近藤史恵のレビュー一覧
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ネタバレ江戸で若い娘だけを狙った連続殺人が起きるが、被害者は皆、人気の女形・巴之丞の名を冠した鹿の子の帯締めを身に着けていた。
同心・玉島千陰はその帯締めを縁に巴之丞と出会う。
下手人の狙いは一体何なのか。調べが進むなか新たな被害者が―。
ミステリーなのですが、キャラクター設定が個性的で際立っていて読みやすかったです。
同心の玉島千蔭は男前なのに遊びに興味のないカタブツで、それとは対照的に歌舞伎役者の巴之丞や花魁の梅が枝は妖艶で謎の多い人物として配置されています。
また、遊び人で砕けた性格の千蔭の父や、生真面目で不器用な部下の八十吉など、脇を固めるキャラも魅力的。
シリーズ第一作目ですが、どの人物も -
Posted by ブクログ
キスでのみ感染する病気が蔓延したため世界的にキスが禁止された時代
寮に住んでいる女子高生がその病気で死亡し、その理由を解き明かすお話
キャリアの人は死なない、キャリアを診断する検査はない(あるけど手間?お金?がかかるため全員は無理)という物語を成立させるための設置や
研究者の娘がたまたま学校にいたり、情報が駄々漏れだったり、スーパーハッカー(笑)だったりとちょっと設定的には素人っぽい
でも、結末としてはキレイな筋書きだよね
解説にも書かれてあったけど、フーダニットからホワイダニットへの流れがよい
そして終わり方によって物語のキレが感じられる
一応、その後も書かれてあるものの、別のお話なの -
Posted by ブクログ
ミステリー風青春小説?
主人公たちは「青春時代」からは少し大人になった年代。
私は若葉どころか更に枯れかけている年齢で、読む前から危惧していたとおりあまり深く感情移入はできませんでした。若き日に立ち返るようなノスタルジーも感じられず……。
登場人物全員面倒くせー!(笑)
しかしそれが若さというもので、思い起こせば自分も確かにそういう面倒臭い若者だったような気もします。
「わたしを殺さないで」との言葉を残し、突然ホテルの7階から飛び降りてこの世を去った瞳子。
彼女は本当に自殺なのか、もしかしたら殺されたのか?と引き込まれはしたけれど、結末にもスッキリせず。
言いたい事は解らなくもないですが、全