近藤史恵のレビュー一覧

  • 茨姫はたたかう

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    内容(「BOOK」データベースより)
    「童話の眠れる茨姫は、王子様のキスによって百年の呪いが解け、幸福になった。もしそれが、ストーカーのキスだったら?」対人関係に臆病で頑なに心を閉ざす梨花子は、ストーカーの影に怯えていた。だが、心と身体を癒す整体師合田力に出会ったのをきっかけに、初めて自分の意志で立ち上がる!若者たちに贈る繊細で限りなく優しい異色のサイコ・ミステリー。

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    2010年10月02日
  • ねむりねずみ

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    ああ、こういう動機、こうした境遇の人ならありかもなあ…
    と思わされる。
    そしてこういうことをされた人の反応も。
    人は自分のキャパシティを超えることをしてしまったとき、
    自分の心から復讐されるのかな、とも思った。

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    2010年07月12日
  • 青葉の頃は終わった

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    中盤、意外な展開なんかもあり引き込まれたけど
    結局死んだ理由よくわからんかった。
    死ぬ前に手が込んだことしすぎやし。
    登場人物に好感が持てず…残念。

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    2010年06月24日
  • Shelter(シェルター)

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    このシリーズは前後して読んでしまったため衝撃が少なかったかも。順に読んだ方がおもしろかったはず。こういう設定が好きなので興味深いが純真な男キャラに感情移入できん。姉が好き

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    2010年06月14日
  • ふたつめの月

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    この人、「サクリファイス」の作者だよね?作風が全然違うのでよくわからなかった。前の話の続きのようなのですが、読まなくてもなんとなくはわかります。おもしろくないことはないんだけど、なんか印象弱いし、エピソードも弱いような・・・遠距離恋愛のほんわかした感じはいいんだけど。読んだらすぐ忘れそうな気がします。っていうか、なんか読んだことあるような気もするけど、思い出せない。と思って調べたら、別冊、文芸春秋に連載中のときにちょこっと読んでたわ。でも、ほぼ話を忘れてました。というくらい印象が弱い本でした。いや、悪くはないんだけどねえ・・・

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    2011年09月12日
  • 桜姫

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    初めての作家。青春ミステリー作家と聞いていたが、これは歌舞伎の世界を書いたシリーズらしい。第3作目という事で熱心な読者には語り手の歌舞伎役者瀬川小菊や探偵の今泉、助手の山本君らがよくわかった存在として納得づみなのだろうが、なんだか彼らが魅力的ではない。事件そのものは意表をついているのだが、彼らをもっと知っていたら面白かったのではないかと思う。なんだか昔読んだ栗本薫を思い出す。

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    2011年07月16日
  • 青葉の頃は終わった

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    心理描写は決してリアルではないのだけど 
    一つひとつがとても綺麗 
    もやーっと全体にかかった謎が 
    最後にするっと解けるのはよかった 
    でもとても救いようのないお話

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    2010年01月02日
  • 茨姫はたたかう

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    女性の絶妙な心理がうまく描かれてるなぁと思いました。
    ドキッとする一言があったり、おもしろいです。
    ぶっきらぼうで社会性のなさげな整体師の先生が好きです。

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    2009年11月23日
  • Shelter(シェルター)

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    旅先で少女を拾った姉。
    旅行に行く、としか聞いていなかったその妹。
    姉はどこに行ったのか。
    拾った少女は何なのか。
    先生を訪ねてきた男は?

    あちらとこちらで進む話は別なのか、と思いきや
    がっちりとひとつの道になってしまいました。
    どうもこの前に2冊分話があるらしいのですが
    これだけでも充分面白いです。

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    2009年10月07日
  • にわか大根~猿若町捕物帳~

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    シリーズ3作は前作までと変わって中篇三本の連作。中篇なのに密度が濃くて読み応えがある。謎解きは「トリック」ではなくて事件の構造が明らかになる形の物で、得心のいかせ方が上品だな。八十吉のキャラクターが、あまり時代物に登場しないキャラでいい味を出している。

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    2011年08月19日
  • ほおずき地獄~猿若町捕物帳~

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    堅物同心千蔭と芝居町の人々と花街の人々のバランスがいいなぁ。二つの話を平行して最後にあわせる手法は毎回だとちょっとあれだけれどね。

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    2011年08月19日
  • 巴之丞鹿の子~猿若町捕物帳~

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    堅物同心千蔭と巴之丞、梅ヶ枝シリーズ第一弾。この三人の出会いに絡んだ殺人事件と言った感じか。視点がいくつか変わって少し入り込みづらいがさらりと読めた一冊。

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    2011年09月17日
  • 桜姫

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    探偵今泉がでてくる歌舞伎シリーズ。哀切と人間模様の絡みがただよっているのだが…面白くない訳ではないのだが、どうも私には曖昧とした印象がぬぐえない。視点が変わって入り込みにくいのかもしれない。内容は結構重いし、ストーリーは凝っていると思うが恋愛ミステリーという一石二鳥を狙ったら焦点がぼけた感じなのかな…

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    2011年09月17日
  • ねむりねずみ

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    歌舞伎界を舞台にしたミステリー…だと思うが…三幕までのつながりが何となく弱い感じがした。面白くない訳ではないが…ドロドロになりきらない茫洋とした、全体的にまとまらない印象があった。

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    2011年09月17日
  • 桜姫

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    小菊さんと文ちゃんな探偵さんの歌舞伎ミステリなシリーズ。淡々としてる。薄ら寒いような。最後の一文のための物語。

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    2009年11月01日
  • 散りしかたみに

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    歌舞伎界というのも全く縁のない世界です。予備知識がなくても内容に関わる知識はある程度作品内で補完されていますが、想像するのは少しだけ難しい。虹子さんの装いは文章で読んでいるだけでもなんとも粋でどきどきします。

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    2009年10月04日
  • 桜姫

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    『サクリファイス』の著者が描く、梨園を舞台にした至高の恋愛ミステリー!
    「愛の一冊フェア◆発見。角川文庫」は全滅かと思いきや(笑)これは心に残りました。
    そんなに突飛な結末でもないのに何故か予想外だったのは、匙加減が上手かったんだろうなと思います。

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    2009年10月07日
  • ガーデン

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    後味の悪いはなし。何か、好きじゃないんだけど面白かった。みたいな。少女じみた凡てがねちっこくて残酷で冷たくて甘くて廃退的で息が詰まるような。どこかずれてる感じ。探偵さんがかわいいです。

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    2009年11月01日
  • 散りしかたみに

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    小菊と今泉探偵&山本くんのシリーズ。このひとの話に出てくる人間は男も女も激情を隠し持った脆いひとたちが多いです。あいかわらず探偵は影薄すぎるうえに役立たず。笑。

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    2009年11月01日
  • この島でいちばん高いところ

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    5人の高校生がかわいそうな目にあうお話。理不尽さが恐い。お願いだから、ユンジャこういうときはひとりにならないで

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    2009年10月04日