近藤史恵のレビュー一覧

  • モップの精と二匹のアルマジロ

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    ネタバレ

    解説佳多山大地。冒頭の今まで出来る限り掃除をさぼってきた発言に殺意を覚える。。。
    (その分、代わりに少人数で真面目に取り組んだ犠牲者がいたわけで)
    これを機に今までサボった分を肩代わりする人生を歩んで欲しい。。

    とは思わないであろうキリコに本当尊敬の意を。

    全編通しての長編。

    このシリーズ
    強烈に残る、というのは無いけれど
    でも毎日飲むお茶のように、さらりさらりと入ってくる。
    よって、色々忘れてしまうのだけれど
    美味しかった事は覚えているので
    暫くしてまたパラパラ読みたくなる感じ。

    夫が大分成長したな、と思うのは
    勿論彼自信の伸びしろがあり、素直な利点もあるからだが
    キリコの考え方、物

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    2018年03月23日
  • 天使はモップを持って

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    近藤史恵さん、サクリファイスシリーズと凍える島は読んでいましたが、それらとはぜんぜん毛色の違う内容でこれはこれで面白く読みました。引き続きシリーズを読みます。

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    2018年03月16日
  • モップの魔女は呪文を知ってる

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    ネタバレ

    解説杉江松恋氏。作者の経歴を詳しく載せてくれた。
    短編4つ。

    今回は割と重めのテーマでした。。。

    けれど、いつもと逆で
    キリコが看護師に励まされる展開もあって、良かった!!
    スーパーウーマンのように感じてしまうけれど彼女も若い女の子で、悩みはあって

    登場人物達と彼女がその後も交友関係が続くといいな。。
    と思えるように
    近藤氏の描く登場人物達は身近で、魅力的。
    もちろん長所ばかりではないけれど、キリコは短所を長所に変えてくれるので凄いなぁ、と。

    2話目のバイトの女学生の話を読んで
    本当、公共物は綺麗に使っていこう、と気をつけたい。

    いくらお給料をもらっているとはいえ
    感謝されなくても、

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    2018年03月14日
  • 天使はモップを持って

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    ネタバレ

    シリーズもの。

    最後の展開、そうなる前をもっと読みたいけれど
    次作の時系列は1作目の続きなのか、戻るのか。。。
    キリコの素性については明らかにならないままで。

    掃除含む家事って、終わっても、次の日もまたあって
    キリコはそれが仕事で
    でも、自分の仕事も日々繰り返しで同じようなもの。

    それでもくさらずに真面目に取り組む事と
    業務をこなしてくれる人がいるからこそ回っている日常なのだな、と改めて。

    社会人にとってスルースキルは重要だけれど
    どこかでパンクしてしまわないようにしたい。。。

    主人公男性の、事件があっても、多分、嫌わずに、いままで通り接する性格偉い。。。

    すかっとする前に、色々会

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    2018年02月28日
  • 昨日の海は

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    ネタバレ

    近藤史恵さんも好きな作家さんの一人。
    この本は27冊目。

    四国の南側にある磯ノ森が舞台。
    進学校1年生の大江光介は旅館で働く父、専業主婦である母の夢と三人暮らし。
    古い自宅の表はシャッターが下りたまま。
    祖父が写真展を営んでいたらしいこと、祖父母が海で心中したことは母から聞いていたが、それ以上のことは知らない。
    ある日、母・夢の姉である芹とその娘双葉が東京から引っ越してくる。
    祖父母の心中事件の真相を探ろうとする芹。
    光介も祖父母のことを調べ出す。
    そこで明らかになったこととは…

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    2018年02月10日
  • 天使はモップを持って

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    若くして会社の清掃を一人で手掛けるキリコ。
    社員の大介は、そんなキリコと仲良くなっていく。
    そして、社内で起こる事件や謎をキリコと解いていく。
    キリコの観察眼はとても鋭い。
    ホノボノ系。

    2018.1.27

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    2018年01月27日
  • 昨日の海は

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    四国の海辺の町に両親と暮らす光介。その地方では優秀な高校の1年生。演劇部にスタッフとして所属する平凡な高校生である。夏のある日、ほとんど記憶に残っていなかった東京の伯母が小学生の従妹とともに帰ってくる。光介の家は、母親の実家でもあり伯母の実家でもある。伯母と従妹は光介の家の2階で暮らすことになる。
    母と伯母の両親、つまり光介の祖父母は、母たちが十代のころに亡くなっており、光介は会ったことがない。祖父は写真屋をやっていたようだが、家の店の部分は長らくシャッターを下ろしたままになっている。祖父母は、心中だったという。
    伯母が引っ越してくるまで、その事は何も知らなかった光介。伯母が心中の謎を知りたい

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    2018年01月14日
  • 昨日の海は

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    「真実」の取り扱い。

    これは、究極のテーマの一つかもしれない。

    知らなくてもよい真実はあるのだろうか。
    それとも、真実を知らねば、本当の幸せは得られないのだろうか。

    海辺の町で両親とともに暮らす高一の光介。

    交流が殆どなかった叔母と小学生のいとこが東京からやってきて同居することになる。

    自分が生まれる前に、祖父母は無理心中をしたという事実を、光介は初めて知るのだが、その真相を知りたいという叔母の願いに寄り添っていく。

    真相を追う旅の中で、子どもから大人へと成長していく光介の姿、家族や友達とのつながりに共感を持てるが、
    ミステリーの結末としては、背中のかゆいところに手が届かない感が多

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    2018年01月12日
  • カナリヤは眠れない

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    ネタバレ

    いつの作品かは分かりませんが、やはり読ませるなぁ、と思います。内容は買い物依存症の女性や様々な闇を持った女性達のそれぞれの物語。茜には共感できない所も多くて、何を偉そうに人の面倒見てるんだろか…的な感情もあったり。デビューが遅いとのめり込みやすいよね、と思います。再生の物語ではなく、そこから事件へ発展させていくので、そこは飽きずに面白いです。整体師の先生が良い味でした。さらさら、と読めました。

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    2017年10月11日
  • 桜姫

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    近藤史恵の桜姫を読みました。
    歌舞伎の世界を舞台にした恋愛ミステリーでした。

    歌舞伎役者を父に持つ笙子は精神的に不安定な女性です。
    幼くして兄の音也を亡くし、母親も亡くしてしまった笙子は、なぜか兄を殺す夢を見るようになります。

    笙子の前に音也の死の真相を突き止めたいという音也の友人だった銀京という青年が現れます。
    笙子と銀京は調査を始めるのですが...

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    2017年09月02日
  • 巴之丞鹿の子~猿若町捕物帳~

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    ネタバレ

    シリーズ1作目。3,4,2,1の順に読んでしまったため、少しネタバレ気味。やはり順番通りに読むべき。キャラクターが生き生きしている。

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    2017年09月01日
  • 昨日の海は

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    ネタバレ

    祖父母の死の真相を探る高校生。真相は、そうなのかなぁと感じる。そんなことで子ども2人残して心中するか?って感じが離れない。展開的には面白い。

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    2017年09月01日
  • シフォン・リボン・シフォン

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    話が心に響きすぎる程強烈で、私には合いませんでした。痛くてその先にいけない、そんな本です。
    ただ、繋がりのある短編集みたいなものなので、他の話は読むことが出来ました。

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    2017年08月25日
  • 桜姫

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    やっぱり、歌舞伎に興味が出てくるように作られてるのかなぁ。歌舞伎を知って読めばもっと面白いんだろうなぁ。

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    2017年08月08日
  • 散りしかたみに

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    作者の歌舞伎愛が感じられる作品。歌舞伎を全く知らないので、ピンと来ない箇所が多く、読み進め難い。歌舞伎って面白そうと思わせてくれる。

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    2017年08月08日
  • ほおずき地獄~猿若町捕物帳~

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    ネタバレ

    先に、にわか大根、寒椿ゆれるを読んでいたが、違和感なく読めた。お駒のことは驚きがなく、先にこれを読みたかった。この時代ならではのミステリーと感じた。

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    2017年08月02日
  • 天使はモップを持って

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    軽く読めて、気分スッキリ。
    あらすじ(背表紙より)
    深く刺さった、小さな棘のような悪意が、平和なオフィスに8つの事件をひきおこす。社会人一年生の大介にはさっぱり犯人の見当がつかないのだが―「歩いたあとには、1ミクロンの塵も落ちていない」という掃除の天才、そして、とても掃除スタッフには見えないほどお洒落な女の子・キリコが鋭い洞察力で真相をぴたりと当てる。

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    2017年06月12日
  • シフォン・リボン・シフォン

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    フリフリヒラヒラを連想させるタイトルだったけど、読み始めてみたら思ったより現実的。乳ガンの話も知らないことばかりで色んな発見があったけど、どちらかというと、周りに(無意識に)虐げられて苦しんでいる人たちの話だった。

    最初の話で、娘をコントロールするために、お前の胸は大きすぎてみっともない。だらしない。慎みがない。と責める親がいた。
    でも字面にするとわかるけど、それって性格に関係なくないか?
    因果関係が全くないこじつけだ…。

    赤い下着を着たくらいで、そんないやらしいもの!と目くじら立てるほどかなぁ。
    確かに下着を外に堂々と干してたら怒るかもしれないけど。
    解説に、素敵な下着を身に付けると、自

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    2017年05月19日
  • 演じられた白い夜

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    雪の山荘で発生する連続殺人事件と演劇の連続殺人事件。作中作を「一種の見立て殺人と思わせておいて、実は…」というお決まりのパターンでうまく収めていますが、被害者役が現実でも殺される理由に関してはやや肩すかし気味。
    また、読みどころの一つである登場人物たちの心の機微も、主人公・麻子以外の女性が描き分けられていないのでやや不満が残ります。

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    2017年05月13日
  • ダークルーム

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    ネタバレ

     高級フレンチレストランに毎晩ひとりで来店する謎の美女… 自転車に乗る時は、いつもヘルメットをする彼女が長い髪をなびかせ車の前に飛び出した… 隣に引っ越してきた二人の魅力的な青年… つまらない絵を描き、絵に対してピント外れのことを言う男の子… 

     意識では、自分自身の才能を信じたいのだけれども、深層心理では、自分に才能がないことを知っている若者達、彼らは、そんな自分を愛したいのだけれども、意識と深層心理との乖離が自分自身を愛する気持ちを妨げる。

     近藤さん初の短編集は、登場人物の挫折を描くことで、私達が抱く夢をまるで好きな異性への告白を断られるように打ち砕く。それは、現実を突きつけられたり

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    2017年05月06日