近藤史恵のレビュー一覧

  • 青葉の頃は終わった

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    「愛情という名で押しつけられるものは、決して拒むことができないのだ」っていう文章が、やはりこの作品全体を通じて貫かれているテーマだとは思うのですが、やっぱり人って愛情なしではなかなか生き抜いていくこと(いきることではなくて)って難しい一方で、愛情によって傷つきやすいっていうのは人の心も脆さというか儚さのようなものを感じさせますね。

    一番印象に残っているのは、自分が瞳子に対して示していた態度や見方が、彼女が巻き込まれたフランス旅行中の事件の犯人である日本人の男二人と同等に位置づけた瞬間ですね。ここまでの発想というか、思いを巡らせる展開は驚きでもありました。読み終わって感動する作品ではありませ

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    2009年10月07日
  • この島でいちばん高いところ

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    救いようの無さ、やりきれなさ、それから若さや強さやいろんなものがないまぜになっている感じ。恩田さんの少女ものが好きな人は好きなテイストかもしれないとかんじました。取り残された島での連続殺人事件。

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    2018年09月26日
  • 散りしかたみに

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     近藤史恵さんの歌舞伎ミステリーです。
    この人の歌舞伎ミステリーのシリーズ読んでると、
    私の中で、この人はこの役者さんのイメージっていうのが出てきます・
     今回のキーマン、登場人物の名前忘れちゃったんだけど(苦笑)
    顔に傷をおった役者さんのイメージ、スッとしてるイメージが勝手に出来上がって、
    なんとなく、お顔創った顔(化粧をした顔ね)が、
    中村梅玉さんのイメージができあがりました。
    年齢とかは全然違うんだけど、私の勝手なイメージ(笑)

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    2009年10月04日
  • 青葉の頃は終わった

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    人間関係の内に秘めたものをテーマにした作品が多い近藤史恵。彼女を自殺によって、いままで保たれていた友情がゆっくりと崩れつつある。そして残された者たちの自問は答えを見失い迷宮に入る。そもそも、この答えに明確な着地点などはないのだろう。そんな作品。

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    2010年05月14日
  • 散りしかたみに

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    歌舞伎座での公演中、毎日決まった箇所で降る花びらの謎を追う。
    女形の主人公と、友人の探偵が梨園を舞台にした謎を追うシリーズもの2作目。

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    2009年10月04日
  • それでも旅に出るカフェ

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    ネタバレ

    外国のいろんな料理がでてきて本当に美味しそう。カフェを舞台に、いろいろな出来事が起こる。ほんわか合ったか物語と思って読んだら、最後の方に行くにつれ、人の恨み嫉みでドロドロ。すっきりしない終わり方だったのと、コロナ禍の作品だから仕方ないけど、コロナ感が強い物語は、コロナ後読むと、そんなこともあったよねと思うけど、禍中じゃない今あんまコロナ、コロナされるとちょっと引いてしまう、

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    2026年07月13日
  • タルト・タタンの夢

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    一言で言うと、美味しそうな料理に癒やされて、読み終わった後に優しい気持ちになれる小説でした! 読みやすかった

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    2026年07月12日
  • たまごの旅人

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    添乗員という仕事が、caに似てる部分があって共感した。
    北京、スロベニアに行ってみたくなった
    その時またみたいな

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    2026年07月10日
  • それでも旅に出るカフェ

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    ネタバレ

    オーディブルで聴取。

    前作もこんな感じだっけ?
    パンデミックの時期に書かれたのか、すべての章で触れててそこまでする?と思うなど。書き下ろしでなく、新聞小説とかだったのかな?
    人間のイヤな部分とかマンスプとかなんかどれもなんか引っかかる、鼻につくんだよなあ。イヤな感じなのに、終わり方も曖昧だし。前作もこんなだったっけ?

    ただ、前作と同じく、今作も美味しそうなものがたくさん出てきて、食べた〜い!!!とはなった。もしも次作出たら読んでしまうとは思うけども…。

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    2026年07月08日
  • オーロラが見られなくても

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    表紙が素敵。この作者さんの本はいつも装丁がきれいだよなぁ。美味しそうなものが沢山出てきた。海外旅行なんて何十年も行ってないけど、モロッコとか行きたくなった。

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    2026年07月08日
  • おはようおかえり

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    姉妹なのに性格が真逆の小梅とつぐみ。
    やりたいことがはっきりしていて、エジプト留学を目指す妹つぐみに対して、大学進学をせず実家の和菓子屋を手伝う姉小梅。
    そんな和菓子屋は曾祖母の代から続いている。ある出来事で曾祖母の心残りを解消すべく、姉小梅が動き出す。
    曾祖母の時代に比べて、女性も自由に人生を選択できるようになったはずなのに…やりたいことがない自分は…
    『無いものにしようとしている』こと自分はあっただろうか。

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    2026年07月04日
  • ホテル・ピーベリー<新装版>

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    ネタバレ

    なんかちょっとエッチだった。笑

    本格ミステリ好きには物足りないだろうけど
    話自体はテンポ良くて、サクサク読めて面白かった。

    最後の「冷凍睡眠だ」が唐突すぎて…
    前作とかに繋がってるの…?
    ⭐︎3.3

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    2026年07月02日
  • 風待荘へようこそ

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    こんな感じになってくんだろな

    …と、正直なところ概ね予想した通りに話が進んだんだけど、
    元夫のダメ男ぶりについては大幅に予想を上回ってたよね。

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    2026年07月02日
  • スーツケースの半分は

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    スーツケースの持ち主ごとに語り部が変わるが
    ほぼみんな共感性の低い感じ悪い女だった
    最終話の男(おばあさんのバイト)のだけめちゃくちゃよかった

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    2026年06月28日
  • おいしい旅 しあわせ編

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    旅の醍醐味はご飯だと思わされる小説。

    7人の著者の短編集で、おいしい旅をテーマに各々の物語が展開する小説です。
    色々な方の短編を読むと思うのが文章が好きだとか少し読みにくいななど新たな発見があるのが好きです。また、短編なので一話一話が短くて気軽に読めるのもいいです。

    今回個人的に好きだったのが三上延さんの「美味しいということは」が好きでした。
    「美味しいということは」の意味を知ると食事の捉え方が変わりました。
    これからの美味しいを探す旅も楽しく感じます。

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    2026年06月25日
  • これが最後のおたよりです

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    【孤独の谷】薄気味悪さといったら…香苗さんは死よりも孤孤独のほうが怖かったのだろう。この怪しい感じ流石は近藤さんだった。
    【十年日記】叙述トリックは騙された。落とし物の指輪から巡りめぐって幸運がやってきてほんわかした。
    【そのハッカーの名は】結構好きな部類だった。
    自作自演もの。闇を暴きたい犯人をあえておいて見方のうちは使ってやろうと考えるトッコのしたたかさが好き。
    【青い封筒】メタいことをいうが、あきらの背景を思うとなんとも言えないが、手紙より先に感謝の言葉は口にしたほうがいい。危うく修人家庭環境も悪くなるところだった。

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    2026年06月24日
  • アンソロジー 舞台!

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    舞台に関わる人々の短編集。
    しみじみ幸せを再確認する作品。
    いろんな舞台を楽しめる世間であってほしい…

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    2026年06月23日
  • ふたつめの月

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    ネタバレ

    ほのぼのしてして、やっぱりハッピーエンドで、ダメでした。私はもっと毒っけのある本を読みたい。そんなことに改めて気づかせてもらえました。久里子のネットワークの広さとか、うらやましかったです。突然のリストラや、明日香ちゃんはうざかわいくて、そのくだりはおもしろかったけど、もっと深掘ってもらいたかったなー。他人の幸せを妬んで生きてきたけれど、ついには小説の登場人物にまでその気持ちが及ぶなんて、私の闇は深いです。感想が浮かばないもん。私にとっては遠い遠い宇宙人の話でございました。結局、赤坂さんって何者やったんや?

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    2026年06月22日
  • 賢者はベンチで思索する

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    ネタバレ

    人が死なないミステリー。ほのぼのしていて、でも、緊迫感もあって、ミステリーとしてはおもしろかったです。わんこ2匹の絡み具合が絶妙で、ただのわんこ小説になってないのも、とっつきやすい。でもでも、私の今の心はすさんでいるので、素直に内容が良いと思えなかったのが、いけないところ。恋愛とかいらんねん。国枝さんもとい詐欺師は続編でも登場するのかしら。続編も買ってしまっているので、早々に読んでおきたいと思います。んー、こういうほのぼのが楽しめる人間にいつかなりたいです。ギスギスドキドキドロドロを求む。

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    2026年06月22日
  • オーロラが見られなくても

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    この本を選んだきっかけは、好きな作者さんであることと、やっぱり表紙のお菓子が素敵だったからかな(๑´ڡ`๑)。中身は短編集で、どれもはるばる海外に来たのに、引きずってる悩みが消えなくて大きなため息が聞こえてきそうな内容だった。友達を心から祝福出来ないで訪れるモロッコと、家族の介護から解放されたはいいものの自分は独りで生きていけるか戸惑い隠せないアイスランドの話が、短く読める作品の中で心に残りました。

    『それなのにわたしは笑えない。まるで砂漠でたったひとりで立ちすくんでいるみたいだ。-ジブラルタルで会えたら-』
    『「アイスランドは風が強くて、植物が育ちにくいから、その分、食材は貴重で、大切に使

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    2026年06月22日