近藤史恵のレビュー一覧

  • 山の上の家事学校

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    丁寧に生きていく事は、とても大事なこと。見落としがちだが改めてそう思わせる作品だった。

    男女関係なく生きるのに家事は切り離せない。
    完璧でなくても家事を丁寧にすることで暮らしの質が上がるのは、分かる気がする。

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    2026年02月04日
  • ホテル・ピーベリー<新装版>

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    学校で不祥事をやらかして退職した教師が、ハワイにある島のホテルで長期滞在しようとしたら、溺死や交通事故で人が亡くなり、色々な事実が浮かび上がってくる話。

    最後の最後で謎が明かされていくが、読み進める中では予想できなかったのでそうきたか〜という感じ。
    冷静に考えると、子供や人妻に手を出す主人公の倫理観ヤバいよなぁと思ってしまう。

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    2026年02月02日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    「夜食」にまつわる6篇の短編集。

    夜のご褒美とは…
    夜に何かを食すということは最近なくなった。
    まぁ、TVドラマを観ながらボリボリとお菓子を食べることはあるが、何かを作ってまでは食べない。
    いったい、どんなご褒美だろうかと読む。
    短編なのでサクサク読めた。
    何度か読んだことのある作家さんばかりなので、読みやすかった。

    なかでも「ペンション・ワケアッテの夜食」が良かった。
    ワケアッテがその分け合ってだとは思いもしなかったが…驚きの体験から気持ちもスッキリしてここに来て良かったじゃないかと。
    そして、たぬきおにぎりも美味しそう。
    麺つゆと天かす➕シソなんて最高ではないかと…
    真似したい。


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    2026年02月01日
  • ヴァン・ショーをあなたに

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    美味しいフランス料理が食べたくなる!
    サスペンスではないハートフルミステリーというのでしょうか、食を通して様々な人々の想いや出来ごとが解き明かされていく。
    ハラハラはしないけど、へぇって感じでストンと落ちてくる結末。
    料理と共に最後はワインも飲みたくなりました♪
    食は心を豊かにしますね。

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    2026年02月01日
  • おはようおかえり

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    ネタバレ

    平然とした日常にちょっとしたファンタジーが含まれていて、わくわくやドキドキは感じなかったものの、落ち着いて読むことができた。本書内では、自由と束縛を強く感じた。自由に生きたいつぐみに対して、反対する母からの束縛、自由に生きることを選択できた小梅に対して、家族に縛られた榊。
    自由に生きられるからこそ、社会を大事にしないといけない。それは、インフラのために必要になったコンビニやカレー屋さんが台風の中でも開店すること、仕事を選べるからこそ、みな同じ服装をして就職をする。その逆が、小梅だったり、榊だったりする。

    正直、自分のやりたいように目標を持って生きているつぐみがきれいに見えた。それでも、彼女は

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    2026年02月15日
  • オーロラが見られなくても

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    傷ついたことを表に出すこともできない人たちが、海外で次のステップのきっかけをつかむ、という構図が興味深かった。
    悩んでいる人たちは変化を避けていたり、関係者との距離が近いなと思う人が多かった。「パンケーキとイクラ」の翔太や、「ジブラルタルで会えたら」の岬は、今のままの関係を相手に望んだ。しかし、時が経てば相手も自分も、環境や状況ありとあらゆるものが変化する。接し方も状況に合わせて変化する方がむしろ自然だろう。私との関係性のために、相手に変わらないでいてというのは、果たして愛情なのだろうか。
    「オーロラが見られなくても」の佳奈は、家族を維持するために抗うことができなかった。自らが望んだ選択ではな

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    2026年01月31日
  • ときどき旅に出るカフェ

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    世界には色んなお菓子があるのね。それに絡めて、ちょっとした謎解きとか人間関係を描いてる。サラサラ読めてよかった。

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    2026年01月31日
  • オーロラが見られなくても

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    どの話も氷が溶けていくような心地よさを感じる。出てくる料理はどれも美味しそうだけれど、最初のコロッケが一番美味しそう。カバーの写真も美味しそう。

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    2026年01月31日
  • それでも旅に出るカフェ

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    カフェ・ルーズがキッチンカーも営業中。
    コロナ禍から戦争までの怒涛の数年を、カフェと常連の主人公視点で描いていて前作より読み応えがあった。
    『あなたの知らない寿司』が一番好きなお話。世界中の人が同じものを美味しく食べられるなんて、すごいことだと思う。
    バインミーが食べたい。食べた事がないから余計に。

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    2026年01月31日
  • たまごの旅人

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    友人におすすめされて読みました。
    海外旅行大好きな私にとってワクワクする本でした。

    海外に行くことで
    「無知を知る」「日常が当たり前じゃない」
    を感じることができる。
    これが言語化されていて、とてもピンときました。
    日本にいると知ることのないことを知る、
    湧き上がらない感情が芽生える ということが
    私にとっての海外旅行の魅力かもしれません。

    言葉で読んだり聞いたりしても、
    実際に感じないとわからないことはあると思います。

    お金も時間も体力も必要だけど、
    たくさんの日本人に海外旅行を経験してみて欲しいな
    とやっぱり思いました。(誰ですかって感じ笑)

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    2026年01月30日
  • オーロラが見られなくても

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    様々な理由でひとり旅をして、その旅先で出会ったことや、自分を見つめなおして気づきまた前を向いていこうと歩き出す短編、5編が納められている

    その旅とは普段あまり訪れることの少ない外国ばかりで、そこでは主人公はその場所で珍しい、そしておいしい食べ物に出会う、その食べ物を食べに行くためだけの旅でもいいな。

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    2026年01月26日
  • エデン

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    前作のサクリファイスが面白かったのでかなり期待値が上がった状態で読みました。
    ミステリ要素ほぼないからか、少しがっかり。
    ただの自転車小説として読めばいいのかもしれないが、サクリファイスの方が断然よかった。

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    2026年01月24日
  • シャルロットの憂鬱

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    犬と人間が一緒に住むということの良さが伝わった。
    物語の中で何度も出てくるシャルロットの気持ちを表す言葉に、可愛い、と思わずにはいられなかった。
    犬を飼っていると交友関係が広がる。良くも悪くも。
    飼い主はこの子がいれば大丈夫だと思い、犬もまた人との生活を覚え、信頼する。
    そんな生活に、少し憧れてしまった。

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    2026年01月24日
  • スーツケースの半分は

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    ネタバレ

    旅行全然行かないけど一人旅いいなあと思った。
    新しいスーツケース買いたくなった。
    のんびりした作風だなと思って気を抜いてたらラストで悪い奴が出てきてちょっとびっくりした。
    自分のことを人見知りとか無愛想って言えちゃう人が傲慢って一理あるよなと思いました。
    必要以上に人の顔色窺うこともないけど、いい年してそれを言い訳にするのは相手への甘えだと思う(自戒)
    世の中の大抵はみんなある程度人見知りだし無愛想だけどちょっと無理して相手とコミュニケーション取ってんだよ…

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    2026年01月23日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

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    「ラスト」「メッセージ」の2つを題材にした短編小説。
    とても読みやすかった。
    特に「猫への遺言」での意外な展開とラストへの結びが心に残った。
    また「青い封筒」での高校生男子を持つ母の息子への接し方や夫婦関係もリアルだと思った。

    キーセンテンスは同じでも、内容は多様化していて面白かった。

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    2026年01月23日
  • オーロラが見られなくても

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    星3.5

    『旅に出るカフェ』などで海外旅行を題材にした小説をたくさん書いている近藤史恵さん。
    今回も楽しみにしていた。

    しかし、加齢のせいか、五篇のうち二篇がアンソロジー『おいしい旅』シリーズに収録されていたらしいのだが、全く読んだことすら覚えていない。ショック過ぎる。ま、読むたび新鮮と思えばいいのかも。やはり、アンソロジーって記憶に残りにくいな(私だけ?)

    五篇ともいつもの近藤史恵さんらしく、読みやすく、海外に行ってみたいと思わせる。早く『旅に出るカフェ』の続編出ないかな?

    追記:直前に読んだ『おもしろ雑学 世界地図のすごい読み方』にのっていた、イギリスとスペインの飛び地の話がタイム

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    2026年01月22日
  • ホテル・ピーベリー<新装版>

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    ネタバレ

    さらっと読めるミステリー。登場人物は多いけど長くないので各人それほど掘り下げもなく、そんなに重くも無いですが、主人公の設定が独特なのと(なぜこの設定に?)、宿の女主人が魅力的。ハワイ島の穏やかで静謐な空気が旅行記のようでした。

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    2026年01月20日
  • それでも旅に出るカフェ

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    コロナ影響で「カフェ・ルーズ」は開店休業?店主の円の趣味の旅行もままならない、同じ馴染みのお客様も仕事や生活の不安を抱える。その苦境の中、円はキッチンカーをオープンしていた。イライラやモヤモヤの中、どう見出して良いの?そしてちょっとしたトラブルや事件が!
    シリーズ物と知らず読み始めたので、旅行や以前住んでいた話が頭に入って来ず。最初から読み始めた方が面白いかも?

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    2026年01月19日
  • たまごの旅人

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    ”好きなことを仕事にするということは、好きなことの中に痛みや後悔が降り積もることなのだ。”

    ”叶った望みはいつの間にか日常になり、叶わなかった望みだけが大きく感じられる。”

    特に好きなフレーズ。
    近藤史恵さんの書く文章はいつも私が気が付かないことを教えてくれる。
    色んな国の知らなかった場所を知ることができて楽しかった。オーロラ、見てみたいなあ

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    2026年01月16日
  • さいごの毛布

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    自分を卑下してバリアを築く主人公にはあまり感情移入できなかったけれど、それでも人の心を巧みに描くさすがの近藤さん。
    犬たちの描写がかわいかった。

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    2026年01月16日