近藤史恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
前作「ガーデン」とはまた変わって「ねむりねずみ」に引き続きの梨園物。
基本的にこういう雰囲気の作品は嫌いではない。むしろ、好きだが、今作はちょっと上滑りしたかもしれない。ミステリの手法にこだわった感があるからかな? もちろん、ミステリも好きだが、こういう雰囲気の作品なら犯人探しは二の次にもっとがっつり人物に迫りたいかも。。ミステリだから仕方ないけど、探偵側の目線より対象のほうをもっと描いてほしい。
でも、事件の幕引きが基本的には好きじゃないパターンで終わっているのだが、それはあまり気にならなかった。この人の作品はそうなのかもしれない。いつもなら残念に思うところだが、ちょっと想像したくない感じではあるけど悪くなかった。特に、ほかにいくらでも代わりはいる、と明記されてしまうあたりとか。
とりあえず、近藤史恵は小休止。また気が向いたら続きを読みたい。なにせ、読みやすいから。 -
Posted by ブクログ
中身と外見が一致しないんじゃないか…な主人公が
清掃作業員しながら市井の人々の謎や悩みを解決していく、という
お気楽物ミステリー。
作者の方は、あまりおされな感じがしません。
そのためか、若干主人公の女の子の造詣が甘い感じがします。
おされをしてお掃除バイトをするのですが、
その格好では正直お掃除は大変です。
実は結婚している彼女のかていのエピソードもあるけど
そんなに裕福な感じはしない。
そんなに衣装持ちになれる??
ってことについ気をとられちゃうけど、
作品としては嫌いじゃない。歯磨き時にぴったり!!の軽さ。新書だし。
かわいらしくまとめているも、内容は結構えぐい事実とかもあるのは
ちょっと笑えます。いやいや、それだけで大丈夫??
しかし、しかし!! 一番ショックだったのは
2冊並んだこの子たちをみて、「ふふん…どっちが先かな??」なんて
順番に気をつけて読んでみたら、
実はもう一冊シリーズで出ていて、しかもそれが一番はじめっていう
すごく悔しい事実を知ったことかな。
話はほとんど連続していないけど、主人公が結婚した相手と
であった話は一冊目にあったようなので、
あ、そう。この人、みんなもうご存知なの??って感じで。
話の内容については特に書くことはない。
つまり、あまり覚えていない。
3年後くらい、また歯を磨きながら読んでそう。
あれ、なんかこの話知ってる??とか思いながら^^; -
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まずは、シリーズ物の第3作だと知らずに読んでしまって、しまったなぁ・・・と。
全体的に暗い雰囲気が漂っていて、精神的な傷を扱ったものだけに、合わない人は合わないと思います。
それで、深いところに踏み込んでいくのかな?と思ったら、そこまでは深く書いていないような感じがしたと思ったら、3作目。
なので、もしかしたら、前2作を読んだら、もっとそれぞれの人物像が掴めて、よりしっかりと読むことが出来るのかな?と思うと、しまったなぁ・・・とw
単体で読んだという感想になると、読み進むのはどんどん読めるけど、特筆するほどのストーリーでもないという印象。
というか、こういった問題を描いた作品というのは、なんとなく「面白い」「面白くない」が言いづらい作品になってしまうことが多くて、やっぱり感想を書きづらいですね。
それぞれの登場人物が、ほとんど全て心に傷をもっていて、現代的といえば現代的のような、小説的のような。
そんな中で、主人公的?存在の小松崎さんが唯一暗くなりすぎる部分を支えているといった感じでしょうか。
私は失敗しましたが、まずは1作目を読んで、シリーズを気に入るかどうかで判断するのがよさそうです。 -
Posted by ブクログ
読んでる途中にふと気になって解説を読んだら、、、
歌舞伎界を扱ったシリーズの3作目であることが判明!
ちょっとショック。。。
だけど、いきなりこれを読んでも十分に面白かったです。
それでもこれから読む方は、『ねむりねずみ』『二人道成寺』を
先に読んだ方がさらに楽しめるかもね☆
幼い頃に亡くなった後継者の兄。
ある人との出会いをきっかけに、自分が兄を殺してしまったのでは
ないかという思いが強くなり、真相を探ることになるのだが・・・
そんな妹の葛藤や恋愛や家族への想いが語られたミステリです。
近藤さんのミステリはどちらかというと、二時間サスペンスに
近いです。トリックが凝ってたり、語りで騙したりっていう部分は
あまりありません。それでいて全然陳腐じゃないのが凄い。
『サクリファイス』では、自転車ロードレースについて知ることが
できましたが、今回は歌舞伎界の内側を垣間見ることができたような
気がします。小難しい説明なしにすんなり読ませる部分は秀逸。
ほかにも初めて知ったことがあるけれど、それは核となる部分なので
ここでは挙げません。読後に語り合いたい。
ミステリなのに、こんな気持ちにさせるのかー!
ってきっと最後に思いますよ。
ミステリそのものよりも物語性を重視する人にオススメ。
最後に物語中の一文をあえてここで紹介。
「ずっと、あなたを探していた、と」
うーん、切ない。かなり切ない。
涙よりは胸にじーんとくる、あの感覚を呼び起こされました。 -
Posted by ブクログ
大阪から東京に逃げ出してきた恵はいずみという名の少女と出会う。彼女が何かに脅え何かから逃げているのを感じ取った恵はしばらく行動を共にする。
また大阪に残された恵の妹、歩。彼女と付き合っている小松崎は消沈する歩の力になれるよう恵の足取りを追うが・・
まあ無難におもしろい・・・けどところどころいろいろ伏線めいたものがあるんだけど、どれもスルーしてあっさりと終わっちゃった・・・なんか解決はしているけど消化不良感が・・・
と思ったらこれは合田接骨院シリーズの第○作とかなんですね。今回のでシリーズの全貌がわかるとかそういうつくりだそうで。そうか。じゃあ他のも読んでみようかな。。