近藤史恵のレビュー一覧

  • 巴之丞鹿の子~猿若町捕物帳~

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    「にわか大根」(シリーズ三作目?)を先に読んで面白かったので、最初からと思って読みました。いや、なかなか良く出来た作品だと思います。全体としての謎と共に、登場人物各人がどういう人物であるか知りたくてどんどん読み進めてしまいました。シリーズの他の作品も読んでみようと思います。

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    2011年07月17日
  • にわか大根~猿若町捕物帳~

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    いばら姫、天使はモップを持ってなど、ほんわかしたドリーミーなストーリーが好きな女子にはぜひ勧めたい。

    とりたてて珍しい設定でもない捕物帳なのだが、主人公が自分よりも若い継母に振り回されたり、いやになるほど乙女ゴコロがわからなかったりと、ほのぼの要素満載。
    さらさらと方の力を抜いて読めるし、難しい時代考証も不要。

    時代物が苦手な人にも、オススメ。

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    2010年01月26日
  • 桜姫

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    笙子は大物歌舞伎役者の娘。
    15年前に、跡取り息子として期待されていた音也がなくなった後に引き取られたが、女の子では役者にはなれない。
    音也の首を絞めようとする悪夢を見る笙子は、何があったのか不審に思っていた。
    子供時代に別荘で音也と仲良くしていたという中村銀京という大部屋役者に出会い、奇妙な点のある音也の死について調べ始める。
    おりしも子役の少年が劇場でなくなるという事件が起きる。
    女形・瀬川小菊の知り合いの探偵・今泉文吾に調査を依頼することになるが…
    桜姫東文章の舞台をからめながら展開する〜封印された過去を巡る切ない恋の物語。
    平成14年単行本化された物の文庫。
    2007年の大ブレイクにつ

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    2025年08月23日
  • 巴之丞鹿の子~猿若町捕物帳~

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    巴之丞が探偵役かと思えばさにあらず。地道な調査と一瞬のひらめきで事件を解決に導き、大詰めでは芝居掛りでケレンを見せる手法が上手い。

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    2011年08月19日
  • 青葉の頃は終わった

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    「愛情という名で押しつけられるものは、決して拒むことができないのだ」っていう文章が、やはりこの作品全体を通じて貫かれているテーマだとは思うのですが、やっぱり人って愛情なしではなかなか生き抜いていくこと(いきることではなくて)って難しい一方で、愛情によって傷つきやすいっていうのは人の心も脆さというか儚さのようなものを感じさせますね。

    一番印象に残っているのは、自分が瞳子に対して示していた態度や見方が、彼女が巻き込まれたフランス旅行中の事件の犯人である日本人の男二人と同等に位置づけた瞬間ですね。ここまでの発想というか、思いを巡らせる展開は驚きでもありました。読み終わって感動する作品ではありませ

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    2009年10月07日
  • この島でいちばん高いところ

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    救いようの無さ、やりきれなさ、それから若さや強さやいろんなものがないまぜになっている感じ。恩田さんの少女ものが好きな人は好きなテイストかもしれないとかんじました。取り残された島での連続殺人事件。

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    2018年09月26日
  • 散りしかたみに

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     近藤史恵さんの歌舞伎ミステリーです。
    この人の歌舞伎ミステリーのシリーズ読んでると、
    私の中で、この人はこの役者さんのイメージっていうのが出てきます・
     今回のキーマン、登場人物の名前忘れちゃったんだけど(苦笑)
    顔に傷をおった役者さんのイメージ、スッとしてるイメージが勝手に出来上がって、
    なんとなく、お顔創った顔(化粧をした顔ね)が、
    中村梅玉さんのイメージができあがりました。
    年齢とかは全然違うんだけど、私の勝手なイメージ(笑)

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    2009年10月04日
  • 青葉の頃は終わった

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    人間関係の内に秘めたものをテーマにした作品が多い近藤史恵。彼女を自殺によって、いままで保たれていた友情がゆっくりと崩れつつある。そして残された者たちの自問は答えを見失い迷宮に入る。そもそも、この答えに明確な着地点などはないのだろう。そんな作品。

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    2010年05月14日
  • 散りしかたみに

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    歌舞伎座での公演中、毎日決まった箇所で降る花びらの謎を追う。
    女形の主人公と、友人の探偵が梨園を舞台にした謎を追うシリーズもの2作目。

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    2009年10月04日
  • おはようおかえり

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    曽祖母が妹のつぐみに乗り移り、生前の無念を果たしたいという。家業の和菓子屋で働く姉の小梅が、なんとかそれを助けたいと思い奔走する物語。和菓子を作ったことのない妹が急に和菓子を作ることで、曽祖母の乗り移りを確信するところが信ぴょう性があって面白かったが、少し物足らない感じがするのはなぜだろう?

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    2026年07月29日
  • オーロラが見られなくても

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    見知らぬ国を旅する、ワクワクと不安。
    そんな体験を自分もした気になる短編集。

    海外出張でパスポート紛失とか
    パニックになる以外になさそうな状況!
    けど、不安の波が引いたあと
    乙葉はひとりアムステルダムの街を歩く。

    ずっと一緒だと思っていた友達に
    先に結婚されて妙にモヤモヤする岬は
    ひとりでやってきたモロッコで
    その関係性の変化を考え直す。

    表題作では
    「家」から解き放たれて
    アイスランドにオーロラを見に来た佳奈が
    また別の理由で旅をする女性と出会う。

    他2編ともに、どのはなしも
    旅先の風景や文化などに触れたことや
    誰かと一瞬コミュニケーションをとったことで
    流れが変わるような物語でした

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    2026年07月28日
  • 私の命はあなたの命より軽い

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    タイトルがなかなか衝撃的。
    でも、これが全体のテーマだった。
    歓迎される命とされない命。

    読んでいくとどんどん不穏な雰囲気になっていく。
    美和の言い分は理解できるし、自分も親なので両親の気持ちも理解できるところがある。
    もしも自分の子どもにこんな出来事が起こったら…と想像して頭を抱える。
    家族だからこそ、言いたいことを言い過ぎてしまったり、自分の思いが全て受け入れられると錯覚したり、問題が起きたときに大きくこじれてしまうのかもしれない。

    最後、みんないい関係になってきたんだ、とほっとするもつかの間…。
    怖いー

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    2026年07月27日
  • タルト・タタンの夢

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    面白かったんだけど、元は文芸誌っていうのかな?そこに載っていた短編だからなのか同じ表現が多々出てきてデジャブ?って思った。
    フランス料理の名前覚えられない、ヴァンショー飲みたい。

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    2026年07月25日
  • たまごの旅人

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    好きなことを仕事にするということは、好きなことの中に痛みや後悔が降り積もることなのだ。好きなことを、好きなだけではいられないということなのだ。
    何事もそうで、好きでいられる範囲(時間・知識量)にはリミットがあるなと痛感した。

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    2026年07月23日
  • タルト・タタンの夢

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    ネタバレ

    おそらく何かで連載していていたのであろうビストロを舞台とした推理小説。
    ほぼノーヒントで閃き一本でフレンチのシェフが来る客来る客のわだかまりやら謎を解いてしまう王道の流れ。キャラもそこそこ立っていて面白かったが、オーソドックスな感じが強いのとミステリー要素も解けはしないものの、「うわ、そういうことか〜」みたいなワクワク感は少なめなので人によっては退屈に思うかも?
    小中学生におすすめしたい優しい物語でした。

    個人的には、家庭的なフレンチを食べてみたくなる食欲増進系の小説でした。

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    2026年07月21日
  • ホテル・ピーベリー<新装版>

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    夏休みに読みたい本だー。最初の事件が起こるまでで話の半分が過ぎてしまうけど、そこからは話がどんどん進んでいきます。主人公は優しいだけのダメ男だった気がする

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    2026年07月20日
  • はぶらし

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    好きか嫌いかで言ったら⭐️1つ、内容は⭐️5つ。
    サスペンスと聞くと[サイコサスペンス][クライムサスペンス][サスペンスホラー]を思い浮かべそうゆう本かと思ったら違った。サイコサスペンスと言ってもいいのかも知れないけど違うな、友達サスペンスか?
    すごく心情揺るがす話で終始イライラムカムカモヤモヤしてた。
    それくらい凄い話だった。

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    2026年07月18日
  • ホテル・ピーベリー<新装版>

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    8割くらいまで読んで殺人始まらなくて「ん?」ってなったけど、事件始まる前の方がむしろ小説としておもろい気がする。事件自体は別に、ふーん、くらい
    あとなせがバイト先の人で主人公回想してしまう

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    2026年07月17日
  • ねむりねずみ

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    『二人道成寺』を読んでしまったので、それならシリーズの最初から読もうということでこちらへ。
    この作品は、先に読んだ『二人道成寺』とあわせて、歌舞伎界ってこうなの?と思いつつ、その恋愛はどう展開するの?という期待で読みました。著者が描きたかったのもそちらで、サスペンス要素は二の次になっているような。今泉探偵や小菊さんは悪くないんですが、他の登場人物の存在感のほうが強かった。
    あとは、初期の作品のせいかもしれませんが、ところどころで、読点(、)の入り方に少し違和感がありました。最近の作品でそう思ったことはないですけど。

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    2026年07月17日
  • それでも旅に出るカフェ

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    いろんな生き方がある。自分が思うように、理想的に、生きるのは難しい。妥協することもある。けど、自分のなかにある大事な基準とか、信念とかは忘れないようにしたいなと思った。

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    2026年07月17日