近藤史恵のレビュー一覧

  • 桜姫

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    ちょっとんーってとこもあったけど、フリの長さとオチには満足。この短さでこのクオリティーはやっぱりすごいと思う。
    でもこの人の本は『サクリファイス』の方が断然にオススメです(笑)

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    2012年01月03日
  • 茨姫はたたかう

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    シリーズ二作目♪迷いの中にいる女性たちがとてもリアルで悲しい。でも、力先生と小松崎さんの女性に対する真摯さ(力先生はちょっと伝わりにくいのか?)で読者までもが癒される。

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    2011年12月29日
  • ガーデン

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    暗い…。

    登場人物がみんな何かしらを抱えていて、展開も何だかめちゃくちゃで、面白いのだけどなんともいえないモヤモヤとした読後感が残る話。

    個人的には火夜や真波のエピソードより、山本くんの台詞やバックグラウンドのほうが惹かれるものがあった。

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    2011年12月10日
  • 茨姫はたたかう

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    ネタバレ

    最初、気に食わない感じの優等生の子の話かと思ったが、途中からこうどんどんキャラクター達に引き込まれていきました。梨花子、気に食わないと思ったけど、自分を守るのは自分だけと実感した梨花子に衝撃を受けた…。私もそう思っている節がある。どこかで実感してこの罠から抜け出さなくちゃ…!
    そして力先生がかっこいい!というか、近くにいてほしい。通いたい(笑)
    最後の梨花子の印象変わりっぷりは若干面白いけれど、とても清々しい気分で終われた本でした。
    しかし、近藤史恵の本でシリーズ途中で読み出しちゃった本2冊目だな…シリーズ物は頭から読みたいのに、シリーズと気づかず途中から読んじゃうことが多すぎて…。。

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    2011年12月10日
  • 茨姫はたたかう

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    白馬に乗った王子様と、ストーカーはどう違うのか?

    なるほど、と思う。

    ミステリー、という話ではないのかもしれないけど、人の心理とか、とても面白い。

    女の子3人が仲良くなるのがとてもいい感じ。みんなそれぞれのキャラで、好きです。

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    2011年11月25日
  • にわか大根~猿若町捕物帳~

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    近藤史恵時代小説シリーズ第三弾。

    いや今まで読んだことなかったんですがたまたま3作目から読み始めてしまいました。一回読むのやめて第一作から読みなおそうかと思ったんですがなんとなく最後までよんでしまいました。
    結果、これまでの話の下敷きとするところはちょこちょこ見られたもののそれほど気にすることもなく楽しく読めました。

    時代小説ではありますが、堅苦しく気負ったところがないので読みやすいです。ちょっとキャラもの的な書き方なのが気になりますが、それでもおもしろかった。

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    2011年11月21日
  • ふたつめの月

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    『賢者はベンチで思索する』 の続編。
    主人公の少女の淡い恋や、前回もお世話になった老人との交流。
    日常の些細な出来事と小さなミステリーが柔らかい表現で書かれていてとても読みやすかった。

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    2011年11月20日
  • ふたつめの月

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    主人公の若い女性の3つの短編。1つめはそんなことで!?と思ったが、残りの2つはとても心にしみた。特に「パレードがやってくる」は、しみじみ感じるものがあった。ぜひ若い女性に読んでもらいたい。

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    2011年11月03日
  • ほおずき地獄~猿若町捕物帳~

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    ネタバレ

    シリーズ2作目。今回も短い長編。って矛盾だな。解説にもあったけど、この時代にロリコンを犯人役とするなんて斬新。でも昔の方が早くから結婚なりしてたんだから皆ロリコンっちゃロリコンだよな。幽閉されてたお玉は本当にかわいそうだ。総白髪の人がお玉の母親なんじゃ、と思ってたけど、お玉本人だったとは。一晩で総白髪になるってのは本当にあるんだろう。しかし好きな男にそそのかされたとはいえ、嫌いでなかったであろう両親を殺せるもんかね。13歳というのはまだ単純なんだろうか。自分とは合わない母親のことはやっぱり嫌いだったんだろうか。1作目よりこっちの方が好きだな。

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    2011年10月30日
  • 巴之丞鹿の子~猿若町捕物帳~

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    ネタバレ

    前読んだ「寒椿ゆれる」のシリーズ1作目。長編とはいえ、かなり短い。もともと文庫として発売されたそうだ。梅が枝が意外とちょっとしか登場しなくて、巴之丞の方がよく出てきた。そりゃそうか、タイトルに入ってるぐらいだもんなぁ。お袖と小吉の話が良かった。こういう恋愛をしたいものだ。

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    2011年10月30日
  • 寒椿ゆれる~猿若町捕物帳~

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    ネタバレ

    面白かった。久々に時代小説読んだけど、やっぱ面白いなー。この人の時代小説は初めてだけど良かった。シリーズ4作目らしいけど、普通に読めたし。おろくが好きだわ。恋愛を怖いと思うのはちょっと分かる気がする。シリーズ最初から読もうっと。

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    2011年10月18日
  • ねむりねずみ

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    心に響く台詞がいくつかあり、やはり近藤さんの言葉が好きだなぁ。と、思った。

    お話は、歌舞伎が題材になっているが、歌舞伎素人でも、人間関係のあーだこーだ+ミステリーとしても充分に楽しめる作品。

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    2011年07月09日
  • 寒椿ゆれる~猿若町捕物帳~

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    「猪鍋」「清姫」「寒椿」の3編。
    このシリーズ、どんどん面白くなる。
    千蔭、とうとう年貢の納め時!?
    「寒椿」は切なくて、でもハッピーエンドで、すごくよかった。
    おろくさん、幸せになるよ、絶対。

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    2011年06月12日
  • にわか大根~猿若町捕物帳~

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    「吉原雀」「にわか大根」「片影」の3編。
    新キャラに絵師の歌川国克、登場。
    私は、最後の「片影」が一番面白かったかなぁ。

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    2011年06月12日
  • 茨姫はたたかう

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    白馬の王子様≒ストーカー。
    なるほどぉ。。。受け止め方ひとつで全然違う。

    まじめでいい子ちゃん、オタクで結構仕事ができる、女っぽくて情が深い。
    全然違う女性3人が友達になっていく感じも、いい。
    小松崎くん&歩ちゃんの関係も応援したい!

    実際、ハタから見ただけじゃわからない「何か」を抱えている人って、
    多いんだろうな。

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    2011年05月19日
  • ふたつめの月

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    ネタバレ

    契約社員からようやく本採用になった矢先、解顧をいいわたされた久里子。心から喜んでくれた両親の手前、出社するふりをしては日中ぶらぶらと暇をつぶす毎日を送っていた。ある日、偶然すれ違った元同僚の言葉に不審な点が―もしかして私、自分から辞めたことになってる?近藤史恵版『隅の老人』第二弾。

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    2011年10月08日
  • 寒椿ゆれる~猿若町捕物帳~

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     「猿若町捕物帳」シリーズの4作目。
     
     義母が妊娠したり、お見合いして今度こそってなったり、相変わらず事件は起こるけどそれよりなにより千陰たちの日常が素敵です。
     息遣いとか匂いとかを感じます。

     と、自分ではどうしようもない江戸時代の女性たちの悲哀も感じる。
     このシリーズ、結局のところは家や、男に縛られ、もがいてももがいてもどうにもならない女性たちばかりが描かれてる。
     花魁の梅が枝なんて、まさにその象徴なのだろう。

     だからこそ、安易に同情しない千陰の優しさが胸にしみてくる。

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    2011年05月02日
  • ねむりねずみ

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    歌舞伎が、というより、梨園が舞台。
    梨園が舞台だけど、普通に人間関係のモツレ。
    章によって、語り手が変わるので、ちょっと惑わされるような。
    楽屋の、あの感じ、そうそう、と思う。

    シリーズ3作目の「散りしかたみに」のタイトルにひかれ、
    じゃあ、1作目から読もうと手にした本。
    近藤史恵さんの作品を初めて読んだ。気に入った。
    これから、しばらく彼女の本をたくさん読むだろう。

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    2011年04月26日
  • Shelter(シェルター)

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    整体師:合田力シリーズ第3弾

    今回も良かった。
    合田先生みたいな整体師がホントにいたらいいのに。

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    2011年03月16日
  • 茨姫はたたかう

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    整体師:合田力シリーズ第2弾
    合田力シリーズとなってるけど、雄大くんシリーズでもいい気が(笑)
    でも整体しながら心の闇を払っていくのは合田力だからいいのか。

    臆病なことは悪いことじゃない。
    合田力の言葉が胸に響く。

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    2011年03月16日