美和。
同じ命だけど、異なった扱いを受けた命の行方。
失踪した美和から遼子に連絡があり、
東京の遼子の家に一時的に住まわせることになり
遼子の出産後、両親と離れて暮らすこ