近藤史恵のレビュー一覧

  • ダークルーム

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    人間の闇の部分を描いた短編集。闇と言っても、人なら誰もが多かれ少なかれ思い当たる節がような、ほろ苦い気持ちになるような話。大きな罪にはならなくても、ちょっとした傷痕を残すようなことって、誰にでもあるんだと思う。

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    2014年10月31日
  • エール!(1)

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    近藤史恵のラストが良すぎた。元カレ騒動がメインかと思いきや『そっちで締めたか~!』と。やられた。
    全体的に『エール!(3)』より好印象。次は(2)を読む。

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    2014年09月23日
  • エール!(1)

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    仕事頑張ろうって思える本。短編集だけど、他の話のキーワードがちらほら出てきて微妙にリンクしているのがいい。

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    2014年08月22日
  • にわか大根~猿若町捕物帳~

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    3作目。ここからは連作短編集になりました。
    シリーズ自体は安定した面白さでした。今まで長編とはいえ中編ぐらいの長さだったため、短編となってもまったく物足りなさはありません。
    父親にお駒が嫁いだことで、家の中自体が明るくなったような。ただ、おふくの考え方はちょっと...うーんという感じでした。

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    2014年08月06日
  • ほおずき地獄~猿若町捕物帳~

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    2作目。お玉の視点と八十吉の視点が交互に進む。前作同様、どうつながるのだろうと思っていたけれど、お玉の正体がわかった後では、なんとなく展開がわかったけれど、違ってほしいと思ってしまうほどの結末でした。事件はとても悪質で後味の悪いものだった。

    シリーズ自体は、主要な登場人物も固定されて、雰囲気もわかったせいか、千蔭のキャラクターも雰囲気が出てきて、とても好みになってきました。千蔭の縁談のまさかの結末に驚かされました。次作も楽しみ。

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    2014年08月06日
  • 巴之丞鹿の子~猿若町捕物帳~

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    1巻ということもあり、登場人物の顔合わせの部分もあったのかもしれないけれど、出てくる人たちが魅力的で、面白かったです。長編だけれど、中編ぐらいの長さだけれど、満足でした。
    堅物の同心、千蔭のキャラクターにちょっとなじめなかった。捕り物側は八十吉の視点で進むから、余計になのかな。今後どうなるのかが気になります。続きが読みたい。

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    2014年08月06日
  • モップの精と二匹のアルマジロ

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    婚姻は契約だってことを知らない人は多いと思う。
    今回は読みながらそんなことを考えてしまった。

    他人が一緒になることって、大変なことだもんね。

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    2014年07月24日
  • エール!(1)

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    ネタバレ

    職業物のアンソロジー、全6編。収録作品は全て書き下ろし
    独身女性が、仕事に悩みながらも前進していく話。
    読むまで、順風満帆のまま暮らしているの話を連想していたが、ゆずこしょうの効いた物語で一喜一憂しながら読めた。
    (窮状認識+報告連絡相談)×努力×忍耐=成長or成果

    ・大崎梢「ウェイク・アップ」→元売れっ子漫画家
    ・平山瑞穂「六畳ひと間のLA」→通信講座の英語講師
    ・青井夏海「金環日食を見よう」市営プラネタリウム解説員
    ・小路幸也「イッツ・ア・スモール・ワールド」→ディスプレイデザイナー
    ・碧野圭「わずか四分間の輝き」→スケート専門のスポーツ記者
    ・近藤史恵「終わった恋とジェット・ラグ」→団

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    2014年06月06日
  • 寒椿ゆれる~猿若町捕物帳~

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    ネタバレ

    えー、またですか。
    また見合い話の横取りですか。
    女運があるんだか、ないんだか、玉島千蔭。

    面白かったです。

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    2014年05月25日
  • にわか大根~猿若町捕物帳~

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    今までの二作品は長編としては短めだったので、
    短編になってぎゅっと締まった感じ。
    これはこれで良い感じ。

    堅物の千蔭の嫁はいかに。

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    2014年05月08日
  • ほおずき地獄~猿若町捕物帳~

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    思いのほか、前回と登場人物が重なっていて、
    でも、面白かった。

    筋書きも面白かったけど、
    もうちょっとふくらましてボリュームを持たせても
    良いんじゃないのかなー。
    なんだか、もったいない。

    見合い話の転がった先も、面白い。

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    2014年04月30日
  • ダークルーム

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    せっかくの短編集、少しずつ読もうと思っていたにも関わらずのめりこんで一度に読みきってしまいました。
    「お兄ちゃんだいすき♡」の裏側…ぞくぞく。

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    2014年04月26日
  • 巴之丞鹿の子~猿若町捕物帳~

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    決して長くない。
    それなのに何でしょ、この充実感。

    たぶん、登場人物とその人間関係の多面性が
    うまく描かれているからだと思う。

    欲張りかもしれないが、
    もうちょっと江戸の風景というか、
    情緒が描かれていると申し分ないんだけど。

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    2014年04月20日
  • 寒椿ゆれる~猿若町捕物帳~

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    ネタバレ

    猿若町捕物帳シリーズ4冊目。まさかお駒が身籠るとは!まさか千陰の縁談がうまいこと進むとは!とまさか続きの短編集。縁談相手のおろくさんには幸せになってほしいし、今後も登場してほしいけど、難しいかなぁ。いつも半分くらいはじんわり恐ろしい話が入ってるけど、今回は穏やかな結末ばかりでちともの足りませんでした。

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    2014年04月04日
  • モップの魔女は呪文を知ってる

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    おもしろかった。

    淡々とストーリーがすすみ、まずは何がトラブルになるのか?
    どうやってキリコがからんでくるのか?

    期待しながら読み進め、テンポよく読めました。
    とくに「第2病棟の魔女」よかったですね。
    それ以外の作品もとてもよくて一気に読み切りました。

    今回で3作目ですが、微妙にリズムが変わっているような
    気もしますがいい感じです。次回作もたのしみです。

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    2014年03月13日
  • モップの魔女は呪文を知ってる

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    こっちはキリコだけが出てくる

    不思議なのはキリコが主人公なはずなのに
    どの章でも語り手はその事件の主たる人で
    その人たちがそれぞれキリコと出会って
    どう事件が解決していくかを書いている

    毎回主人公が違うともいえる

    ってことに今さら気付いたよ~

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    2014年02月28日
  • 散りしかたみに

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    歌舞伎の筋書きのところとかはちょっと難しくて
    読むの大変だったけどそれがあっても
    すらすら読み進められちゃう

    でも、哀しい。
    真実を知ることが全てじゃないって
    この間なんかドラマとかでやってたけど
    これはまさにそれだった。

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    2014年01月19日
  • エール!(1)

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    ネタバレ

     働く女子への応援小説らしい。確かに少し元気が出るかも。みんな悩んでるんだなあって思うから。短編でどれもカラッとしているのもいいかも。

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    2014年01月13日
  • エール!(1)

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    「女性のお仕事小説」のアンソロジー。
    それぞれ実力がある作家さんが揃っているだけに、どの作品にも安定感があってハズレはありません。
    全編が文庫オリジナルの書き下ろしとのことですが、互いに少しだけ情報が共有されているのか、他編の主人公がほんの少しだけ、しかもボヤかした表現で登場するところも面白いです。
    一番良かったのは、やっぱり小路氏の「イッツ・ア・スモール・ワールド」かな。

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    2013年11月18日
  • ダークルーム

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    表題作を含む短編集。ダークルームは暗室のことで、写真家の話ですが、美大の話もあります。プロとアマチュアの差、才能ということについて、いろいろ考えさせられました。ほかの作品も含め、とても面白かったです。解説にあるとおり、これから近藤史恵作品を読む人のための入門編として、最適だと思います。

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    2014年04月21日