近藤史恵のレビュー一覧

  • ふたつめの月

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    老人が探偵役の日常系ミステリ2作目
    なんだろう、この解決して爽快感がない日常系ミステリは
    主人公がぐだぐだ考えすぎなのが原因なのかと思ったけど、そんな作品は他にもあるしなぁ

    悪くはないんだけど、そんなに面白いとも思えないお話しでした

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    2015年07月02日
  • 演じられた白い夜

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    ネタバレ

    普通の密室もの。劇中劇との交差等伏線は色々と張ってあるものの、全てセオリー通りで基本的なトリック。
    目新しさはないけど、こないだ実験的なミステリー読んで、道に迷ったような不安感をもったので、こういうど直球の推理小説は安心できるなぁ

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    2015年06月06日
  • タルト・タタンの夢

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    小さなフレンチレストランで起こる些細なミステリーをシェフの三舟さんが謎解く。なんともゆる〜いミステリー。

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    2025年04月25日
  • 茨姫はたたかう

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    帯にも書いてあるけれど、この一文がすごくツボ。『王子様のキスで呪いが解けて幸福になった。もし、それが、ストーカーのキスだったら?』

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    2015年04月19日
  • タルト・タタンの夢

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    小さなフレンチレストランを舞台にした短編集。
    そこに訪れる客をテーマにした、あっさりと読めるカジュアルなミステリー。
    サラサラと読めて舌ざわりもいい。

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    2025年03月28日
  • ダークルーム

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    タイトル通り、ちょいダークでしたね。
    短編集で、どれもちょいダーク。ちょいなので、そんな魂持っていかれるほどブルーにはなりませんでした。

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    2015年04月08日
  • ふたつめの月

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    ネタバレ

    気づいたらこれも連作でしたが。
    契約社員から社員になったとたんに・・っていうあらすじでなんとなく自分とかぶる(実際に自分がそういう状況にあるわけではないけど)ので、気になって。
    ちょっとした謎がありつつ、進むので飽きることなく、そしてやはりクリコに感情移入しやすい。
    微妙な関係の彼との距離ももどかしいのだけど、だからこそ応援したくなって、なごむ。
    恋の結末は本音はどちらでもよかったかなって思う。ダメでも、クリコならどんな風に乗り越えるのかちょっと見てみたかったというのもあるので。
    でも幸せをつかめてよかった。
    そして帽子のおじいさんとの関係。これが一番最後のストーリーに余韻を残す感じで、別に彼

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    2015年04月01日
  • あなたに贈る×(キス)

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    キスをしてはいけない話。

    そんなウイルスが存在し得るかは別として
    淋しい時代の設定になってしまったな。
    キスは細菌の交換とまでも言われるけど
    それも含めてこそなのに。

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    2015年03月15日
  • エール!(1)

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    ぼちぼちですかね。
    読みやすくてあっさりよめたけど、
    まードラマ仕立ての展開で、あまりひねるところもなく。
    あまり作者ごとの個性が感じられなかったですね。

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    2015年02月04日
  • エール!(1)

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    仕事に悩んだ人達に対するエールですね。

    各物語の主人公が全て女性です。言ってしまうと、なんですが、まぁ、女性っぽい話だなと思わないこともありません。

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    2015年01月21日
  • 散りしかたみに

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    歌舞伎界ミステリと言うことで興味津々に読み始めたら、なんとシリーズの何冊めかだったみたい。
    「以前の事件」が気になる。

    華やかな歌舞伎の裏舞台を覗けるところが楽しい。
    番頭さんがご贔屓さんを案内とか、廊下が狭いとか。早変わりの吹替えとか。
    けど、暗いー!ドロドロだし、痛い!
    どことなく横溝臭が漂う。
    型破りな着付けでも粋な美女、虹子。
    それに魅入られる、市川伊織。
    探偵の今泉の直感がやや強引で、謎解きは2ドラみたいなのが残念だけど、
    犯人のやるせない最後の言葉には余韻が残る。

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    2014年11月19日
  • 演じられた白い夜

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    面白かった。
    電話が繋がらないってのは、今の時代にはそぐわないね。孤島、山荘物には厳しい時代なのかな。

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    2014年11月13日
  • エール!(1)

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    ネタバレ

    6篇のお仕事小説アンソロジー。2回に分けて読んだ。どれもうまくいきすぎだろ、とも思うけど。どれも読みやすくて普段本を読まない人にはいいだろう。まぁ、働くのは大変だけど、こういういいこともたまにはあるよなとは思う。早く働かなくてもよくなりたいものだ。目指せ億り人。

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    2014年11月04日
  • 青葉の頃は終わった

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    美しく、何不自由なく育ったお嬢様の瞳子が突然飛び降り自殺をする。
    大学時代の同級生たちはそれぞれ瞳子との思い出を振り返りながら、なぜ彼女が死んでしまったのかを想像する。
    連作短編の形で主人公を変えながら、瞳子の自殺の真相に迫っていく流れ。

    瞳子に恋い焦がれながらも、思いを伝えることができず別の同級生と付き合っている男、瞳子への嫉妬と憎悪が抑えられないその恋人、瞳子の親友など、誰しもが瞳子の死に自分も原因があると考えている。

    結局瞳子という女がどんな人物だったのか明瞭でなく、結論ありきの物語に感じて腹落ちしない。
    ミステリとしてもイヤミス系の人間ドラマとしても中途半端で、いまいちなんだけれど

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    2014年10月27日
  • 桜姫

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    【本の内容】
    十五年前、大物歌舞伎役者の跡取り息子として将来を期待されていた少年・音也が幼くして死亡した。

    それ以降、音也の妹・笙子は、自らの手で兄を絞め殺す悪夢を見るようになる。

    自分が兄を殺したのではないだろうか?

    誰にも言えない疑惑を抱えて成長した笙子の前に、音也の親友だったという若手歌舞伎役者・中村銀京が現れた。

    二人は音也の死の真相を探ろうと決意するが―。

    封印された過去の記憶をめぐる、痛切な恋愛ミステリー。

    [ 目次 ]


    [ POP ]
    本作の語り手は、二人の「わたし」だ。

    ひとりは、大物歌舞伎役者の娘、笙子。

    笙子は、亡き兄・音也の友人の訪問をきっかけに、その

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    2014年09月02日
  • モップの魔女は呪文を知ってる

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    ライトノベルの読みやすい小説。面白いのだが、ついサクリファイスシリーズの面白さと比べてしまうと、星が少なくなってしまう。

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    2014年06月29日
  • ねむりねずみ

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    自転車競技小説は大好きで読んでいたがこれは歌舞伎を舞台にした推理もの。
    トリックはありえない話だか、登場人物の個性がピカいちなので許せる。
    大部屋女形役者の小菊のセリフがいい。
    いっぷくのハコちゃんでイメージ完了(笑)

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    2014年06月16日
  • モップの魔女は呪文を知ってる

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    病院の話と、最後のおはなしが、ひんやりとする。
    かなしくはならない。このひんやり、しんみりが、近藤史恵のすごいところだ。

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    2014年06月08日
  • エール!(1)

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    ネタバレ

    短編集。
    正直実を言うと特に好きな作家さんがいるというわけでもなくて
    なんとなくで読んだのだけれどとても面白かった。

    どれも仕事やプライベートであるいろんな日常に、
    共感しつつ励まされるような話運びでほっとできる。

    独立した短編でありながら、お話の間に小さな相互関係もあり
    そうしたところもちょっとした仕掛け。

    すんなり読める、非常に読みやすい本。

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    2014年06月06日
  • ダークルーム

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    江國香織と村上春樹というわたしの永遠のツートップであってすらそうなのだから、わたしは短編集というのが苦手なのかもしれない。欲張りだから。
    もっと、ほしい、そのバランスが難しい。
    若いころの作品はやはりそれ故の粗さや勢いがあって、どの作品についても解説にもあったように、どこか光射すストーリーなのがこの人の魅力だ。
    物語に救いを求めてしまうのはいつになっても変わらない。

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    2015年09月28日