近藤史恵のレビュー一覧

  • 巴之丞鹿の子~猿若町捕物帳~

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    江戸時代の捕物帳。
    タイトルは凶器の帯揚げの名。
    瓜二つの役者と遊女、
    町娘と無口な侍、
    登場人物誰もが怪しく、最後まで目が離せない。
    ラストも歌舞伎の趣向を取り入れて一芝居打っており、とっても粋な謎解きとなっている。

    ロードレースに江戸時代、どんな題材も一級の推理小説に仕上げる筆者と、
    女形も男形も完璧に演じる巴之丞の姿がオーバーラップした。
    しばらく近藤史恵氏から目が離せない。

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    2019年05月22日
  • ダークルーム

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    短編集。ジーンとくるもの、ゾクっと終わるもの、8話すべて飽きずに読めた。
    最後の"北緯60度の恋"がこんなに上手いこといかないだろうよ、と分かっていても一番好きかな。

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    2019年03月05日
  • 私の命はあなたの命より軽い

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    Twitterで誰かがオススメしてた本。女性として生きることを考えさせられる内容だった。最初に謎がばらまかれてからはページをめくる手を止められなくなる。もっとエグいことになるかと思ったけど最後はそこか!っていう終わり方で報われない…

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    2019年02月02日
  • [新版]天使はモップを持って

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    結構前に書かれた本の再文庫化。
    古さを感じさせないお仕事探偵小説。
    問題が多すぎないかこの会社とは思いますが、それは小説ということで。人間関係に鋭くメスを入れて、さくっと終わらせる。読後は心が爽やかに掃除されます。

    近藤さんの後書きを読むと、前のバージョンと結末が違うそうな。どこが違うかぜひ読まねば。

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    2019年02月01日
  • エール!(1)

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    編集者のあとがきにあるように、働く女性を応援する一冊。
    色んな職業の話を知れることに加えて、仕事の楽しさと苦悩と複雑な気持ちを読める本。
    2.3も読もうと思う。

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    2019年01月01日
  • [新版]天使はモップを持って

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    本当に幅広い いろいろな作品がある。
    お掃除ものであさのあつこさんもいいけど、これも良いです。
    大掃除前に読むとやる気になるかも

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    2018年12月17日
  • ダークルーム

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    ネタバレ

    ぞっとするような話から、切ない恋の物語まで、とても読みやすい短編集。
    「過去の絵」と「北緯六十度の恋」が好みでした。
    どちらも結末が予想できないだけでなく、ラブストーリーとして秀逸。

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    2018年12月06日
  • モップの魔女は呪文を知ってる

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    流行のファッションに身を包むキリコは清掃の仕事のついでに事件も人の心もクリーンにしてしまう──というお掃除ミステリ。
    「女清掃人探偵」シリーズの第3弾。

    今回は4編の短編が収録されていますが、一番読みごたえがあったのが他の短編よりも長い中編の「第二病棟の魔女」というお話。
    小児病棟で噂される魔女騒動。新人看護師が遭遇した魔女の正体とは。
    そして少女の入退院の理由とは…。

    いつものようにキリコが探偵役と思いきや、中盤でキリコが謎の中心に据えられています。
    読者をミスリーディングさせて煙に巻き、真相に至るまでのスリリングな展開に至らしめる手腕は見事で(ちょっと強引だけども…)、先の読めないワク

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    2018年11月20日
  • 私の命はあなたの命より軽い

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    夫の急な海外赴任の為に里帰り出産をすることにした遼子が、両親と妹がぎすぎすしている理由を探る。何とか柔らかい着地をしてくれないかと思っていたけれどラストが不穏で、中学生の時からの、身から出たにしても重すぎる諸々の現実がある上、自分が奪われた幸せを見せ付けられたら、仲良しでも歪んでしまうのかな…。

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    2018年10月09日
  • 私の命はあなたの命より軽い

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    ネタバレ

    面白い。一気によんでしまった。
    なんなの?どうなるの?と。

    けど、後味がなぁ。
    読後感はすっきりしないんだよなぁ。どろどろ。

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    2018年09月02日
  • 昨日の海と彼女の記憶

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    「昨日の海は」改題。
    どちらかがどちらかを殺した?
    夏休みのある日、四国の南端、海辺の小さな町の高校生・光介の家に、母の姉・芹とその娘の双葉が東京から越してきた。光介は芹から、25年前の祖父母の死が、実は無理心中事件であったと聞かされる。

    変化のない日常生活の中で、祖父母の秘密はかなりドラマチック、面白かった。

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    2018年08月18日
  • エール!(1)

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    お仕事小説アンソロジー。主人公たちはそれぞれ挫折して次への一歩を踏み出す。それぞれの仕事の華やかさ、収入、暗部を描いていて面白かった。「六畳ひと間のLA」の小柴さんには涙が溢れた。人生をやり直したくて英語の勉強を始め、なかなか成果が出ない中でかほり先生とのメール交換は心の支えだったんだろうなぁ。

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    2018年08月14日
  • 岩窟姫

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    シビアな感想が多いけど、私は物語に引き込まれて一日で一気読み。

    人気アイドルが謎の自殺。
    自殺の原因が、同じ事務所のアイドル蓮美のいじめだと彼女のブログに残されていた。

    身に覚えのない蓮美は無実を証明する為真相を探りはじめる。

    そこにあった真相とは!

    最後はもう少し復讐めいたことをしても良いんじゃない?という意地悪な感想もあるが、ちゃんと着地点があってよかった。

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    2018年08月05日
  • シフォン・リボン・シフォン

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    何の気なしに読み始めたのだけど
    とても良かった。

    じんわり。じんわり。

    自分を大切にするためだけの下着を買いに行きたくなる。

    親子と時代の流れ。

    お上手でした。

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    2018年06月08日
  • 岩窟姫

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    意味不明な事件に巻き込まれ、芸能界を干され、引きこもりとなった蓮美。主人公と一緒に「いったいなにがあったんだろう」と読み進めたくなる本。ちょっとしたきっかけで人は誰しも引きこもりになってしまうんだなあ、と、主題とは異なるところにも恐怖を覚えた。

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    2018年04月08日
  • 岩窟姫

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    一気読み。テンポもよくて読みやすかった。身に危険が及ぶのか及ばないのか、もう少しハッキリしてもよかったかな。

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    2018年04月02日
  • 岩窟姫

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    芸能界 アイドルといわれる娘たちの光と影、と言うにはあまりにも辛い蓮美の心。ほんの数人の協力を得て少しずつ前に進む。最後は少し悲しくて少し嬉しい。
    明日も微笑んでいてね蓮美ちゃん

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    2018年03月19日
  • 岩窟姫

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    読みやすく面白いので一気に読んでしまった。
    怖い世界はたくさんあるけど、芸能界とネットの世界って怖いなぁ。
    簡単に人の心を殺せてしまう。
    ラストは納得いく終わり方でよかった。

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    2018年03月03日
  • エール!(1)

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    ネタバレ

    今回は坂木さんと拓未さん以外は知らない作家さんだったけどそれぞれに良かったなぁ。
    別の作家さんが書いてる話と少しだづつ繋がってるのか
    読んでて楽しい
    でもやっぱり坂木さんのジャグジー・トークが一番好きだった

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    2018年01月26日
  • 賢者はベンチで思索する

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    『サクリファイス』で自転車競技の面白さと過酷さを教えてくれた著者。その鋭さとは対照的に、お腹も満たしてくれそうな日常系ミステリーの“ビストロ・パ・マル”シリーズも楽しかった。本作は後者に近い、ゆるっとタイプ。でも起こる事件はしっかり犯罪。

    主人公はファミレスでバイトする21歳の七瀬久里子。常連客の老人とひょんなことから親しくなる。事件に巻き込まれた久里子に老人が謎解きをしてくれます。彼女が相談するのは事件のことだけでなく、家族のことだったり恋愛のことだったり。とても優しい気持ちに包まれる、安心の1冊。

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    2018年01月25日