近藤史恵のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
アミの会(仮)のアンソロジー。書き下ろしが毎度のことながら嬉しい。
11人の11の話。きっとお好みがあるはず。
私のおすすめは、「猫への遺言」「十年日記」「青い封筒」。
「猫への遺言」は、亡くなった夫からの手紙。
知りたくなかった秘密が明かされて、胸が痛む。
それは妻の側からの痛みだが、一方で夫の心も少しわかる気がする。
夫の方の胸の痛みは、甘やかな痛みと、突き刺さるような痛みの2種類。
生きていれば、そういうこともあろうか、と思ってしまう。
最後に伝えられる愛の言葉は、明かされた秘密への悲しみを癒してくれるだろうか。
それとも、それはそれ、なのだろうか。
わたしは、それも含めて、やっぱり夫 -
Posted by ブクログ
ネタバレ友だちとはなんなのか
女同士は年齢を重ねるにつれて環境の似た人と
親しくなっていく
それはもしかしたら自分にないものを
羨ましく思って苦しくなったり、妬ましくなったり、本来のその友人自体をみなくなってしまうのかもしれない
そんな自分も嫌になるから自然と距離が出来てしまうのかも。
この本を読んで、正直嫌な気持ちにもなった
家にお邪魔することが当たり前かのように
自分の不幸はみんなのせいであるかのように
振る舞う姿も、それを嫌と思いながら中途半端な優しさで自分が優越に浸りたい姿も。
結局みずえは何を思ってどんな人物だったのか
2人がそれっきりになってしまっては分かりようもない。