近藤史恵のレビュー一覧

  • 凍える島

    Posted by ブクログ

    登場人物たちの言動にあまり共感できないまま読み進めていたのですが…、最後の最後、これまでの「ん?」がいろいろと回収されました。
    ミステリーとしてはもちろん、賞もとってるぐらいですから、読者の期待を超えてくれることは間違いなしです。
    それでもやはりモヤモヤは残りました。

    0
    2025年10月15日
  • みかんとひよどり

    Posted by ブクログ

    思っていた内容ではなかったけど、人と関係を絶ちたい狩人ととレストランの人の話。結局なんで狩人はひとにおわれていたわけ?

    0
    2025年10月11日
  • ホテル・ピーベリー<新装版>

    Posted by ブクログ

     う~む…
    いまいち、のめり込んで読めなかったです。

     主人公の過去が受けつけず、どんな行動をしても、共感出来ず。結局、既婚者にも手を出すし…。

     主人公の再生の物語でもあったと思うけど、私には厳しかったです。

    0
    2025年10月11日
  • 夜の向こうの蛹たち

    Posted by ブクログ

    女性作家さんのお話。
    自分の欲をそれぞれ大切にしながら、なんか苦しい3人。
    そこに関わるまた別な人もなんか苦しい。

    0
    2025年10月10日
  • タルト・タタンの夢

    Posted by ブクログ

    食にまつわる、日常の謎ミステリーという趣向。
    普通に面白かったが、シリーズを続けて読むかは迷うところ。もう一巻読んでみるか。

    0
    2025年10月08日
  • ホテル・ピーベリー<新装版>

    Posted by ブクログ

    ハワイ島のそのホテルには、人生で一度きりしか泊まれないというルールがある。

    前半はハワイ島の景色、コーヒーの香り、静かなホテルの描写が心地よく、のんびりとした旅行気分を味わえる。後半は一気にトーンが変わり、ミステリー要素が濃くなってどんどん不穏な空気が漂うように。
    南国の風の中にひっそりと不穏の影が差し込んでくるような感覚だった。

    2人が通じ合えたのか、明確な解決や約束は描かれず、余白を残すような静かで余韻のあるラストだった。
    ハワイには行けないけど、『夏への扉』読んでみようかな。

    0
    2025年10月08日
  • たまごの旅人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    新米添乗員が主人公の連作短編集。
    新米が添乗するツアーはいやだな、こんな協調性のない客と一緒に旅行するのは嫌だなという思いが先に立った。だけど、コロナで添乗することができなくなって、時間の余裕ができて自分を見つめ直す余裕ができ、成長する主人公をみて、ほっとできてよかった。

    0
    2025年10月08日
  • これが最後のおたよりです

    Posted by ブクログ

    「最後のおたより」がテーマの短編集。
    半分近くが初めて読む作家さんでした。
    「おたより」と言ってもパッとイメージする「紙の手紙」ばかりじゃない。その形は本当にさまざまで、次はどんな“おたより”ストーリーなのか楽しみに少しずつ読み進めました。

    特に好きだったのは、
    「もうひとつある 鷲宮家四訓」大崎梢
    「猫への遺言」柴田よしき
    「そのハッカーの名は」福田和代

    家訓の謎が気になって引き込まれたもの、
    夫の猫に宛てた手紙から愛情を感じたもの、
    ちょっと異色でミステリーっぽい雰囲気のもの、
    趣向は異なりますが、どれもラストは優しく、晴れ晴れとした気持ちになりました。
    矢崎存美さん「たからのちず」は

    0
    2025年10月07日
  • 眠れぬ夜のご褒美

    Posted by ブクログ

    6人の作家による短編作品。

    標野凪「バター多めチーズ入りふわふわスクランブルエッグ」
    冬森灯「ひめくり小鍋」
    友井羊「深夜に二人で背脂ラーメンを」
    八木沢里志「ペンション・ワケアッテの夜食」
    大沼紀子「夜の言い分。」
    近藤史恵「正しくないラーメン」

    夜中に読むとまずい本です、食べたくなってきます

    0
    2025年10月05日
  • ときどき旅に出るカフェ

    Posted by ブクログ

    人間世界に穏やかさはなかなか無いもの。だから大切にしたい時間があることを感じました。
    日常のトラブルはご褒美があってこそ。海外のデザートが非日常だから新鮮さと刺激があってストレス解消に良さそうです。
    込み入ったお話では無いので軽く読みたい時にいいです。

    0
    2025年10月04日
  • 眠れぬ夜のご褒美

    Posted by ブクログ

    食事に関する短編集。
    個人的には近藤史恵さんの作品が好きだった。
    深夜の袋麺…悪魔的に美味しいに決まっている。

    友井羊さんは初めての作家さんだったけど、
    深夜に友人とラーメン屋に行く短い間のミステリーが面白く、しかもオチまで素晴らしい。他の作品も読んでみたい。

    あれ?二つとも深夜にラーメンの話…
    自分は文章に惹かれたと信じたい。
    決して、深夜のラーメンにではないと…

    0
    2025年10月04日
  • 眠れぬ夜のご褒美

    Posted by ブクログ

    夜食がテーマの短編集。
    短編集は知らない作家さんと出会えるのがいい。
    短編集きっかけで好きになった作家さんもいます。

    美味しそうな夜食が次々出てくるけれど、個人的に一番好きだったのは背脂ラーメン。
    大学生2人が夜中に背脂ラーメンを求めて歩きながら繰り広げられる会話の着地地点がすっきり見事。

    0
    2025年10月02日
  • ホテル・ピーベリー<新装版>

    Posted by ブクログ

    とりあえず とても読みやすい。
    冒頭のだらだら感を抜ければ後はすらすら読み進められる。

    ただ、

    ・これ必要だったか?という人間関係模様
    (ホテルという舞台上 そういう風に描きたかったのかな)

    ・細部に散らされるキーワード設定に
    関心は持てたけどハマれなかった
    (内容はわかったけれど 結末に関連してくるかと言われると「?」)

    ・某人物の、突き放すような台詞の意図が未だによくわからない

    という感じ。

    本も厚みはないから、
    軽い気持ちで読むリハビリ推理小説には良いかも。
    がっつり推理が好きな人には物足りないだろうな~と思った。

    いつも辞書片手に本を読んで
    気になった色々を書き残したりし

    0
    2025年10月01日
  • 風待荘へようこそ

    Posted by ブクログ

    突然離婚を切出され、あろうことか一人娘も夫の再婚相手と暮らすとゆう。
    頼る当てもない京都のゲストハウスでひとまず働くとか可哀そすぎる設定でした。
    美味しそうな料理の記述と京都が舞台でなかったら途中で投げ出してました。

    0
    2025年09月29日
  • 山の上の家事学校

    Posted by ブクログ

    仕事ばかりで家事育児を一切せず、妻に愛想を尽かされ離婚され、独りやもめ暮らしをする主人公。妹の勧めで家事を学ぶ学校に入り、今までの自分の至らなさと、妻が抱えていた苦しみと向き合う。

    結構グサグサきました。

    0
    2025年09月28日
  • たまごの旅人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読む前も読んだ後も
    添乗員のお仕事って素敵だなと思った。
    純粋に憧れる。
    コロナ禍の時代は、どこを切り取っても
    大変な時代だったなぁと振り返った。

    知らない食べ物、生き物、景色が
    たくさん出てきて一つずつ調べながら読んだ。
    本を読むだけで知識が広がっていくっていうのは、まさしくこの事だと思った。

    5つの中で、パリ症候群が1番好き。
    「気持ちさえ変われば、世界はまるで違うように見えるのだ。」
    意識的なものでも良いから改めてみようと思った。

    解説を読んでみて著者の他の作品も面白そうだと思ったので、読んでみたいと思う。

    0
    2025年09月27日
  • サヴァイヴ

    Posted by ブクログ

    サクリファイスシリーズ3作目。
    短編集で、登場人物の人間模様などが描かれていた。
    でも個人的には前2作のような面白さは感じられなかった。

    0
    2025年09月27日
  • 風待荘へようこそ

    Posted by ブクログ

    大切な人を優先し、自分を後回しにして母親業をこなしてきた主人公。
    京都でのシェアハウス生活から色々な人と出会い刺激を受け、世界が広がり快活になっていく。
    くよくよしていた眞夏だったけど、毎日忙しく充実した日々を過ごすことで元夫とかどうでもいい存在に思えるくらい強くなれたことが良かった。

    0
    2025年09月26日
  • インフルエンス

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    初めて読む作家さんだった。
    けんごさんが紹介しててすごく読みたくなった本。
    短いし面白くて2日で一気に読んだ。
    休みの日に半分以上時間を忘れて没頭できた。

    昭和時代の話から始まって団地に住む3人の女子中学生の不思議な繋がりが主の話でミステリっぽいかんじだった。

    主人公は地味な友梨、そして顔のいい里子、都会的な真帆の三人の話。
    里子の受けた虐待が性被害で祖父と寝てたってだけで(当時まだ小学生)そんな恐ろしいことになる?って信じられなかったけど本当に起きてたみたいで気持ち悪さと話としての信じられなさが強かった。
    隣の部屋で他の家族寝てるのに?しかも両親もわかってた上で?そんなことあるのか?未だ

    0
    2025年09月23日
  • 眠れぬ夜のご褒美

    Posted by ブクログ

    さっくり読める本 いいかんじのも、いいかんじじゃないのも どちらかというとあまり後味が良くないのがおおかった印象

    0
    2025年09月17日