近藤史恵のレビュー一覧

  • オーロラが見られなくても

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    「遠くの縁側」オランダのコロッケが美味しくて食べ続けたら口内炎が出来るというあるあるを知った作品。
    「パンケーキとイクラ」リトアニアのイクラ。自分はもちろん女性視点で読書するのだけど、さすがに本作の妹の主張(年齢で彼氏は察しろ)は無理ゲーに近いのでは…と気の毒に思うなどした。
    「ジブラルタルで会えたら」モロッコ料理。ハリラとタジン。
    「オーロラが見られなくても」主人公の搾取され具合は「人生に疲れた」で済ませていい訳ない。教育虐待でもある。初めての土地に行くことは生きる力を取り戻す勇気をもらえるという物語。
    「マイナス12度のアイスキャンデー」この作品が一番魅力的だった。ハルビンの餃子食べてみた

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    2026年01月03日
  • ホテル・ピーベリー<新装版>

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    木崎淳平は仕事を辞めて、ハワイ島のヒロを訪れた。
    友人から勧められた日本人が経営するホテルは「リピーターを受け入れない」ことが特徴だという。
    しかし、同宿者がプールで溺れ死ぬ事件が起きてしまう。直後にはバイク事故でもう一人が……。
    このホテルには「なにか」がある。面白かったです。

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    2026年01月03日
  • 天使はモップを持って

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    祖母の本棚から。

    オフィスビルに似合わぬお掃除ギャルが、塵や汚れと一緒に問題もキレイに解決!
    ナースのお仕事みたいな軽ーく、ゆるーく楽しめるお仕事小説。

    キリコちゃんのカラッと具合が気持ちよく、OL達がまさにTVドラマに出てきがちなOL!なのも軽く楽しめる要因かも。
    途中で出てくる二枚目サラリーマンには腹が立ったけど。
    陰で支えてくれるような仕事を見下したり馬鹿にするような人、本当に好きになれない。
    うちのビルもそうだけど…お掃除マン・ウーマンの皆さん、あんなにいつでもピッカピカにできるって本当に素晴らしいことだよなあ。感謝感謝。

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    2026年01月02日
  • おいしい旅 初めて編

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    サラッと読むには良い。
    でも何かすごく心に残ったかと言われると難しい。
    アンソロジーの良さと限界なのかなぁ。

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    2026年01月02日
  • 南方署強行犯係 黄泉路の犬 〈新装版〉

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    シリーズ2作目。

    多頭飼育崩壊やアニマル・ホーダーなど、自分には馴染みのないテーマのお話だったので勉強になった。
    ペットを取り巻く状況には胸が苦しくなるばかり。
    20年前に刊行された小説なので、今ではこの状況が良い方向に向かっているといいな…と思う。

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    2026年01月02日
  • オーロラが見られなくても

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    いつもと違う環境に身をおいて、いつもと違う世界を見ること、外から自分を見つめ直すことができる。

    海外旅行(仕事含む)が題材の作品は個人的に視野が広がるのでとても好きです。
    短編集ですがすべての登場人物が自分の考えや置かれている立場を整理し、歩き出そうとする姿勢が、とても前向きになれます。

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    2026年01月01日
  • たまごの旅人

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    2025.12.30

    この本の存在を知り、旅行中に絶対読みたい!と思い初めて近藤史恵さんの小説を購入してみました。
    新人添乗員の主人公が海外旅行のアテンドを通して成長していくストーリーで、戸惑いや焦りがリアルでした。私はツアー旅行は好きじゃないけど、添乗員さんという職業はちょっと憧れます。(自分の事情しか考えないワガママな人やトラブルメーカーのツアー客にはイライラを隠せないと思うので絶対向いてない)
    パリ以外は行ったことのない場所だったので、添乗員になったらこんな国も行けるんだなあと羨ましくなりました。

    思った通り読みやすい短編ばかりで、海外旅行中に軽く暇つぶししたい時に読むのに本当にピッ

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    2026年01月03日
  • ときどき旅に出るカフェ

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    10篇からなる短編小説。
    途中で読むのをやめてしまった。
    けっして内容が悪いのではなく、自分には
    内容がほんわかすぎて、合わなかった。

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    2025年12月29日
  • 南方署強行犯係 狼の寓話 〈新装版〉

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    新人刑事の會川は初現場でミスをしてしまい、変人と評判の女性刑事とバディを組み殺人事件を担当することに…。

    冒頭に挿入された寓話が、読んでいくうちに真相とつながっていく趣向にぞくぞくさせられた。
    事件の問題の根深さや深刻さが重く、やるせなさが残るお話。

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    2025年12月27日
  • 凍える島

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    近藤さんのデビュー作を初めて読みました。93年の作品なので、だいぶ前の作品。ほほぅ、デビューはこんな感じだったんだと興味深く読みました。なんか文章や人物の世界観がちょっと江國香織さんみを感じるというか、やたらとエモーショナルな感じ……

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    2025年12月26日
  • 凍える島

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    ★3.5

    近藤史恵の処女作品らしい。出版されたのは1993年という事で、32年ほど前。とはいえ、まだ平静だったはずなんだけど、文体はコーヒーを“コオヒイ”とか、デザートを“デザアト”の様に書き、「一体いつの時代なんだ?」と惑わせられる。

    タイトルが『凍える島』なので、北の島の話かと思いきやさにあらず、瀬戸内海に浮かぶS島という事になっている。そんな島で連続殺人が発生していくのがこの作品。絶海の孤島で起きる連続殺人という作品は数多あるけど、上述の様な文体であることもあり、緊張感と共に、何故だか気だるさを感じさせられるのは気のせい?

    近藤史恵は、シェフは名探偵シリーズや、サクリファイスの様な

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    2025年12月25日
  • タルト・タタンの夢

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    新幹線に乗る前に、さらっと読めそうだったので購入。
    サクサク読めて楽しかった。
    割り切れない話が切なかった。
    でも、希望だけ残してくれて救われた。

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    2025年12月25日
  • それでも旅に出るカフェ

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    コロナ禍からまだ5年しか経ってなかったのか…。
    アレのせいで色々あったけど、アレのおかげで不要な悪習が無くなった面もある。
    ただ、緊急事態宣言時は先が見えずにピリピリしていた事を思い出した。
    そんな期間を描いているからか、全体的にやや暗い印象。

    最後の3話はモヤっとした。
    どうせなら明るい話で終わらせて欲しかったな。

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    2025年12月24日
  • タルト・タタンの夢

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    ネタバレ

    寡黙でひたむきに料理を作る三舟シェフ。お店に持ち込まれたミステリーも鮮やかに捌きます。

    一見、人に興味がないように見えますが、本当は誰よりも人に関心を持っているのではないかと思いました。

    三舟シェフの過去が今一つわからないのすが、続編で明らかになっていくのか、それを楽しみに読みたいと思います。

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    2025年12月24日
  • ホテル・ピーベリー<新装版>

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    ミステリー要素もありながら人間ドラマの部分もよかった。
    その時にしか出会わない人への感情の昂りが、それでもその昂りだけではなく愛だということに気づく過程がとても丁寧に描かれていたと思う。

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    2025年12月24日
  • おはようおかえり

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    文章は読みやすいのだけどなかなか読み終えられなかった作品。手紙の内容がおーっとなり、そこからはスルスルと読めたのだけど。
    設定があまりすきじゃなかったかな。

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    2025年12月20日
  • おいしい旅 初めて編

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    『下田にいるか』 坂本司
    (『和菓子のアン』の坂本さん)

    コロナ禍の鬱屈した日常に、ふと「そうだ! 伊豆に行こう」。会社員の主人公が思い立ったが吉日とばかりに、電車に飛び乗って一泊旅へ。美味しい海の幸やご当地グルメに舌鼓を打ち、イルカショーでは童心に返る。
    いつもモヤモヤとしていた仕事の悩みも、潮風と旅先の景色に浄化されていく。
    ひと言
    「まずは行ってみればいい。おいしい景色は逃げない。」

    『情熱のパイナップルケーキ』 松尾由美
    初読作家さん
    パイナップルケーキの香りに誘われて、ひとり台湾へ。
    職場に馴染めず、派遣という立場の曖昧さに息苦しさを覚える主人公。けれど旅先で出会う味と空気が、凝

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    2025年12月18日
  • 歌舞伎座の怪紳士

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    ネタバレ

    「強がって生きないといられないくらい弱いから」とか「弱いところを見せられるくらいには強くなって」とか、20代のころにそんなルートを通った結果、多分自分は結局、ある程度強い人間だったんだなと、うっすら思う今日この頃。

    ゆえに、どうにも主人公の弱さのようなところにもやもやしてしまう。
    強く見える人も、その後ろにいろいろ抱えているものがあるよね、という気づきを得るまでの作品なのは重々承知の上で、自分とは少し、相性が悪かったんだなと。

    ハラスメントをうまく受け流せ、とは言わないけれども、自分の弱さ・かわいそうさをずるずると引きずられていると、どうにもこうにも。

    歌舞伎のチケットをポンとくれるなん

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    2025年12月18日
  • オーロラが見られなくても

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    旅と料理を通して自分の人生を見つめ直す、ほろ苦くて美味しい短篇集。
    アムステルダムやリトアニアなどの美しい街並みを想像するだけでも、結構ワクワクするなあ。
    揚げたてのコロッケが買える自動販売機、イクラのパンケーキ、春餅や餃子…どれも美味しそう。
    『マイナス十二度のアイスキャンデー』が良かった。
    消えたいと思うほど自分の事が嫌になった畑野さんが、少しずつ自分を許せるようになっていく過程が良い。
    それに十種類以上の餃子が本当に気になる。
    絶対美味しいよねえ。
    マイナス三十度のハルビン、死ぬほど寒いだろうけど観てみたい。

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    2025年12月13日
  • それでも旅に出るカフェ

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    あの閉ざされたコロナから5年。
    大昔のような、昨日のことのような。
    あの頃の自分の気持ちを思い出しながら読むことができました。
    旅に出たくてウズウズしてましたね。思い出しました。

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    2025年12月11日